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2010'04.12 (Mon)

アールヌーヴォーな小物たち

最近ブログの更新が滞ってるのは出不精になってるせいです。休日はすっかり夜型生活で美術館の閉館時間に間に合わない…。おかげでネタもなくて書くことがないと。困ったもんだ。ということで無理やりネタをひねり出してみた。
こちら、先週某所でやっていたフランスフェアで見つけたもの。ギマールの地下鉄の入口なピンバッジ(ピンズ)。
100412_222445.jpg
時間があまりなくて詳しくは聞かなかったんだけど、置いてるのは古くてもだいたい20~30年くらい前のものって言ってたかな?特にビンテージって程古い感じはない。だからアールヌーヴォーっぽいもの目当てで何か探そうというのには向いてないのかもしれないけど、だったらアートっぽいものは?という視点で色々見てきた。ゴッホの絵とかピカソとかモネだかルノワールだかの絵を使ったものがあったかなー。あとパリ名物ってことでエッフェル塔とかムーランルージュとかTGVとかが目に付いた。ピンバッジコレクターとかもいるんだろうけど門外漢なので見るポイントとかはよくわからず、適当に眺めて結局このギマールだけ購入。写真の腕が悪いのでわかりにくいけどちゃんとMetroって書いてあったり細かい部分までよくできてます。
ピンバッジで思い出したのがみだれ髪ネクタイピン。堺のミュシャ館&与謝野晶子文芸館で売っていたもの。
100412_222856.jpg
買ったのは1年位前かな?つくりはちゃっちいけど藤島武二デザインだし~。値段もそれ相応でかなりお手ごろ。もっとしっかりしたつくりのがあってもいいんだけどな。まあこれはこれで気軽に使えるからいいかと。もちろんネクタイなんてしないので適当にピンバッジ的に使うつもりで購入。
4101170215みだれ髪 (新潮文庫)
新潮社 1999-12

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ピンといえばこんなブローチをむかーし買ってたなー。なんとなくミュシャっぽいかなと思って。
100412_222539.jpg
普通に雑貨屋で売ってたブローチで特にどうってことないデザインだけどバッグとかにつけたらかわいい。
もう少し本格的なアンティークのブローチも持ってる。
100412_222620.jpg
これは半年くらい前かな?世田谷のオルセーのアールヌーヴォー展に行ったときに売店で購入。展覧会のグッズ売り場だったけど物はちゃんとしてます。一応アンティークジュエリーは過去に何度か見てるのでまったくのパチモンかどうかくらいの見分けは付く。1880年頃のイギリス製らしい。デザイン的にはアールヌーヴォーテイストだしお値段的にもお手ごろだったし(あくまで私基準)使いやすいところが気に入ってる。
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2010'02.21 (Sun)

ジャケ買いアールヌーヴォーリバイバル脱線編

前回に引き続き、最近のジャケ買いのまとめ。ミュシャ的アールヌーヴォーなデザインからはどんどんかけ離れていくような気がするけど、なんとなくそういう匂いがする(私が勝手に判定)アートっぽいデザインが面白いものをいろいろと。やっぱり1960~70年代が多い。ジャケに注目して手に取ってみたら、同じような理由で最近知った人と繋がりがあったりするから面白い。
B000068VD5Ernie Graham
Ernie Graham
Hux Records 2004-02-17

by G-Tools

タワレコ店内徘徊中にふと目に入ったもの。額縁みたいな装飾枠がアールヌーヴォー風と言えなくもないけどかなり苦しい。葉っぱの合間にところどころ見える人の顔がなんだか妙に可愛らしくて思わず衝動買い。まったくどこの誰だか知らなかったんだけど、ネットで調べてみるとパブロックというジャンルらしい。フォークっぽいけどもう少しリズムが効いてる感じなのかなー。アイルランドだからパブなのか?激しい感じはなくて全体的に穏やか。輸入盤で何の説明も書いてなくていつ頃の作品かも知らずに買ったんだけど、どうやら1971年らしい。やっぱり好みのジャケってその頃のが多いなー。そして内容にも外れが少ない。これも気に入った。
B001PBQKPMピンク・ムーン
ニック・ドレイク
USMジャパン 2009-03-04

