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2005'12.28 (Wed)

2005年を振り返ってみよう

多分今年最後の更新になるので、1年間を振り返ってみます。
ミュシャはTVに出まくりだし、アニメにも登場するし、フィギュアも出たし、白い象も出たし、サロンドカフェも新製品いっぱい出たし、ミュシャ展は東京、名古屋、大阪の3会場に足を運んだし、本当に今年はミュシャ関係の話題が尽きなかったですね。来年はどうなるかなあ。
ミュシャに関係ない展覧会もたくさん行きました。関係ないといってもどこかに繋がりがあるものが多かったんですが、それはまあ自分の興味の範囲がその辺にあるということで。関連書籍も読んだり読みかけだったり読まずに積んであったり。これは来年に持ち越しだなあ。
春頃から夏の終わりくらいまではハンドメイドの趣味が炸裂しかけてたんですが、今はすっかり下火に。ミュシャのクロスステッチもすっかり放置してます。いずれ再開したいけど、どうなることやら。
夏にPCを買って以来、DVD鑑賞に目覚めてしまいました。
きっかけはアールデコ展。海野氏の講演会でジャズエイジの音楽に注目して、展覧会特製CDでその魅力にはまって、あとはひたすら転落するのみ。
PCで音楽を聴くという行為がストレスなくできるようになったのも大きいですね。前のPCはCD聴きながらネットとかできるようなスペックじゃなかったし。ブログには書きませんでしたけど海野氏のジャズ関係の著書を古本屋で見つけて買って読んだおかげで、アールデコ展CDがより楽しめるようになったんですよね。ジャズエイジの音楽にはまれば映画も自然とついてくる、てな感じで、CDもDVDも鑑賞したけど書いてないものがたくさんあるし、多分ここを読んでる人が思う以上に大変なことになってます。まだしばらくは続きそう。
もちろんミュシャのことも引き続き追っかけ続けますが、ミュシャ展が終わったらネタも減るかなあ。でも何にもない頃から地味に続けてきたサイトですから、ネタ切れになってもぼちぼちやってくとは思います。本当はもう少し役に立つ情報とかおもしろ小ネタ紹介とかしたかったんだけど、構想だけで実行に移せず今に至ります。基本的に調べ物は好きなんだけど、まとめるのが苦手で。
来年もミュージカル映画や音楽にはまり続けるなら、ブログ名変えるか別ブログ立ち上げた方がいいかもなあ。まあたぶん今の勢いはいつまでも持続しないと思いますけど。
相変わらずジオのページは放置しまくり。基本的な部分は出来上がってしまってるので、新しいネタが上がってきたら付け足すくらいしかやることはないんですが、最近はブログで新ネタ披露した後はほったらかしです。整理してジオの方に上げたいなあと思ってはいるんですが。

Edit |  23:16 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2005'12.28 (Wed)

なんでゴールドやねん

映画や音楽にうつつを抜かしている間に、サロンドカフェのラインナップが増えてますね。公式サイトのチェックを怠っていました。不覚。
マイルドスタイルミルクコーヒーは公式サイトに載る前に発見して確保済みですが、カフェモカはまだ回収できてません。椿姫のパッケージは前にもあったので、これもマイナーチェンジの範囲内ですね。でもなんで地の色がゴールドなんだよー!個人的に椿姫は寒色系のイメージなんだけどなあ。

Edit |  08:53 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2005'12.25 (Sun)

夜も昼も、赤い風車

クリスマスと「ローマの休日」に何の関係が?と思いながらロードショー見てました。途中からでしたけど。
ぱっとチャンネル変えた時点で吹き替えの音声が流れてたんですが、どうしても顔と声が一致しなくて気持ち悪かったので英語の音声に切り替えちゃいました。最近字幕映画ばっかり見てるから、余計にそう感じたのかも(なんだか昔の貴重な吹き替え音声を使ってたらしいですが、私には関係ない話だわ)。字幕なしだから昔見たときの記憶でなんとなーくこんなこと言ってるんだろうなあと思いつつ見てました。いつか字幕や吹き替えに頼らずに英語が理解できるようになりたいなあ。思うだけで何の努力もしてませんけど。

さて、先日言及した「赤い風車」と「夜も昼も」を見ました。
それぞれ、ロートレックとコール・ポーターの生涯をモチーフにした映画ということなんですが、どこまで事実どおりなのかなあと思いながら見てしまった。
まずはロートレックの方。
面白かったのは、最初のクレジット部分。ロートレックの絵を背景にスタッフや出演者の名前が出てくるんですが、たとえば撮影関係者の名前の背景がカメラを覗く人の絵だったり、音楽担当者の名前の背景がピアノを弾く人の絵だったり、細かい芸が楽しいです。そのクレジットを見ていて気付いたんですが、原作となる小説もあるんですね("Moulin Rouge" by Pierre La Mure)。前回、アメリカ人はロートレック好き?って書いたけどこの映画ってイギリス製なのね。適当なこと書いてすいません。
そして、冒頭はムーランルージュの踊りから始まります。猥雑だけれどもなんとも陽気で楽しい雰囲気。ステージがあるわけじゃなくて、広々としたフロアで踊るんですね。真ん中にフロアがあって、周囲に席があるみたいですが、これは実際のムーランルージュもそうだったんでしょうか。
ロートレックのポスターから抜け出してきたような人たちがいっぱい踊ったり歌ったりしてます。特に骨なしヴァランタンのそっくりさんが本物みたい!あのあごがそっくりなんですよ。「巴里のアメリカ人」でジーン・ケリーもコスプレしてた帽子を被って全身タイツみたいな白い服装のダンサーも出てました。制作年を見ると「巴里のアメリカ人」よりちょっと後なんですね。でもほぼ同じ頃の作品でした。
この映画の中でムーランルージュは最初は庶民的な酒場だったのに、ロートレックのポスターで有名になったおかげで高級クラブになってしまったとあったけど、実際そうだったの?ラ・グリュの凋落振りも史実なのかなあ。ジャンヌ・アヴリルのエピソードも面白く描写されてたけど、これも本当なのかどうなのか。
ストーリーの方に戻ると、途中からロートレックとマリーの恋愛ドラマ部分に入ると絵も歌や踊りも出てこないしちょっとだれるなー。と思いながら見てたんですが、後でその部分がないと出てこないよなあと思われる台詞があったので、必要な描写だったのかなと見直しましたが。その後、ポスターを刷る工程がちょっとだけ出てきて、おー、リトグラフ刷ってるよーと思いながら見てました。
その後また別の女性との恋愛ドラマ部に突入して、うまくいかずにロートレックは酒におぼれて死ぬところでこの映画は終わり。
ロートレックの絵はたくさん出てきます。フレンチカンカン踊ってるシーンも楽しいです。でもドラマ部分はどうしてもあんまり明るくならないのでちょっとイライラするかも。まあ、ロートレックの生涯自体がそんなに明るいものじゃないから仕方ないんだけど。
ところでロートレックは子供の頃に両足を骨折して成長が止まってしまったという設定なんですが、演じてる俳優さんは普通の人なわけで。何度か全身が写るショットがあって、足が短くなってたけど、あれってどうやって撮影したのかなあ。
1000円にしては画質はまあまあ。カラー映画だから色褪せを心配してたけど(「ロイヤル・ウェディング」のトラウマ?)思ってたよりは綺麗でした。
ロートレックの生きたパリということは、ミュシャもそこにいたわけで、街の様子とか、壁に貼ってあるポスターとかに注目して見ちゃいました。映画の中にはミュシャのミの字も出なかったけどね。名前が出たのはゴッホとダ・ヴィンチくらいかな。遠目にシェレ?と思うようポスターがあったような。

