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2009'07.30 (Thu)

PCでミュシャ塗り絵

めずらしくまともなミュシャ情報が続いてます。だって「ミュシャ中毒」だもんね。(←看板に偽りがありすぎ)
「アルフォンス・ミュシャ 高精細アートぬり絵」というのが6月に出たらしい。
B0029UO6KOアルフォンス・ミュシャ 高精細アートぬり絵
がくげい 2009-06-19

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どうやらパソコン用のソフトで、塗り絵用の絵と色塗りソフトみたいなのが入ってるらしい。下絵を印刷して普通に紙の上で塗り絵を楽しむこともできるみたい。
収録作品は、「ジスモンダ」「夢想」「モエ・エ・シャンドン」「黄道十二宮」「カーネーション」「百合」「桜草」「木蔦」「夏」「エメラルド」の10点。
10点で3000円ってどうなんだろ。色塗りソフトの質次第かな。
これってどこに売ってるんだろ。電気屋?
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Edit |  21:17 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2009'07.29 (Wed)

ユリイカ9月号はミュシャ特集

青土社の近刊案内ページによると、8/27(木)発売のユリイカ9月号はミュシャ特集らしい。
近刊案内
特集ってどれくらいの特集なんだろう。ユリイカは昔の号を買ったことがあるけど、8割方が特集記事で残りの少しがレギュラーページって感じだったような…。最近の号もたまに見かけるけどちゃんと中身を確認したことはない。どんな感じの内容になるのかな。今年は没後70年らしいけどそれと関係あるんだろうか。そういえば7月はミュシャの誕生日&命日もあったっけ。ミュシャファンのくせにそういうところには無頓着な私…。

*追記*もうすぐ発売!この表紙を目印に本屋を探せ。
4791701976ユリイカ2009年9月号 特集=アルフォンス・ミュシャ 没後七〇年記念特集
青土社 2009-08-27

by G-Tools

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Edit |  20:53 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(4)   このページの上へ

2009'07.28 (Tue)

巴里を愛した画家たち

東大阪市民美術センターでこのあいだの日曜日まで開催していた「巴里を愛した画家たち」展を見に行った。最終日の閉館間際に。最近こればっか。
mixiのコミュで紹介されていて面白そうだなと思って行ってみたんだけど、会場は花園ラグビー場のすぐ近くなのね。知らずに目的地に向かってて、たどり着いてびっくり。その日は特に何があるわけでもないので人も少なかったけど、近所の和菓子屋さんで花ラグまんじゅうだっけな?ラグビーボール型のお菓子が売ってた。名物らしい。
展覧会は、いわゆるエコールドパリの作家たちと、それ以降パリで活躍した画家やパリで学んだ画家を集めたものみたい。最近エコールドパリに対する興味がすっかり薄れつつあるんだけど、それでも好きな作品が幾つかあったので楽しかった。キスリングのミモザとかデュフィとかいいよねー。半分くらい見たあたりで、なんだか見たことある作品が多いなあと思いはじめて、展覧会のタイトルにもデジャヴを感じるし、前にどこかでやってた展覧会と同じ?という気がしてきた。
展示室はふたつに分かれてて、後半は日本人画家がまとめて展示されてた。そっちは知らない名前も多くてちょっと新鮮だったかな。とはいえしっかり名前を憶えるに至るほどの人はいなかったんだけど。
出品作家の生没年を表にしたものがあって、そこを見ていてふと思い出したこと。最近は大正時代の日本美術に興味があるわけですが、その辺りのことを調べていたときに、第二次世界大戦のためにその頃20歳前後だった人たちというのは絵描きとして成熟する前に徴兵されて戦死してしまった人が多くて、あまりその世代の画家で大成した人はいないようなことを読んで、そういう前提で出品作家の表を見ると、たしかに1910年~1930年生まれの日本人作家がごそっと抜けてる。この展覧会は出品数が少ないのでたまたまという可能性もあるけど、各作家の生年はそれほど偏りもなく19世紀の後半から20世紀前半の期間にばらけてるのに、ちょうど20年くらいすっぽり空白があるのは偶然にしては出来すぎのような。
会場を出てグッズ売り場を見たら、2006年に大丸でやった展覧会の図録が置いてあった。今回の図録はなくて、これが近いものだということで置いてあったみたい。全ページは見なかったけど今回展示されてた作品がたくさん載ってた。これ、見に行ったっけ?時期的には行ってそうだ。このブログの過去ログ調べたらわかるかな(追記:調べたら発見。そうそう、京都だったな)。もし見てたとしても半分くらいは忘れてたので、見に来て損したとは思わないけどね。それに私の薄らぼんやりな記憶があてになるなら、たぶんそのときの展覧会とまったく一緒というわけではなさそうだし。後半の日本人画家の部分はなかったんじゃないかな。
図録はさておき、シールセットがかわいかったので買ってみた。ついでにこの展覧会とは関係ないけど大正ロマン&昭和モダンな絵葉書セットが売ってたので買っちゃった。だって川西英の絵が欲しかったんだもん…。
ここの建物がちょっと面白かった。レトロな雰囲気。
090726_165513.jpg
目の前は公園だった。ストーンヘンジ?
090726_165031.jpg
花園ラグビー場だ。
090726_165655.jpg