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シュルレアリスムだ。店頭で見かけて面白いジャケだなと思ったけどすぐには買わず。その時点で名前を聞くのは初めてだった。ちょっと調べてみてFairport Conventionと繋がりがあるらしいとか若くして亡くなったとか色々知識を仕入れて、とりあえずひとつ買ってみた(Fairport~については前にちょこっと書いた気がするけど、Liege & LeifとSandy DennyのOld Fashioned Waltzを手に入れた)。実際にうつ病だったとかこの後すぐに亡くなったとかって話を知ってるとバイアスかかった感想になっちゃうんだけど。なんとなく静かな気持ちになる。
B002MBSZ8Eリザード デビュー40周年記念エディション(紙ジャケット仕様)
キング・クリムゾン
WHDエンタテインメント 2009-11-18

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ケルトなデザイン。King Crimsonの名前は一応知ってたけど音楽がぱっと思い浮かぶほどではない。メロトロン聴きたさに買った。DVDオーディオとか最新リマスターとか書いてあるけど私に違いが分かるかどうかは不明。それなのに無意味に豪華バージョンを買ってしまった…。
B002AV4HBAトゥー・サンズ
バット・フォー・ラッシェズ
Pヴァイン・レコード 2010-01-06

by G-Tools

古いものばっかじゃアレなので最近のも。タワレコで目立つところに置いてあってジャケデザインが可愛かったので視聴してみて面白そうだったので購入。イギリスでは話題の人らしい。バンドみたいな名前だけど個人プロジェクトらしい。ビョーク好きにお勧めらしい。ここまでくるとアールヌーヴォーとは全然違う気もするな…。
B00001X590With a Little Help from My Friends
Joe Cocker
IMS 1999-10-05

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ここで突然方向性の違うものが…。濃い。濃すぎる。Joe Cockerのことは1980年代に愛と青春の旅立ちがヒットした以降を少し知ってるくらいだったけど、Leon Russell繋がりで初期作品を幾つか聴いてみて、この濃さがいいよね~とすっかりお気に入りに。(Leon Russellについてはたぶん以前このブログに書いたことがあると思う)ここで取り上げた理由はケースの中身がちょっとポップアート風なので。
090802_234146.jpg
B000AQBATOClear Blue Sky
Clear Blue Sky
Universal/Polygram 2006-06-22

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デザイン的にはそこまで直球ストライクじゃなかったんだけどなぜか妙に惹かれてしまった。以前衝動買いして気に入ったStill Lifeと同じVertigoレーベルの再発シリーズだったし、裏面に簡単な説明があって若いメンバーによる作品というのも面白そうかなーと思って。でもそれ以外の予備知識はゼロ。ボーカル率が低い。ちょっとジャズっぽいロック。こういうSF近未来ファンタジー風?なデザインもこの時代によく見られる傾向のような。こっち方面に走り始めるときりがないので程ほどにしておこう。
B000005IU0Happy Sad
Tim Buckley
Elektra/ADA 1989-07-10

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今ではJeff Buckleyの父として有名?以前MOJOという洋雑誌の1968年特集号を読んでたらこのジャケが載ってて妙に印象に残って、名前を見てもしかしてJeff Buckleyの父親?と思ったら当たり。Jeffのことも2~3年前に知ったくらいでさほど詳しくはないんだけどライブ音源集を1つだけ持ってる。Timにも興味があったので、タワレコで見つけてしばらくしてから購入。この表情とタイトルが意味深。なんとも雰囲気のある歌い方をする人だなー。父子とも夭逝してるのは残念。
B002K2HK2CSongs of David Lewis
David Lewis
Riverman Music 2009-12-08

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デザイン的には普通だけど流れ的にこれも入れておく。よく行くタワレコのお気に入り試聴コーナーに置いてあった。まーったくどんな人かも知らないけど、試聴したらよかったので購入。宣伝POPにはプライベートで作ったアルバムで当時50枚くらいしかプレスしなかったとか書いてあった。CDは韓国製でブックレットの解説がハングルだから読めないのが悲しい。細かいことはさておき内容はいいです。フォーク。
B001PA7OF8Love & Poetry (Reis)
Andwella's Dream
Sunbeam Records 2009-04-14