お次はコール・ポーター。
こちらはかなり脚色激しそう。ポーターが資産家の息子という設定は一応使われていたけど、音楽の道に進んでからは援助を受けてなかったというのは嘘だよね~。だからポーターが楽譜売り場でピアノ弾きの仕事してたのも嘘っぽいなあ。と思いつつもそのシーンは結構楽しめたんですが。やっぱりその時代の雰囲気を感じられるシーンが挿入されるのは嬉しいもの。そういえば、ガーシュインの名前は出てこなかったけどアーヴィング・バーリンは出てきました。成功したレビューについて電報が届いたとかそんな登場の仕方だったけど。
リンダが資産家という設定はちゃんと使ってましたね。リビエラの別荘~という台詞に反応。節目節目に煙草入れをプレゼントしてたというエピソードも正しそう。ドキュメンタリーにも実物が出てきてました。かなり豪華な煙草入れでした。
エール大学の不良教授で、舞台演出家のひげおやじが楽しかったですが、これは実在の人物なんでしょうか。
ポーターが従軍していたというエピソードは初耳。しかもそこで足に怪我を負ってその後は杖をついて生活しているという設定に疑問が。落馬で両足骨折のエピソードの代わり?と思ったら、その話はちゃんと後の方で出てきたし。だからいまひとつあのエピソードの意味がわからないです。リンダが従軍看護婦だったってのも怪しいなあ。この辺はアレか、1946年の映画だから時代背景が関係してるのかしら。
落馬で骨折のエピソードのあと、この映画ではポーターはリンダにそのことを知らせるなと言うんですが(この時点で二人は別居中)、結局最後までそのことがリンダに伝わってたのかどうか不明なまま。ただ、最後に二人が再会して抱擁しあう場面で映画は終わります。とにかくこの場面が意味不明で。別居の原因はポーターがリンダをほったらかしにして仕事ばかりしてるからという理由だったんですが、史実では骨折後にリンダはポーターの元に戻ってくるのに対してこの映画ではそうならず、ただ骨折後もポーターは一人で手術を繰り返しつつ仕事を続けている描写が続いて、幾つかのショーを成功させて、エール大学で同窓会みたいな催しでステージに立つときに密かにリンダが来ていて…という流れなんですが、その間にリンダに関する描写はちらっとも出てこないし、何で突然戻ってきたのやら。
大物ゲストとしてメアリー・マーティンが登場します。メインで歌う女性は二人出てくるので、どっちかがそうなのかな(顔が見分けられるほどは知らない)と思ってたら違って、最後の方に出てきてステージで歌うだけでした。他に歌ったり踊ったりしてる人たちは有名な人なのかなあ。クレジットで名前だけ見ても誰が誰だかわかんないです。
他に、メル・トーメがちらっと登場してるんだけど、この時点で有名だったのかしら?ドキュメンタリーでその話を聞いてなかったらわからなかったと思うくらい、エキストラの一人っぽい登場の仕方です。
あと、一瞬だけど「The Gay Divorce」の舞台シーンが出てきました。でもアステアを想像させるような雰囲気じゃなかったのよねえ。それが残念。ただ、タイトルが「Divorcee」になってるのは…わざと?(このタイトルは舞台では「Divorce」だったのが映画化のときに「Divorcee」に変更されたというエピソードがある)
それにしてもこのとき40歳のグラントに大学生を演じさせるのは無理があるよね(笑)あと、実際のコール・ポーターは粋な人物だったという話を聞いてたので、ケイリー・グラントはそういうイメージとは違うよなあと思ったり。グラントも色男で売ってた人だけど、コール・ポーターのイメージじゃない気がした。
ポーターの自宅でロケしたという場面はさすが。こんな大邸宅を持ってたのかよ。本当にお金持ちだったのねー。
歌や踊りのシーンは、うーん、ドキュメンタリーを見た後では迫力に欠けるなあ。やっぱり一流アーティストのパフォーマンスって凄いのね、と逆に感心してしまいました。そういう意味ではメアリー・マーティンのシーンはさすが。目立ってました。

Edit |  01:37 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2005'12.23 (Fri)

ロートレックとコール・ポーター

ガーシュウィン・ストーリー」「ハロルド・アーレン~虹の彼方に」ときたら、これもいっとかないと、というわけで散財は続きます。
B000AHQEWQGood Music! Good Price!シリーズ コール・ポーター・ストーリー ユー・アー・ザ・トップ
ビング・クロスビー フランク・シナトラ リンダ・ロンシュタット

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もしHMVかタワレコ(ポイントカードを貯めてるお店)の店頭にあったら買おうと思いつつも、だいぶ前に一度見たきりだったからもう置いてないのかなあと思ってたら見つけてしまったので。
コール・ポーターの生涯については略歴くらいは知ってました。でも金持ちのボンボンが優雅に作曲生活を楽しんでたってイメージしかなくて(曲作りのために豪華客船で旅行しちゃうエピソードとか)、両足骨折の話を聞いてもあまりピンと来てなかったんですが、実際に本人の映像を見てしまうとぐっと現実感が増しますね。
生まれ育った環境とか、作曲に夢中になった理由とか、社交界での活躍ぶりとか、晩年の生活とか、知れば知るほど切なくなりました。孤独を抱えた人だったんだなあと。それにしても奥さん美人!
ドキュメンタリーの内容は、コール・ポーターと実際に付き合いのあった人やいとこなどのインタビューとか、彼の携わった映画のハイライトとか、本人がTV出演したときの映像など、興味深い映像がたくさん。「ガーシュウィン・ストーリー」と似たような構成ですが、これってプチ「ザッツ・エンタテインメント」だよなあ。アステアとかクロスビーとか出てくるし。マイケル・ファインスタインもちらっと登場してました。「ザッツ~3」に出てたのと同じ頃っぽい老けたジーン・ケリーも出てました。
MGM縛りではないので、他社の映画からの映像も見られるのが嬉しい。特にビングの「海は桃色(Anything Goes)」の映像が…。いったいあれはどういう場面なんだろう。妙なひげ生やしたビングが笑えます。一番登場頻度が高いのはアステアかなあ。「コンチネンタル」「踊るニューヨーク」「踊る結婚式」「絹の靴下」の4作。
あと、個人的にホスト役でボビー・ショートが出てきたのに注目しちゃいました。他にもアステアのコメント(音声のみ)があったり、ガートルード・ローレンスの映像があったり、一瞬ジョゼフィン・ベイカーが出てきたり、嬉しい映像がたくさん。アステアが歌った「All Of You」(映画「絹の靴下」より)の裏話も楽しかったです。そんな意味が含まれていたとは意外だ…。
ポーターの生前に作られた伝記映画「夜も昼も」についても取り上げられていました。
夜も昼も
ポーター役はケイリー・グラントでしたが、それを選んだのはポーター本人だそうで。誰かがポーターに、君とアステアは似てるから僕なら彼にするのに、と言ったら、ポーターは「男前が好きだ」と応えたというエピソードが面白かったです。何がどう似てるかというと、その人いわく、線が細い体型と才能豊かなところ。ハンサムではないが魅力的な顔立ちをしていたところ。さらに野心家で成功を求める姿勢も。だそうです。なるほどねー。あと、この映画はポーターの邸宅の庭でロケしたらしいですね。そんなエピソードを知って見てみたくなったところに、たまたま寄ったお店で上の廉価版DVDを見つけたので確保しちゃいました。
で、ポーターが晩年に関わった舞台「カンカン」はロートレックを主人公にしたショーとして企画されたものだという話題が出てきて(映画版のあらすじを読むとロートレックは出てきそうにないですが)、そういえばロートレックとポーターって似てるなあと思いました。いいところのお坊ちゃんで、母親に溺愛されてたとか、両足を骨折したとか、共通点が多いなあと。
まあ、コール・ポーターはロートレックよりは長生きでしたし、骨折した時期も違うし、結婚もしたし(ゲイだったけど)、社交的だったし、異なる点もたくさんありますが。でも自己表現の手段として絵画と音楽という差があるとはいえ、創作活動に自分のアイデンティティを求めたあたりは似たような心理状態だったのかもなあと思いました。
ロートレックの伝記映画も幾つかあるみたいですが、とりあえず手に入りやすいところで「赤い風車」をゲット済み。まだ見てないけど。
赤い風車
数年前に「葡萄酒色の人生」というロートレック伝記映画も制作されたようです(DVDにはなってないみたい)。他にもロートレックの話じゃないけど、「ムーランルージュ」(ここ数年くらいに制作されたもの)とか「フレンチ・カンカン」(上で挙げた「カンカン」とは別物)など、19世紀末のパリの華やかな世界を舞台にした映画は幾つかあるみたいですね。魅力のある時代だったんですね。映画「巴里のアメリカ人」でもロートレックの絵が取り上げられてたし、アメリカ人はロートレックやあの時代のパリが好きなんだろうか。
話をポーターに戻すと、晩年の不幸ぶりはちょっとハロルド・アーレンに被るものが。奥さんが亡くなって、母親も亡くなって、両足を切断して、作曲活動をやめて引きこもってしまったというあたり。アーレンも奥さんが亡くなって以来、作曲をやめて引きこもってしまったそうですし。大切な人を失うと人は気力を失ってしまうんでしょうか。
ところで、ガーシュイン、アーレン、ポーターと3本のドキュメンタリー見たけど、全部に出てるのはジュディ・ガーランドだけなんですね。さすがジュディ。他にも目立ってた人はいるけど、アステアはアーレンのには不在、クロスビーとシナトラはガーシュインのに不在でした。

