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2006'05.29 (Mon)

シャリヴァリ

伊丹市立美術館へ企画展「狂相曲シャリヴァリ宮の才人たち」と「2006所蔵品展I」を見に行ってきました。
伊丹市立美術館の公式サイトを見たら、4月には鹿島茂氏の講演会があったとか。もっと早く知ってれば行ったのにー。でも興味を持った時期が5月に入ってからだから、興味を持つのが遅すぎたのよね…しょうがないか。
伊丹市立美術館は初めて行ったんだけど、静かなところでした。ってゆーか、人が少ない…まあ、郊外の市立の美術館ってこんなもんかしらねえ。
企画展はルボーという画家がシャリヴァリという雑誌のために描いた彫刻家、画家、歌手、俳優、音楽家、作家、文学者、ジャーナリストといった当時の著名人の戯画を展示するというものでしたが、知ってる人は少なかったです。発表された時期が1840年前後の数年間のものだったため、私にはちょっと馴染みが薄い時代だったというのもあるかな。芸術家とか作家とかなら残した作品によって名前が後世に残っても俳優とかジャーナリストになると今でも知られてる人なんて少ないだろうからねえ。というわけで、人となりを知らなくて戯画が楽しめるのかという疑問は抱きつつも、解説文を読んでふーんと思ったり、リトグラフのタッチってこういうのよねーと線を眺めてみたり、全71点、時間をかけてじっくり見てきました。
所蔵品展は、ギルレイというイギリスで活躍した風刺画家、ドーミエというフランスで活躍した画家の2本立て。
ギルレイの絵はカラー(エッチングに手彩色)で、時代はドーミエやルボーより少し前で18世紀末から19世紀初め。企画展を見てちょっと目が疲れてたところにカラフルで細かい絵はきつかったです。しかもさっきまでフランスだったのに今度はイギリスで、頭がついていかない…。なのであんまりじっくり見れなかったけど、イギリスってやっぱりフランスが嫌いなんだろうかと思わせられました。こないだの二都物語をちょっと思い出した。でもイギリスはイギリスで色々あるんだけどね。
ドーミエは今回展示されていたのはルイ・フィリップの時代(1830年代)の政治風刺画でした。少し前にサラ・ベルナールの本でちょっとだけその辺の時代のことをかじっていたので、なんとかついていけました。政治風刺をすることで検閲されたり逮捕されたり、昔は大変だったんだなあ。洋なしを見るたびルイ・フィリップを思い出しそうです。
売店には過去の展覧会の図録とか、所蔵品を貸し出した先の美術館が発行した図録とかがあって、ちょっと欲しいかもと思ったけどまだ今はいいかなと思い直して、見本を少しだけ読んできました。こういう雑誌の挿絵というのは紙の質がどうしても劣るため耐久性に難があるそうで、雑誌になる前の試し刷りの段階のものをコレクションとする方針にしているとかそんなことが書いてあって、なるほどーと思ったり(うろ覚えで適当なこと書いてます)。
今回の企画展の図録はなかったんだけど、展示品をもとにした人物図鑑シートなるものが売ってたので記念に買ってきました。


こういう感想を書くのは苦手なので、意味不明ですいません。洋なし、ルイ・フィリップで検索したらこんなページが出てきたので気になる人はどうぞ。
19世紀フランスのカリカチュア(林田遼右:千葉大学名誉教授)/雄松堂書店

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2006'05.21 (Sun)