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上記David Lewisが気に入ったので彼が所属していたバンドAndwellaについて調べてみたら、Love & Poetryのジャケが目に入った。欲しい!欲しすぎる…、でもアマゾンはマケプレにしかない…と思ってたらタワレコで発見。これはいっとかないとダメでしょ。ってことで購入。しかしますます私の趣味もよくわからなくなってきたな。でもほら、一応レタリングがちょっとアールヌーヴォーっぽいし!それにDavid Lewisを知らなかったらこのジャケに惹かれてたかどうかは怪しいので、ただ奇抜だったらいいというわけではない…つもり。こんなジャケだけど、内容はしんみりとしたギターから始まる。少し変わった音もあったりするけど意外とポップ?

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2010'02.18 (Thu)

ジャケ買いでアールヌーヴォーリバイバル

アールヌーヴォーリバイバルといえば60年代サイケ!アシッドフォーク!プログレ!前回はこれを書きたかったはずなのに何故か脱線してしまった。折を見て書こうと思いつつ放置してたジャケ買いメモ、ブログにどこまで書いたっけ?書こうと思ってるそばから増えてってるし…(だからなかなか書き終わらない)
気に入るデザインは1960年代末から1970年代前半が圧倒的に多いんだけど、この時代、様々な歌手やバンドが現れては消えていき、アルバム1枚か2枚しか出してない人も多い。マニアはそれなりにいるみたいだけどやっぱりマイナーなのでCD化されてたとしても限定生産でリイシューされて廃盤になることも多いみたい。レコードになるとさらにコレクター価格になっちゃうこともあるみたいだし扱いも面倒だし、ぬるいファンとしてはCDがメインターゲットです。
まったくどんな人かも知らずに買う場合もあれば、知ってる人と繋がりがあるらしいという情報を元に関連買い(芋づる式とも言う)することもある。最初は単にジャケ目当てだったけど聴いてみたら結構おもしろいなーと思うことが多くて、たまーに外れもあるけど大概は気に入ってるのでジャケ買いはやめられない。ただ世評がそれなりでもジャケがイマイチだとなかなか手が出ないという問題点もあったり(何かが間違ってるような…)。メジャーすぎると後回しにしてしまったりとか。そういうのはネタ切れになった頃に手を出せばいいかなーなんて。
とりあえずアールヌーヴォーリバイバルから始まったネタなのでそれらしいデザインを並べてみますか。最近はそうでもないデザインでもジャケ買いしちゃってるから、そういうものは別途。
一応アマゾンへのリンクを貼ってるけど、アマゾンでも品切れ状態だったりするものが多いです。あくまでジャケ画像確認のためということで…。中には輸入盤だったりリイシューで入手可能になってるものもあるかも知れないので、万が一欲しいかも!なんて思っちゃった人は根気よく探しましょう。

B000GALE1Sザ・ファイヴ・サウザンド・スピリッツ(紙ジャケット仕様)
ジ・インクレディブル・ストリング・バンド
ストレンジ・デイズ・レコード 2006-08-23

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タワレコ店内にアシッドフォークのミニコーナーがあって、そこに立てかけてあった本の表紙がこれだった。怪しすぎて一目ぼれ。本は中身が見れない状態だったのでまずはこのレコードの正体を突き止めないと…と思って調べてみたらCD化はされてるけど紙ジャケは既に廃盤、輸入盤ならまだ流通してることがわかった。どうしたもんかなーと思ってたところ、廃盤CD市で発見。新古品で定価よりちょい安くらいだったので即購入。デザインはThe Foolの人なんだ。そう言われて見ればテイストが同じかも。内容は見た目の通り風変わり。変わった楽器がいろいろと出てくる。
B000AKAYM4スターゲイザー(紙ジャケット仕様)
シェラ・マクドナルド
Webkoo 2005-08-30

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同じく廃盤CD市で発見。他にもポップアートみたいなのとか可愛いのが色々あったけど、手当たり次第にやってるときりがないので厳選した結果これを購入。タイトルもかわいいし。最近買うCDは男ボーカル率が高いのでたまには女の子もねってことで。声質はちょっとSandy Dennyに似てるけどもう少し軽いかな?たぶんフォークの範疇だと思うけどちょっとプログレっぽく壮大な曲もあったり。
B00000JIL0Beautiful People: The Greatest Hits of Melanie
Melanie
Buddha 1999-07-13

