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2006'08.31 (Thu)

阪神百貨店@梅田でミュシャ展

といっても展示即売なので期間も短いです。会場が阪神百貨店だから、某販社的なしつこい売り込みはないんじゃないかと想像してますが、どうなんでしょ。多分展示数もそんなにないと思う。明日ミュシャ展@京都に行ってこようと思ってるのでついでに寄ってみようかな。
アルフォンス・ミュシャとオールド・ノリタケコレクション<展示即売>
(併催)ヨーロッパの巨匠版画展
8月30日(水)~9月5日(火)<最終日は共に午後4時まで>
阪神百貨店 8階

同じ階で同時期にこんな催しもやってるんですね。こちらは有料ですが。
竹久夢二と大正ロマン画家展~中右瑛氏のコレクション~
8月30日(水)~9月5日(火)<最終日は午後4時まで>
私にとって夢二はいいなと思うものとそうでもないものの差が激しいんですが、他の作家さんも取り上げられるらしいし、大正ロマンは好きだし入場料も安いから気が向いたら見てこようかな。

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2006'08.28 (Mon)

エディ・ラングとジョー・ヴェヌーティ

ビング・クロスビー繋がりでいろいろ聴いてみようシリーズ。
こないだはレス・ポールでしたが、今度はエディ・ラングとジョー・ヴェヌーティです。
私が最初にジョー・ヴェヌーティのことを意識したのはビングのCDでした。ラジオ番組の音源をCD化したもので、ガーシュイン特集の回だったのかな?オスカー・レヴァントやペギー・リーに混じってバイオリンを演奏しているジョーと呼ばれている人が出演していました。この番組はいつ放送されたものなんだろう?と気になってネットで検索してみたら、放送年月日とともにJoe Venutiという名前も書いてありました。
そうやって名前を憶えたのが、もう半年くらい前のことでしょうか。その後もビングのCDをあれこれ聞いてるとまたまたヴェヌーティが登場していて、当時けっこう人気があった人なのかなーと思って、もう少し詳しく調べてみると、この人、ポール・ホワイトマン楽団にいたらしいということがわかりました。えー、そういう繋がりなんだ!と驚いて、ジャズバイオリニストとしてそこそこ実績のある人らしいということもわかってきました。といっても日本語のページはほとんどヒットしなかったので海外サイトの英語を斜め読みしただけで、どの程度評価されてる人なのかはよくわかってません。
んで、子供の頃からの友人であるエディ・ラングとコンビで活動してたという情報もゲット。こちらのエディ・ラングはヴェヌーティよりは検索ヒット率もいいみたいで、ジャズギターの始祖として崇められてるらしい。この人もポール・ホワイトマン楽団にいたことがあります。
えーと、一応詳しくない人のために書いておくと、ポール・ホワイトマン楽団というのはガーシュインのラプソディ・イン・ブルーを初演したバンドで、一時期ビング・クロスビーも楽団付きの歌手として雇われていたことがあります。
ラングはビングがソロで活動を始めてからはビングのバックで弾いたりしてたそうな。でも扁桃腺の手術の失敗で30歳くらいで亡くなってしまいます。手術を勧めたのはビングだったらしく、かなりショックを受けていたとどこかに書いてありました。
というわけで、ビング絡みの録音でなら聞いたことのある二人の演奏を、もう少し聞いてみたいなーと思って、タワレコ店頭で適当なのがないかと見ててこのCDをピックアップしてみました。
B00005B15TWild Cats
Joe Venuti & Eddie Lang
ASV/Living Era 2001-05-22

by G-Tools

時代は1926~1933年。メインはラングとヴェヌーティということで、器楽演奏が主体で、ときどきヴォーカルも入るかな、という程度。でもね、そのヴォーカルのうちの一人がなんとハロルド・アーレンだったんですよ!もう、それ見た瞬間にこのCD買う!と決めました(ミーハー)。あと、ジャック・ティーガーデンも何曲か参加してます。それもこのCDにした理由のひとつ。この人もやっぱりビングのCDで名前をおぼえた人で、やっぱりポール・ホワイトマン楽団にいたことがあるらしい。でも時期はビングとはかぶってなかったかも。こんな風にCDジャケット裏に細かく情報書いてくれると購買意欲が増します。曲名だけでなーんにも書いてないCDも多いけど。他にも、有名どころではジミー・ドーシーとかベニー・グッドマンなんかも参加してたりします。
ビングのCDを買い集めて聞くようになって楽しいなーと思うのは、こうやって伝説的なミュージシャンの存在を知ることができて、その先の広がりを感じられるところですかね。
世間一般ではたぶんエディ・ラングが一番評価されてるっぽいのかなーと推測してるけど、こんな文章を書きながらCDをながら聞きしてると耳に入ってきやすいのはバイオリンの音色かなーと思います。私の主観ね。あと、ピアノの音も。この時代の音って感じが好き。たぶん録音技術の関係だと思うんだけど(ダイナミックレンジが狭いとか周波数特性が悪いとか)、ちょっとこもったような音。この時代のレコードの復刻CDを聞いてるとだいたいこんな音だよねーという音がしてます。
そういえばこのCDを買うついでにレス・ポールの棚もチェックしてみたんですが、そこにもヴェヌーティ発見。
B000AA4GXWCrazy Rhythm
Les Paul & His Trio
Varese Sarabande 2005-08-23