二都物語

チャールズ・ディケンズ原作の映画「二都物語」が先週BS2で放送されました。
二都物語二都物語
ダーク・ボガード

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先日読んだ「60戯画」という本にディケンズも載っていて、まさにこの「二都物語」についての記述もあったのでタイムリーなTV放映でした。
イギリス映画で、主演はダーク・ボガートという人。
最初のうちは人物の見分けがつかなくて、ストーリーも掴み辛かったんですが、途中からは話の筋も見えてきて、最後は泣けました。なんというか、チャールズがアホボンにしか見えん。マネット嬢もなんだかなーな感じ。カートン(ボガート)が何でそこまで人生を諦めてるのかがよくわからない。無償の愛ってやつなんだろうけど、受けた方はどう思ったんだろうなあ。そこまで描かれずに終わってしまったので気になるわ。もしかしてあの瞬間に気付いてたんだろうか。あと印象に残ったのは悪徳フランス貴族のおっさんのいかにもな悪役面と、その貴族を憎むテレーズの執念深さ。こわいよー。
ちなみに「60戯画」になんと書いてあったかというと、ディケンズはパリを憎みロンドンを愛していた、「二都物語」はディケンズにとってしょせん「一都物語」にすぎなかった、ということ。
原作は未読、映画がどこまで原作に沿った形なのかわかりませんが、たしかにパリの描写はお世辞にも素敵とは言い難い。時代が革命期のパリで、ベルエポックの華やかなパリではないせいもあるんでしょうけど。登場人物がロンドンとパリを行き来するんですが、ロンドンは平和そうで、パリは大変そう。貴族の横暴もひどいけど、革命だといって立場的に貴族側についてただけで罪のない人たちを問答無用に処刑する人たちもひどい。ロンドン賛美的な部分は気付かなかったけど、フランスに対する見方はたしかに厳しいかな。
原作にも興味があるけど、長編っぽいから、機会があればってことで。いつか読みたいリストに入れておこう。
二都物語 (上巻)二都物語 (上巻)
ディケンズ

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戯画といえば、関西にドーミエなどの戯画コレクションが豊富な美術館があるそうで。戯画に興味を持つまでは全然知りませんでした。
伊丹市立美術館
今やってる企画展と所蔵品展が面白そう。企画展は6/4までなので、来週か再来週か、なんとか時間作って行きたいな。
ただ、所在地を見てあの事故を思い出してしまいました。私は直接も間接的にも被害は受けてないけど、今でもあの路線には必要に迫られない限りは乗りたくないので、遠回りでも阪急で行くか…。

Edit |  23:28 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'05.17 (Wed)

ぬりえの比較

最近大人の塗り絵が流行っていますが、ミュシャと見れば何でも気になる私は一通り買い集めてみました。今のところ出ているのは4種類。
一般の書店で販売されているのは「名画の塗絵」「ぬりゑ塾(ぬりえ塾)」という書籍。
アールヌーヴォー名作〈1〉ミュシャぬりゑ塾 アールヌーヴォー名作〈1〉ミュシャ

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アールヌーヴォー名作〈2〉続ミュシャぬりえ塾 アールヌーヴォー名作〈2〉続ミュシャ

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名画の塗絵―アルフォンス・ミュシャ編名画の塗絵―アルフォンス・ミュシャ編
塗絵を楽しむ会

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画材屋さんや東急ハンズなどで販売されている「塗絵倶楽部」(ばら売り)。
さらに「Art Nouveau Figurative Designs」という洋書もあります。これはアマゾン等のネットショップや洋書取り扱い書店などで手に入ります。店頭で探す場合は、デザイン関係の棚に同一出版社の本(薄っぺらい平綴じの本)がまとめてある中にまぎれてることが多いです。私は丸善@大阪で見つけたような記憶が。
Art Nouveau Figurative Designs (Colouring Books)Art Nouveau Figurative Designs (Colouring Books)
Alphonse Marie Mucha Ed Sibbett

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これらの塗り絵をなんとなく眺めていたらすべてに共通する絵柄があったので、急に思いついて比較をしてみることにしました。写真はちょっとピントが甘いですが、ご愛嬌ということで。

Edit |  00:49 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(8)   このページの上へ

2006'05.15 (Mon)

梅田でミュシャもどき

シャガール展の帰りに梅田の紀伊国屋書店に寄りました。
こないだ見かけたアリスの塗り絵が欲しい…。だけど買っても本当に塗るんだろうか。そんなことを考えながら塗り絵コーナーを眺めてたら、こんな本を発見。
愛らしい犬と猫のぬり絵―心が癒されるペットアート愛らしい犬と猫のぬり絵―心が癒されるペットアート
目羅 健嗣