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これまた女の子。ベスト盤なのでオリジナルアルバムのジャケデザインではない(と思う)けどまあそういうのもありかなと。中身はフォークっぽいポップ?ゴスペル風に盛り上がる曲もあったり。歌い方は結構力強い。Summer of Loveという曲がなんだか時代を感じさせて好きかも。
B000FJHWF2ウィル・マローン
ウィル・マローン
インディーズ・メーカー 2006-04-26

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ジャケは怪しさ満点。裏面はなんとなく象徴主義風?曲リストを見てI Could Write A Bookという曲が気になったのと(あの曲か?違うかも?結局違った)裏面に書かれた解説かなにかよくわからない哲学的な文章がおもしろそうだったので。中身はジャケから連想する怪しさはないけどいい感じ。アシッドフォークの範疇に入るのかな?ときどきサイケ風な妙な効果音が入ったりする。他にもバンド活動やら色々してた人らしいけど、全然知らない。
B002PF7SOYジンジャーブレッド(直輸入盤・帯・ライナー付き)
モーリー・ミューライゼン
OVERALL MUSIC (原盤:US/MAURY MUEHLEISEN) 2009-10-24

by G-Tools

アールヌーヴォーとはちょっと違う気がするけど文字のデザインがちょっとそれっぽいし、ぱっと見たイメージがサイケに繋がってるかなーと。視聴してみたらよかったし。中身はフォーク。この手の惹かれるデザインはイギリスが多いんだけど、これはアメリカらしい。ジム・クロウチという人と一緒にプレイしてて成功を掴んだ矢先に事故で夭逝してしまったらしい。綺麗な声でギターも心地よい。今度はジムクロウチにも手を出してみようかなと考え中。
B001DEKI8Gアライヴ・アンド・ウェル・イン・アルゼンティーナ(紙ジャケット仕様)
ザル・ヤノフスキー
BMG JAPAN 2008-12-24

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この人個人は全く名前も聞いたことなかったけど、この人がいたLovin' Spoonfulというグループの名前とDay Dreamという曲は知ってた。ユダヤ版リンゴスターというよくわからないキャッチフレーズにやられた。これもジャケはどストライクじゃなかったけどなんか怪しげな雰囲気あるよね。怪しいポップス。
B00006IQGMBlades of Grass Are Not for Smoking
Blades Of Grass
Rev-Ola 2002-12-03

by G-Tools

なんとなくロゴがそれっぽいだけ。試聴機に入っててJust Ahという曲にやられた。ソフトサイケとでも言うのだろうか。ポップなんだけどなんとなーく妙なところがあるような。こういうのなんていうんだっけ?男性コーラスグループなんだけど、ビーチボーイズとかに近い?(サーフィン系ではなくて)
この辺りからだんだんミュシャ的アールヌーヴォーなテイストからは離れていく…
B001P5Q6MA25 O'Clock
The Dukes of Stratosphear
Weatherbox 2009-04-14

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派手なジャケだなー。サイケっぽい色使い。時代は他に比べると新しく、1980年代。XTCのメンバーがThe Dukes Of Stratosphearというバンド名で発表したもので、60年代サイケへのオマージュらしい。XTCといえば1990年ごろに流行ったThe Disappointedという曲が好きだった。
B00267L6TYサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
ザ・ビートルズ
EMIミュージックジャパン 2009-09-09

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ビートルズといえば曲は好きだけどバンドとしてはあまり興味がなかったりする。このアルバムに影響を受けてどうのこうのって話をよく聞くし、ジャケ的にどれかひとつ選ぶならこれかなーということでリマスターを機に手を出してみた。でも肝心の曲のよさ的にはこのアルバムじゃない方がよかったかも。そういえばリボルバーのジャケがアールヌーヴォーリバイバルの本に載ってたけど、私のセンスでは微妙に違うような。
B000VTHZF8THE MAUREENY WISHFULL / ザ・マウリニー・ウイッシュフル
ジョン・ウィリアムス
VINYL JAPAN 2007-09-30

