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2006'09.30 (Sat)

ウィアードワールドにトリップしてました

一週間前の話ですが、プラド展の帰りに難波で途中下車してタワレコに寄りました。
久しぶりに行ったらこのお店ってこんなに広かったっけ?という印象で、大好きな廉価版CDは山ほどあるし、クラシックやジャズコーナーが広いしで、かなり長居してしまいました。
ずっと欲しいと思ってたビング・クロスビーの"The Shadow Waltz"が入ったCDが見つかってほくほく。
アーロン・ネヴィルの新譜が試聴コーナーにあったのでちょっと聞いてみたり、シナトラの「スイング・イージー」の試聴もできたので聞いてみたり。シナトラに関しては、キャピトル時代のベスト盤を買うかどうか検討してたけど先延ばしだなあ。少なくとも今現在の私があの手の音楽に期待しているものとシナトラの方向性はズレているのかも。何年か経てばまた違う気持ちで向き合えるかもしれないけど今はもういいや。
他にも最近お気に入りのレス・ポールやヴェヌーティ&ラングのCDを見つけて悩んでみたり。ビリー・ジョエルのDVD付きベストCD(韓国盤?)を発見して悩んでみたり。
ひととおり見た後に、そういえばあの人のCDは置いてあるのかなーとチェックしてみたら、見たことないジャケットが!もしかして新譜?デュアルディスクって何やねんと思いつつ悩まず購入。
B000H9HWSMStraight Outta Lynwood
Weird Al Yankovic
Volcano 2006-09-26

by G-Tools

家に帰って調べたら9/26発売だそうで。でもお店に行った日は24日なんですけど…
何も考えずに輸入盤買ってきちゃったけど、日本盤の予定はあるのだろうか。
さっそく一通り聞いてみて、お気に入りは"Trapped In The Drive-Thru"。元ネタはR.ケリーらしいんだけど、名前は知ってても曲は知らない。でも知らなくても楽しめました。壮大なドライブスルー叙事詩(笑)歌詞を確認しながら曲を聴いてストーリーを追っかけていったらもうおかしくって。大爆笑じゃなくてニヤニヤ、プッという笑いです。
ネットで元ネタについて調べてみたけど、色んなところでパロディのネタにされてる曲みたいですね。
権利の関係でこのCDには収録されなかったけどネットでダウンロードフリーな新曲もあって、これは今年の夏ごろに評判になってたらしい。知らなかったよ。
ジェームス・ブラントの"You're Beautiful"のパロで"You're Pitiful"という曲。
さっそくダウンロードして聞いてみました。あ、これなら元ネタも知ってるわ。YouTubeにはファンが作ったPVが幾つか公開されてるらしく、見て笑っちゃいました。
CDにも入ってる"Don't Download This Song"も無料公開されて話題になってたそうで。アル本人の公式サイトでYouTubeも含めたダウンロードサイトを紹介しまくってます。そんなのってありなのか(笑)
シングルカットされる"White and Nerdy"は、最初"Nerdy"の意味がわからなくて聞き流しちゃったんだけど、意味がわかったらもう大爆笑ですっかりお気に入りです。(関連記事
公式サイトでPVも公開されていて、映像見ればさらに面白さ倍増。Nerdyなアルが可愛い。この歌の中のNerdyネタが理解できればできるほどその人もNerdyなんだろうなあ。はい、私も結構理解できちゃいます。私自身が精通してるわけじゃないけど、身近にこの手の話題に強い人が多い環境で育ってきたもので…。
さらにそのPVについての詳細解説が(たぶんファンの手で)作られています。すごいー。
あと、パロされた側のMySpaceでもこの曲が紹介されてるらしい。やっぱりそれくらい懐広くないとねー。
MySpaceってのは今まで知らなかったんだけど、アメリカでは流行ってるのかな?
とまあ、Wikipedia読んだり、MySpace見たり、YouTubeで元ネタ情報を探したり、そんなことを延々とやってた一週間でした。
現在、Amazon.comでの売り上げは好調の模様。レビューもおおむね好意的ですね。
アル・ヤンコビックのことはニルヴァーナのパロディをやってた頃に知って、過去の名作PVということでマイケル・ジャクソンのパロディが紹介されてるのを見て一気にファンになりました。それ以来ずっと追っかけてるんだけど、ここ数年はネタ元であるアメリカの流行音楽から縁遠い生活を送っていたので、CDは買うけど半分も楽しめないような状況が続いてました。だから新譜が出ることも全然知らなくて。お店で見て初めて知ったという…。でも今回は久々に楽しんでます。相変わらず元ネタには不案内なんですが、パロディってことに関係なく面白いんだもん。
どこが好きかっていうと、やっぱりあのギャップですかねー。メロディアスな曲に猟奇的な歌詞が乗ってたり、スリリングな曲にアホアホな歌詞が乗ってたり。食べ物ネタ、ブラックジョークやポルカなど、あの世界観が面白い。あの声もいいよね。美声じゃないけど愛嬌があって。
ただ、アメリカの文化とか風俗を知らないと理解できないネタも多いので、自分は半分くらいしか理解できてないんだろうなあと寂しく思うこともある。
ここ10年くらいのアルの代表作PVがここで見られます。私のお気に入りは一番下の"You Don't Love Me Anymore"です。これはぜひ歌詞を確認しながら見て欲しいです。
気に入ったら是非DVDも!ネット上で見るよりも高画質で楽しめるからいいよー。回線速度も気にしなくていいし。過去の名作がまとめて見られます。
B0000DC13RUltimate Video Collection (Dol)
"Weird Al" Yankovic WEIRD AL YANKOVIC
2003-11-04

by G-Tools


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Edit |  23:23 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.25 (Mon)