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現時点でアマゾンでは表紙画像が出ませんが、原画作家ご本人のサイトに出てます。表紙の画像の左下隅にどこかで見たことあるような背景(枠線)が…
猫とか犬の塗り絵もあるんだーと思って手に取ってみたらこんな表紙だったんで、お!と思ったんですが、作家の名前を見て納得。この人のことは結構前から知ってて、ミュシャ風の枠の中に描かれた猫の絵のポストカードとか持ってたりするんですが、塗り絵分野にも進出ですか。中身を見たところ、ミュシャ風なのは3つ。猫が2枚と犬が1枚だったかな。サイト内のギャラリーなどを見ると色々やってることがわかります。
あと、ミュシャトランプ発見。52枚全部絵が違うやつ。私は既に持ってるので、ここにも売ってるんだーと思っただけですが、大阪近辺で探してる人がいたら是非。今月末には世界のトランプフェアもやるらしいので、面白いトランプがないか見に行こうかな。

ついでにそのあと寄ったスーパー(成城石井)で可愛い装飾模様の入った缶をゲット。入れ物目当てで中身は二の次です。優雅な曲線がミュシャとかその時代っぽい雰囲気。
その1:リプトンの紅茶。


これはもっと大きい缶(お徳用)もあったんだけど、重かったので却下。小さい缶を買ってみました(高さ約8cm)。側面とか缶の上面も可愛いです。
紅茶は良く飲むからいいんだけど、ティーバックじゃないのね、これ。買った後で気付いたよ。葉っぱで入れるのはめんどくさいんだよねー。なんて言ってないでたまには優雅に入れてみますか。せっかく買ったんだし。
ちなみに大きい缶の方は水色(セイロン)と白色(ダージリン)の2種類ありました。白もなかなか可愛かったです。でもあのでかさ(小さい缶を縦横それぞれ倍にしたくらいの大きさ)ってことは入ってる茶葉の量も相当だろうなあ…。やっぱり買わなくてよかったかも。
その2:アメリカ産のミント・タブレット(缶は中国産らしい)。
06-05-13_22-51.jpg

こちらは3種類あって、これはチョコ味。他はシナモンとペパーミントだったかな。それぞれ色が違ったので悩んでひとつ選んできました。
この缶は1920年代のシガレットケースをモチーフにしたものだそうです。写真ではわからないけど微妙に反ってます。
缶の裏にWebアドレスが書いてあったので乗せときます。
HINT MINT
これを見ると他にも色々可愛いデザインの缶を出してるみたいですね。いいなー、こういうの好き。

Edit |  00:09 |  ミュシャもどき  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'05.14 (Sun)

シャガール展へ行ってきた

サントリーミュージアムで開催中の「愛のシャガール展」に行ってきました。
電車代をケチって、他の用事で大阪に出るついでに行ったら、会場に着いたのが閉館1時間前。雨が降ってたし時間も時間なので人は少なくて快適に見れたけど、ミュージアムショップに寄ってる時間がなかったのが残念。
展示の方は人が少なかったせいもあるのかもしれないけど、広々していて余裕がある印象。ダフニスとクロエのシリーズは凄かったですねー。ストーリーは面白いんだかどうだかよくわかんなかったけど、色が綺麗だった。一点一点しっかり見た後にちょっと後ろに下がって全体を見渡すとカラフルさがよくわかる。モノクロの本の挿絵は何ともいえない雰囲気があったな。花束の絵が綺麗だった。最初の奥さんをモデルにした絵が多いらしいんだけど、横たわる裸婦(タイトル忘れた)がよかったな。あと、何の絵だったか忘れたけどモノクロの線画の上にうっすらと部分的に色を乗せてあるのが何とも言えずよかった。
代表的なイメージは恋人同士が寄り添っていたり、妙な馬とか鳥とかヤギとかがいたり、人が空を飛んでたりなんだけど、今回はちょっと違う雰囲気の絵もあった。キュビズムっぽいのとか。印象派を感じさせるようなものも。あと、似てるってほどではないのかも知れないけどちょっとサヴィニャックを思い出させる雰囲気のもあったかな。でもシャガールはやっぱりシャガールでした。
シャガールの絵ってうまいんだか下手なんだかよくわかんないんだけど、昔からなんとなーく好きです。でも良さがわかっているかというとそうでもないような。そんなことを思いながら見てました。
今回初めて知ったんだけど、シャガールってロシア系ユダヤ人だったのね。それから、生前から評価が高くて生涯現役だったという部分では幸せな人だったみたいだけど、評価が高いがゆえにナチに絵を焼き捨てられたりフランス国籍を剥奪されてアメリカに亡命したり最愛の奥さんに先立たれたり故郷の人と衝突してある時期以来二度と戻らなかったとか、大変なことも多かったとか。
展覧会グッズを見ていたら、ミュシャ展のときにもあったエコバッグがありました。最近流行ってるの?サントリーミュージアム特製なんだろうか。
グッズ売り場には額縁に入った絵もたくさんありました。その中にちょっとコクトーっぽいような絵があって可愛かったけど、何万円だっけか、それなりのお値段だったので見送りました。あれが安いポスターとかであったら欲しかったなあ。
あと、最初にも書いたように寄れなかったミュージアムショップにもたぶん色々グッズやら書籍やらは置いてあったっぽい。今度そこだけ見るために行こうかなー(電車代をケチった意味がないような…)。
買ってきたグッズなど。下にひいてあるのは会場で配っていた新聞記事の一部と思われる紙。
06-05-14_16-07.jpg