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ジャケがなんとなく気になって手に取ったら帯にJimmy Pageがどうのこうのとあって、なんとなく買ってみたもの。内容はフォーク。解説を読むとなんとも怪しげな出自のレコード。さっきリボルバーは違うかも…と言ったけどよく考えてみると同系列かも?(あくまでジャケ的に)
B00267L6TOリボルバー
ザ・ビートルズ
EMIミュージックジャパン 2009-09-09

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これは買ってないけど参考までに。

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2010'02.09 (Tue)

アールヌーヴォーのリバイバル

先日アールヌーヴォーリバイバル展についてちょこっと書いたけど、よく考えたら具体的な内容に言及してなかった。私も見に行ったわけじゃないので全貌を把握してるわけじゃないけど、私の中でアールヌーヴォーリバイバルというと1960年代のサイケ、ポップアートとの関連が思い浮かぶ。
以前から「ミュシャもどき」に惹かれて雑貨屋とかで怪しいグッズを手にしてきた私ですが、音楽の世界で1960年代後半あたりにミュシャもどきが量産されていたことを知って、ここ数年は怪しいレコードジャケット目当てにCDをあれこれと買ってます。最初はミュシャっぽいもの、アールヌーヴォーっぽいものに限定していたけど、聴いてみると意外と音楽も自分の趣味に合うことがわかって、最近ではアールヌーヴォーっぽくなくても面白そうなデザインのジャケを見かけると買ってしまっているという体たらく。楽しいからいいんだけどね。
アールヌーヴォーリバイバルという言葉を知ったのはいつだっけなあ。以前美術館付属の図書館で読んだアールヌーヴォー関係の本で言及されてたけど、それ以前から共通性は感じていた。1960年代にアールヌーヴォーが再評価されたという意味でのリバイバルはある程度アールヌーヴォーに興味がある人なら知ってることだと思うけど、それが実際にアートの世界に展開されてたという点はあまり一般的には知られていないというか、美術史的に深く突っ込んだ考察ってあまりないんじゃないかなあ。アールヌーヴォーといったらとりあえず19世紀末~20世紀初頭の話で終わっちゃってるような。そうじゃなくて、リバイバルした時代に実際にどう反映されたかが知りたいのよー!
でもあれか、私が読んでる文献が古いものが多いからいけないのだろうか。最新のアールヌーヴォー論みたいなのってないのかな?それともアールヌーヴォーという切り口じゃなくて、1960年代に関する資料をあたってみるべきなのか。でもどこから手をつけていいのかわからない…。誰かー、面白い文献があったら教えて!
さておき、ポップアートにしても最初から特定の制作意図を持って作られたものがアートであって、ロックフェスのポスターとかレコードデザインとかのかなり商業寄りの世界までカバーしてることはほとんどないような気がする。たぶん趣味の世界でコレクターはいるんだろうけど、芸術と商業の間に立ちはだかる壁は高いと言いますか。19世紀末のアールヌーヴォーこそ数十年という歳月の後、芸術の一端として認められるようになったけど(それでもポスターとか商業的な部分は下に見られがち)1960年代の商業アートはまだまだ…ってことなんだろうか。なんていうかな、ひとつひとつが作品として価値があるかというとそうでもないのかも知れないけど、ある時代のある分野を切り取ったときに見えてくるものがあると思うし、そこに興味を覚える。でもこういうのって美術の範疇じゃないのかなあ。社会学とか?
ふと思い出したけどこんな本を買ってたんだっけ。60年代カウンターカルチャーの本。表紙こそアールヌーヴォーっぽいけど中身はどうなんでしょ。音楽中心の内容っぽいけどまだ読んでない。
4944124376アナキストに煙草を (Garageland Jam Books)
メディア総合研究所 2009-11-05