プラド美術館展に行ってきた

大阪市立美術館に行くのは久しぶり。
前回は「万国博覧会の美術」だっけな。あれは展示作品数が膨大で見るの大変だったなー。
06-09-24_14-09.jpg

この建物は窓が凝っていて好き。ステンドグラスになってるっぽいんだけど外からはよく見えない…。中から確認できるのかもしれないけど、中に入るとそのことをすっかり忘れてしまうので、今回も確認できず。
プラド展は数こそ100点に満たないものの、一点一点が存在感があるのでいちいち立ち止まってしまって、思ったより長居してしまいました。日曜の昼間ということで混雑はしていたけれども人だらけってほどでもなくて、急がなければ絵のまん前まで行ってじっくり見る余裕はありました。
昔NHKで「プラド美術館」っていう番組があったような記憶があるんだけど、おなじみのフェリペ4世の肖像画に出会ったときは懐かしい~と感慨に浸ってしまいました。あの血筋の人ってみんなそっくりなんだよね。でも4世の妹だっけな、彼女はそんなに似てなかったかも。有名なマルガリータちゃんの作品(ラス・メニーナス)はさすがに来てなかったけど、王妃の背景に小さく描かれてるのはありました。エル・グレコ、ベラスケスあたりはやっぱり迫力あるよなー。ムリーリョの無原罪の御宿りは綺麗だったけどあの概念だけは理解できん…
あんまり細かくは見てないけど、ファッションチェックもしっかりと。この服ってどういう素材でできてるのかなあとか、神戸ファッション美術館での記憶と照らし合わせつつ、実物を想像してました。
途中の休憩室でのビデオ上映もしっかり見てきました。でも展覧会に来てる絵の解説じゃなくて、プラド美術館のプロモーションビデオなのね…。面白かったけど、その絵は来てないんかい!と突っ込みたくなってしまいました。
図録は買わなかったけど、ガイドブック(シート)が500円だったので記念に購入。あとは、ノアの方舟と見せかけて実は動物を書きたかっただけなんじゃないかと解説されていた絵のクリアファイルと小さな子供の絵が可愛い缶入りお菓子を買ってみました。
06-09-25_23-13.jpg

売店は空間としては広いんだけど(天井が高いからそう感じるのか)売り場は狭い印象で、品定めをするのが大変でした。メインのプラド美術館展オリジナル商品以外の、関係あるんだかないんだかわかんないグッズもたくさん売ってました。上述の缶入りお菓子もプラド美術館展グッズではなくて、スペインの昔ながらのお菓子を日本のどこかのお店が作ってるのを売ってただけだし。ミュージアムショップとして常設スペースがない代わりに同じ場所で営業してると考えれば、展覧会の内容とあんまり関係なくても気にすることはないのかも、と後から思った。
余談ですが、お盆前にはあの高階秀爾氏が講演に来られてたんですね。知ってたら行ってたのに~。
前売り券をJR天王寺駅のみどりの窓口で買ったんですが、今回はちゃんとした絵入りチケットでした。文字だけ印刷された切符みたいなのは味気ないから嬉しいわ。
ちなみにこういうチケットの半券をどうしてるかというと、しおり代わりにつかってます。ガレの本を読んでるときはガレ展のチケットを、今読んでる「さかしま」にはプーシキン展のチケットを挟んでます。(後者はあんまり関連がないけど…ちょうどいいのがなくて)
本のしおりって結構好きで、可愛いしおりを見つけると欲しくなっちゃいます。でも過去によく読書してたときにはお気に入りのしおりを使ったりしてたけど、使いまわしてるとそのうちどっかに紛失してしまうので、最近は適当な紙切れを挟むことが多いです。最初からしおりが付いてる本ならいいんですが、そうじゃない本もありますし。そんなときになんとなく取っておいた展覧会のチケットの半券が目に入って、これが使えるかも、と思いついたわけです。ただ取っておくだけではつまらないし、いい使い道なんじゃないかと自分では気に入ってます。

Edit |  23:21 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.23 (Sat)

へヴィメタとミュシャの相性

ちょっと前にCDショップでこんなのを見つけました。
B00005MCX2Space Ritual
Hawkwind
Emi 2001-08-20

by G-Tools

あら、ミュシャっぽい…と、バンド名をチェックして、家に帰ってから調べてみました。
あまりそちらの世界には詳しくないのでこの人たちがヘヴィメタというジャンルになるのかはよくわかりませんけど、大雑把な括りということで勘弁してください。
以前、やっぱりミュシャっぽいなーと思ったジャケットでユーライアヒープというバンドもありました。彼らもヘヴィメタとかハードロックとかそんな部類になるのかな。
サイケとかプログレとか、70年代頃のちょっとヒッピー的なイメージとか、ものすごーく大雑把ですが、そっち系の音楽にミュシャっぽいイメージを被らせることって多いのかなあと思ったりします。クスリでトリップしちゃいそうな、とか、宇宙へ飛んで行っちゃいそうな、とかいうと表現が悪いけど、そういう雰囲気と、19世紀末の退廃的な雰囲気を重ね合わせてるんですかねー。

Edit |  12:35 |  ミュシャもどき  |  TB(0)  |  CM(6)   このページの上へ

2006'09.17 (Sun)

ミュシャ展2回目&アンティーク市

さて、お次はミュシャ展です(ルーブルとバルビゾンの続き)。こちらは時間もないのでさらっと流してきました。土曜の午後ということもあって人が多かったです。
今日の目的は京都では展示されなかった32点を確認すること。これは売店の片隅に貼られたお知らせをメモってきました。(こんなん知りたい人いないかもしれないけど番号だけ書いときます。5 8 16 17 29 38 39 50 52 53 56 57 58 62 68 70 71 73 76 78 79 129 130 135 138 139 140 152 153 154 156 158)
展示の方は人の少なめなところを重点的に。
マギーをじっくり見てきました。この鉛筆画、けっこう面白いのに、図録では小さくしか載ってなかったのでもう一度しっかり見たかったんです。マギーといえば今でもスーパーで売ってるスープの素。カップ片手にスープを楽しむ女性の12ヶ月って構成が楽しいです。表紙の装飾って牛の頭だよね?ビーフコンソメだから?あと、スープを沸かしている器具(コンロ?)に注目してみたり。本当にこの絵は見てて楽しいです。
あとは四季の習作と、ムーズ河ビールの習作と、装飾資料集の習作もしっかりと。初日に行って上下が逆だった絵は正しい方向に直ってました。
「主の祈り」の表紙もよかったわ。髪の毛の動きが綺麗~。
JOBの金髪も光り具合を再チェック。でも私が斜め下から見てたら横にいた人がちょっと怪訝な表情をしていたような(笑)。光らせて見るのがいいんだってば。
あとは山上の垂訓とスラヴィア銀行とイヴァンチッツェの思い出をゆっくりと。
そして売店に入ると、あれ?なんかグッズ増えてない?もしかしたらなくなってるグッズもあるのかな。よくわかんないけど、タオルなんて前あったかなあ。ランチョンマットも記憶にないなあ。んで、また幾つかグッズを買い込んできてしまいました。
ピルケースにもなるソーイングセット、ヴィシュコフのキーホルダー、付箋紙、ランチョンマット。外の売店で売ってたスカーフも気になったんだけど、高いし使うかわかんないし、飾っとく用にはちょっと物足りなかったのでやめた。