ところで今、愛媛の方で「ピカソとモディリアーニの時代」という展覧会をやってるらしい。いいなーと思ったんだけど、巡回予定を調べると、広島、秋田、東京、福岡って…中部と関西はすっ飛ばしですか?近くでやってれば見に行きたかったけど、遠征してまでは行かなくてもいいかな。

Edit |  16:21 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'05.12 (Fri)

迷宮美術館を見逃すな!

今月末に放送される迷宮美術館で堺のミュシャ館が紹介されるみたいです。
追跡!世界一のミュシャコレクション
放送日はNHK-BSハイビジョンが5/29(月)23:00~24:00、BS2が6/4(日)23:00~24:00。
1時間まるまるミュシャなのかなー。楽しみ。
でも前にこの番組でポスター&ミュシャ特集やったときはクイズとか関係ない特集とかがあって物足りなかったんだよなあ。今回はどうなんでしょ。説明文を見る限りは面白そうなんだけど。
うちじゃハイビジョンは見れないのでBS2待ちです。地上波じゃないのがちょっと残念だけど、再放送やるかな。これで少しでもミュシャ館の存在が知られるようになるといいな。いつ行ってもすいてるってのは嬉しい反面寂しいもんなあ。
などと言いながら私も随分長いこと行ってないんですが。大阪駅から関空快速で30分くらいだからむちゃくちゃ遠いってわけじゃないんだけど、大阪(梅田・心斎橋)へはよく行くのに堺まではなかなか足が伸びません。
今やってる企画展はちょっと気になるから今回こそは行こうかな。

*6/2追記:地上波での放送は現時点では未定ですが、7月に放送されるかもしれないと堺のミュシャ館に書いてありました。

Edit |  21:08 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2006'05.11 (Thu)

連休中の出来事(余談)

国立西洋美術館へ行った日は、上野に到着したのが朝の9時半で、上野を離れたのが午後1時でした。帰りの電車は5時半ごろのを取っておいたので、あとは何して過ごそうかなーと考えて、候補としては丸の内とか神保町付近ってのもあったんだけど何となく新宿へ。
今回はあんまり気合が入っていない旅で、下調べもほとんどせず、午後の予定は行き当たりばったり。紀伊国屋書店とHMVを物色して、西口やら東口やらうろうろしてるうちに、4時半過ぎたので帰りました。ひとつ行ってみたいところがあったんだけど正確な場所がわからなくてやめました。後で調べたら渋谷だったよ。
新宿といえばアレもやってたのよねー。ミュシャの展示即売会。時間があったら覗いてみようかと思いつつ、捕まりたくないのでやっぱりやめときました。興味本位で新作見たかった気もするけど、そんなところに時間を取られるのはもったいないもんね。
翌日、今度は名古屋へお出かけ。こちらは純粋に買い物です。栄と名駅付近をうろついてきたんですが、栄でもミュシャの展示即売会やってたみたい。帰り際にポスターを見かけただけで正確な場所は知らないけど。
ちなみに帰省先からのUターンの途中に梅田で乗り換えるんですが、そこでもミュシャの展示即売会やってたらしいね。そんな行く先々でやってなくてもいいのに。三大都市でニアミスだよ。ひとつくらい行っとけばよかった?いやいや、最初っから歪んだ目線でしか見る気ないんだし、無駄に体力消費するのはもったいないわ。
そういえば連休中にアクセス数が増えてたのはそれのせいなんだろうか。増えたといっても倍増もしてなくて5割増くらい?でもうちではなるべく触れないようにしてるからなあ。あの手の展示会は素人(?)にはお勧めできないと思ってるから開催予定を知ってても紹介しない方針なので。情報を求めて来た人、すいません。
遭遇したのは展示即売会だけではなく、名古屋でミュシャ塗り絵の新しい本を発見。「ぬりゑ塾」のアールヌーヴォーシリーズ第2弾です。表紙はビザンチンヘッド。内訳はうろ覚えだけど四季かなにかの連作が入ってたような。後で確認します。
(5/13追記:アマゾンのページの詳細が載ってました。この記事を書いた時点では載ってなかったと思うんだけど…最初はミュシャの名前も出てなかったような。後から書き換えられたのかな?)
ぬりえ塾アールヌーヴォー名作―色鉛筆で描く (2)ぬりえ塾アールヌーヴォー名作―色鉛筆で描く (2)

