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2006'06.28 (Wed)

ルドンとその時代展(7/8~)

なぜかふいに、岐阜県美術館ってルドンのコレクションしてたよなーと頭に浮かんで、「ルドン 岐阜」で検索したらこんなのが出てきた。

「ルドンとその時代」展
2006年7月8日(土)から8月20日(日)まで
岐阜県美術館

なんてタイムリーな。来月からこんな面白そうな展覧会をやるなんて。
開催年月日を何度も確認してしまった。たまーに古い情報がひっかかって、既に終わってる展覧会でがっかりということがあるので。
ちょうど夏休み期間とかぶるから、お盆休みにでも行ってこようかな。会期末だと混むかなあ。岐阜だったら大丈夫?(なんて失礼な)
でも名古屋からそんなに遠くないし、それなりにビッグネームも来てるから意外と集客率よかったりして。宣伝をどのくらいするかによるかな。
ルドン以外では、モロー、ルノワール、モネ、ゴーギャン、クリムト、ボナール、ピカソ、カンディンスキーなんて有名どころもあるらしい
今までにルドンはたまたま行った先にちょこっと展示してあったとかで2,3回見た程度で、そんなに詳しくないんだけど、なんとなく惹かれるものを感じます。
年代によって作品の雰囲気は異なるみたいなので、どんなのが展示されてるかも気になる。
美術館の説明によるとコレクションの大半はモノクロ版画っぽいけど、パステルや油彩のカラー作品もあるみたいだから、期待できそうかな。
愛知・岐阜・三重の3つの県立美術館合同企画ってのが面白いね。

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Edit |  21:30 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.26 (Mon)

19世紀末パリのポスターとモード展(7/15~)

来月中旬から神戸ファッション美術館でこんな展覧会をやるそうです。
ロートレック・ミュシャ・シェレ
-19世紀末パリのポスターとモード展-

7月15日(土)~10月10日(火)
19世紀末、ポスターを芸術の域まで高めたといわれるロートレック。
本展では、彼の作品を中心に同時代に活躍したミュシャやシェレのポスターなどの印刷物、併せて豪華なドレスにより古き良き時代を振り返ります。

ということで、メインはロートレック。ミュシャはどれくらいあるのかな?豪華なドレスというのもどんなのか気になります。
神戸ファッション美術館って六甲アイランドにあるやつだよね。前に何か見に行った記憶はあるんだけど、なんだったっけなあ。夏の暑い日だったことは憶えてるんだけど。

Edit |  23:00 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2006'06.25 (Sun)

古本屋で世紀末めぐり

なんとなく思い立って大阪某所の古書店街へ行ってきました。
特に何を探しにって目的はなかったんだけど、ついつい散財しちゃいました。


どれも年季ものです。ほとんど書かれたのは生まれる前だよ。お値段は全部で5千円くらいかな?安くもないけど高くもない、妥当なところかな。ほとんど(全部?)絶版だけどプレミアつくほどの本でもないし、まあこんなもんでしょう。
左から順に、紹介していきます。
魅惑の世紀末(海野弘):1986年発行の初版。
これは割と新しい本。といっても20年前か…。ミュシャのスラヴィアが表紙。この表紙、どこかで見たことあるような気がするんだけど、単にスラヴィアだからそんな気がするだけなのか、本当に以前どこかで遭遇してるのか、不明です。見たことあるとしたらむかーしむかし図書館あたりで見てそうな感じ。ここ数年じゃなくて、小さい頃だろうな。
中身は最近すっかりおなじみになった海野弘です。内容は各種機関紙や展覧会カタログなどに掲載されたエッセイを1冊にまとめたもの。まだ読んでないけど早く読みたいなーと思わせる本です。ちなみにこの本の続刊的な作品も持ってます(「世紀末のスタイル」)。この本を買ってからなんとなくその本をひっぱり出してみたらあとがきにそんなことが書いてあったので、あらまあと思った。
06-06-25_21-00.jpg