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Edit |  20:35 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2009'07.22 (Wed)

ミュシャ館でリクエスト募集中

アルフォンス・ミュシャ館で今年の12月から「開館10周年記念 リクエスト展」をやるらしい。(平成21年12月19日~平成22年3月14日)
開催にあたってリクエストを募集してる。このプレゼントいいなあ。これ非売品?もし売ってるなら買ってもいいくらい。
さらに気になるのはリクエスト作品一例に挙げられてる作品。なんだか見たことないのが幾つかあるんですけど…。えー、堺市ってばこんなの隠し持ってたの?それとも私が見逃してただけでどこかの本に載ってたり展示されてたりするのかなあ。展示に関しては最近すっかりご無沙汰なので偉そうなことを言う資格はないんだけど。だって堺って遠いんだもんー。遠い割にミュシャ館見たついでに何かするには微妙な位置だし。
でも現在開催中の企画展示は見たいし、行かなくっちゃなあ。
8/1には講演会もあるのね。うーん、この日って暇かしら?都合が合えばこの日でもいいかな?

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Edit |  20:17 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(4)   このページの上へ

2009'07.20 (Mon)

最近目が腐ってきた

これが目に入った瞬間に反応してしまう自分にあきれる。
B0019CLL7Yアサシンズ:ブラック・メドル パート1
ナクトミスティアム
ディウレコード 2008-06-20

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黒いのでわかりにくかもしれないけど耳の上あたりに百合っぽい花が頭の両側についてます。これはサラ・ベルナールじゃないか!と思ってしまう私は目が腐ってるんでしょうか。でも髪型もミュシャを意識してそうなくるりん具合なので、絶対どこかで影響を受けてると思うなあ。これまた見難いけど背景にバンド名が書かれてるんだけどそのフォントもアールヌーヴォーっぽい。で、どんな音楽かというとブラックメタルだそうです。なんでこういうへヴィなのにミュシャもどきジャケットが使われるんだろうか。いまだに謎なんですが。
輸入盤は微妙にデザインが違う。背景部分の色とフォントが違うけど、日本盤の方が好きかなあ。
Assassins: Black Meddle, Pt.1Assassins: Black Meddle, Pt.1
Nachtmystium

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Assassins: Black Meddle, Pt.1Assassins: Black Meddle, Pt.1
Nachtmystium

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ついでにアートっぽいジャケットで目に付いたものをまとめて紹介。
マグリットもどき。ジャケ裏もしっかりマグリットを意識したデザインだった。
B001KNVJE2グランド・イリュージョン~大いなる幻影(紙ジャケット仕様)
スティクス
USMジャパン 2009-01-28