by G-Tools

こないだ買ったレス・ポールのCDはポップス寄りだったけど、このCDは曲目を見るとジャズ寄りな感じ。ガーシュインの曲も入ってるし面白そうだなーと思ったんだけど、今回は見送り。でも今この記事を書いてたらやっぱり欲しくなってきたなー。とりあえず今日買ったCDをしっかり堪能してから、また次に行ったときに残ってたら考えよう。

Edit |  23:26 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(6)   このページの上へ

2006'08.26 (Sat)

盆休み中のあれこれ

いつの話やねんって感じですが、帰省中にあったこといろいろ。
岐阜県美術館でミュージアムショップを見ていたら、もう来年のカレンダーが売ってました。ミュシャもあったよ。置いてあったのはミニサイズだけ。図柄は定番が多かったけど、ひとつだけちょっとマイナーなのが入ってた。どうせ買うならLPサイズのがいいので、今回は保留。年末が近づけばあちこちで扱われるだろうから、そのときに買うつもり。ここ2,3年はアールヌーヴォーカレンダーを買ってるんだけど、今度はどうしようかな。
アマゾンでも売ってるね。
3832717153Mucha 2007 Calendar (CALENDAR)
Te Neues Pub Group (Cal) 2006-07

by G-Tools


NHK「美の壷」の再放送で「アールヌーヴォーのガラス」の回をやってました。ちょうどチャンネルを替えてたらやってたので見ときました。
前に一度見てるんだけど、その後にガレの本を読んだので、また違った見方ができました。
例の本を読み終わった後はちょっとガレ熱が落ち着いてます。

これまた再放送でビリー・ジョエルのライブをやってました。1970年代末くらいのかな?ビリーが若ーい。
今年の終わりごろに来日公演があるそうですが、チケット高いよなー。あんまりこの手のコンサートには行かないので相場がわからん。アマチュアの演奏会なんかだと2~3千円よねえ、一緒にしちゃいかんけどやっぱ高い。
行ってみたい気もするけど日程的に行けるかどうか微妙だし、一緒にピアノマンを合唱してくれそうな連れもいないので躊躇。どうせ行くなら"Sing us a song..."って歌わなきゃ駄目でしょ。ライブビデオやライブアルバムでおなじみのあの光景に立ち会ってみたい!でも一人で行く勇気はないしなー。そもそもチケットってまだ残ってるのかしら。どのくらいの売れ行きなのかもよく知りません。
それでなんとなく思い出して実家に置いてある昔買ったCDを聞いてみたりして。たぶん10年くらい前の、トーク&弾き語りのワンマンショーみたいなもの?会場からの質問に答えつつ、適当にさらっとピアノ弾いたり歌ったりしてる。ブックレットに喋ってる内容の英文と対訳があるので、聞き取れなくても内容はわかる。
ジャーニー・トゥ・ザ・リヴァー・オブ・ドリームズジャーニー・トゥ・ザ・リヴァー・オブ・ドリームズ
ビリー・ジョエル

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面白かったのが影響を受けた音楽のジャンルや人についての問答。ビートルズ、クラシック(ベートーベンとか)、R&B(レイ・チャールズとか)は有名だけど、ブロードウェイミュージカルにも影響を受けてたんだって。これは知らなかった。1950年代末~60年代頭ってのはミュージカルのサントラがヒットチャートに入るような時代だったんだよ、という話もしてます。
ビリーは1949年生まれなので、ちょうど思春期の頃にそういう音楽に出会ってるんだなあ。NY出身だもの、実際の舞台も身近な存在だったわけだ。
そういえば最近ビリーの音楽を使ったミュージカルが制作されたというけど、ビリーのルーツにそういうものがあったのなら意外でもなんでもないのかも。
そういうことを知らずにビリーを好きになって、今自分がそういう音楽に惹かれているのは不思議な縁だなあと思う。
あとはジャズにも影響を受けてるとか。例としてデイヴ・ブルーベックを挙げてるんだけど、テイクファイブって私も大好きな曲をちょっとだけど弾いてくれてます。この曲欲しさにCDも買って、変拍子ジャズにはまりました。これ楽しいよー。
Time OutTime Out
Dave Brubeck Quartet

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このビリーのCDは買った当初に聴いて内容は確認したはずなのに、ぜーんぜん記憶に残ってませんでした。存在自体は憶えてたけど。

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2006'08.21 (Mon)