世紀末芸術(高階秀爾):1972年発行の第8刷(初版は1963年)
この人の名前も世紀末関係でよく見ます。1963年という時代に書かれた世紀末美術に関する本というのに興味を惹かれて買ってみた。あとで別のお店でこの本の再版本(1980年代に出たハードカバー本)も見かけました。でもそっちは割高だったような。こちらは年季の入り方がさすがという感じ。紀伊国屋新書ってそんなレーベルあったんだ。知らなかったよー。傷みの激しさを考えると再版本を買えばよかったような気がするけど、まあいいか。
アール・ヌーヴォー(マリオ・アマヤ):1984年発行の第6刷(初版は1976年)
ブラッドレーが表紙。裏表紙がロートレック。同じ本の版違い(微妙に装丁が違う)が同じ値段で並んでたので新しい方を購入。PARCO出版ってそんなのあったなあ。今でもあるのかしら。アールヌーヴォーについては本で読んだりネットで調べたりしても、いまだに「こういうもの」と決め付けられないものを感じていて、こういう本を見つけるとつい欲しくなってしまいます。
Art Nouveau(Paul Hamlyn):1969年版(初版は1966年)
最後はこの中で一番高かった本。1969年という年代の割に写真も綺麗だし、表紙が傷んでしまってるのを除けば、なかなかいい本です。古い本って部分的に写真がモノクロになってることが多いんだけど、これはオールカラーなんですよね。それだけでも得した気分。実は表紙がミュシャらしいんだけど、本当かなあと疑ってかかってる私。だって顔がミュシャっぽくないんだもん。英語の本だから文章までちゃんと読むかどうかは未定。とりあえず写真と目立つ単語だけ拾い読みして分かった気になる予定。
ちなみにこれを見つけたお店でミュシャのあんな本とかこんな本とか置いてあるのを見つけちゃったよ。こんなところにあるなんて、うわー、という感じ。私は持ってるから買わなくてもいいんだけど。ひとつは上の方の棚にあったので取り出して値段を確認することができず。いくらするんだろう。背表紙を見た感じでは状態はよさそう。もうひとつはソフトカバーのは持ってるけどハードカバーのは持ってないので一瞬心が揺らいだけど、どうせ内容は変わらないはずなんだからやめとけと自分に言い聞かせました。お値段はあんなもん?ちょっと高めかしら。と誰にもわからない話を繰り広げてみる。
他にも、「アールデコの時代」(海野弘)や「アールヌーボーの世界」(海野弘)のハードカバー版(どちらも現在は文庫化されてます)とか、「世紀末のイラストレーターたち」(海野弘)、「世紀末の夢」(フィリップ・ジュリアン、前に見たのと表紙が違った)や、デカダンがどうのとかいう本や、ビアズリーの本とかガレの本とかも目に付いたけど、とりあえずこんなもんにしときました。そうそう、今年の春先に行った大阪国立国際美術館に置いてあった「絵画のアールヌーヴォー」もあったわ。
こういう本ってネットで探すのも楽でいいけど、実際に本屋にあるのを見るとつい嬉しくなっちゃって、買わなくていいものまで買っちゃってる気がする。ネットでも衝動買いはあるけどね。

Edit |  21:15 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.16 (Fri)

ポスター芸術の巨匠たち

もうほとんど終わりかけですが、武蔵野美術大学美術資料図書館1F展示室で、6/18(日)まで、こんな展覧会をやってるらしい。
Les Maitres de l'Affiche
ポスター芸術の巨匠たち―19世紀末の技術と表現―

いいなー。これ見たいー。でもそんな遠出してる暇ないー。

*6/17 0:30 追記
Les Maitres de l'Afficheについて
以前この作品群について調べて書いた記事です。
ちなみに私はこれの本物は少しだけ見たことあります。10枚か20枚くらいかなあ、昔、ミュシャ館@堺に展示されてたことがあったはず。
小さくても印刷が本当に綺麗なんですよねー。大きさが持つインパクトはないけれど、当時のリトグラフ技術の素晴しさは感じることができます。

Edit |  18:49 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.15 (Thu)

思い出のミュシャ展

過去のミュシャ展について思いを巡らせているうちに、私が初めて行ったミュシャ展の感動を思い出してきました。もう10年も前の話なのに、いまだに会場内の様子を思い出すことができます。
06-06-15_22-06.jpg