外の売店ではミュシャのトランプも売ってたんですが、プラスチックの3段式のカードホルダー(名刺入れ)に入れてあるのを見て、これいいなあと思った。私も持ってるトランプこんな風にしてみようかな。
そういえば、会場内でなぜか堺市のミュシャ館のチラシを持っている人を見かけたんだけど、どこかに置いてあったんだろうか。「えき」の周辺を見ても見当たらなかったんだけどな。まさかミュシャ館帰り?でもカバンの中にしまわずに手に持ってたのは何故。
それから、今回はチケットを美術館前の券売場で買ったんですが、入場時にチケットをもぎってもらった記憶がありません。というか手元にあるチケット、さらのまんまなんですよね。どうやって入場したんだろう…?チケット買った後にひとまず財布にチケットを入れて、ロッカーに荷物を置いてから入り口に向かったことは憶えてるんですが。音声ガイドいかがですかーと聞かれたことも憶えてるんですが。ちょっと疲れがきていてぼーっとしてて、無意識にチケットも出さずに入ってしまったんだろうか。係員の人もその無意識さにつられてチケット確認し忘れたのかしら。うーん、謎。
まあこのチケットを再利用する気もないので、美術館に損はさせません。私って良心的。

この後、大阪に移動して、1時間ほど用事を済ませた後、梅田の阪急百貨店に寄ってみました。「素晴しき時代マーケット」というアンティーク関係の催しがやってたので。
これは軽く覗くだけでさっさと立ち去るつもりだったのに…思いの外たくさんのお店が出てたので長居してしまいました。
大きく分けて、レトロ雑貨、西洋アンティーク、和の骨董、昔の着物、というジャンルがありました。当然私の興味は西洋アンティークなわけですが。
そこに、アンティーク版画や古書の店がきてました。このお店、前にも見たことがあるような…と思ったら、去年東京へ行ったときに神田の三省堂書店に来てたお店でした。あのときはミュシャの絵もあったけど高いような気がしてたけど、今回はお手ごろに思えてしまいました。この間の阪神百貨店で見たのがバカ高かったからかなあ。
品揃えは豊富で知名度の高い人の版画もあれば、海外のちょっと古い書籍や雑誌の1ページって感じのお手ごろ価格のシートもたくさん置いてありました。
ビアズリーのサロメの本が売ってたり、シート売りもしてたり。ビアズリーって好きだけど飾りたいかと言われると微妙な絵だよなあ。ラインブロックという技法で印刷されたそうなのですが、店員さんに質問したら本を持ってきて読ませてくれました。基礎知識にはなってないのね…と思いつつも、親切な店員さんだったので色々とお話を聞いてしまいました。
んで、目の前でミュシャのポストカード「桜草」&「羽根」が売れてゆきました。前日にはサマリアの女の縮小版が売れたそうな。
別にその話に刺激されたわけじゃないんだけど、ミュシャの絵には珍しくポストカードのためだけに使われたデザインのものが置いてあるのを見て、物欲を刺激されまくり。
06-09-17_19-27.jpg

この絵、本で見たことはあったんだけど、実物を見ると全然印象が違っていてとっても綺麗。当時のポストカードは他にも幾つか美術館で見たことがあるけど、本当に繊細なんですね。ルーペで見たいという気を起こさせるくらい線が細くて。よくミュシャなどのポスターアートに対して、どうせ印刷物なんだから本で見ようと実物見ようと一緒、という人もいるけれど、現代の量産型の印刷物と、昔の手作業の印刷物では全然違うんだよーと主張したい。もちろん昔のものがすべて優れているとは言いませんが。ミュシャのデザイナーとしての腕と、名もなき職人たちの職人技と、私は両方を楽しみたいと思います。
その後、アンティークジュエリーを見るために会場を一巡りしてきました。見てたら話しかけてきた店員さんに最近こういうものに興味を持ち始めたんですよーと話したら色々と出してきて手に取らせてもらえて楽しかったです。
それにしても、店にもよるんですが、接客態度が色々ですね。妙にフレンドリーというか、「○○だよね~」みたいな喋り方なのは普通なんだろうか…。いい人だったんだけど、そこだけちょっと気になった。あと、喋り方が外国暮らしが長そうな感じの人がいた。ちゃんと日本語喋ってるのに発音が微妙に不自然というか。あと、通りすがりのおばちゃんがいつの間にか会話に入ってきてたという状況も。それもごく自然に。うーん、あれはおばちゃんだから成せる技なのか、大阪のおばちゃんだからこそなのか。ちょっと不思議な体験でした。そうそう、鑑定団に出てる岩崎先生を見かけました。どうも昼間にはトークショーもやってたらしい。
というわけで、朝から夜まで歩き通しでさすがに疲れました。足がだるいよー。
夜はマッサージしつつゆっくり湯船に浸かってリラックス。おかげで翌日は筋肉痛は出なかったけど、明日出たらどうしよう(やばい)。

Edit |  21:28 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

2006'09.17 (Sun)