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ミュシャの塗り絵は売れてるんですかねー。そういえばアリスの塗り絵(テニエル画)が出てるのを見て、ちょっとウケた。何に反応したかというと…小さい頃って本の挿絵とかに勝手に色塗って遊んだりするでしょ、この絵はまさに子供向けの本の挿絵だったわけで、しかもモノクロの線画とくれば塗りたくなる対象そのものなわけで。童心に返って塗り塗りできそうだなあと思って。テニエルの絵って小さい頃は変な絵だと思ってたけど今は大好きです。
4882191911不思議の国のアリス―塗り絵
ジョン・テニエル
サニー出版 2006-04

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ところでうちの親も塗り絵の本を持ってるというので何を買ったのか聞いたら花の絵のやつだって。水彩色鉛筆も買ったとか。でもまだ手をつけてないらしい。それ以前に買った絵手紙セットみたいなのと絵の具(顔彩だっけな)もあるのに全然やってないらしい。こういうところは似てるかも。

Edit |  21:45 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'05.10 (Wed)

国立西洋美術館・売店編

ロダンとカリエール展の続きです。
展覧会鑑賞後は売店へ。ここは美術館系の書籍が充実してました。本がたくさん並んでるのを見るのって楽しいね。読んでみたい本が増えちゃったよ。で、1冊買っちゃった。この本、表紙を見た瞬間に「あ、サラだ!」と目を輝かせてしまいました。
412204598360戯画―世紀末パリ人物図鑑
鹿島 茂
中央公論新社 2005-10

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鹿島茂はフランス関係の本をたくさん書いてるみたいで気になってた名前だし。19世紀パリの著名人が並んでるのも面白そうだったし。そんなに文章量も多くないのですぐに読み終わりました。人物辞典みたいなものなので今後も役に立つかも。
有名な人から今では忘れ去られてしまった人、世界的には有名ではなくてもフランスでは今も愛されている人まで、60人の似顔絵と略歴&解説が載ってるんですが、女性がサラだけってのは流石だねー。あと、この本に利用した図版が全部著者・鹿島茂氏の私物ってところも凄い。かなりの古書マニアだという噂は聞いてたけど、なるほどという感じ。
最近、一世を風靡したはずなのに忘れ去られてしまった人というのに興味があります。時代を超えられなかった人とそうでない人の違いって何なのかなとか、何かのきっかけで再評価される可能性もあるのかなとか。
他にいいなーと思ったのがエミール・ガレの本。文庫なんだけどオールカラー(たぶん)でした。
エミール・ガレ―人と作品エミール・ガレ―人と作品
由水 常雄

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そういえばガレの作品は知ってても人物像はよく知らないなと、ちょっと気になって手にとってみました。ぱらぱらっとめくって数行読んでみた部分に興味を引かれたので、値段もサイズもお手頃だしそのうち買っちゃうかも。
もうひとつ世紀末関係でフィリップ・ジュリアンの本もあったので手に取ってみた。
4560038996世紀末の夢―象徴派芸術
フィリップ ジュリアン Philippe Jullian 杉本 秀太郎
白水社 2004-04

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面白そうなんだけど、読みたさと値段を天秤にかけるとまだ高い気がするんだよなあ。買うとしたら前に気になると書いたモンテスキューの本(同じ著者)の方が先かも(余談だけどサラ・ベルナールはモンテスキューのことをキューキューと呼んでたらしい)。図書館で借りて読むという手もあるけど返却前に読み終える自信がないわ。
その前にこれを読まないと。買ったのはいつだっけ?半年くらい放置してる気がする。
400008979Xアール・ヌーヴォー
スティーヴン エスクリット Stephen Escritt 天野 知香
岩波書店 2004-09

