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2009'02.02 (Mon)

The Sinatra Project

去年9月に出たMichael Feinsteinの新譜。日本での知名度向上のためにレビューもどきを書こうと思いつつ、ずるずると今日まで来てしまった。いい加減にしないと書けなくなりそうなのでさっさと片付けてしまおう。
B001G6R9P6ディア・シナトラ
マイケル・ファインスタイン
ユニバーサル ミュージック クラシック 2008-11-05

by G-Tools

このアルバムはThe Sinatra Project(日本盤タイトルは「ディア・シナトラ」)と題したFrank Sinatraに対するトリビュート作品となってます。去年はシナトラの没後10年なんだっけ?それにちなんでるのかもしれないけど、いつものFeinstein節でマニアックに攻めてます。ご本人は否定するかもしれないけど絶対Sinatraにかこつけて好きなことをやっただけに違いない。
選曲はすべてSinatra絡みってことになってる。曲によってSinatraとの関係は様々で、Sinatraの十八番から、Sinatraが録音したらしいけど没になって日の目を見なかった曲とか、Sinatraのために書かれたけど録音されずに終わった曲とか、いろいろ。でもシグネチャーソングみたいなあからさまなSinatraナンバーは避けてるらしい。私はSinatraとはあまり縁がないまま現在に至ってるのでSinatraのレパートリーはちょっとしかわからないけど、そういうのは抜きにして個人的には気に入ってるアルバムです。
AmazonとかiTunesとか各所のレビューを見てるとSinatraと比べてどうこう言ってるのが多いんだけど、このアルバムの本質はそこじゃない!Feinsteinは決してSinatraと同じ土俵で張り合おうなんて思ってないはずだし。私もファンといいつつFeinsteinは歌手として偉大だとは思ってないしな。彼の歌に対する愛情とかソングライターに対する敬意とか、音楽に対する姿勢とか知識とか情熱とかそういうところに惹かれてる。ライブで実際に目の前で歌う姿を見たけど、本当に好きでやってるんだなーというのがわかって、歌を大事にしてるのがわかって、あれだけ丁寧に歌と向き合う人はなかなかいないよと思うから、表面的な部分でダメ出しする人には「何もわかってないな…」と思うのみ。
で、Feinsteinとプロデューサがこのアルバムで目指したことは、キャピトルレコードの初期のステレオサウンドに近づけることらしい。だから録音もバンドやオーケストラはみんな同じ部屋でやったとか。最近はベースやドラムは別室ということが多いらしい。その理由も解説に書いてあるけど長くなるので省略。歌手は別ブースだけど、録音は同時だったのかな?こういう録音方法をずっとやりたかったらしいけど、なかなかやらせてもらえなくて、今回ようやく実現したんだとか。基本は同時録音で、後でミックスダウンや編集はしてるみたいだけどトラックごとに音がくっきり分かれてるという形ではないみたい。最近のジャズ系の録音を聞いてるとベースやドラムの音が浮いてると感じることが多かったから、解説を読んでそういうことなのかなーと思った。素人の耳なのでいい加減な感想だけど。Feinsteinが再現したかったのはSinatraに限らずその時代が持っていた音楽の存在感みたいなものなのかなーと感じる。
もうひとつのコンセプトは実際にSinatraはやらなかったことをやってみるということ。それは各曲紹介の中でおいおいと。
さて、それでは収録曲をひとつづつ取り上げてみますか。

テーマ : 洋楽CDレビュー - ジャンル : 音楽

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