ルーブルとバルビゾン

ルーブル美術館展と「バルビゾンから印象派」展を見るために京都へ行ってきました。
ルーブルは古代ギリシャの彫刻を中心とした内容。
基本的に紀元前の作品で、幾つかは紀元後(それでも2世紀とか3世紀くらいのものなので十分古い)に復刻されたものが展示されていました。
彫刻にはあまり詳しくないんだけれど、なかなか面白かったです。
実は一番の目的は宝飾品だったんですが、チラシには「彫刻や墓碑、石碑、陶器、宝飾品など」と書いてあるのに、宝飾品はほんの数点しか置いてありませんでした。
でもでも、本当にこれが紀元前に作られたの?と思うくらい繊細な細工に驚いてしまいました。紀元前をあなどってはいけません。
陶器の壷も幾つか展示されてたんですが、人物像は割と原始的なんですが、文様は今でもありそうな唐草ぽい模様とかあって、ついミュシャを思い出してみたり。絵付け方法とか全然詳しくないのですが、よく何千年も経っても消えずに残ってるよなあと不思議に思ってしまいました。それくらい線がくっきりはっきりしてました。
彫刻ではアフロディーテの像の衣服のひだがすごかったです。つまんだらひらひらしそうなくらいリアルなんです。ミュシャも衣装の襞に命を懸けてたんじゃないかというくらい綺麗な襞を描く人だったよなあと、こんなところでもミュシャを思い出す私。
あとは、男性競技者の像の筋肉の付き具合が素晴しい。特に最後に展示してあったアレス像はいい背中してましたねー。背中から腰、お尻のラインが素敵過ぎます。
男性像でも筋肉美を描写したものと、美少年系のすらっとしてちょっと女性的な像もあって、色んな見方があるんだなあと思った。
売店ではアレス像のフィギュアが売ってて笑いました。樹脂製みたいでちょっと質感が物足りないけど、高さが20cmくらいあったかな?まあまあ大きかったです。樹脂フィギュアじゃなくて、ちゃんとした石でできてるっぽいレプリカ像もいくつか売ってました。
そして、何故か売店でエッシャーのパラパラ漫画を買ってる私。

バルビゾン~展は、19世紀末フランスに興味があるから、という理由で見に行きました。バルビゾン派ってのは詳しくは知らないけど、印象派の前身的なものなのかなと。風景画が中心でした。その中ではデュティユーという人が気に入りました。風景画でもなんとなく薄暗い印象が多いのに、その人の絵は明るめだったから。余談ですが、この人の子孫が音楽家として有名らしいですね。
あと印象に残ったのが羊。羊が画面いっぱいにうようよしてる絵が可愛かったです。
印象派の絵は最後の方にちょろっとあるくらいかな。ゴッホも一枚あったけど、これゴッホ?という感想しか浮かばなかったです。おとなしめな絵。
版画もあったので、例によって技法とタッチをチェック。ガラスを使った版画(技法名は忘れた)もあって、そんな技もあったのかーと思ったり。エッチングで細かい書き込みの絵もあったけど、岐阜で見たブレスダンが凄すぎて、全然細かくないよーと思ってしまった。
売店で、週刊美術館のクールベとドーミエの号があったので買ってしまいました。今回の展覧会の目玉なはずのクールベはどうでもよくて、ドーミエ目当てで。巻末のキーワード解説も勉強になりそう。この週刊美術館という雑誌、刊行時にはミュシャ以外はどうでもよかったのでミュシャの号しか買わなかったんだけど、今更になってバックナンバーをたまに買います。たぶん在庫限りなので、品切れになってる号もあるんだろうなあ。

Edit |  21:13 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.17 (Sun)

アル・ジョルスンを聞いてみよう

ビングの次がシナトラなら、ビングの前はジョルスンでしょう、ということで、廉価版3枚組CDを買ってみました。安いだけあって解説も何もなし。曲名だけで録音年代も不明。でも60曲で1500円くらいだからお手軽に楽しむにはいいよねー。(amazonではマーケットプレイスでしか買えないけど、私はタワレコ店頭で購入)
Golden GreatsGolden Greats
Al Jolson

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実はこれの前にビングとジョルスンのラジオでの共演をまとめたCDを買ってます。それを聞いてジョルスンのレパートリーにはちょっと詳しくなってました。でもついビングをメインに聞いてしまうので、ジョルスンに集中できません。
B000AMUUTEBing Crosby Meets Al Jolson
Bing Crosby & Al Jolson
Sepia 2005-09-05

by G-Tools

というわけで、今回のCDを買ってみたわけですが。ジョルスンの歌い方って垢抜けないというか、前時代的なものを感じてしまうんですが、アメリカ人好みなんですかねー。1910年代から舞台で活躍していて、映画にラジオに慰問にと走り回って1950年に亡くなるまで人気を維持し続けてたらしいです。
自分の好みかどうかはともかくとして、あの時代が好きな人間にとっては悪くないCDです。この曲ビングも歌ってたなあとか、ジュディ・ガーランドは女アル・ジョルスンと呼ばれていたらしいけど結構レパートリー被ってるんだなあとか、いろいろ楽しめます。
時代がかってても若い頃の歌い方の方がいいかなーと思った。録音年代は書いてないけど、声とか演奏とか雰囲気で判断してます。音から判断してかなり初期っぽい録音は今までのイメージとちょっと違ったなあ。意外とおとなしめ。晩年っぽいまろやかな歌い方はあんまり好みじゃないです。一番聞き慣れてるのは中期なのかな?(スワニーとライザの録音)あくの強いイメージ。でもこの時期が一番好きかも。初期の録音はなんというか、のんびりしててほのぼのしてしまいます。
時代を超えて愛される人かどうかはさておき、確かに一時代を築いた人ではあるわけで、この曲もこの人が歌ってたんだなあと、そういう歴史は感じます。
ジョルスンといえば「ジャズシンガー」という映画史に残る記念碑的な作品に主演したことで有名なんですが(「お楽しみはこれからだ(You ain't heard nothing yet.)」という台詞が有名)、こないだミュシャ展@京都で買った図録を読んでたら、この映画のことが書かれていてびっくりしました。
「デ・フォレスト・フォノフィルム、ビオ・アドリア」という、ミュシャがチェコ時代に手がけた映画のポスターについての解説です。(図録には載ってるけど京都会場では展示されてません)
1927年、アメリカでは初のトーキー映画「ジャズシンガー」が公開されて大ヒットしているときにチェコで公開された映画らしいけど、オペラ歌手が歌っている映像に別録音した音声を重ねるという時代遅れな手法で作られていたそうです。作品が時代遅れならポスターも時代遅れで、ほとんど注目されることはなかったらしいです。
このポスターは少女マンガちっくで可愛いんだけど、時代背景とか考えるとポスターとしては時代遅れだったのかもなあと、悲しいけれど納得してしまいました。
こんなところでミュシャとアル・ジョルスンが繋がるとは思わなかった。ただ同じ時代だったってだけで、直接的な繋がりはないんだけど。
ミュシャやサラ・ベルナールの時代と、アールデコやミュージカル映画の時代には大きな断絶があるよなあとしみじみと感じてしまう秋の日でした。