初めてサラ・ベルナールのポスターの前に立ったときの感動。特に椿姫の前ではしばらく固まってました。星が光ってるよー。
ポスターってこんなに大きいんだと迫力に圧倒されたこと。JOB(黒髪)とか、愛人たちとか、ウェイヴァリー自転車とか、ほんとに大きくてびっくりした。
大きな手織りのタペストリー。不思議な暗い絵画(ポエジー)。静かな絵画(星または荒野の女)。巨大な聖アトス山(スラヴ叙事詩の1枚)。妙な形の人物画(プラハ市民会館の装飾)。ポスター以外のミュシャも印象に残りました。
会場はそれほど混雑していなかったけれど、聖アトス山の前には人がたくさんいたような気がする。
売店で買った羽根のポスター。出口か入口にかかってた巨大タペストリー。あのときもっと財力があったら買いたいグッズはたくさんあったのに…。
初めて買った前売り券。駅で貰ってきたチラシ。新聞屋さんに貰った紙袋。新聞の切り抜き。TV特番のお知らせ。見逃してブルーになっていたら録画しておいてくれた友人。でもすぐに再放送されたっけ。
06-06-15_22-17.jpg

本当に、自分にとってはインパクトの強い展覧会でした。
それ以来、ミュシャマニア道まっしぐらなわけですが、この展覧会に行く前から好きではあったんですよね。当時はまだ財力もない学生だったので、手を出せる範囲で本を買ったりジグソーを買ったりしてました。
そのミュシャの展覧会があると知ったときは嬉しくて、当時は美術館に行く趣味もなかったのだけれど、前売り券まで買って楽しみにしてました。売り場で「ミュシャ展のチケットください」と言うのに言いにくかった記憶が残ってる。

ちなみに1989年開催の没後50周年展は行ってないんですが、何故か手元にこんな割引券が残っています。
06-06-15_22-18.jpg

学校で配っていたのを貰ったはいいものの、当時の自分には美術館へ行くというのは大変なことで、気になりつつも行かずに終わってしまったようです。ああ、もったいないことをした。
この頃の記憶は曖昧で、ミュシャのことを知っててこれを見つけて貰ってきたのか、これを見てミュシャを知ったのか、どっちが先かは不明。

Edit |  22:48 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2006'06.15 (Thu)

モンテ・クリストと居酒屋

最近の自分的19世紀英仏文学ブーム?に乗っかって、映画「モンテ・クリスト伯」を見てみました。
B00008NX3Iモンテ・クリスト-巌窟王-
ジム・カヴィーゼル ガイ・ピアース ダグマーラ・ドミンスク
ポニーキャニオン 2003-04-16

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つっても、たまたまBSでやってたから見てみただけなんだけど。
2002年公開、割と最近に制作されたもので、映像は綺麗でしたね。
原作は読んだことなくて、ものすごーく大雑把な筋しか知らない状態で見たけど、結構はしょってるのかなあと思われる部分もあり、結末もこれでいいの?という気がした。
最初にあのヒロインが出てきた瞬間に、そっち重視な映画なのかなーと思ったらやっぱりという感じ。登場頻度はそれほどでもなかったけど役割的に、という意味ね。
そんな感じで多少の不満はあれど、全体的にはなかなか面白かったです。
原作が読んでみたくなりました。でも文庫で全7巻とか。うわ。
モンテ・クリスト伯〈1〉モンテ・クリスト伯〈1〉
アレクサンドル デュマ Alexandre Dumas 山内 義雄

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ああ、また読みたいリストが増えてゆくわ。

その翌日、ゾラ原作の「居酒屋」も見た。
B0000844E9居酒屋
マリア・シェル フランソワ・ペリエ ルネ・クレマン
アイ・ヴィー・シー 2003-02-25

by G-Tools

これがねー、あらすじに書いてあるからネタバレにはならないと思うけど、なんともいえない結末でした。あれはヒロインにも原因があるとは思うけど、それにしても情け容赦ないな。

同じフランスの似たような時代を描いているはずなのに随分と雰囲気の違う2作品でした。

Edit |  00:36 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.12 (Mon)