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2005'12.23 (Fri)

ハロルド・アーレン~虹の彼方に

ガーシュウィン・ストーリー」でちらっとお姿を拝見して、ハンサム!と気になってたんですが(どんな理由だ)、ドキュメンタリーDVD買っちゃいました。
B000AHQEXAGood Music! Good Price!シリーズ ハロルド・アーレン 虹の彼方に
アーヴィング・バーリン アイラ・ガーシュウィン ジョージ・ガーシュウィン

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いや、本当の理由はアイラ・ガーシュインが登場してるらしいという点だったんですが(それはそれで凄い理由だ)。それにガーシュインと同時代に活躍した人ってだけでも十分興味の対象だしね。
アーレンの曲はあまり意識して聞いたことなかったんですが、こうやってまとめて聞いてみると、ブルース・フィーリング溢れるメロディが多いんですね。
このDVDはジュディ・ガーランドとシナトラとトニー・ベネット率が高いです。
ジュディとアーレンというと、アレですよ、アレ。「虹の彼方に」。
実を言うと「オズの魔法使」って部分的にしか見たことなくて、ジュディの「虹の彼方に」もフルコーラスできちんと聞いたことないんです。でもこのDVDでほぼフルコーラスに近いのが聞けました。映画のオフショットみたいな映像もあって、かかし役のレイ・ボルジャーと一緒に踊ってるアーレンとか面白い映像が入ってます。「虹の彼方に」を歌うシーンが削除されかけたというエピソードもご本人自ら語ってます。当時は作曲家の地位が低かったんですね。スターの意向ひとつで曲が削除されることもよくあったとか。
もうひとつ重要なアーレンとジュディのコラボレーションは「スタア誕生」。何故かジュディの歌はないんですが、アーレンが歌う「The man that got away」が入ってます。作詞担当のアイラ・ガーシュインのインタビューもあって嬉しかったです。
「オズ~」は最近コレクターBOXが出たようですが、特典映像にこのハロルド・アーレンのホームビデオの映像も入ってるらしいですね。
B000B8V7TEオズの魔法使 コレクターズ・エディション
ジュディ・ガーランド L・フランク・ボーム ビクター・フレミング

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シナトラは「One for my baby, One for the road」を歌ってたり、他にも2,3曲歌ってます。TVショーの映像なのかな。激しく劣化したモノクロ映像なんですが、セットの中で役を演じてる風に歌ってます。
ベネットもTVっぽい映像など2、3曲歌ってました。アーレンの伴奏で歌ってたり、レコーディング風景でアーレンがオケの指揮をしながら歌ってたり。
ビング・クロスビーも1曲だけ登場。アクセンチュエイトなんちゃらいう変わったタイトルの曲。
アーレンは映画や舞台のための音楽も書いてたけど、このDVDにはあまりそういう映像は入ってませんでしたね。どちらかというと歌手がその曲を取り上げて歌ってる映像が多いです。
アーレン本人のインタビュー映像も豊富に挿入されてますが、若い頃のアーレンってほんとかっこいいわ~。正確には30代~40代くらいかな。もっと若い頃はちょっとまだ若造って感じだけど、もう少し年いくと粋な雰囲気が身に付いてる感じ。年食ってくるとまたちょっとイメージ変わっちゃうんだけど、まあ私生活面で色々あったみたいだし、そういうのが顔に出てるのかなあ。
アーレンの曲がブルース・フィーリングに溢れているといいましたが、実際彼のことを知らない人が彼の曲を聞いて彼のことを黒人だと思ったというエピソードもあるそうな。
DVDに収録されているパフォーマーも黒人率高いです。キャブ・キャロウェイとか、ニコラス・ブラザースとか、リナ・ホーンとか、エセル・ウォーターズとか。コットンクラブで働いていたこともあるそうなので、その関係なのかしら。
決して不幸な生い立ちでもなさそうなのですが、心のどこかに寂しさを抱えてた人なのかな、というのが関係者のインタビューを聞いての印象です。
不幸じゃないと言いつつも実際まったく幸せな人生だったというわけでもなくて、奥さんとの関係はちょっと涙を誘いますね。人生ってままならないものなんだなあ。晩年があまり幸せそうじゃなかったというのも寂しい限りです。
それにしても、才能がある人は曲作りをいとも簡単にしてしまうんですね。ご本人の談話とかコンビを組んだ作詞家の話などを聞いてると、はー、そんなもんなんだー、とびっくりします。

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2005'12.20 (Tue)

ホリデイ・インとホワイト・クリスマス

もうひとつクリスマス絡みで注文していたCDが届きました。
B00006W2U0Holiday Inn & White Christmas
Bing Crosby

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映画「スイング・ホテル(Holiday Inn)」のサントラみたいなもの。正確にはサントラではないみたいだけど、「スイング・ホテル」で使われた曲と「ホワイト・クリスマス」で使われた曲を収録してます。曲数も時間もほぼ半々。
このCDはアマゾンで「3~5週間で発送」になってて、ダメもとで注文してみたら届いちゃいました(この表記はかなりの高確率で手に入らないことを示している)。
さっそく聞いてますが、前半と後半でかなり雰囲気が違うなあ。録音時期が約10年違うので、そのせいもあるんでしょうか。歌はやっぱりビング・クロスビーの独断場で、アステアは3曲だけ。後半はダニー・ケイもがんばってるかな。女性陣は何故かローズマリー・クルーニーじゃなくてペギー・リーの名前が。これには色々と複雑な事情があるようですが、とりあえずここに収録されてるのは映画に使われた音楽そのものじゃなくて、後でレコーディングされたものみたいですね。
ここに収録されている「ホワイト・クリスマス」(曲)は、現在よく出回ってるのとはちょっと違う1942年に録音されたバージョンと、映画「ホワイト・クリスマス」のフィナーレ・バージョン(ダニー・ケイやペギー・リーと一緒に歌ってる)なので、ちょっと新鮮です。
せっかくだから聞きなれたバージョンのCDも引っ張り出してきて聴こうかなあ。
B000002QWDWhite Christmas
Bing Crosby

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2005'12.19 (Mon)

アステアとデュランテとクリスマス

アマゾンでフレッド・アステアのCDをチェックしていて見つけた一枚。
B00006JOFNSanta Claus Is Comin' to Town
Fred Astaire
Rhino 2002-10-01

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「Santa Claus is comin' to town」と「Frosty the Snowman」のカップリング。
ちょうどクリスマスだし、と思って注文してみたんですが、届くまでは朗読CDなのかなーと思ってたら違いました。アニメーションのサントラらしいです。1969年と1970年にTV用に制作されたものだそうで。35年も前ですよ。ネットで調べたら2003年に日本版DVDが出てたんですね。今は廃盤らしい。アメリカでは版を重ねてるみたいで根強い人気の作品のようです。アニメーションが歌ったり踊ったりするっぽいので一応これもミュージカルになるんでしょうか。
全部聞き取れるほどのヒアリング能力は持ち合わせていないので、ネットで調べたあらすじなどの情報から状況を想像しながら聞いてます。
アステアは「Santa~」のみの出演です。アステアの歌は少なめだけど、タイトルソングを歌ってます。これだけでも満足。彼が歌うクリスマスソングなんてあるとは思ってなかったので、嬉しいクリスマス・プレゼントになりました。ブックレットには裏話らしきものも載っているのですが、人形アニメを制作したのは日本人みたいですね。アステアの人柄の良さに感激したという出演者のコメントも載ってました。以下引用。「What struck me was the grace and charm of Fred Astaire, He was not ego-driven and seemed very humble.」
廃盤のVHSのジャケットがアステアを模したと思われる人形の画像になってます。かわい~。
B00006HB0CSanta Claus Is Comin to Town
2002-09-24