Edit |  16:26 |  音楽  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.13 (Wed)

2007年のカレンダー

*この情報は古くなっています。最新の情報はこちらです*

ちょっと気が早いですが、もうぼちぼち2007年版カレンダーが出回り始めてるようなので、軽く紹介しておきます。(来年のカレンダーを探してか、去年の記事を参照してる人もいるようで…)
まずは楽天で国産カレンダーが中身紹介付きでありました。(アマゾンでも予約受付中)
アルフォンス・ミュシャ 2007年度版カレンダー
アルフォンス・ミュシャ 2007年度版カレンダー
使用絵柄は、椿姫、ジスモンダ、モエエシャンドンホワイトスター、同アンペリアル、夜の安らぎ、宵の明星。
2ヶ月で1枚なので、ちょっと絵の数が少ないのが不満。紙のサイズは結構大きいんだけど、上の商品紹介にあるように絵の面積が狭いので、それもちょっと不満。全ページ金印刷ありだそうで。(上のリンク先に詳細画像あり)

輸入カレンダーは手に入りやすいもので毎年よく見かけるものは2社から出てます。とりあえず簡単なスペック紹介。
まずはteNeues社。同じ内容でサイズ違いを3種類、毎年製作しています。
ミニサイズがCDよりひとまわり大きいくらいのサイズ。ノートみたいになっていて、開くと上半分が絵で下半分が文字で、壁にかけるタイプ。
ミディアムサイズがLPくらいかな。約30cm四方。作りはミニサイズと同じ。
ラージサイズはポスターみたいな大きさ。こちらは見開きじゃなくて、1枚の紙に上半分が絵で下にちょこっと文字。だったと思う(見開きで使うにはでかすぎるのでこれで合ってると思う)。リング綴じになってて、表紙の上に透明のアクリルみたいなシートがついてたような気がする。けっこうでかくて重いです。(たてが60cmくらいある)
アマゾンではWall版ってのがミディアムかな。
3832717153Mucha 2007 Calendar (CALENDAR)
Te Neues Pub Group (Cal) 2006-07

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んでPoster版がラージかと。
3832715541Mucha 2007 Calendar
Te Neues Pub Group (Cal) 2006-07

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ミニサイズはこないだ岐阜県美術館に行ったときにミュージアムショップに置いてあるのを見たんで、存在しないわけじゃないんだけど、アマゾンでは売ってないのかな。
中身は以下のとおり(正式名称がわかりにくいものが多いのでかなり適当に名前つけてます)。
装飾資料集(縦長女性2種)、夜の安らぎ、夕べの夢想、LUサラ遠国、ズデンカチェルニー、パリスの審判、装飾資料集(ネクター)、装飾資料集(熊)、ショコラマッソンメキシカン(四季1897)春、ショコラマッソンメキシカン老年、装飾資料集(パリ1900)、LUラベル(ゴーフル)
情報源はこちら。絵の下の「Click for other item views」をクリックして、開いたウィンドウの下部の「Back Cover Image 」をクリックすると全部の絵が見えます。
もうひとつはPomegranate社。
こちらはteNeuesでいうミディアムサイズ。作りも同じような感じです。
0764934740Alphonse Mucha 2007 Calendar
Pomegranate (Cal) 2006-07

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絵柄は以下の通り。
ビスキーコニャック、フラート(LU)、カーネーションと百合、ムーズ河ビール、花、明けの明星と北極星、ショコライデアル、夏(四季1896)、詩、サロンデサン20回展、JOB黒髪(大)、第6回ソコル
情報源はこちら
この2社は比較的入手しやすいかと思います。
あと、ドイツのAckermannsというところからも3種類出てるみたいだけど、たぶん同じ内容でサイズ違いなのかな?実物を見たことないので、正確な情報じゃないです。
とりあえず値段順に並べてみた。(上が一番高い)
3817367465Alfons Mucha 2007.
Ackermanns F.A. 2006-07

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3817367473Alfons Mucha 2007.
Ackermanns F.A. 2006-07

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3817364768Alfons Mucha 2007. Kalender.
Ackermanns F.A. 2006-07

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んで、内容ですが、こちらの情報によると、こんな感じ。
夕べの夢想、ルビー、音楽、月光、カーネーション、ヒヤシンス姫、トパーズ、昼の輝き、リュイナールシャンペン、フラート(LU)、モナコモンテカルロ、冬(四季1896)

これらのカレンダーはアマゾンや楽天でなくても、雑貨屋、画材屋、書店などで売ってることが多いです。洋書も扱ってるような大型書店に行ける人なら年末のカレンダーフェアとかで探しましょう。
あと、これは地域限定になっちゃうけど、現在絶賛開催中のミュシャ展@京都でも展覧会特製カレンダー売ってます。卓上タイプで小さかった。縦長。内容は忘れた。
売店では、最初に紹介した国産カレンダーも売ってました。

ミュシャじゃないけど、アールヌーヴォーカレンダーってのもあります。ミュシャ以外の同時代のポスターがお好きな方はこれもお勧めです。私も去年と今年はこのカレンダー使ってます。内容はこちらが詳しいです
でも9/13現在アマゾンではマーケットプレイス扱い。しかも高い。今後入荷される見込みはあるのかな。まだ品切れになるには早いよね。
Art Nouveau 2007 CalendarArt Nouveau 2007 Calendar

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もうひとつ、こんなのもあったけど、これの内容は見つけられてません。
Art Nouveau 2007.Art Nouveau 2007.