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これも少しだけマグリットっぽい。
B0000DJZAHTommy (Deluxe Edition)
The Who
Geffen 2003-10-28

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次のは全然関係ないけど、思わず衝動買いしそうになったもの。
B00009QRCIHard N' Horny
Wigwam
Siboney 2003-06-17

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これは何風といったらいいのだろうか。ミュシャの時代よりは古そうかな?ちょっとルノワールの香りもするような。私が見たのは日本盤紙ジャケ。でもそれはアマゾンでは画像が出てこないので、上で紹介してるのは輸入盤。
ちなみにここで紹介したのはどれも購入はしてないです。ブラックメタルのは買いそうになったけど。ウィグワムは上記アルバムは買ってないけど違うやつを買ってしまった。ジャケットはそれほど面白くないんだけど(ミュシャもどきポイントが低いという意味で)、フィンランドのバンドってのに興味を持ったので。
B0000280CEFairyport
Wigwam
Love Records 2003-06-17

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これもミュシャっぽさとは違うけどアートっぽいジャケットになってる。FAIRYPORTが人文字になってるのが楽しい。

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Edit |  19:38 |  ミュシャもどき  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2009'07.19 (Sun)

日本の表現主義

兵庫県立美術館で開催中の「躍動する魂のきらめき―日本の表現主義」展へ行ってきた。
私のお気に入り、藤島武二の絵があるらしいというのに期待して行ったんだけど、それは序章に「明星」の表紙絵が1枚だけだった。そうかー、武二の油彩で表現主義っぽいのってなかったっけなあ。いかにもぎらぎらなのはないけど、割とこってりめの絵もあると思うんだけど。
今回は作品点数350点(展示替ありなので実際に展示されてるのは300点弱くらいかな?)ということですごいボリュームだった。さらに分野もさまざまで、洋画、日本画、工芸、版画、建築、舞台、写真、彫刻、その他資料とあった。約140作家という説明があったので、一人当たりの点数は少なめ。だから各作家について突っ込んで知るタイプの展覧会じゃなくて、「表現主義」という傾向が幅広い分野に広がっていたことを実感するものなのかな、と感じた。
とりあえず序章で表現主義が蔓延する前の予兆として藤島武二や黒田清輝などを取り上げてた。黒田の作品は彼がちょうど渡欧から帰国した年のもので、こんなのも描いてたのねーと意外だった。あとは工芸と建築もちょろっと。しかし本の装丁は工芸という分類になるのか…。図録を見ると神戸では展示予定のないらしい黒田の油彩画がもう一枚掲載されてた。これはもう少し後の時代のもので、まさに表現主義が広まっていた時代だと思うんだけど(1919)これでも「予兆」というのか?世代が上だからってだけで分類してないか?と思ってしまう。もうひとつ日本画も展示されないみたいだけど図録に載ってるやつが面白そう。この展覧会は6箇所くらいを巡回するみたいだけど、どこの会場でも図録に載ってる全作品は展示されないのかな?分量が分量だから仕方ないとは思うけど、詰め込みすぎじゃないのかと思ってしまうわ。図録単体で見たらボリューム満点で楽しいけど、実際に見れない作品が多いのは残念。
序章の後は本格的に表現主義の作品が展示されてるんだけど、まあとにかく量が多いったらもう。図録が手元になかったらなに見たか忘れちゃってるよ。展示リストもあったけど会場内の展示順とリストの順番が合ってなかった。並べ方が悪かったとは思わないので別にいいんだけど。
洋画では植物がわさーっと描かれたのが印象に残ったな。日本画と洋画という区分もだんだんよくわからなくなってくる時代なので、後でリストを見てこれってそっちなの?というものがあったり。たぶん画材によって分類してるのかな。
写真作品もおもしろかった。ただ、写真といいつつ後から手書きで何か書き加えてない?というようなのがちらほらあって、なんだかよくわからなくなってしまった。ソフトフォーカス気味なのが多いのはわざとなんだろうか。
版画はいいよね。いつ見ても。長谷川潔って昔はフランスに渡って以降のマニエールノワールばっかりに目が行ってたけどこの時期の日本での活動も面白い。月映が好きだー。マヴォもおもしろい。そういえば白樺に対する言及はなかったけど白樺と時代は被らないのかな?先月見た白樺派の展覧会でも表現主義っぽい発言を解説の中に見たと思うんだけど、そういえば直接関わりそうなものってなかったような(それとも見逃しただけ?)。白樺に関わりのあった作家はいたけど、白樺そのものが表現主義というわけではないのだろうか。
表現主義といえばドイツの影響が大きいという部分に絡めてドイツ作家の作品もちょろっと。自分はこの世界にフランスの世紀末から入ってるのでフランスにはそこそこ詳しくてイギリスがちょこっとわかるかなくらいだけど、ドイツってさっぱりなんだよなあ。建築ではバウハウスの影響とかもあるみたいだし、未来派といえばイタリアだっけ?ロシアともなんかあったっけ。そういう他所の国の事情ももっと知りたいなあ。せめて19世紀末から20世紀初頭限定でももっと知識が欲しい!
建築は模型やスケッチがたくさんあった。スケッチといいつつなぜか詩がついてたり、どこまで実用的なのか謎な図案とか、よくわからないなーと思いながら見てた。デザインが近未来風だったり。もちろんちゃんと実現したものもあるので、まったく実用性がないわけじゃないんだろうけど。
舞台関係の資料もおもしろかったな。上演中の写真とか、舞台背景のスケッチとか、衣装の案とか、舞台装置の模型とか。舞台の宣伝広告みたいなのとかもあったり。映画の広告もあったっけ。
音楽も少しだけ。山田耕作だったと思うけど、2箇所くらいで流れてた。
彫刻はそういえば少なめだったかな。ところどころに点在して展示されてたような。壷を抱いてる女の人の彫刻がよかった。
工芸は家具から壷から浴衣までいろいろ。「表現浴衣」というのがあってどこかで最近見たような…と記憶を辿って思い出した。先月に京都モダニズムの展覧会で買った本に載ってたんだ。
489511547X骨董「緑青」 (Vol.17)
マリア書房 2003-01