過去に書いたことの再追跡いろいろ

ミュシャ展@京都について、下調べ続報
展覧会のチラシに超初期(1880年ごろ)のミュシャの油彩を発見!うわっ、これは必見!
多分過去の図録や書籍でもちゃんとした写真は載ってなかったはず。モノクロか彩度の悪いカラーでちっちゃく参考図版として紹介されてた程度じゃないかしら。この写真を見る限り結構綺麗な色してるけど、修復されたのかしら?これはしっかり目に焼き付けてこないと。俄然楽しみになってきました。
前売りはコンビニやJRみどりの窓口でも扱ってるらしいけど、コンビニだと文字だけのしょぼいチケットになっちゃいそうな気がして躊躇してます。たかがチケット、されどチケット。せっかくなら綺麗なチケット欲しいもん。JRの窓口はどうなんだろ?今度偵察に行ってこよう。前売り買うために交通費払ってたら意味ないので、何かのついでじゃないと行けないけど。うーん、週末までお預けかなあ。もっと早く調べておいたらお盆休みに寄れたのに。
会期は9/1からですが、どうしようかな、初日に行きたいけど、平日かあ。

サヴィニャック展巡回だそうで
サントリーミュージアム天保山で去年開催されたサヴィニャック展が、神奈川の川崎市民ミュージアムに巡回するんだって。随分と間隔があいたけど。
私が国内でも一番気になってる美術館がサントリー~と川崎~です。つっても川崎は一回しか行ったことないんだけど。近所だったらもっと行ってるよ。天保山はなんだかんだで年に1回以上は行ってるような気がする。いっそ友の会に入った方がお得なのかなーと思いつつ、なんとなく入りそびれてます。
この2箇所はどこか似てるんだよねー。方や市民、方や企業と、成り立ちは全然違うのに。
サヴィニャックはろくに知識もなくキャッチフレーズに惹かれて見に行ったんだけど今ではすっかりお気に入りの作家さんになってしまいました。

ピカソとモディリアーニの時代展のその後
春ごろにこの展覧会の存在を知って調べたときは関西の巡回予定が見つけられなかったんだけど、来年頭に大阪に来てくれるらしい。大丸ミュージアム@梅田に。
美術館によっては手持ちの所蔵品も一緒に展示したりしてるらしいけど、大丸ではリールから借りてきたやつだけなんだろうな。まあそれはしょうがない。
随分と後回しにされてしまったけど、来てくれるだけで嬉しいわ。

Edit |  23:16 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.20 (Sun)