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Edit |  22:49 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.12 (Tue)

クラシック・クラシック

この秋発売になる新譜で気になるものを並べてみたら、全部「○○・クラシック」というタイトルなのに気付いて笑ってしまった。そういうものを狙ってチェックしてるわけじゃないんだけど、たまたま気になる人がみんな似たようなことをしているというこの状況。うーん、なんなんでしょう。
(ジャケット写真の関係上、輸入盤にリンク貼ってますが、すべて日本盤もあります)

B000HEVYR2Still the Same: Great Rock Classics of Our Time
Rod Stewart
J-Records 2006-10-10

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長らく続いたグレアメシリーズもようやく終わったようで、今度はロック・クラシックだそうです。対象ジャンルが変わっただけでやってること同じやんけという気がしないでもないけど、こうやって定期的に新しい録音を届けてくれるだけでも十分嬉しいのよー(本音は、有名な曲のカバーもいいけど、昔みたいに知られざる名曲の発掘をもっとして欲しい)。でも日本盤が出るのが遅いのが不満。ボーナストラックあるらしいから待つつもりだけど。ああ、待ち遠しい。
B000H0MKGUDuets: An American Classic
Tony Bennett
Sony 2006-09-26

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トニー・ベネットのファンというわけではないんだけれど、デュエット相手の一人、ビリー・ジョエル目当てです。ここ数年、ビリーのスタジオ録音を聞く機会はトリビュートものとかゲスト参加くらいしかないんだもん。いっそビリー自身がこういうカバーアルバムでも作ってくれればいいのに。他にも色々と豪華ゲストが参加してるようですが、まあその辺は適当に。ベネットが5年前に出したブルースでデュエットなアルバムにもビリーは参加してたんだよなあ。そんなに仲良しなのかしら。今回はアメリカン・クラシック、つまりロッドがこないだまでやってたのと同じ?まあベネットさんは元来そういう歌を歌ってきた人なので、二番煎じではありませんが。ビリーが歌う曲はタイトル見る限りは知らない曲だわ。これまたボーナストラック付き日本盤は出るのが遅いんだよなー。それのために待つ価値があるかどうか。でも貧乏性だから待っちゃうんだろうなあ。
写真を見る限りベネットさんはまだまだお元気そうですね。大物同士のデュエットってスケジュールの都合とかで別々に録音することがよくあるみたいだけど、できればちゃんと一緒に歌っててほしいなあ。
(9/23追記:一緒に歌ってるというインタビュー記事を発見。やっぱりそうでなくちゃね。)
公式サイトで少しだけ試聴できるみたい。
デュエット相手はこの辺が詳しいです。ほんとに豪華。
B000H7J9M6Bring It on Home... The Soul Classics
Aaron Neville
Burgundy 2006-09-19

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この人も出たら買うというほどのファンではない。昔リンダ・ロンシュタットとデュエットしてたときに知って、あの声とルックスのギャップに驚いて以来、気にはしてるんだけど。何年か前にダニー・ボーイとかサマータイムとかを歌ったアルバムを買ったのと、ベスト盤を1枚持ってるくらいです。
今回はソウル・クラシックだそうで。ソウルミュージック自体にはそんなに思い入れはなくて、まあ歌い手さんが良ければ聞くかなというくらい。でもこのアルバムの曲はロッドもカバーしてたユーセンドミーとかピープルゲットレディとか入ってるから気になってます。
レコーディング風景とかインタビュー映像がこんなところに。相変わらずいかついなあ。
iTunesではボーナストラック付きで発売ってあるけど、日本盤にもボーナストラック付くのかなあ。
(9/23追記:ボーナストラックは2曲付くらしい)

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2006'09.11 (Mon)

見逃した

昨日の新日曜美術館でミュシャ展のことが紹介されたらしい。
昼間にそのことを知ったので、夜の再放送を見ようと思って、ちゃんと番組開始時にはテレビの前にいたのに、番組の途中で激しく睡魔に襲われて、気がついたら番組終わってました…。
番組の終わりの方に現在開催中の展覧会を複数まとめて紹介する中の一部だったみたいだから、大した内容じゃないとは思うんだけど。
ところでこの秋は行きたい展覧会が多くてどうしようか悩んでます。
有名どころではプラドとかルーブルとかオルセーとか。まあプラドは割とどうでもいいんだけど、ルーブルは古代の彫刻や装飾品は興味があるから見に行ってみたいなあ、オルセーは印象派なのでチェックしときたいという感じ。
あとは大丸京都のバルビゾンもできれば行きたいし、京都高島屋でやる神坂雪佳展も行けたら行きたい。でも日程が重なってないから、両方行こうと思うと京都に2回行かないといけないのがつらいわ。プライスコレクションも興味はあるけど、気力体力次第ってところかな。
近場では梅田の大丸でやる赤ずきんちゃんの展覧会も面白そうかなあと思ってる。これはまあ行きやすいところだから何かのついでに行けるでしょう。
10月に入ってからは兵庫県立美術館にも行きたいと思ってるんだけど、これとオルセーを抱き合わせるのは大変かなあ。兵庫県立~は駅から徒歩で遠いから体力消耗しそうなんだもん。オルセーをやる神戸の博物館までもちょっと距離あるし。まあこちらは両方とも会期が長いので焦って一気に見る必要はないかもしれない。
いったい幾つ行けるかわかんないけど、なるべくたくさん見に行けるといいなー。

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2006'09.11 (Mon)

シナトラの次はエルビスだ

まだシナトラは攻め切れてないんですが、それはさておき、エルビス・プレスリーのドキュメンタリー映画がBSでやってたので録画して見てみました。
B000GDIAX0エルヴィス・オン・ステージ スペシャル・エディション
デニス・サンダース エルヴィス・プレスリー ジェームズ・バートン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-08-04