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たぶんアステアが小さい子供にお話を聞かせているという設定なのかな?子供との掛け合いが微笑ましいです。どうも私はアステアの語り口も好きみたいで、アステアが喋ってるのを聞いてるだけでもうっとりしてしまいます。「バンド・ワゴン」のガール・ハント・バレエでの語りも実は好きだったりします。物語の主役クリスを演じるのはミッキー・ルーニー。3番目に名前が載ってるKeenan Wynnって誰だっけ?と思ったらキーナン・ウィンと読むそうで、ロイヤル・ウェディング(恋愛準決勝戦)にも出てたらしい。どの人だろうと確かめたらマネージャー役の人でした。名脇役として活躍してたらしく、数多くの映画に出てるようです。
後半の「Frosty~」はジミー・デュランテがナレーションを務めてます。歌もしっかり歌ってます。デュランテのことは「ザッツ・エンタテインメント」で見たくらいで詳しいことは知らないのですが個性的な人ですよね。あの声を聞くだけであの顔と演技が思い浮かびます。
このCDは買ってよかったなーとおおむね満足してるんですが、ひとつだけ不満が。アマゾンの管理が甘いのか、輸送中に潰れてしまったのか、ケースにひびが入って欠けてしまっていたこと。幸いCDは無傷でしたが。メール便は要注意かもしれませんねー。

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2005'12.18 (Sun)

サラ・ベルナール展の図録が届いた

どうしようかなーなんて言いつつしっかり注文していた私。
とりあえず図版をさらっと眺めてみました。うーん、楽しい。
ミュシャ関係の出品物も多彩です。
劇場のポスターは当然のこと(ハムレット、サマリアの女、ジスモンダ、白百合、椿姫、ロレンザッチオ、トスカ、メディア)、舞台の小道具も色々と。テオドラ関係が多かったけど、ジスモンダのパース(小物入れ)なんてものがありました。蛇のブレスレットは解説を読むとやっぱりクレオパトラと関連付けられてるなあ。確かクレオパトラって毒蛇にかまれて死ぬんだっけ?そのイメージを想起させるというようなことが書かれてた(あの腕輪はクレオパトラ用じゃなくてメディアってのが定説だと思ってるんだけど、違うんだろうか)。あとは椿姫の舞台写真とか。ハムレットの写真かっこいいわー。遠国の姫君の百合の冠が素敵でした。生で見たいよー。
あと、ミュシャが描いたデザイン画なんてものまで。椿姫関連みたいだけど、演劇のプログラム用なのかな?完成品は載ってないし見たことないけど、存在しないんでしょうか。
昔カステラのパッケージで紹介した絵も載ってて、あれってそういえばサラだったのねと今更思ったり。
ジスモンダのアメリカ巡業用のチラシみたいなのもあったんだけど、例のポスターのデザインを流用してるけど微妙に簡略化されてます。
椿姫アメリカン・ツアーのポスターもありました。知る人ぞ知る赤い椿姫です。
ミュシャ以外のところでは、ラリックのアクセサリーが綺麗だわ~。
サラを描いたポスターや絵画は、シェレとかロートレックとかポール・ベルトンとかカッピエルロとか。ジョルル・ド・フールの「Le Journal des Ventes」がサラだったとは知りませんでした。クレランの描いた肖像画(1,2年前にベル・エポック展で日本に来てたやつ)はあるかしらと思ってたらありました。当然?他にもたくさんあったけど、私がよく知らない名前は省略。
写真も豊富。写真の世界では有名らしいナダールという写真家が撮った若き日のサラは綺麗ですね~。図録の表紙にもなってるやつです。他にも色んな舞台の写真が。
カリカチュアもたくさんあって、散々なおちょくられように笑ってしまいました。
ほーんと、色んな人に描かれてますよね。彼女はメディアを最大限に活用した最初の女優だったとどこかで聞いたことがあるけど、本当にそうですよね。
ハリウッドに与えた影響みたいなコーナーで、ジュディ・ガーランドの写真が出てきてびっくり。レグロンの扮装っぽいけど、どういう場面だったんだろう?「Babes on Broadway」って映画らしいけど、うおー、見てみたい~(ちょっと検索したらこんなページを発見。問題の写真が下の方に載ってます)。あと、「ブロードウェイのバークレイ夫妻」も載ってました。これは知ってるよ~。ジンジャー・ロジャースが劇中劇でサラを演じるのよね。この映画のDVDが来年3月に出るらしいんですが、高いから欲しいけど悩み中。マリリン・モンローの写真もあったけど、どういう関係があるのかはよくわかりません。英語で色々書いてあるんだけど、そこまで読めてないので…。
モード・アダムス(ミュシャがアメリカ時代にジャンヌダルクのポスターを描いた女優さん)がレグロンに扮した写真もありました。

上で、英語だから読めない…と言ってますが、実際のところ日本語でもろくに読めてないんですよね。「アール・ヌーヴォー アール・デコ V」という別冊太陽のムック本にサラ・ベルナール特集があってミュシャの絵もたくさん載ってるから持ってるんだけど、途中まで読んで放置してるし。まずこっちから読まないとなあ。

Edit |  16:29 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2005'12.16 (Fri)

廉価版でアステアを楽しむ

まずはこちらの作品。
B000CQM1HC青空に踊る

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この映画の中で使われた「One for my baby, One for the road」という曲が入ったCDを持ってるんですけど、アステアの歌がかっこいいんで、どんな場面で歌われるのか気になってて、それが500円で出てると知って買っちゃいました。
見てみた感想は…微妙。時代の影響なんでしょう、戦時ものなんですね、これ。空軍で活躍する英雄なアステアって。似合わん~。いかにも戦争中に作られた映画って感じ。日本がアステアに思いっきりやられてる設定ってのもなんだかなあ。自分はそんなに愛国心が強いわけじゃないけど、ちょっと凹むわ。
一応コメディぽいけど、お気楽な雰囲気は控えめ。戦功をあげて凱旋帰国中のアステアさん、ほんの短い休暇を自由に楽しもうと身分を隠して街に出るんですが、その後やってることがいまひとつ理解できませんでした。結局どうしたかったんだろう。最初からわかってたことでしょ。それなのに猛烈アタックして、途中で急に気が変わったみたいになって、最後はやけになってるし。その辺りの心情が私には理解できませんでした。兵士の精神状態は不安定なものなのよってこと?
問題のシーンは…おいおい、アステアさん、そんなことしちゃ駄目よ、と突っ込み。踊りはかっこよかったけど、あらすじと曲の内容から想像してたのとちょっと違う状況だったな。
音楽はハロルド・アーレン。でもあんまりミュージカルっぽくなかったなあ。

次は1000円の「ロイヤル・ウェディング」。
ロイヤル・ウェディング
「恋愛準決勝戦」というタイトルでもっと高いDVDも売ってるけど、そこまで出すのもアレだしなあと、安い方で手を打ってみました。ちょっと画質が悪かったけど(色飛びが激しい)しょうがない。高いDVDはもっと綺麗なのかな。そうでもないのかな。
この映画の見所はアステアの帽子掛けとのダンスと壁から天井までよじ登って(?)踊るシーン。ストーリーはかなり適当というか、お気軽で楽しかったけど、どっちかというとストーリーよりも劇中劇(ステージ)を見るのが楽しい映画かな。冒頭の王様ルックなアステアは笑えます。他にも楽しいステージが盛りだくさん。
アステアとジェーン・パウエルが兄妹というのはかなり無理があるんですが(アステアは50過ぎで、妹はたぶん20代)、ここはファンの贔屓目というフィルターをがっちりかけて、アステアはこの映画では30歳くらいなんだと言い聞かせて見ることに。
兄と妹がそれぞれ恋愛相手を見つけて思い悩むという話ですが、障害は一応あるけどたいしたことなくて、あんまりはらはらどきどきしないんですよね。それぞれの恋愛模様より、兄妹の掛け合いが楽しかったです。ジェーン・パウエル可愛い。
色飛びが激しいせいでわかりにくかったけど、かなりカラフルな映画だと思います。これで綺麗に色が出ていたらもっと楽しめる映画だと思うんだけどねえ。そこが残念。