ルドンとその時代展に行ってきた

お盆休みは帰省がてら、岐阜県美術館の「ルドンとその時代」展へ行ってきました。
06-08-19_15-32.jpg

盆休みだからなのか、田舎だからなのか、思ったほど混んでませんでしたねー。それにしても暑かった…。やっぱり岐阜って暑いのかな。
愛知、岐阜、三重の3つの県美術館共同企画ということで、展示量はたっぷり。「ルドンの時代」という切り口なのですが、直接ルドンとは関係ない人もたくさん。
入り口すぐのところにドーミエ登場でさっそくツボを突かれました。
思えばドーミエに興味を持ったのはGWに行ったロダンとカリエール展@東京美術館の売店で「60戯画」という本を手に取ったことで戯画に興味を持って伊丹まで戯画関係の展覧会を見に行ったことで、ロダンとカリエール展に行こうと思ったきっかけがプーシキン美術館展@大阪でカリエールを知ったことで、プーシキンに行った理由は印象派の絵が出てるからだっけな?ルドンはプーシキンに行ったときにちょっと覗いてみた資料コーナーで過去の展覧会図録の中にあるのを見て心の隅にひっかかって、藤田嗣治展@京都のときに寄った常設コーナーに展示されてるのを見て興味が増して、今回のルドン展を発見するに至ったわけだ。という感じで、いろんなことが繋がってくのがおもしろくってしょうがないです。次は何に繋がるのかなー。
展示の方はセクション1が1840年から60年代、セクション2が1870年代、セクション3が1880年代、セクション4が1890年代、セクション5が1900年代、セクション6が1910~20年代初頭となってます。ルドンが生まれたのが1840年で没年が1916年なので、それにあわせた区切りとなってます。まずはルドンが成長して絵を描き始める頃までがセクション1、初の版画集を発表するのがセクション2、さらに独自の世界を歩んでゆくのがセクション3、少し丸くなって?女性像を描き始めるセクション4、色彩に目覚めるのがセクション5、そして最晩年から死後の状況がセクション6で紹介されるといった構成。
んで、ざっと見た印象ですが、東海三県の県美術館の名品が勢揃い!というのは確かに凄そうなんだけど、個人的には楽しめたけど、一般的な知名度ではちょっと弱い品揃えなのかなあと思ってしまったり。たとえば愛知県美術館の目玉らしいクリムトは接吻とかの女性像を期待すると肩透かしだし…。まあでも、海外大手の美術館の力を借りなくても、地域の3つの美術館だけでこれだけできるってのは考えてみたら結構凄いのかも。
今のところ興味ある時代は19世紀から20世紀初頭くらいなので、セクション6くらいになってくるとちょっとよくわかんなくなってくる。政治的な意味合いとか出てくるとよくわかんなくなるし、キュビズムとか抽象的な方向もよくわかんない。ピカソの抽象画も2~3点あったけど、どこをどう見ていいかわかんないのが苦手な理由かも。でも抽象画でも何故かカンディンスキーは好き。
印象派はルノワールとかモネがちょろっとある程度。軸はルドンなので、同時代の主流はこんなのでした、みたいな紹介程度の扱いなのかな。
版画繋がり?師弟関係?ということで最初の方にはモノクロのリトグラフとかエッチングが多めでした。ドーミエはやっぱ面白いなあと思いながら見てたり、ブレスダンの超細密な銅版画もよくここまで描き込むなあと思いながら見てた。象徴主義繋がり?でモローもあった。モローも前に神戸まで見に行ったんだよな。初期の地味な作品でしたが神話的なモローらしさはちゃんと出ていました。
ムンクは三重県がたくさん持ってるみたいで多めに出てたけど、私この人苦手です。叫びとかマドンナとか単品でさらっと見る分にはまだ大丈夫なんだけど、何年か前に京都でムンク展を見に行ったときに、まとめてどかんとムンクを見るのは精神的にきついものがあると感じてしまったので。嫌いってのとは違うんだけどね。
あと、マックス・クリンガーという人の「死について」という版画集も興味深かった。モノクロのエッチングなんだけど、ちょっとミュシャを感じてしまって。制作年が1889年なのでミュシャが大活躍するより前。ドイツの人でアカデミック寄りな人で商業アートじゃないし、描く線が似てるわけじゃないんだけど、絵の周りを囲う装飾のようなものが似てるなーと思った。
ゴーギャンもたくさんあったけどほとんどタヒチ時代の木版でした。あのべたっとした油絵には馴染みがあったけど、木版ではこんなの作ってたんだーと新鮮でした。
ミュシャやロートレックも数は少ないけどありました。前に東京まで「日本のアールヌーヴォー」展を見に行ったときに遭遇したJOB(大)が鎮座してました。あれも三重県のやつだったからまったく同じもののはず。ほんとにこれ大きいよねー。
ルドンの絵は初期の内省的な絵(発表する意図はなかった?)は不思議な感じ。ただ樹木を描いてるだけなんだけど。初の版画集はなんだかよくわかんないけど面白いですねー。色彩に目覚めてからの絵はとっつきやすくて好き。一枚だけ異質だったのが肖像画。こんなのも描いてたんだ。女性の横顔ってところはルドンの後期の定番だけどあくまで普通の肖像画で、お花やら羽根が浮いてたり頭の形が変だったりしない、綺麗な肖像画でした。
カタログは図版は一部のみのガイドブックという形式のものしかありませんでした。でもそのガイドブックが結構面白くて、帰ってきてから読み直したらいい復習になりました。
気に入った作品の所蔵先を見ると愛知県美術館のはほとんどなくて、三重に好みのが多いなー、岐阜もそこそこかな、という印象でした。
そんなルドン展も今日で終わりです。

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2006'08.14 (Mon)

アナトール・フランス「クリオ」の邦訳

随分前に、ミュシャが挿絵を手がけた「クリオ」という本の内容を知りたい!と思っていた頃があったんですが、「クリオ」で探してもそれらしい書籍(邦訳本)は見つからなくて、何年か前に「アナトール・フランス小説集」という全集的なものが白水社から刊行(復刊)されたのを見つけたときも、本屋で眺めて「クリオ」という文字を見つけられずにがっかりしていました。
これまた何年か前に入手した本で、クリオのあらすじが書かれている本があるんですが、そこに「クリオ」は5つの短編から成る小説集とあって、各編のタイトルも(日本語で)書かれていました。この本はネット古書店で見つけたもので、タイトルにミュシャってあるくせにミュシャに関する話題は15ページくらいしかないという、タイトルに騙されて買った本なんですが、先日、あるきっかけでその本を読み返していて、ふとそのタイトルに出てくる単語を検索してみたら、50年位前にアナトール・フランス全集みたいなのが出てたって情報がひっかかった。そこにさっき見た短編のタイトルが並んでいた。
そういえば昔、本屋で全集みたいなのを見かけたことあるなあ(この記事の最初の方に書いた話)、もしかしてあれって?とアマゾンを検索してみたら、その小説集の中に5つの短編が全部入ってるじゃないですか。なんだよそれー!
てなわけで、さっそく発注してみた。
アナトール・フランス小説集〈10〉ジャック・トゥルヌブローシュのコントアナトール・フランス小説集〈10〉ジャック・トゥルヌブローシュのコント
アナトール フランス Anatole France