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どこで見たか忘れたけど、1930年代がビングの時代なら、40年代はシナトラ、50年代がエルビスで60年代がビートルズらしい。だから、シナトラの次は~ということになるわけです。
エルビスも根強い人気があるのは知ってるけれどもあんまり興味がない人でした。まじめに向き合って聴いたことはなくて、ときどきテレビとかラジオとかで流れるのをなんとなく見たり聞いたりする程度。どうも古い時代のロックンロールって興味が持てなくて、ハウンドドッグとか歌ってるエルビスを見てもふーんとしか思えなくて。だから、今回の映画も別にどうでもよかったんだけど、せっかく放送されるんだからチェックしとくかという程度でした。
ところが、なんでしょう、エルビスって結構かっこいいじゃん、と思ってしまいました。どの辺がかっこいいのかはうまく説明できないんだけど、フェロモン発しまくってる感じがした。あんなファンサービスしちゃうんだーとちょっとびっくり。
この映画は1970年に撮影されたもので、レコーディング風景とか、ステージのリハーサルの様子とか、実際のステージを録画した映像で構成されています。ステージの様子も面白いんだけど、その前のリハーサル風景が興味深かったです。あんな風に伴奏やコーラスの人に指示出すんだね。ちゃんと歌いたいイメージがしっかりしてるんだなあと感心してしまいました。
私の中のエルビスのイメージって、若い頃のリーゼント姿か、晩年のド派手でちょっと太っちゃってる姿だったけど、この映画の中ではファッションもそれほど派手じゃないし、そんなに太ってないし、もみあげはふさふさしてるけど(笑)、歌ってる曲もポピュラー寄りなものが多めで、抵抗なく聞けました。
エルビスってものすごく昔の人のイメージがあって、この映画を見て現代の人なんだなーと意外に思ってしまいました。あと、最近までちゃんと把握してなかったけど、エルビスって1935年生まれなんだね。生きてたら今71歳ですか。ここで比べるのもおかしな話だけど、1900年代前半のスターに比べると体型が現代風だよなあと、エルビスのステージ衣装を見ながら思ってしまいました。
でもこの後数年で激太りして亡くなってしまうんですよねえ。その頃の映像も入ってるTVドキュメンタリーをこの映画の後に見たんですが、色々大変だったのねえとしみじみとしてしまいました。こちらでは若い頃の映像から晩年まで色んな時代のエルビスが少しずつだけど見れるんですが、やっぱり私は1970年頃のエルビスが好みかなあと思った。
歌を聞いてる途中でふとビリー・ジョエルを思い出してみたり。ビリーもたしかエルビスのファンだったと思うけど、本当に影響受けてるんだなあと実感した。あと、サスピシャス・マインドって曲での動きを見て、ロッド・スチュアートのことも思い出してしまった。そういえば何のアルバムだったか忘れたけどジャケットがエルビスのパロディになってるのあったよね。ロッドにとってのエルビスってどんな存在だったのか知らないけど、なんらかの影響は受けてるんだろうなあ。
これでファンになったというわけではないけど、こういう魅力があるんだーとわかっただけでも収穫だったかなと思います。
エルビスの次はビートルズ?ちょっと前に来日何周年記念だかで特番やってたけど思いっきりスルーしてしまいました。ビートルズって曲は好きなものが多いけど、グループとか各メンバーに対する関心ってほとんどないです。まあビートルズの場合、既にある程度知ってるから今更追求することもないのかなーとは思いますが。

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2006'09.02 (Sat)

大正ロマンに触れる

阪神百貨店@梅田でミュシャの版画を展示即売するということで、どんなものかと見に行ってきました。
予想通り、点数は10点かそこらってところでしょうか。小品がほとんどだけど、ヒースと浜薊があったので目の保養になりました。お値段についてはやっぱり高いよなー、最近ミュシャ人気だし値上がりしてるのかもなあと思ったり。
まあこういう場所で売ってるものとしては、こんな値段でも仕方ないのかなあと思いはしましたけれども、あれの値段だけは納得いかなかった。フィガロなんとかって雑誌の表紙なんだけど、確かにカラーは綺麗かもしれないしサイズもそこそこ大きいけど、絵の内容はとてもミュシャの本領が発揮されてるとはいえないし、これにその値段はないでしょうと思ってしまいました。名前だけで値段付けてないか?と。
他の作家さんの絵もあったけど細かいことは忘れた。シャガールが多めだったかな。

その向かい側では竹久夢二と大正ロマン画家たちの展覧会が入場料500円だったので覗いてみた。これが結構面白かったです。美人がいっぱい。日本画から大正~昭和の女性/少女向け雑誌の挿絵まで。
高畠華宵の絵が多かったのでちょっと嬉しかったわ。この人の描く女性って妙に艶っぽいんだよねえ。今回は美女ばっかりだったけど、美少年も得意だったらしい。
あとは中原淳一っぽいけど作者不詳な美少女のイラストも可愛かった。
他にも色んな作家さんの美人・美少女がいっぱい!
夢二の絵も多かったけど、うーん、私って夢二はまだよく理解できないわ。楽譜の表紙なんかはかわいかったんだけどねー。美人画はうまいんだか下手なんだかよくわからないのが多い気がする。人物画よりもデザイン系のイラストが可愛くて好き。
当時の少女向け雑誌の付録なのかな?すごろくなんかもあって、おもしろかったです。
後半にちょっとだけアールヌーヴォーの影響についてのコーナーがあって、神戸出身の版画家である川西英が出てきてびっくり。展示されてたのは版画じゃないんだけど。短冊の絵がかわいかった。ほとんどビアズリーまんまなサロメが黒い布に金色の絵の具?で描かれてる絵もあった。
展示数が約200点とボリュームがあったので、ちょっと疲れてしまったけど、楽しかったです。

Edit |  12:29 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2006'09.01 (Fri)

ミュシャ展@京都へ行ってきた

平日だけど仕事休んで京都までひとっとびしてきました。(どうせ有休余らせてるんで)
憧れのパリと祖国モラヴィア展。
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20060901_141907.html