by G-Tools

私はアールヌーヴォーに対しても、1点1点を切り離して見るんじゃなくて、あの時代に同時多発的に世界各国で発生していたどこか共通点のある事象というところに関心があるので、1960年代末の事象についても時代背景も含めて知りたいなと思う。今はたまたまアメリカやイギリス中心でしか見てないけど、他の地域ではどうだったんだろう?日本では?
日本についてはアールヌーヴォーとはまったく切り離した形で少しその時代に触れたことはあるけど(渋澤龍彦とか横尾忠則とか細江英公とか、あの辺の人が若かった時代…?)どっちかというとシュールだったりアングラだったりってイメージであんまりアールヌーヴォーとの繋がりを感じたことがなかったけど、60年代アメリカやイギリスを知るにつれ、なんとなく底に流れているものは似通っているかも…と感じるようになってきた。デザイン的な観点に関わらずその時代のアートについてももう少し積極的に触れるようにしていきたいな。
偉そうなことを書いてるけど、じゃあ今現在リアルタイムで何が起こっているのか?それを正当に評価できるのか?と言われるとまったく自信がない。アールヌーヴォーのテイストって実際、今でもゲームやらアニメやら漫画といったところにも展開してるけど、それって時代の反映なわけ?どうなんだろうねー。あとなぜかデスメタルの世界でも(笑)

なんだかまとまりのない文章だなー。で、この文章を書き始めたきっかけはジャケ買い成果紹介のためだったんだけど、長くなったのでそれは後日ってことで。
追記:ふと過去ログを見てたらこんな文章を発見。約3年前か…、随分とその時代に否定的だなあ。

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2010'02.08 (Mon)

オルセーのアールヌーヴォーリバイバル展

先日ちょっと話題にしたオルセー美術館のアールヌーヴォーリバイバル展はどうやら既に終了しているらしい。2月の頭で終わってた。
どうせフランスまで見に行けるわけでもなし、だからどうってことはないんだけど、どうやら図録があるらしい。それ、とっても欲しいんですけど…
普通に検索したら紀伊国屋のウェブショップが出てきたけど新品としての扱いはなくて、提携している古書店からの入手になるらしい。金額見たらちょっとひるんだ…。それに確実に手に入るとは限らないみたいだし。
海外で通販してるかな?と思いつつオルセー公式サイトのミュージアムショップを見たら、カタログの通販してるじゃないですか。やだなー、そういうことは早く言ってよ!(誰に向かって言ってるんだ)
3575_xxl.jpg
さて、ここで立ち止まって考えてみた。当然欲しいのは欲しいよ。でも当たり前だけどフランス語なんだよなあ…。ってことは解説が読めない。うーん、悩む。読めても実際に読むかどうかは怪しいけど、気持ち的には読める言語で書かれていて欲しい。
とりあえず海外からでも購入できるかどうか確認するためにカートに入れてみた。アカウントがワールドワイド仕様だったのでいけそう?そして価格チェック。本体は50ユーロ弱だけど送料も同じくらいするのね…。今のレートだと合計で1万強ってところか。某古書価格では2万以上してたし、それを考えると安いなー(金銭感覚が麻痺してます)。世界で通用するカードさえ持ってれば購入は可能な模様。さて、どうする?
ページ数とか絵の数的には1万くらい出してもいいかなーと思うんだけど(中身は見てないのでスペックだけ見て判断)今日見つけたばかりの情報だから少し待ってもいいかも…という思いもよぎったり。今後英語版が出る可能性はないかなー。
この展覧会がワールドワイドに展開する可能性があるなら英語版も期待できるんだけど、オルセー美術館の一企画展示で終わっちゃうならそれまでだし。今すぐではなくても今後日本でも似たような視点の展覧会か、せめて同テーマの本が出たら嬉しいんだけど。果たしてそんな望みはあるのだろうか。こういうカタログがたまに一般書籍としてアマゾンとかで流通することがあるけど、そうなる基準って何なんだろ?
キュレーターがフィリップ・ティエボーさんなところもマニア心をくすぐる。オルセーでアールヌーヴォーといえばこの人だろうから当然なんだけど。

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2010'01.11 (Mon)