Edit |  22:36 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2005'12.14 (Wed)

カバーガール

リタ・ヘイワースという女優さんの主演映画を集めたDVDボックスセットを買ってしまいました。
B000219OXGリタ・ヘイワース フィルム・コレクション
リタ・ヘイワース
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004-06-23

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収録作品は、以下の通り。
「カバーガール」(1944年)
「今宵よ永遠に」(1945年)
「地上に降りた女神」(1947年)
「雨に濡れた欲情」(1953年)
「ミュージック・イン・マイ・ハート」(1939年)
「踊る結婚式」(1941年)
「晴れて今宵は」(1942年)

これを買ったのはリタ・ヘイワース目当てではありません。「カバーガール」にはジーン・ケリーが出ていますが、彼目当てでもありません。「踊る結婚式」と「晴れて今宵は」にはフレッド・アステアが出ていますが、それが一番の目的でもありません。(理由のひとつではあるけど)
これまでも散々言ってるけど、私はガーシュインの大ファン。ジョージ・ガーシュインはもちろんのこと、アイラ・ガーシュインも大好きで。そのアイラが作詞家として関わった映画について調べていて、このBOXセットに出会いました。「カバーガール」がその作品です。最初はばら売りなら迷わず買うのに…と思ってて、アステア共演作があるのに気付いてからは少なくとも3本は楽しめそうだしいいかも…とだんだん傾いてきて、20%オフで売ってるお店を見つけたので、そこで買っちゃいました。
さっそく休日にお目当ての3本を鑑賞しました。それぞれ90分~100分程度と短めだったので、さらっと見れました。というわけで、まとめて感想書いてみました。


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2005'12.13 (Tue)

クリスマスはイベントがいっぱい

サントリーさん、がんばってますねえ。
クリスマスなんてただでさえカップルが湧きそうな天保山なのに、こんなプレゼント企画までやりますか。
*12月24日限り、4階ミュージアムショップで3,000円以上お買い上げのお客様に“ムーンダスト”プレゼント。
*12月24日・25日の2日間、「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」にご入場の各日先着1,500名様に、「ミュシャ・フィギュア」プレゼント!
ムーンダストっちゅーのはサントリーが開発した青紫のカーネーションだそうです。うーん、別に欲しくはないけど実物を拝んではみたいかな。4階のミュージアムショップってのは入場料払わないと行けない所。3000円以上お買い上げですかあ。図録とちょっとしたグッズ買えば簡単にオーバーしそうな金額だけど、既にあれこれ買い込んでる身分としては、あまり現実的ではない数字だわ。
入場者プレゼントのフィギュアはどうなんでしょう?気になるけど自分で買うほどでは…という人にはいいかも?私は既に揃えてるので貰いには行きませんが。
宣伝用ポスタープレゼント!とかだったら駆けつけるんだけどなあ。特に花シリーズのやつ。あれ欲しい。売り物だったら買うのに。あの大きさのポスターを販売してくれればいいのにさ。なんで売ってないんだ。
2回目の鑑賞をいつにするか考え中なんですが、年内に行くか、年明けにするか。最終日も駆けつけたいけど、年内にもういっぺん見ときたい気もするしなあ。
そういえば先週は講演会だったんですよね。私は結局申し込まず。前に高松で聞いてるし、今回は遠慮しとこうかと。盛況だったんでしょうか。そのうちレポ上がるかな。

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2005'12.11 (Sun)

ミュシャと音楽

うちは一体なんのサイトなんでしょうか?
と、自分に突っ込みを入れつつ、ミュージカルや映画や音楽のネタを続けてます。
ミュシャを中心に、と言いながら、最近のはあまりミュシャと結びつかなさそうなネタが多いですよね。好きなことを適当に綴ると書いてるんだから言い訳しなくてもいいとは思いつつも、ミュシャの話が目当ての人には申し訳ないなあと思ってしまいます。(ブログのタイトルにもミュシャって付けてるし…)
最近のはまり物については、昔から好きだったり興味があったものが、それぞれ関係があるとは思ってなかったけど実は繋がってるんだ~という感動もあって、ついつい夢中になってる部分もあるんですよね。ロックやポップスも元を辿ればガーシュイン周辺の音楽に行き着くんだなあと。
でも、なかなかミュシャのパリからガーシュインのアメリカに繋がるものってないなあと思ってしまう。サラ・ベルナールを経由するとかすかに繋がりはあるにはあるんですが、ミュシャがパリで活躍した時代ってまだレコードなんて普及してないから当時の音楽なんて聞く機会はないし、ミュシャがパリで庶民の音楽や踊りに触れてたという話を聞かないし。ミュシャと音楽っていうと、子供の頃に聖歌隊に入ってたとか、スメタナやヤナーチェクとの関係とか、どちらかというとマジメな音楽との繋がりしか知らないです。ショーとか酒場とかで流れるような音楽とミュシャって結びつかない。
その点、ロートレックはその手の音楽と関係が深そうですよね。「巴里のアメリカ人」にも出てきたし。「ムーランルージュ(赤い風車)」という伝記ミュージカル映画もあるそうだし。これ気になってるんですよね。
B000666Y6Cムーラン・ルージュ 赤い風車
ホセ・ファーラー ピーター・カッシング クリストファー・リー

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エンターテイメントという観点でミュシャを考えると、パリ時代のサラ・ベルナールとの繋がりとか、アメリカに渡ってからも劇場向けの仕事したりとか、決して関わりがなかったわけじゃないのに、なんでだろうなあ、ガーシュインとは距離を感じてしまうのは。

というところでまとまりもオチもないままこの話は終わります。

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2005'12.10 (Sat)