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この中に入ってる「キメの歌うたい」「アトレバテスのコム」「ファリナータ・デリ・ウベルティ あるいは 内乱」「王は飲む」「ムイロン号」の5編が「クリオ」を構成している短編です。
ただし、この書籍にミュシャの挿絵まで収録されてるとは思ってないので、それを期待して手を出さないように。(そういうつもりで紹介してるわけではありません)
本屋まで探しに行ってもよかったんだけど、長いこと使わず放置してた楽天ポイントを消化すべく楽天ブックスで買ってみました。届くのは盆明けかしらねー。

さて、盆休みということで、1週間くらい姿をくらまします。余裕があればネットに繋いでみるかもしれないけど、たぶん見ないです。

Edit |  11:03 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.13 (Sun)

シナトラを聴いてみる

ビング・クロスビーのことを追っかけていると自然と気になるのがライバル的立場にあったフランク・シナトラ。でも、今までシナトラに触れる機会は何度となくあったのにもっと聞いてみたーいという気持ちになったことがありませんでした。
でも、ファンの人たちがさんざん絶賛してるのを見て、特に歌詞を大事にしてるという意見を読んで、それってまさに自分がビングやアステアを好きな理由じゃないのと思って、それならちょっと聞いてみるかなーと、手始めに廉価版のベスト盤を買ってみました。
シナトラはキャリアも長くて、大きく分けると3つの時代に分かれるので、まずは初期のビッグバンド~コロンビアのアイドル時代から。4枚組で1800円くらいのお得なセット。写真が若いねー。
B00005TO16All or Nothing at All
Frank Sinatra
Proper Box 2002-04-08

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1枚目がビッグバンド時代、2枚目がソロの1940台前半、3枚目が40年代後半~1950年の曲。4枚目はラジオ番組の録音盤で、だいたい40年代の中盤頃。
順番に聞いてったんだけど、うーん、1~3枚目はどうにも退屈。この時期シナトラは甘いバラードが売りだったみたいなんだけど、バラードは嫌いじゃないんだけど、作詞作曲者も好みの人が多いはずなんだけど、アレンジのせいなのか、なーんかいまひとつ耳を奪われる瞬間というのが少ない。1曲か2曲は惹かれる曲もあったけどね。もっとちゃんと歌詞まで確認して聞かないとダメなのかしら。でも、さしてヒアリング能力がない私でも、いいなと思うときは歌詞カード見なくてもフレーズが耳に入ってくること多いんだけどな。
そんなんで4枚目はちょっと先送りにしてたんだけど、時間を置いてから聞いてみたら、これはそれなりに聞けます。でもアステアのリズム感やビングの軽快なスタイルとつい比べてしまって何か物足りない。なんかこう、ハートを鷲掴み!な感覚がない。シナトラはシナトラの良さがきっとあるんだろうけど、私が求めているものとは違うのかも。それとも聞いてくうちに良さがわかるようになるかしら?
やっぱり私は1920年代~30年代の雰囲気が好きなのかもしれないなー。アステアやビングは40年代も50年代も活躍したけど、人気爆発したのは1930年代だからな。シナトラは40年代からでしょ。そこに何か違いがあるのかもしれない。
40年代の評価が落ち着いたら次は巷では全盛期と言われているキャピトル時代を聞いてみようかと思ってるんですが、ちょっと調べてみるとキャピトル時代のベストって、20曲入りの簡易版と、3枚組75曲くらいのもの、4枚組100曲くらいのシングルコレクションってのと、21枚組のごっついやつがあるらしい。さすがに21枚もいらんけど、1枚では十分な評価ができるか怪しいし、3枚組のと4枚組のとではどっちがいいんでしょうね。アマゾンのレビューではシングルコレクションは初心者向けじゃないって書いてあるんだけど、どういう意味なんだろ。
The Best of the Capitol YearsThe Best of the Capitol Years
Frank Sinatra

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The Capitol YearsThe Capitol Years
Frank Sinatra

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Complete Capitol Singles CollectionComplete Capitol Singles Collection
Frank Sinatra

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The Capitol YearsThe Capitol Years
Frank Sinatra

by G-Tools

評価の高いアルバムをピンポイントで買う手もあるけど、今のところ効率重視でいきたいので、シナトラのいいところを余すところなくかつコンパクトに紹介してるものが欲しいわけです。これを聞いてもいいと思えなければ諦めた方がいいんじゃない?とファンの人が思うようなランナップをね(偉そうな発言だ)。
あとひとつ気になってるのがハリウッドもの。こんなネガティブな気持ちで買うにはお値段的にどうかと思うんだけど、収録年代が40年代から60年代までと幅広いし、あの時代の映画音楽って結構好きなので私が楽しめそうな確率は高そうだなあと思って。
B000066BN9Sinatra in Hollywood 1940-1964
Frank Sinatra
Warner Bros / Wea 2002-06-04