年末年始に見かけたアールヌーヴォーっぽいものいろいろ

ということで、名古屋の人にはたぶんおなじみ、栄のガスビル。前から知ってたけど写真に撮ったのは初めて。
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どこをどう見てもギマールの地下鉄入り口だ。
お次はブルジョワというブランドの化粧品。
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写真が下手なので2パターン撮ってみたけどどっちもイマイチ…。黒っぽい背景の方が色目は実物に近いけど、ちょっと白飛びしちゃった。
このブランドはチークとかアイシャドウとか、ちょっとレトロなデザインを多用していて以前から気になってたんだけど、どんぴしゃでパリの世紀末なデザインを持ってきたこのシリーズを発見してつい飛びついてしまった…。他に凱旋門とかエッフェル塔とかがあった。とりあえずアールヌーヴォーファンとしてはギマールにいっとかないと。
しかーし、ひとつだけ不満が。これってプラスチックのケースにシールが貼ってあるだけなんだよね。せっかくかわいいデザインなんだから直プリントにするとかさー、もうちょっと質感にも拘って欲しかった…。
もうひとつ、国際コイン・デザイン・コンペティション2009のがあって、その一次選考に残ったものの中にミュシャが!
http://www.mint.go.jp/event/1stjudge2009-jp.html
これは日本の造幣局が主催のコンペなのかな。ミュシャの生誕150年記念としてチェコの人がデザインして応募したらしい。
最後は、どこから突っ込んだらいいんだろう…と頭を抱えたComic Conでのコスプレ発表会。ミュシャの四季を再現してる。
http://www.youtube.com/watch?v=pb2aQMdkUIg
Comic Conというのはアメリカ版コミケみたいなものだろうか。日本のコミケも行ったことないけど、コスプレってこんな風に舞台で発表するものなの?

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2009'12.15 (Tue)

ミュシャもどきなグラマラスの表紙

グラマラスという雑誌のグラビアでミュシャもどきなアムロナミエが見れるらしいという情報をネットで発見。さっそく本屋にチェックしに行ってきました。
B002XNUJDAGLAMOROUS (グラマラス) 2010年 01月号 [雑誌]
講談社 2009-12-07

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表紙もよく見るとなんとなくミュシャっぽい?かなーり意識して見ないとそうは感じられないけど、お花と身に着けた装身具あたりがちょっとそんな雰囲気。
そして、肝心の中身は…
どーん。
091213_211643.jpg
091213_211706.jpg
おー、紛れもないミュシャもどきだ。
一応肖像権とかの問題があるといけないのでぼかしをいれておく。構図やふち飾りは元ネタありのものなので、オリジナリティは主張できないと思うから載せちゃえ。スキャンじゃなくてデジカメ写真なのはスキャナを出すのがめんどくさいから。
さて、それぞれの絵について、ぱっと見て思いついた元ネタを書いてみる。
表紙はさっきも書いたように装飾枠がないのでわかりにくいけど、イメージとしては花の連作みたいに植物の茎が人物を囲んでるような感じだろうか。
本編グラビア1枚目は横長だけど背景に散らばる星は椿姫かなあ。外枠はロレンザッチオだ。ポーズは直接繋がるものは思い浮かばないけど、両手を前に出して身を引き気味にしてるところは四芸術の絵画を思い出すかな。花やかごを持ってる構図はたとえば「花と果物」の連作だったり、モエエシャンドンだったり。あと、下絵だけが残ってる作品で似たような雰囲気のがあったことを思い出した。
2枚目右の装飾枠と人物の後ろに隠れるようにして見える装飾模様の形はLUのビスケットのポスターだ。ポーズはよくわかんないけど大輪の百合(カサブランカ?)を頭につけてるところはサラベルナールを思い出す。
2枚目左はケルトっぽい装飾をハムレットから持ってきてる。背中に見えるのは羽根だろうか?なんとなくジスモンダの棕櫚の葉を思い出した。
ところでアムロナミエって生々しさがあんまりないところがミュシャの絵のイメージには合ってるよなーと思った。あくまで私が知ってる範囲での限られたイメージなので、他の人がどういう印象を抱いているかは知らない。たとえば同時代のロートレックだとかシェレなんかと比較してミュシャの絵に出てくる女性というのはどこか浮世離れした存在だというようなことが最近読んだ本(ユリイカ)に書いてあって、それをふと思い出した。

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2009'10.12 (Mon)