ミュシャ展の不思議

一昨年末から今年初頭にかけて全国を巡回していたミュシャ展について、色んなサイトで感想が述べられているのを見てきました。
その中で目立った意見が、華やかなポスター以外のミュシャを知ってびっくりしたというもの。それ自体は別に珍しくもない意見なんですが、その中で、今まで見てきたミュシャ展でもこんな視点はなかった、というのがちょっとひっかかった。
その人の見てきたミュシャ展って一体どういうものを指しているのかしら?と。
私が始めて「ミュシャ展」というものを見に行ったのは約10年前。「生涯と芸術」展と銘打ち、全国数箇所を巡回したものです。
それ以来、ミュシャに関する情報を収集するようになったんですが、私の認識では日本で開かれた展覧会で「ミュシャ展」と呼べるものは、1978年の比較的小規模なもの、1983年に開かれたドイコレクションを中心としたかなりの規模のもの、1989年に開催された没後50周年の大規模なもの、先ほど述べた「生涯と芸術展」、そして今回の「財団秘蔵」と銘打った展覧会しかありません。
そして、手に入れた図録を見る限り、83年の展覧会でも後期油彩画は多く出ていますし、没後50周年展でも生涯と芸術展でもあの巨大なスラヴ叙事詩が展示されたり、生涯と芸術展ではチェコ市庁舎の壁画をひっぺがしてきて展示してたり(訂正:ひっぺがしてません。下絵です。)、かなり早い段階から後半生の活動についてもしっかり紹介されています。
つまり、これが初めてってわけじゃなくて、もう20年も前から紹介はされてるわけで、それを知らないことを責めるつもりはないけど、それならいったいその人の言ってる「ミュシャ展」って何のことなんだろうと思ったわけです。(単純に、自分の知らない展覧会があったなら知りたいだけ。)
美術館に行き慣れてない人、まだ若い人なら、某販社の展示即売会とか画廊主催の小さな展覧会などのことを言ってるのかなーとか思ったりするんだけど、それなりに美術館にも通ってて歳もそれなりに上の人っぽいのにそんな風に感じてるってことは、それだけミュシャの展覧会って認知度が低かったってことなのかなあ。単にその人のこれまでのミュシャへの関心度が比較的低かっただけ?(私みたいにマニアックに追求するほどではない)
あ、今思い出したけど、ポスター中心の比較的小規模な展覧会はあったか。イヴァン・レンドル・コレクションの展覧会とか、パリ国立図書館所蔵品の展覧会とか。それのことなのかな?このふたつの展覧会は規模のせいなのか、展覧会履歴に載っていなかったりわかりにくい書き方をされてたりします。このふたつはポスターや装飾パネル中心だったらしい。
他にも私の知らない展覧会があったのかしら。私が参考にしているのは、今手元にある図録の巻末にある参考文献一覧とか展覧会履歴などですが、それらの記録はすべてを網羅してるわけじゃないってことなのかな。
あ、もしかして、堺のミュシャ館での展覧会のことを言ってるとか?
書いてるうちにだんだん不思議じゃなくなってきたなあ。まあいいや。
ちなみに私が蒐集した過去の展覧会図録はこちらにまとめています。
そんなことをつらつらと考えていて、何気なくパリ国立図書館所蔵ミュシャ展(1991年に東京、大阪、名古屋の松坂屋にて開催)の図録を読んでみたら、なかなか面白いことが書いてありました。ミュシャがパリで成功してからパリを離れるまでの気持ちの移り変わりがちょっと理解できたような気がする。その内容を簡潔にまとめて紹介できたらいいんだけどそんな文才はないので、面白かったとだけ書いて終わります。中途半端だなー。
ついでに78年の図録や83年の図録も読んでみた。続けて89年(これは現在「ミュシャ作品集」として刊行されている)やその後の図録も読みたかったけど、時間切れ。

Edit |  01:37 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2006'06.06 (Tue)