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リプリーズ時代のベストは山ほど出ているみたいだけど(CD屋で棚を眺めただけでもたくさんあった)この時代は難しいんだよなあ。期間が長いし、どういうアプローチをすればいいのか悩む。でも、まずはキャピトル時代を聞くことが先だし、アイドル時代ももう少し聞き込んでみたいし、ゆっくり考えましょ。
実はビングやその他の人目当てで、50年代のTV番組収録DVDや60年代のリプリーズのCDも持ってたりするんですが、シナトラそっちのけでゲストにかぶりついてるので、シナトラの評価は全然できてないかも。映画やその他のCDなどでも50年代や60年代のシナトラは一応聞いてるんだけど、そうだなあ、40年代のシナトラに比べたらずっといいかなあと思う。少なくともこのCDで聞くシナトラよりは印象は悪くない。でもだから何?どう凄いの?というところがよくわかんない。結局好みの問題なんだろうか。
ついシナトラのことを語ると辛口になってしまうのは、ある種の僻みからです。だって、シナトラのことをほめる人ってビングやアステアのことはまったく眼中にない人が多いみたいなんだもん。偉大なる先人であるアル・ジョルスンは言わずもがな。そういう人たちの存在なくしてシナトラも有り得なかったはずなのに、あたかもシナトラだけがポピュラーボーカルの元祖・偉人みたいに言われてるように思えてしまって(被害妄想?)。こんなこと書くと、他にも重要な存在はいたぞと突っ込む人もいるかもしれないけどそれは置いといて。全然よくないと思ってるわけじゃないんだけど、そこまで言われるほど凄いの?というのがよくわからなくて。
文句言うくらいなら聞くなとファンには怒られそうだけど、いいところが見つけられればいいなと思ってのことなので勘弁してください。嫌いなのにお金かけてCD買う必要はないわけだし、お金出すだけの価値はあると思ってるのよ、一応。それで魅力に気付ければ言うことなしだし、万が一ダメでも基礎知識として知っておくことに意味はあるかなーと。
それに、こうして調べてるうちに気がついたらはまってたってことも有り得ないわけじゃないし。妙に知識だけ身についてるってことはありそうだな。

Edit |  15:51 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.11 (Fri)

9月のミュシャ展@京都について下調べ

9月に京都駅ビル内の美術館で開催されるミュシャ展について、待ちきれないのであれこれ調べています。
伊勢丹のサイトを見ると前よりちょっとタイトルが長くなってる(笑)
京都・プラハ姉妹都市提携10周年記念
チェコ国立モラヴィア・ギャラリー、ブルーノ チェコ国立プラハ工芸美術館所蔵作品による
アルフォンス・ミュシャ展  ~憧れのパリと祖国モラヴィア~

(開催期間:2006年9/1~10/1)

前にプラハの国立美術館から借りてくるらしいって書いたけど、サブタイトルにあるモラヴィア・ギャラリーとかブルーノとか工芸美術館ってプラハ国立美術館とは別物なんだろうか?と疑問に思って調べてみた。
まず、私が思い描いた「プラハ国立美術館」ってのはこれのこと。
National Gallery in Prague
さて、モラヴィア・ギャラリーって?ということで、キーワードを駆使してみると、まさにそのまんまの名前のがあった。その中にモラヴィアン・ギャラリー・イン・ブルノってのがあった。たぶんこれのことかな?
次に、工芸美術館。
Museum of Decorative Arts in Pragueってのがそれっぽい。
Library of the Museum of Decorative Arts in Pragueなんてのものもあったけど、これはミュージアムの付属物みたいなものなんだろうか。
デコラティブ・アート=工芸ってことでいいんでしょうかね。
他にも国立の美術館やら博物館やら市立のやらいろいろあるみたいなんだけど、あー、ややこしい。いったいどれがどれなんだー!

結局、今回の展示品提供元は、いわゆる「プラハ国立美術館」とは別物っぽいような。
これらの美術館について調べてると、写真関係の情報が引っかかることが多いので、応用芸術系の美術館なのかしらねえ。ファインアート系のコレクションは期待しない方がよさそう。ナショナルギャラリーなら貴重な油彩を持ってきてくれるかもと期待してたのに。
サブタイトルに「祖国モラヴィア」ってあるから、チェコ時代の作品も出るんでしょう。問題はそれがポスターだけなのか、他にも何か出るのかってところよ。
続報あり)
Edit |  23:09 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.06 (Sun)

レス・ポールを聴く

レス・ポールといってもギターの話じゃなくてギタリストの話ね。
しつこくビング・クロスビーのネタですいませんが、ビングのヒット曲に「It's been a long, long time」というのがあって、再会を喜ぶ恋人たちの歌をしみじみと歌ってるんですが、このバックがレス・ポールだったんですね。
私も一応音楽好き人間としてレスポールという名前のギターがあることくらいは知ってたけど(名前を知ってるだけで見分けはつかない)彼の演奏は全然聞いたことなくて、そもそもギタリストとして活躍してたってことも最近まで知らなかったです。
で、ビングのことをあれこれ検索してると二人の関係について書かれたページもあって、なかなか先進的な人だったらしいことも知って、ちょっと興味を持ちました。
だいぶ前からタワレコのポイントカードがたまってたんだけどなかなか使う機会がなくて、先日ふと思いついてレス・ポールのCDを探してみて、お手ごろ価格のベスト盤を見つけたのでポイント消化ついでに買ってみました。
B00006FX23How High the Moon
Les Paul
Asv Living Era 2002-09-24