ボジョレーヌーヴォーとアールヌーヴォー

毎年恒例になりつつある、ワイン漫画「神の雫」とのコラボなボジョレーヌーヴォーが今年も出るらしい。
近所のスーパーでも扱ってるらしくチラシがあった。でもそこには1種類しか載ってなかったのでネットで調べました。よく知らないんだけどボジョレーヌーヴォーにも種類があるらしいね。
画像を載せたいがために楽天のリンクを用意したけど、あまり大きい画像じゃないからわかりにくいな。

イメージとしては一方が少女でもう一方が熟女?一応販売元の説明へのリンクも載せておく。拡大画像が個別紹介ページにあります。
http://www.mercian.co.jp/wine/nouveau2009/ab.html
アールヌーヴォーっぽいラベルデザインだから、初めて見たときはミュシャっぽい?とか思ってたけど、だんだんそういう思いもなくなってきたな。もう何年目になるんだろう?3~4年くらい?せっかくなので紹介しておく。
そもそもボジョレーヌーヴォーとアールヌーヴォーって何の関連もないしな。ただヌーヴォーが一緒なだけじゃないか。

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2009'09.26 (Sat)

ミュシャもどきなゲームの本

ゲームのことは詳しくないんだけど、こんな本が出てます。
テイルズウィーバー 公式ビジュアルブック+アイテム (ゲーマガBOOKS)
テイルズウィーバー 公式ビジュアルブック+アイテム (ゲーマガBOOKS)
なんとなくでっかい画像表示にしてみた。(via G-Tools)
これに限らずミュシャっぽい装飾を使ったパッケージのゲームってよく見かける。

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2009'07.20 (Mon)

最近目が腐ってきた

これが目に入った瞬間に反応してしまう自分にあきれる。
B0019CLL7Yアサシンズ:ブラック・メドル パート1
ナクトミスティアム
ディウレコード 2008-06-20

by G-Tools

黒いのでわかりにくかもしれないけど耳の上あたりに百合っぽい花が頭の両側についてます。これはサラ・ベルナールじゃないか!と思ってしまう私は目が腐ってるんでしょうか。でも髪型もミュシャを意識してそうなくるりん具合なので、絶対どこかで影響を受けてると思うなあ。これまた見難いけど背景にバンド名が書かれてるんだけどそのフォントもアールヌーヴォーっぽい。で、どんな音楽かというとブラックメタルだそうです。なんでこういうへヴィなのにミュシャもどきジャケットが使われるんだろうか。いまだに謎なんですが。
輸入盤は微妙にデザインが違う。背景部分の色とフォントが違うけど、日本盤の方が好きかなあ。
Assassins: Black Meddle, Pt.1Assassins: Black Meddle, Pt.1
Nachtmystium

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Assassins: Black Meddle, Pt.1Assassins: Black Meddle, Pt.1
Nachtmystium

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ついでにアートっぽいジャケットで目に付いたものをまとめて紹介。
マグリットもどき。ジャケ裏もしっかりマグリットを意識したデザインだった。
B001KNVJE2グランド・イリュージョン~大いなる幻影(紙ジャケット仕様)
スティクス
USMジャパン 2009-01-28

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これも少しだけマグリットっぽい。
B0000DJZAHTommy (Deluxe Edition)
The Who
Geffen 2003-10-28

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次のは全然関係ないけど、思わず衝動買いしそうになったもの。
B00009QRCIHard N' Horny
Wigwam
Siboney 2003-06-17

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これは何風といったらいいのだろうか。ミュシャの時代よりは古そうかな?ちょっとルノワールの香りもするような。私が見たのは日本盤紙ジャケ。でもそれはアマゾンでは画像が出てこないので、上で紹介してるのは輸入盤。
ちなみにここで紹介したのはどれも購入はしてないです。ブラックメタルのは買いそうになったけど。ウィグワムは上記アルバムは買ってないけど違うやつを買ってしまった。ジャケットはそれほど面白くないんだけど(ミュシャもどきポイントが低いという意味で)、フィンランドのバンドってのに興味を持ったので。
B0000280CEFairyport
Wigwam
Love Records 2003-06-17

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これもミュシャっぽさとは違うけどアートっぽいジャケットになってる。FAIRYPORTが人文字になってるのが楽しい。

テーマ : アート・デザイン - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  19:38 |  ミュシャもどき  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ
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