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ちなみに連休中はこの本を読んでました。
前に拾い読みして以来しばらく放置してたんだけど(そんなんばっか)最初からちゃんと読もうと思って。やっと10分の1くらい読んだ。マイケル・ファインスタインがアイラ・ガーシュインと顔を合わせるまであと少し、というところです。
それにしても読んでるとマイケル少年に親近感わきまくり。特にコレクターとしての行動とか掘り出し物との出会いとか、わかるわかるーって感じ。
出来事が時系列に並んでなくて時代が行ったり来たりするのでちょっと混乱するんだけど、読みやすい文章だと思います。早く先が読みたいんだけど、ある程度まとまった時間を取って読まないと内容がなかなか頭に入ってこないので(頭を英語モードに切り替えるのに時間がかかるし)次に進めるのはいつのことやら。

Edit |  21:17 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'05.09 (Tue)

ロダンとカリエール展

連休中に帰省がてら上野の国立西洋美術館へ行ってきました。(実家は東海地方なのでついでと言うには全然遠いけど、それでも所要時間は1時間以上短くて済むので行きやすい)
GWに上野って無謀かしらと思いつつも、GW前の時点で藤田展は激混みらしいが西洋美術館はそれほどでもないと聞いてたので、思い切って行ってみることに。さすがに公園内は人が大量発生してたけど、美術館の中はほどほどの混み具合でした。
今回の主目的はカリエール。プーシキン美術館展に行ったときに初めて見て、いいなーと思ったから。ついでにロダンはミュシャと親しかったというしね。とはいってもこの展覧会にミュシャは一切関係ありませんけど。あと国立西洋美術館は常設展も充実してるらしく、同時に面白そうなプチ企画展もやってたから。
で、カリエールの感想は、まあそれなりに楽しめたかな。でもプーシキンで初めて見たときほどの感動はなかったなあ。ロダンはまじまじと鑑賞するのは初めてかも。なかなか面白かった。ミュシャファン目線で見ると、ミュシャがロダンに手ほどきを受けて作った彫刻のことを思い出してみたり、ミュシャの幻想的なパステル画はちょっとだけカリエールと通じるものがあるかなあと思ったりしてました。
結局メインの展示会場は1時間弱で出てしまって、常設展示へ移動。そこで2時間ばかり費やしてしまいました。だって展示量がすごいんだもん。さすが国立の美術館、てことなんですかねー。
最近は印象派とかエコールドパリとか近代の絵画ばかり見てたので16世紀とか17世紀の絵画は新鮮だった。古いのになんであんなに色鮮やかなんだろ、と思うくらい綺麗なのもあった。風景画の中に神話的な場面を溶け込ませたりする絵も面白かったな。それから静物画ですっごく瑞々しい透明感のあるぶどうの絵がよかった。印象派やエコールドパリも結構あった。フジタもあったよ。現代アートも少しあったけどよくわかんないなあ。わかんないなりに何らかのインパクトがあればいいと思うんだけど、そういうのも感じられないのは自分に素養がないからなのか。知識がなくても楽しめるものと、知識があった方が楽しめるもの、どっちがいいとは言わないけど、その時々で自分に合った楽しみ方ができればいいのかなーとは思うけど。
常設展示室内のプチ企画展「芸術家とアトリエ」も面白かった。カリカチュアとか画家のアトリエ探訪記とか。でも展示されてる図版より解説文にかぶりつきなのはいかがなもんかと。いや、この展示に関してはそっちを読んでる方が面白いってのは確かなんだけどね。あの内容をまとめた本とかあったら欲しいくらい。置いてあったリーフレットは貰ってきたけど、ぜひ図解入りの詳しいやつを希望。
常設展示がこんなに充実してたら特に面白そうな企画展がなくてもときどきふらっと行きたくなるかも。京阪神で常設展示が充実してるところってあるのかな。自分好みのコレクションをしている美術館が狙い目なんだろうけど、そんなとこあるかしら?関東だったら心当たりはあるのに。

この日の話はまだ続きます。
06-05-05_12-44.jpg


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