スラヴ叙事詩の展示施設

以前から、プラハ市内にスラヴ叙事詩を展示できる場所を作るという構想があるとは聞いていたんですが、だんだん現実味を帯びてきているみたいですね。この記事は2006年3月と、3ヶ月も前のものなんですが、今気づいたので紹介しておきます。
Radio Praha[22-03-2006]の記事(英語です)
新しく建てられる建物には賛否両論あるようで。ウルトラモダンな建築ってどんなだろう。建物の横にでっかいマッチ箱がくっついてるみたいなデザインとか何とか書いてあるけど想像できない…。
そういえば随分前に財団がこの作品を返せとかなんとか訴えてるって話を小耳に挟んだんだけど、あれはもう解決したのかしらね。(元記事は消えてしまってますが、だいたいこんな内容でした)
同一サイト内にミュシャ関係の記事が他にもあるんだけど、文字+音声で構成されているため、音声部分が聞き取れないと全貌がつかめない(多分)という悲しい現実が…。文字を読むだけなら何とかなるけど、ヒアリングは厳しいわ。

Edit |  22:07 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.05 (Mon)

迷宮美術館@ミュシャ館

ハイビジョンから遅れること一週間、ようやく迷宮美術館を見ることができました。
昨日は録画しながら見てて、今日あらためて再見しながら感想を書いてます。
大阪府堺市のミュシャ美術館でロケしてましたね。この間行ったところよーと思いつつ見てました。
ところでミュシャの作品を500点以上展示しているというような言い方をしていたのが気になりました。所蔵品数はそれくらいあるのかもしれないけど、普段展示されてる点数はもっと少ないんじゃないかな。数えてないけど100点か200点か、それくらいだと思う。
やっぱりこれってクイズ番組なのねえ。素人がああでもないこうでもないと考えるのを見るのが楽しいんだろうけど、変な余興(パントマイムとか)はいらないかなあと思った。雰囲気ぶち壊し。アートエンターテインメントらしいけど、ターゲットはどこなんでしょうね。教養番組としてはアレだし、バラエティにしては微妙かも。まあどうでもいいや。
ひとつめのクイズ、ラ・ナチュールの元々の用途は?というもの。これは知ってるもんねー。でもお値段聞いてびっくり。あれってそんなにするんだー。でも、宝石・貴金属としての価値よりも作品が持つ意味合いとか歴史とかそういうものに価値があるんだよね。
ここでミュシャの生い立ち紹介が挟まれて、挿絵画家としての経験がポスター制作に活かされているという話がありました。
次のクイズ(ドラマチック)もたぶんあれかな、というのはわかった。
みっつめのクイズ(広めるため)はすぐにわかった。先週堺に行ったときに展示の横に書いてあったもん。
よっつめのクイズ(新婚旅行)も、そんなエピソードがあったとは知らなかったけど、聖書というキーワードでぴんときました。
ここで、ハーモニーのエピソード。1908年に制作されたものの受け取りを拒否され、以後75年間行方不明だったとか。1983年に発見された後、今は収まるべきところに収まっているけど、長い間あんな風に放置されてたなんて悲しいことだ。
クオ・ヴァディスは自画像?という話もあった。
最後のクイズはちょっと考えちゃったなあ。お札のデザイン自体はすぐに思い浮かんだんだけど、ああいう答えでいいんだ。
ミュシャは半世紀近く忘れられた存在だったんですよね。アールヌーヴォーに限らず一世を風靡した様式は直後の世代には古臭いものとして否定されて、そのブームを経験していない世代が主流になるまで再評価を待たねばならないということがあるみたいです。
土居さんとジリ・ミュシャとの交流話はもっと聞きたかったなあ。思ったより短かった。ところでジリって結構男前だと思うのは私だけ?彼は大変な愛国者で、時の体制に目をつけられながらも父の作品の価値を信じて守り続けた、そういう内面がにじみ出てるからこそ素敵に見えるのかな。
あらためてジリ・ミュシャに感謝したい気持ちになりました。彼の努力と信念があってこそ、今こうやって私たちがミュシャを楽しむことができるんだよね。そして美術愛好家とその仲介者、そういう人たちの存在も大きい(ただし最近の金ぴか複製画に絡む人々は論外)。
番組の中でも言ってたけど、とにかくこの美術館の知名度が低すぎる。ミュシャが好きなら絶対行って損はないと思うから、チェコ旅行もいいけど堺旅行もぜひ!CM流しまくりの展覧会で混雑の中見るだけじゃなくて、地方の落ち着いた美術館でゆっくり鑑賞するのもいいものです。それにリトグラフならよそでも見れるかもしれないけど、ハーモニーやナチュール、蛇ブレス、クオ・ヴァディス、ウミロフ・ミラーはここでしか見れません!モノだけじゃない、設立に関わった人たちの思いがつまった素敵な空間です。
常設展の弱みって、いつでもあると思うからつい後回しにされてしまうこととか、新聞社なり放送局なりの大手スポンサーがつく企画展と違って宣伝も控えめだから目立たないこととか、そういうところにあるんだろうね。この間までやってた財団秘蔵展みたくろくに前が見えない展覧会と違って、好きな絵を独占できちゃうくらいすいてるってのはいいんだか悪いんだか。
せめてうちみたいな個人サイトでささやかながらも良さを紹介できればいいのだけれど、そのためにはもっとせっせと通わないとなー。
そして番組内で紹介されたジリが書いた本、持ってるけど読んでない、読まなきゃ宝の持ち腐れだわ、という思いも強くしました。ミュシャの本は絵だけ見て満足しちゃう傾向があるからなあ。もったいないことしてるよ。