巨星ジーグフェルド

「ザッツ・エンタテインメント」でラプソディ・イン・ブルーが使われてることが気になった映画、DVDが500円で売ってたので血迷っときました。お目当てはラプソディ~と、あとは「ザッツ~」の中でも紹介されていたやたら豪華絢爛な舞台。買った後でパッケージを見てたら3時間もの超大作と知ってびっくりしましたが、飽きずに3時間見れちゃいました。
この映画はミュージカルではないのですが、ブロードウェイでレビューやミュージカルをプロデュースしていたジーグフェルドという人物の伝記的な映画なので、ふんだんに舞台のシーンが出てきます。伝記といってもそれなりに脚色されてるのはお約束。だから半分フィクションとして捕らえて、あとはその時代の雰囲気を楽しむのが吉かと。
ストーリーは19世紀末のシカゴ万博から始まります。この辺の時代に目がない私には興味津々。怪力男を目玉に見世物小屋を開いているジーグフェルドが、向かいの小屋での美女の腰振りダンスに客を持ってかれて、どうやって客を取り戻すか悩んで思いついたのが…。あんまり書いちゃうとネタバレになるかな?伝記映画だし、結末を楽しみに見るものでもないと思うから、ぼかしつつもどんどん書いちゃいます。
その後も、後に奥さんになる女優アンナの舞台の評判が今ひとつで宣伝のためにやったこととか、あの手この手で人心を惹き付ける技を駆使してる辺りも面白いです。口八丁手八丁ぶりも凄かった。衣装に関するトラブルのときのやり口は「バンド・ワゴン」でのブキャナン(役名は忘れた)の手口を思い出した。
ジーグフェルドは次々と成功はするんですが、財布の紐が緩くて次々と破産するという、しょうもない男でした。それでも1900~20年代のアメリカって景気よかったんですよね。破産してもめげることなく出資者を見つけてはまた成功してました。でも1929年の大恐慌で株で失敗した後は体調を崩して失意のまま亡くなってしまいます。
万博のとき出てくるライバルの興行師が最後までジーグフェルドに関わってくるところもポイント。この人は見た目はジーグフェルドほどよろしくないのに、最初に美女と仲良くなって、あとでその美女に目をつけたジーグフェルドがかっさらっていくというパターンを繰り返してました。
ジーグフェルドが女たらしなのはある意味笑えるけど、アンナはちょっとかわいそうだったかなあ。あと、シカゴ時代に出てきた少女が大人になって再びジーグフェルドの前に姿を現すところはもっと深い意味があるかと思ったらそうでもなくて肩透かしでした。
舞台シーンはさすがで、「ザッツ~」に出てきた巨大階段のシーンは凄かった。個人的に注目してたラプソディ~のところは、脇でピアノを弾く振りしてる人たちが笑えた。あれは一応ダンスなんだろうか。踊ってるみたいな妙な動きをしてます。
もうひとつ凄かったのは、可動式の舞台の上でのレビューで、舞台が客席に出っ張ってきたり戻ったりしてました。あんな動いてる舞台の上で飛んだり跳ねたりしてよくバランス崩さないなあと妙なところに感心したり。
あと、タップダンスを踊る男の人が出てくるんだけど、それを見て、もしかしてアステアも舞台ではこんな風に踊ってたのかなあと想像してしまいました。その人がアステアぽかったわけじゃないけどね。
ジーグフェルドに見出されたファニー・ブライスという人が本人役で出てるんですが、名前だけは聞いたことがあって、へえ、こういう人だったんだ、よく知らなかったけど歌を聴いたら確かに他とは違う存在感があるなと思いました。
あと、舞台裏で照明の色に注文をつけているジーグフェルドを見て、白黒映画じゃ色なんてわかんないよ!と思った。カラーだったらもっと豪華絢爛さが際立ったんだろうなあ。うーん、カラーで見たかった。
私が買ったDVDはキープという会社から出ていて、パッケージには水野晴郎氏の解説付き。廉価版なだけにちょっと不具合もありますが、画質と音質はまずまず。字幕が日本語と英語と字幕なしと切り替えられるのは500円にしては凄いかも?でも大きな欠点として、音声と映像が微妙にずれているんですよねー。トーンという会社からも廉価版出てるけど、そっちはどうなのかな?もう少し高いのも見かけたことあるけど、それはどうなのかな?
B0001DQWA8巨星ジーグフェルド
ウイリアム・パウエル ロバート・Z・レナード

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2005'12.08 (Thu)

スティングとガーシュイン

スティングといえば、「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」よね。あとは「見つめていたい」かなあ、という程度にはスティングが好きです。
たまにネットでガーシュインのこと調べてると、スティングが歌った「Someone To Watch Over Me」がいいらしいという評判を聞くので、どんなもんかなあと思ってたら、この曲が入ったCDを中古で見つけたので買ってみました。
B000025F5Cアット・ザ・ムーヴィーズ
スティング リトル・ウィリー・ジョン ガーシュウィン

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同名映画の主題歌だったらしい。邦題は「誰かに見られている」。サスペンス映画だとか。曲は至って可愛らしい内容の歌なのにね。
シンプルなピアノのみの伴奏でスティングがしっとりと歌い上げています。なるほどー、うーん、確かに悪くはない。でも、色んな人がこの曲を歌うのを聴いてるけど、これがベストってほどではないかな。
このCDで久しぶりにロッド・スチュワートとスティングとブライアン・アダムスの三銃士を聴いた。懐かしいなー。シングル買いに走った日を思い出すわ。
他に気になってた曲としては「My One and Only Love」がよかったかな。こないだロッドも歌ってたよなあ、と出だしの部分で頭に浮かんでしまいました。恐るべし、ロッド効果(ロッドが歌った曲は元が誰の曲であれ、その曲を思い浮かべるときの声がロッドになってしまうこと。勝手に命名。たまに例外もあり)。まあそれは半分冗談で、スティングの歌もなかなか。特に曲の終わりの声が高くなるところが。他にもスタンダード系の曲が入ってるけど、どれもしっとり系なんだなあ。スイング系も聴いてみたいわ。
そういえば、ずっと気になってることなんだけど、スティングの「Englishman in New York(NYのイギリス人)」とガーシュインの「An American in Paris(パリのアメリカ人)」は関係あるんだろうか。たまたま同じようなテーマを取り上げただけ?
ちなみにこのアルバム、最近、収録曲を入れ替えて新装版が出たんですよね。タワレコかどこかで両方手に取って買おうか悩んだこともあったんですが、入れ替え前と後でどっちがいいか選べなくてやめました。新しく加えられた曲の評判はいいみたいですね。
B0007N33MCマイ・ファ二ー・ヴァレンタイン ~アット・ザ・ムーヴィーズ
スティング

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2005'12.07 (Wed)

バンド・ワゴンのサントラ

音楽はそれほど気に入ってないって言ってたくせに。没テイク目当てに買ってしまいました。主にオスカー・レヴァントのテイク目当て。
B0000033PPThe Band Wagon: Original Motion Picture Soundtrack
Original Soundtrack

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没テイクは全部で4曲(4つの場面)あって、そのうち2曲にレヴァントが絡んでます。
1曲はレヴァントがピアノを弾いていると明記してあるんですが、聴いてみるとピアノが出てくるのは最初の何十秒かくらいで、ちょっとがっかり。
もう1曲は「Performed by~」となってるんですが、これが歌だけなのかピアノも弾いてるのかがはっきりしない。伴奏はピアノが前面に出てるし、映画の中でもレヴァントがピアノを弾く場面だったらしいので、本人演奏の可能性もあるよなあと思ってます。ちゅーかさ、せっかくレヴァントをキャスティングしたんならその場面をカットしちゃ駄目でしょーに。おかげで実際の映画の中でレヴァントがピアノを弾くのは「I Love Louisa」だけになっちゃったじゃない。まったくもう。そういえば「I Love Louisa」のピアノもレヴァント本人の演奏なのかなあ。
ところでレヴァントの歌って吹き替えじゃないんですね。ヒロインが吹き替えだというから、もしかしてレヴァントも吹き替えだったりするのかなあと疑ってしまいました。役柄とか本人のイメージとかから問題ないと判断されたんでしょうかね(いい意味なのかそうでもないのかは微妙なところ)。
「ザッツ・エンタテインメント・パート2」(映画)でしつこいくらいに「That's Entertainment」(曲)が使われてたおかげか、意外といい曲かも?と洗脳されかかってます。アステアおじいちゃんの声が頭に浮かぶわ~。なんというか、使い回しがきく曲というか、決めのフレーズ(That's entertainment)と〆(The world is a stage, The stage is a world of entartainment)の部分以外は好き勝手に替え歌作れるもんね。そういう意味で便利な曲なのかも。
レヴァント・ファン以外にもこのサントラは見所が結構あります。まずはフレッド・アステアの歌が堪能できること。といってもこの映画で彼の歌はそれほど目立ってませんが、「By Myself」を自嘲気味に歌い始める辺り、かなり好きです。歌ではファブレイががんばってる印象ですね。ブキャナンの歌もこうやってCDで聴いてみるとなかなかよいです。ブックレットは英文ですが、なかなか興味深い内容が書かれています。没テイクについても詳しく書かれているし、少しですが写真も載っているし、撮影中のエピソードが書かれているし、がんばって読む価値ありです(詳しい人には今更なエピソードかも知れませんが)。あとはおまけテイクとして、音楽監督ロジャー・イーデンスの歌が聴けちゃう。といってもこれに価値があるのかどうかは謎ですが。
曲順がストーリー順に並んでるので聴いてるだけで映画を振り返ることができるのもいい。DVD見たときはそんなに曲がいいとは思わなかったけど、サントラ聴いてるだけで映画の内容が目に浮かぶんですね。うまいこと音楽とストーリーが結びついていたのかなあと、ちょっと見直しました。ケチつけてごめんなさーい。
ひとつ残念なのは、1枚のCDに無理やり全曲を詰め込んだせいなのか、曲によっては演奏の途中でフェードアウトしてしまうこと。もっと先があるんじゃないの?聴かせてよ!と思ってしまいました。