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買うときにこの記念盤と迷ったんだけど、安い方に走りました。
B000AA7FKIベスト・オブ・レス・ポール&メリー・フォード 90歳バースディ 記念エディション
レス・ポール&メリー・フォード
東芝EMI 2005-09-14

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去年90歳になられたそうですが、まだまだお元気らしいです。
ギターのことには詳しくないんだけど、ハワイアンとかでよく使われてそうな音っぽいなーと思ったり。スチールギターっていうの?ちょっと高めの音で、弦をはじくような弾き方が多い?全然わかってないので適当に書いてます。
録音年は1937年~51年で、特に1948年と1951年の録音が多いです。決して今風の演奏ではないんでしょうけど、50年以上前の演奏にしては音もクリアだし全然古臭さは感じないです。奥さんのメアリー・フォードの歌もいいし、ビングの歌も入ってるし、アンドリュース・シスターズもあるし、ご本人のヴォーカルまで入ってます。歌なし演奏も当然あります。奏法とか技術的なことはわかんないけど、聞いてて気持ちのいい演奏で、なんとなく夏に合うなあと思いながら聞いてます。

Edit |  21:41 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.05 (Sat)

さすが地上波は違うね

迷宮美術館ミュシャ特集の地上波再放送やってましたね。
ちょっと帰りが遅くて放送開始には間に合わなかったけど途中から見てました。
前に見たときは気付いてなかったんだけど、マルシュカと新婚旅行に行ったときのエピソード紹介のイラストの中でミュシャが描いてる絵が黄道十二宮になってたよ。…と書いてからふと思い出したんだけど、ここってたしかBSでやったときは変なパントマイムだったよね?あれ?カットされた?まあその方がテンポが良くていいと思うけど。正直あれは面白くなかったので。他にも変更箇所あるのかしら?(BSで見たときの感想
番組を見つつネットをしていて、ふとアクセス解析を見てびっくり!うわー、8時台だけ飛び抜けてるよ。みんなテレビ見ながらネットしてるのね。って私もやってるけど。その後もいつもよりは多い数字が続いてます。
さて、こちらは本拠地サイトのトップページのアクセス状況。


こっちがこのブログの状況。
fc2_20060804.jpg

あんまり極端なのでついスクリーンショットをとってしまいました。番組開始前の状態を見てもらえば分かるとおり普段は1時間に一人でも来てくれたらいい方なのにね。1時間で1日分以上のアクセス数を稼いでしまいました。ゴールデンタイムの地上波放送はやっぱり強いんだなあ。これでミュシャ館の知名度が上がるといいな。みんな堺へ行こうねー(と宣伝してみる)。
んで、皆さんの欲しい情報を提供できたんでしょうか。たぶんミュシャ館の場所とか展覧会の内容とか知りたくて来た人が大半なのかなあ。うまくリンクを見つけてもらえてるといいんだけど。くだらない雑文記事にたどり着いてしまった人はすいません。

Edit |  01:27 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'08.05 (Sat)

きっかけはアステア

現在激しくビング・クロスビーにはまっていますが、そもそもはまるきっかけを作ったのはフレッド・アステアでした。年末~年始あたりはアステアに夢中で、いろんなCD買い漁ってDVD見てとアステア生活をエンジョイしてたんですが、その中でアステア最晩年のレコーディングを集めたCDを購入しました。それは3枚組のCDで、アステアが1975年に制作したソロ・アルバムとビングとのデュエットアルバムと、そこから遡ること約半世紀、映画スターになる前に録音したものがまとめられてました。すべてロンドンで録音したという繋がりで。
これを聞いてみてびっくり。アステアはちょっと苦しそうなところがあるなーと思いながら聞いてたんだけど、ビングは70代とは思えない歌声。全然衰えてないよ。(1975年当時アステアは76歳、ビングは72歳)
B00000J21PThe Complete London Sessions
Fred Astaire
Emi Gold 2001-02-19

by G-Tools

似たような主旨のCDのビング版。やっぱり二人のデュエット+ビングの同時期のロンドンでのレコーディングを集めたもの。勢いでこれもすぐに買っちゃいました。
B000006X4XThe Complete United Artists Sessions
Bing Crosby
Emi Gold 2003-06-10