Edit |  22:15 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(9)   このページの上へ

2006'06.04 (Sun)

ミューシャのトランプ

先日の世界のトランプフェアで取り寄せたものが届いたと連絡があったので引き取りに行ってきました。
で、何を注文してたかというと、これ。イタリア産で1200円でした。


ミ、ミューシャ?という突っ込みは置いといて。
パッケージはカラーなのに、中身はモノクロ。人によっては騙された!となるところですが、これがなかなか楽しいんですよ。
06-06-04_13-18.jpg

わかる人はすぐわかると思うけど、これは装飾人物集の絵を使ってます。スートごとに使われている絵の傾向が揃えてあって、ちゃんと工夫してるのねーという感じ。
装飾人物集は復刻版の書籍を持ってますが、展覧会などで本物を見るときにはじっくり細部まで見ても、うちにある本で全部のシートをそこまでじっくり眺めることはなかったので、このトランプを見て、へえこんなのもあったんだ、と新たな発見があって楽しいです。
048624234XMucha's Figures Decoratives: Forty Plates
Alphonse Mucha
Dover Pubns 1981-06

by G-Tools

ちなみにカードの裏面はトリポリの姫イルゼです。このイラストを見るたび生首?と思ってしまう私。

Edit |  14:05 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.03 (Sat)

世界のトランプ

梅田の紀伊国屋書店で世界のトランプフェアをやってたので見てきました。
ミュシャのトランプあるかなーと思って見たら、あの52枚全部絵が違うやつは品切れ中になってました。売れてるってことかな。でも実は店内の別の場所に在庫があるのを見つけてしまった。あそこの売り場とフェア会場って別物なのかなあ。
特設会場にはトランプがいっぱい!タロットもいっぱい。面白そうなのないかなーと物色していて、2つも買っちゃったよ。ああ、無駄遣い。
06-06-01_22-32.jpg