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2005'12.06 (Tue)

サラ・ベルナールきせかえ

またわけのわからんものを見つけてしまいました。
0486423913Sarah Bernhardt Paper Doll (Paper Dolls)
Tom Tierney
Dover Pubns 2003-03

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日本のきせかえって、アニメキャラとかマンガキャラとか、あとは特にキャラ関係なくお姫様とか普通の女の子がモチーフになってることが多いような気がするけど、アメリカでは映画スターとか実在の人物のきせかえ人形が色々と出ているみたいです。
実はミュシャきせかえってのも持ってるんですが(本の紹介ページの下の方に載せてます)、サラの方がまだそれっぽいな。ミュシャきせかえは正確に言うとミュシャスタイルきせかえなので、全体的にはミュシャっぽいけど中にはそれ違うだろう!と突っ込みたくなるような服装も。そもそもメインの女性がミュシャっぽくないんだもん。サラのは一応サラっぽい風貌してるからOK。
きせかえと言ってるけど、正式名称は「Paper Doll」。紙人形?でも内容は日本で言う「きせかえ」と一緒で、紙のお人形さんと服や小道具が印刷された本です。
何の衣装があるのかな?というのが気になって、まあ千円以内だし、興味半分で買ってみたけど、遊ぶにはちょっと紙が薄いな~。ぺらぺらだよ。(いや、私は遊びませんけど)
なんか面白い衣装があればなあと思ったけど、あんまり…でした。ミュシャと関係がありそうなところで、椿姫とかハムレットとかトスカがあったんだけど、ポスターの衣装とは全然違うし。どこまで忠実に再現してるのかはわかりません。どこかに元ネタ写真が見つかったら比べてみたいな。

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2005'12.06 (Tue)

ハーモニカの巨匠

ラリー・アドラーという名前を初めて聞いたのは、"The Glory of Gershwin"というCDを買ったとき。そのときはガーシュインしか目に入ってなくて、そういう人がいるんだ、と思っただけで特に興味を惹かれず。その後、ビリー・ジョエルのPV(ライブビデオだったかも)にゲスト参加しているのを見て、あれ、この人…と思ったのが2度目の出会い。たしか、"Leave a tender moment alone"だったかな。でも結局そのときもそれ以上は踏み込まずに終わってしまいました。
それから数年。最近買ったCDの中に彼の演奏が入っていました。歴史的録音なCDなので、かなり古い時代の録音だと思います。"King Of Rhythm"というラジオのプログラムらしいんですが、その中でメドレーみたいな構成の一部として少しだけですが彼のマウス・オルガン(ハーモニカのことらしい)が聴けます。
こうなってくるとちょっと調べてみたくなるのが人情というもので、さっそく調べてみたら、あらびっくり。ガーシュインの音楽と深い繋がりのある人だったんですね。
ガーシュイン本人と交流があって一緒に演奏したこともあるし、ガーシュインの曲は彼の重要なレパートリーのひとつだったらしい。"The Glory~"はその他の参加アーティストばかりに目が行っていて、タイトルに"featuring Larry Adler"ってあるのもあまり意味が分かってなかったんですが、そういう経緯だったとは。これはちゃんと聴かねば。でも実家に置いてきちゃったのよねえ。今度持って帰ってこよう。
アドラー氏は2001年にお亡くなりになったそうですが、その追悼記事にもガーシュインとの関係が書いてあります。ジョージ・ガーシュインと一緒にラプソディ・イン・ブルーを演奏したときのエピソードも見つけました。ガーシュインと親しい友人だったんですね。
他の彼の録音も聴いてみたくなったけど、なかなか店頭に置いてないのよね。ハーモニカ奏者って何のジャンルに入るんだろう?と思ってジャズからクラシックからイージーリスニング、ブルースまで探したけど。しょうがないのでネットで適当に選んでみた。少ない選択肢の中から収録曲リストを眺めて選んだのがこれ。
B000001HIDMaestro of the Mouth Organ
Larry Adler

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収録曲がやたらと多いけど、1枚のCDにこれだけ入ってるってことは1曲あたりが短いってことです。
クラシック系の演奏でも活躍したらしいけど、ここに入ってるのは主にポピュラーソングやジャズ系の曲。アステア映画の曲も多いです。
さっそく聴いてますが、うーん、ハーモニカの限界とかよくわかってないからどう評価していいかわかんないけど、なんかアコーディオンみたいだな。かと思うと弦楽器のような雰囲気も感じたり。ものすごい適当な感想ですが、ともかくこれをあのちっちゃいハーモニカ一本で演奏してるのは確かに凄いかも。
すべて1930年代に録音されたものらしく、音質はそれなり。それくらいの時代の録音物には慣れてるので特に抵抗はない。というか、逆にその時代の音って結構好きです。
オーケストラとかビッグバンドとかと一緒に演奏してるものが多いですね。ときどき歌入りの曲もあって、歌ってる人のことはよくわからないけど楽しいです。最後の方の曲では、ステファン・グラッペリとかジャンゴ・ラインハルトとかいう聞き覚えのある名前が…クインテット・オブ・ザ・ホット・クラブ・オブ・フランスというバンドとの共演だそうで。気になって調べてみたら結構有名なバンドみたいですね。
「ラプソディ・イン・ブルー」もいいけど、最後に入ってた「They can't take that away from me」が一番好きかも。

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2005'12.05 (Mon)

パート3も見ました。

「ザッツ・エンタテインメント」を見たら、3もいっとかないと、というわけで、買ってきました。ついでにCDやらDVDやら買ったら、タワレコのポイントカードがいっぱいになっちゃいました。Wポイントデーだったからというのもあるんだけど。3000円分だから何に使おうかなー。
今気になってるのは、アステア出演の「ブルー・スカイ」か「踊るニューヨーク」。どちらも高いDVDしか出てないから迷ってるのよね。ビング・クロスビー大好きだけど、エレノア・パウエルとの共演も捨てがたい。「上流社会」も気になると書いたけど、買うほどまでには気持ちが盛り上がりきってないです。それよりかは「イースター・パレード」の方が見てみたいかなあ。思い切ってアステアのBOXセットを買うのもあり?まーったく関係ないものを買う可能性もあるけどね。
さて、「ザッツ~3」の感想です。
今回もジーン・ケリーが登場しますが、老けたねー。なんでもこれが最後の映画出演で、ほどなくして亡くなられたそうです。最晩年の映像ってことですね。
パート3の見所は没テイクが収められていることでしょう。元ネタをほとんど知らない私でも結構面白かったので、知ってる人はもっと楽しめるんだろうなあ。バンド・ワゴンで没になったシーンで使われていた歌を別の映画に使ったというエピソードが面白かったです。シド・チャリースが踊る場面ですが、歌は別人が吹き替えてたそうで、そのとき録音されたものをそのまま流用したとか。そんなことしちゃうんですね。しかし、後者の映像は非常に謎な内容だったんだけど、一体あれはどういう流れでああいうことに?何なんだろうなあ。あと面白かったのは、エレノア・パウエルのダンスシーンの撮影風景を撮影したものとか。あんな風に撮影してたんだー。口では説明できない複雑さです。アステアの踊りの実際に映画に使われた映像と没になった映像を並べて映してたのも面白かった。こういう舞台裏のエピソードが多かったですね。
あと印象に残ってるのはアクロバッドなダンス。体が柔らかすぎる3姉妹の怪しい踊り(?)、なにこれー、こわー、と叫びながら見てました。
今回もジュディ・ガーランドの若い頃が出てきて、15歳の頃の映像だったけど、可愛いし歌もうまいよね~。この人は昔は歌手としてしか知らなくて、綺麗な人だなあとは思ってたけど、割と最近まで映画の世界でそんなに活躍してるとは知りませんでした。
アステア特集は今回もたっぷり。まだ映画界に入ったばかりの頃の映像もありました。若い~。この人の踊りを見ていて思うのは、楽器を演奏するように踊ってるなあということ。パートナーの女性をリードしながら踊るロマンチックなダンスもいいけれど、タップや拍手などでリズムを刻んでる踊りが一番好きかも。「イースター・パレード」の一場面でドラムを叩きながら踊ってる(という表現でいいんだろうか、あれは)シーンを見て、そんな風に思いました。