最初はあんまり期待してなかったけど、むちゃくちゃ楽しかったです。
というわけで思いつくまま感想など。
まずひとつめの目玉は超初期の油彩画(ついたて)でしょう。これは絵として見たときに優れてるのかどうかはよくわかりません。まあ普通にうまい絵って感じなのか?資料的価値があるってところなのかしら…。
次の目玉は四季の1896年の下絵。これは完成品とは全然違う絵で、冬と思われる絵には羽根の生えたおねえさんが描かれてます。ミュシャのドローイングが大好きなのでこれを見た瞬間めちゃ嬉しそうな顔してたと思います。
1896の四季の完成版は財団秘蔵展のときとは違ってでっかいバージョンが来てました。やっぱりこのサイズでないと。
そういえば今回は額装がちょっと変わってて、全部ではないんだけど、一部の絵はつや消し気味の透明シートで覆われてました。一見絵が丸裸っぽく見えて(額には入ってるけどガラスまたはアクリル板で覆われていないように見える)、でも斜めから見ると光沢があるので、なんだこれ?と思ってて、よくよく見たらそういうことになってた。(こんな書き方で意味通じる?)
絵の状態はピンキリで、傷みの激しいものも結構あったけど、綺麗なものもそれなりにありました。
ムーズ河ビールの文字なしバージョンと鉛筆の素描が並んでるのが面白かった。完成品と同サイズの素描を書いてたんだーというところが注目点かしらね。私は下絵でミュシャが描く目が好きです。
それから、これも鉛筆の素描でマギーというスープの宣伝?表は本の表紙みたいになってて、裏側は12ヶ月分の縦長の絵が並んでるというもの。サイズは小さいし筆致もさらっと軽く書いてみた程度なのだけど、こういうの大好きなので、喜んでじっくり見てしまいました。
そして、完成品ではJOBが綺麗だった!左斜め下から見ると金髪部分が綺麗に光るんですよー。色んな方向から眺め回してたので監視員の人はきっと怪しい奴だと思ってたでしょう。図録では一番光らせた状態で載ってますが、うーん、これはどうなんだろう。
あと、あんまりミュシャらしくないモノクロのポスターとか、「Wiener Chic(おしゃれなウィーン紙)」も面白かったな。アカデミーコラロッシのミュシャ教室のポスターも。装飾資料集が結構たくさん出てたんだけど、特に習作が面白かったです。時計のデザイン綺麗だったー。アクセサリーのデザインは何故か上下逆に展示されてました。見ながらこれって方向おかしくない?と思ってたら、図録見たらやっぱり反対でした。
チェコ時代ではまずクリノゲン!特に好きな絵ってわけじゃないんだけど、これが展示されてるとは。ちなみに養毛剤の広告です。
農産業・民族博覧会(ヴィシュコフ)が可愛い!本では見たことあったけど、実物見るとものすごくポップに感じる。
スラヴィア銀行も意外とカラフルでかわいいねー。結局油彩画のスラヴィアは来てなかったけど、こっちでもいいや。あとで売店でポスター買っちゃいました。
あと、奥さんのマルシュカとの共作である「山上の垂訓」(以前は真福八端とかって呼ばれてなかったっけ?)も原画が来ていて綺麗でした。共作といっても一枚の紙の上に一緒に描いたわけじゃないのね、別々の紙に書いて真ん中をくりぬいて重ねてありました。(分かる人は分かる説明?)これもクリアファイルがあったので買っといた。
そして、最後に!イヴァンチッツェの思い出が!これ大好きなのよー。ツバメがこまかーく描かれてるのに感激した。これだけでも来てよかったと思いました。
見終わった時点では大喜びで来て良かったと思ってたわけですが、売店に入ったとたんにショックな事実が判明してしまいました。図録置き場の上に紙が貼ってあって、作品番号○、○、…は会場の広さの都合で展示されてません、ってどういうこと?係りの人に確認したところ、展示替の予定はないので、この会場では展示されませんと。そんなー。めちゃショックです。しかもそれが32点もあるんだよ。ここで初めて知ったんですが、この展覧会はこの後、他の地域に巡回するそうです。その別会場ってのは、以下の通り。
東京:日本橋高島屋:2007年1月2日~23日
福岡:福岡アジア美術館:2007年4月21日~5月29日
釧路:北海道立釧路芸術館:2007年6月9日~8月26日
この中で全作品を展示できる広さの会場ってどこなのかしら。東京だったらなんとか日帰りで行けるけど、高島屋でしょ?京都と同じでデパート併設の美術館なら広さは期待できなさそうな気がするわ。福岡・釧路なら全作品展示できる可能性は高そうだけど、遠いもんなあ。おとなしく図録だけで我慢しとくか。でも京都で非展示の作品でまだ生では見たことないものがあるから本当は見たいんだよー。
さて、気を取り直して、お土産ショップですが、今回もミュシャ財団秘蔵展に負けないくらい充実してました。つーか、グッズ多すぎ。ストラップから携帯に貼り付けるシールから携帯ケースやら、お菓子の缶(ちゃっちい)とか、スカーフとか、Tシャツとか、マウスパッド、カレンダー、コースター、クリアファイル、一筆箋、ステッカー、油とり紙、ポスター、ポストカード、しおり、ミラー、エプロン、紙袋、マグネット、キーホルダー、エコバッグ、まだあったかもしれないけど、思い出しただけでもこんなにある。割と織り目の粗い布にプリントしたやつがあったけど細かいところが見えないから意味ないなーと思った記憶があるんだけど、あれ財布みたいなものだったっけ。
会場の外の廊下?でも色々売ってて、高級複製画とか、よくわかんないアクセサリーとか、本もいろいろあったかな。今回はあんまりめぼしい本はなかったなあ。
私のツボはビスケットの箱と見せかけて実はポストカードBOXというもの。正直、中身のポストカードはどうでもよくて箱欲しさに買いました。てゆーか、ポストカードの内訳もまだ見てないし。何枚入ってるかも確認してなかったけど30枚入。これってばら売りしてたのと同じものなのかしら。それすらも確認してないや。これで3200円なので、ポストカード1枚100円として箱代は200円くらい?と思えば安いのか…。


そうそう、チケットは結局JRの窓口で前売りを買ったんだけど、予想通り文字を印刷しただけの面白くないチケットでがっかり。もしもう一度行くことがあれば美術館の入り口で買おうっと。
人の入りは初日で平日としてはまずますなんじゃないでしょうか。とりあえず順番に見てから、空いてるところに戻ったりしつつ見てたら、ゆっくりじっくり見るだけの余裕はありました。じっくり見すぎてちょっと目が疲れた…。結構話題になってるみたいだし、週末は混むかもなー。売店なんて狭いからどうなることやら。
帰りに電車の中で図録をちょっと読んでみたけど、解説もなかなか面白いです。一枚一枚の絵の説明も書いてあるし。サイズが小さいのが難点だけど、資料としては結構使えるかも。
Edit |  21:36 |  ミュシャ一般  |  TB(2)  |  CM(10)   このページの上へ
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