ひとつはパリ・ビューというパリの景色や人物などを描いたトランプ。箱の絵がデュフィのエッフェル塔だったので惹かれました。絵札がロートレックの絵とかユゴーの肖像とかの人物画になっていて、数字の札はパリの名所(建築物メイン)の絵です。ただし作者不詳だったりよく知らない画家だったりが多いので有名画家を期待するとがっかりするかも。あくまでパリという都市がメインみたいです。それにしても最近すっかりパリかぶれになってるなー。
もうひとつはムービースタークラシックというもの。クラシック映画のスターの写真に名ぜりふ付きという面白そうなコンセプト。最近激しくラブなビング・クロスビーはいなかったけど、フレッド・アステアとかアル・ジョルスンとかがいます。あんまり知らない人もいるし、見たことない映画も多いけど、わかるところだけわかって楽しんでます。
実はもうひとつ、お取り寄せで頼んできたものがあるんですが、それは手元に来てからコメントしたいと思います。
タロットも可愛い絵柄のがあったんだけど、トランプに比べると値段が高いんだよなあ。トランプでも限定版とか豪華そうなのとかで高いのもありました。
私はトランプもタロットも使うためにというよりは観賞用、コレクション用に買ってます。集めてるってほどではないけどこういう売り場を覗くのが好きで、面白いのを見つけると欲しくなってしまうと。
今回は、今流行りのレオナルド・ダ・ヴィンチの絵を使ったものとか、ダリとか、ウィリアム・ブレイクとかもあって、誘惑を振り切るのが大変でした。猫ものにも弱いし、妖精のイラストとか天使のイラストとか可愛いの多いのよねー。
販売されているトランプ・タロットのうち幾つかはパネル展示されていて、中身を確認することができます。それ以外のものも見本写真入りのカタログが置いてあるので、だいたいの内容を確認して買えるので安心です。箱の印象で選んだら中身が期待外れってこともたまにあるしね(経験者)。
レジで清算してたらおまけとしてトランプのカードで作ったしおりを貰っちゃいました。好きなのを選んでと言われてカゴの中を見たら、ゴヤがいたのでそれを選びました。あとは魚とかキノコとか普通の数字の札とか、あんまり面白いのはなかったです。

Edit |  11:07 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.02 (Fri)

パリを愛した画家たち&ミュシャ館

昨日の続きです。京都国立近代美術館を出た後は、大丸ミュージアム京都で「パリを愛した画家たち」という展覧会を鑑賞。
シャガール、藤田、デュフィなど、最近よく見てる人たちを取り上げてるので興味があって、どうせ京都へ行くならまとめて見てきたいなと思って実行。
藤田は犬が戯れる図と裸婦画の2枚が出てました。猫もかわいいけど犬もなかなか。
19世紀前半だけかと思ったら結構最近の人(存命の人)まで取り上げていて、ちょっと新鮮でした。特定の人に偏らず、多くても一人2枚くらいなので知らない名前もいっぱい。ワイズバッシュって人がちょっと気になった。日本人作家もそこそこ数があって、ちょっといいなと思った人は名前忘れちゃった。聞いたことある名前だったんだけど。
印象派っぽいのから、絵の具厚塗りのこってり絵画から、現代アート的なものまで、盛りだくさんでした。
売店では週刊美術館(2000年発行)のルソー・デュフィの号と、デュフィのプチ・クリアファイルを購入。


週刊美術館には壁画「電気の精」の展示風景が載ってたのがツボでした。そして、関連作品として、映画「巴里のアメリカ人」のことがちらっと書かれていました。そういえばルソーもデュフィもモチーフにされてたなあ。
巴里のアメリカ人巴里のアメリカ人
ジーン・ケリー ヴィンセント・ミネリ

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さらにその後、勢いで堺のミュシャ館にも行ってきました。迷宮美術館放送記念ってことで。電車の乗り継ぎが悪くて思ったより時間がかかってしまいました。四条河原町or烏丸から堺市ってどのルートで行くのが最速なのかしらねえ。
かなり久しぶりのはずなんだけど、昔は展示替えのたびに来てたので、勝手知ったる我が家みたいな気分(嘘です)。ウミロフミラーの前に立つと落ち着くわー。
今回はパリ時代のポスターや装飾パネル中心で、油絵作品やチェコ時代のポスターは少なめだったかな。人がいないのをいいことにじっくりたっぷり眺めまわしてきました。ビザンチンヘッドのまつげはいつ見ても繊細で綺麗だなー(まつげフェチ)。
クオ・ヴァディスを見ていて、ふと振り返ったらいきなりメディアがいてびっくり。なんでこんなところに、と思ったらすぐ隣に蛇ブレスが。なるほどねー。黄道十二宮の隣にはラ・ナチュールがあったり、並べ方に工夫があってよいです。
他のサラの演劇ポスターはそこからは少し離れたところにありました。こないだ読んだ本にロレンザッチオのポスターは椿姫の黒いバージョンみたいなことが書かれていたので、あらためてそういう目線で見ると確かにそんな雰囲気あるね(ちなみに展示の並び順はジスモンダの両脇に椿姫とロレンザッチオ)。
ラ・ナチュールを見るたびに頭上のアメシストを手に取って色んな方向から眺め回したい衝動に駆られます。よく見ると均一の濃さじゃなくて、ファントムっぽくなってるように見えるんだよね。ああ、気になる…。鉱物マニアな人ならわかるかも、この気持ち。
久しぶりの訪問だったのでいつものことなのか今回に限った話なのかは不明ですが、説明書きの紙がたくさん置いてあったので逐一いただいてきました。後で読もうっと。
06-06-01_21-43.jpg