by G-Tools

これがきっかけでビングのことをもっと知りたくなって海外のファンサイトを見つけて読んでて、1970年頃に肺の一部摘出手術を受けていたことを知ったり、1977年にスペインでゴルフ中に倒れて亡くなる数日前までレコーディングしてたことを知ったり、ポールホワイトマン楽団に所属していた頃のこと、解雇された理由、その後の活躍の軌跡、その裏で色々あったらしい家庭生活のことなど、多くのことを知りました。
それまではビングといえばホワイトクリスマス(映画は昔見たことがあるし、クリスマスCDも持っててお気に入り)だったけど全盛期のことしか知らなくて、ゴルフ場で倒れて亡くなったことも聞いたことはあったけど直前まで精力的に活動してたことも知らなかった。悠々自適の隠居生活を送ってたのかと思ってた。ザッツエンタテインメントで随分やせてるのを見てあれ?とは思ったけど深くは考えなかった。アステア映画を見る中でスイングホテルのビングを見てやっぱりうまいなーと思って適当に一枚CD買ってみたけどはまるには至らなかった。
ちょうどその頃、お正月にNHKで「ブロードウェイの100年」というドキュメンタリーをやっていて、その中で大恐慌の時代にビングの「Brother, Can You Spare A Dime?」という曲がヒットしたという話が出てきて曲の一部が流れたんだけど、ホワイトクリスマスのビングの声とは全然違ってて、これまた興味をかき立てられる一因になりました。
そこでタワレコに行って廉価版ボックスセット投売りワゴンの中にあった3枚組CDを買ってみました。すると、1930年代から50年代までの曲が多少は偏りがあるもののほぼまんべんなく入っていて非常に気に入りました。でも1950年代以降はちょっとしかないのでもっと後の時代も聞いてみたい!さらにデビュー当時、1920年代から1930年代前半の歌ももっと聞いてみたい!という欲望は高まる一方でした。
それ以降は、再びタワレコで他の廉価版CDを買ってみたり、ビングのファンサイトのディスコグラフィーを見て、気になる曲が入ってるCDを探して買ってみたりと、マニア街道まっしぐら。ついには輸入DVDにまで手を出す始末。
ビングの魅力は歌声なのはもちろんのこと、楽曲の良さもあります。共演者も豪華。デュエット相手もバラエティに富んでるし、バックバンドも豪華。さらにラジオ放送の録音盤も残っていて、これを聞いてるとめちゃくちゃ楽しいんですよね。全部聞き取れるわけじゃないけど楽しげな雰囲気が伝わってくる。
そんなこんなでデビュー当時から最晩年までの歌をひととおり聞くと、晩年の声が衰えてないというのは違うかもと認識を改めました。やっぱり若い頃の方がパワーがある。若さゆえの色気も感じる。歳を重ねるごとに声が低く弱くなっていくのはある程度仕方ないことなんでしょう。でもそれが魅力を損なっているということはなくて、柔らかい穏やかな歌い方も十分魅力的。
1950年代後半からはロックの台頭、ビートルズの出現などでメインストリームからは外れてしまったけれど、渋い名盤を残しています。特に最晩年は人生の総決算的な曲が多いのが意味深だなあと感じてたり。ビング版マイウェイともいえる「That's what life is all about」とか、ビングにしか歌えない「There's nothing that I haven't sung about」、最後のアルバムからの曲「Seasons」、若い世代とのデュエット「Peace on earth/Little drummer boy」、そして最後のレコーディングである「Once in a while」と、印象深い曲がたくさん。
ビングの死因は心臓発作。某サイトの情報では第二次世界大戦中に兵士の慰問活動に飛び回ったりした過労が祟って1950年代に入ってからは自分の声の衰えや時代の変化を感じて引退を考えるようになって、1960年代は健康状態もすぐれず半引退状態だったそうです。1950年代に二番目の奥さんと結婚するときも自分はそんなに長くないかもしれないと釘をさしてたとか。晩年の写真を見ると痩せちゃってて痛々しさも感じる。どこがどう悪かったのかは知らないけど医者にゴルフは半ラウンドにするようにと注意を受けてたとか。心臓が弱ってたのかしらね。
そんなビングですが1970年代に入って突然精力的に活動を再開。レコーディングしまくり、芸能生活50周年コンサートツアーもやっちゃう。ビングはレコードとラジオと映画とテレビはたくさん出ていたけれどコンサートはほとんどやってなかったそうです。なんで突然そんな気になったのか。自覚があったのかどうかはわからないけど、元気なうちにやりたいことをやっておこうと思ったのかな。件のコンサート中に舞台から落ちて怪我しながらもツアーを続行したというし、何か彼を駆り立てるものがあったのかな。活動を休止しておとなしくしてたらもっと長生きしたのかもしれないけど、たとえ命を縮める結果になったとしてもそれが本人にとっては幸せだったのかなと思う。
今はクリスマスくらいしか彼の曲が流れることはなくて、アメリカでは若者がたむろしている場所に彼の歌を流して追い払うという悲しい使われ方をしているらしいですが、ビングの曲をたくさん流してくれる場所があったら私なら足繁く通ってしまいそう。
そんな私のマニアっぷりはクラフトのチーズやミニッツメイドのジュースを見て喜ぶくらい重症です(たぶんほとんどの人に意味不明)。ミュシャでいうとワイン売り場でモエエシャンドンを見つけて喜ぶような感じか。LUのビスケットでも可。

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