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2005'12.03 (Sat)

サロンドカフェのニューフェイス

サロンドカフェ公式サイトを見てたら、全種類の缶のデザインがリニューアルされたっぽいので、入手すべく伊藤園の自販機へ向かいました。といっても出かけたついでに、心当たりの場所に寄ってみただけですが。
そしたらなんと、新製品が出てるじゃないですか。でも公式サイトには載ってないんですけど。缶の大きさは過去最大?でもその割りに絵が小さい…


ついでにカプチーノとデミタスを並べてクリスマスカラーちっくに。

そうだ、お出かけ先で、ミュシャのレインボーカードもしっかりゲットしてきました。夢想の絵柄のやつです。

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2005'12.02 (Fri)

ミュシャのカレンダーを比較しよう

このページは2006年用カレンダーについての情報です。最新の情報はこちら

年末ですねー。カレンダーの季節ですねー。
ミュシャのカレンダーのこと調べてる人が多いみたいなので、どんなのが出てるか調べて比較してみました。(そんな理由がなくても当たり前のようにチェックしてますが)
まずはTeNeuesから出てるやつ。これはサイズが3種類ありますが使用絵柄は同一です。一番安いのがCDサイズ、中間がLPサイズ、一番大きいのはポスター並み(結構でかい)。絵柄は、冬1900、愛人たち、ショコラマッソン幼年期、春1900、パーフェクタ自転車、セントルイス博覧会、モナコモンテカルロ、カーネーション、羽根&桜草、月光、鉄工所、モエ・エ・シャンドン・ホワイトスター。
中サイズ。
3832711104Mucha 2006 Calendar

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大サイズ。
3832709487Alphonse Mucha 2006 Calendar

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ミニサイズ。
3832712615Alphonse Mucha 2006 Calendar

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Pomegranateから出てるのはLPサイズですかね。絵柄は、スラヴ叙事詩展、絵画、春1886、薔薇&アイリス、サロメ、パーフェクタ自転車、冬1886、秋1900、夢想、月&宵の明星、トパーズ&ルビー、ヒヤシンス姫。
0764930869Alphonse Mucha 2006 Calendar

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海外サイトを見て回ると見本画像が出てるので、タイトルだけじゃわからん!という人は探してみましょう。キーワードは「mucha calendar 2006」。Googleでイメージ検索すれば一発で出てきます。
あと、絵柄の確認はできないけどドイツ製のカレンダーもあります。Ackermannというと出版社らしいんだけど、調べても絵柄までは出てこない…。サイズは45x33と64x33。八重洲ブックセンターで売ってるらしく、リストがネット上にあって通販も受け付けてるけど、詳細不明だからなあ。東京近辺の人なら実物が見られるかと。私の代わりにチェックしてきてください(笑)
あとは国産のカレンダーも出てますね。書店とかバラエティショップなどのカレンダー売り場で見ました。こちらはポスターサイズに近いけど、たしか2ヶ月で1枚だったような。絵柄は忘れた。無難なセレクトだったかな。
*追記*楽天に情報があったので載せておきます。(ただし在庫切れ)
絵柄は、夏1896、ルビー、春1896、月光、秋1896、トパーズ。
アルフォンス・ミュシャ カレンダー2006年
サントリーミュージアム天保山のミュシャ展でも特製グッズとしてカレンダーが出てました。ポストカードにもなるというもので、当然サイズもそれくらい。2ヶ月で1枚なので全部で6枚か。これも割と無難な絵柄だったような。その辺が個人的には物足りなくて買ってないのですが。

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2005'12.01 (Thu)

パート2も見ました。

昨日に引き続き、ザッツ・エンタテインメントのお話。
今回のアステア様(ついに「様」付けになった)は進行役として登場。70代後半にしてあの身のこなし、素敵過ぎます。「イースター・パレード」の場面も素敵~。「Steppin' out with my baby」のスローモーションかっこい~。浮浪者の扮装は怪しすぎるけど…。「絹の靴下」のダンスも素敵でした。シド・チャリスいいよね~。
チャリスといえば「雨に唄えば」にも出てたんですね。かっこえ~。同じく「雨に唄えば」のドナルド・オコナーもいいですね。「Make'em Laugh」楽しすぎます(これはパート1に収録)。
白黒映画で「Temptation」を歌う若き日のクロスビーもいいけど「上流社会」でサッチモと一緒に歌うクロスビーがかっこよすぎ。うわー、やっぱりこの映画のDVD欲しいよー。
ミーハー・モード炸裂ですが、もう一人の進行役(たぶんこっちがメイン司会者)のジーン・ケリーについてあまりコメントがないのは…察してください(笑)アステアvsケリーなら絶対アステア派だもの。でも今回見ていて思ったのはジーン・ケリーって子供受け良さそうってこと。私も小さかったらあんなお兄さんが近所にいて欲しいかも。今はいらんけど(笑)ちなみにクロスビーvsシナトラなら絶対クロスビー派。シナトラは黄色い声援受けまくってて凄いですね~。でも私の守備範囲ではないらしく、あまりそそられない。
名場面集というコーナーで色んな映画のワンシーンを連続で見せてたけど、さっぱりわからなかった。すんません、耳年増というか、妙な知識だけあって実際の映画をあまり見てない人なので。
ガーシュインについても触れておこう。今回はエレノア・パウエルが「レディ・ビー・グッド」で「Fascinating Rhythm」を踊ってました。あと、何故か映画の中の登場人物がガーシュインの曲「Lady, Be Good!」を作曲してる場面が。ジュディ・ガーランドの「ガール・クレイジー」の一場面もまた出てきました。
あと、マニアック・ポイントとして、ジャネット・マクドナルドが「Lover Come Back To Me」を歌うシーンが見れてちょっと嬉しい。「New Moon」という映画の一場面。実はある曲に「若きジャネットが「Lover Come Back To Me」を歌った…」という歌詞があって、最初はジャネットって誰?状態で。ちょっと調べてみてもしかしてジャネット・マクドナルドって人なのかなあと推測はできたけど、こんなところで見られるとは。同じ曲で「ジュディ・ガーランドが「ボーイ・ネクスト・ドア」を歌った…」という歌詞もあって、その場面もしっかり入ってました。「若草の頃」の中で歌ってた。何の曲かというと「Such A Night As This」というHugh Martinが作詞した曲。前に紹介したマイケル・ファインスタインのアルゴンキン・ライブCDに入ってました。
もう一つのマニアック・ポイントはマルクス兄弟。この人たちのことはぜーんぜん知らなかったんだけど、オスカー・レヴァントのこと調べてたときに名前が出てきたんです。その時点では何やってる人かもわかってなくて、これ見て初めてわかった。英文資料の中にあったんだけど、そこに何が書かれていたかは忘れました。マルクス兄弟を紹介するときのアステアもキュートでした。
レヴァントといえば、アステアとケリーが映画のポスターがあちこちに貼られたセットを歌いながらうろうろする場面で「Concerto in F / Oscar Levant」と書かれたポスターがあるのを発見。多分「巴里のアメリカ人」繋がりなのかな?それだけでなく「バンド・ワゴン」で「ザッツ・エンタテインメント」をアステア、ブキャナン、ファブレー、レヴァントの4人で歌い踊るシーンが何度も出てきたり、レヴァント・ファンにはちょっと嬉しい。どうせならピアノを弾く場面も入れて欲しかったな。と思ったら、最初は候補に上がってたのに外されちゃったらしいという情報をゲットしてしまいました。そんなあ。
余談。実はちょっと前に気にしてた伝記、買っちゃったんです。まだちょっとしか読んでないけど。自伝は文章オンリーだけど、伝記の方は写真付きで、その部分だけ見てても楽しいです。でもまだガーシュイン話には到達してません…。
最近、欲望の赴くままに情報収集してるうちに、微妙に英語力がアップしてる気がします。スラスラ読んだり聞き取れたりするレベルではないけど、以前よりはすんなり頭に入るようになってきたような。うーん、煩悩ってすごい。

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