そうそう、迷宮美術館のことですが、地上波の放送予定は今のところ未定だけど、7月に放送されるかもと館内の案内に書いてありました。確定情報じゃないけど、とりあえず書いておきます。
BS2の放送はもうすぐ!

Edit |  20:55 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'06.01 (Thu)

盛りだくさんな一日

昨日は仕事を休んで一日中あちこち出歩いてました。欲張ってあれもこれも手を出しすぎて疲れ果てました。主目的は展覧会だったけど、ついでにメガネの修理だの、PC用の増設メモリ購入だの、書店のフェアだの、寄り道しすぎ。
さて、本日のメインイベントは藤田嗣治展。あれだけNHKで宣伝しまくってると、絶対混むだろうなあと思って、開幕二日目、平日の朝イチで行ってきました。おかげでさほどの混雑には巻き込まれずに済みました。でも帰る頃には人増えてたなー。
入り口すぐのところでいきなりお詫びのひとことに遭遇。展示リストのうち数作品は京都では展示されないんだって。あと、作品保護のために幾つかの作品は期間限定公開だとか(前期と後期に分けて展示)。まあしょうがないかーと思いつつ、鑑賞開始。
年代順に作品が並んでたけど、私は初期のパリ時代の作品が好きかな。あと、にゃんこかわいい。さりげなく懐に入ってたり、背後から顔を覗かせてたり、物陰に隠れてたり。犬や狐もかわいい。
あの乳白色の女性画だけじゃなく、色んな画風を試しているのが意外というか、知らなかったので、こんな絵も描いてたんだーと新たな発見でした。
戦後、日本を去ってからのパリでの絵は、子供の絵とか、かわいいんだけど、どうも軽い気がして、あんまり見入るものがなかったかなあ(軽いのがいけないわけじゃないけど)。
最近、美術館の常設展というものにも興味があるので、所蔵品展も見てきました。企画展に便乗して藤田の絵も3枚ありました。
でもでも、一番嬉しかったのは長谷川潔が展示されていたこと。油彩画や木版画、そしてあのマニエール・ノワールと、全部で14点。そういえばここの美術館って長谷川潔のコレクション持ってるんだっけ。全然頭になかったので余計に嬉しかったです。
他に興味を惹かれたのは川西英って人。神戸出身で主に関西で活動していた版画家だそうで、その作品が30点並んでいました。色使いとかレトロでかわいくて、風景も神戸や京都など地元の景色をよく取り上げていて、地元を愛した作家さんだったようで、見ていてほのぼのというかにこにこした気分になれる絵でした。
他の展示は日本の作家が多くて、洋物は少しだけ。ルドンがあったのはちょっと嬉しかったな。日本の作家でも工芸・デザイン系の作品は興味あるんだけど、洋画はどうもぴんとこなくて流し見でした。写真はちょっと面白かったかな。野島康三って人だったんだけど、写真にはあまり詳しくないので初めて聞く名前でした。
結局、企画展と同じくらいの時間を常設展に費やしてました。
常設展のあるフロアから見えた景色。平安神宮の鳥居の向こうに見えるのは市立美術館だと思う。
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帰りに1階の売店で、長谷川潔の本と、見てきた展示とはまったく関係ない神坂雪佳のミニ・クリアファイルを購入。このスズメがかわいくて。藤田ものは何も買わず。藤田はねー、興味・関心はあるけど特別に好きってわけでもないんだよなー。今はチラシとか駅に置いてあった宣伝用ポストカードだけでいいかな、と。
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(つづく)
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