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工芸品は数が少なかったわけじゃないんだけどいまひとつ印象が薄かったような気がする。家具はやたら綺麗なのが展示されてたので不思議に思ってよく見たら最近復元されたものだった。当時も同じような質感で仕上げられてたとしたらまったく現代のものと言われても違和感がないようなかわいさだったな。
とりあえず7/20で前期展示が終わり。後期展示はどうしようかなあ。会期は大きくは前後期に分かれてて、さらに前期の中でA/B、後期でC/Dという区切りがあって、短いものはA~Dのいずれかの期間のみの展示となってる。写真や舞台関係の展示物はごそっと入れ替わるみたいだけど、わざわざ見に行く価値あるかな。常設展示目当てで8~11月のどこかでまた行こうとは思ってるんだけど、表現主義展は8月16日までなんだよなあ。その次のだまし絵展は名古屋で見てるけど、会場が変わったら見せ方も変わるかもしれないし、それと抱き合わせにする方がいいか、迷うわ。とか言ってるうちに会期が終わってそうだな。
そういえば以前から、大正時代に焦点を当てた展覧会ってないかなー、大正ロマンとか大正シックとかそういうのは見たことあるけどそうじゃなくて、ちょっと暗いイメージの大正が気になるし…と思ってたんだけど、この展覧会が扱っている範囲はリストを見るとどうやら1910年代から20年代ということで、まさに大正時代だ!と今更気づいた。図録を読んだらもっと大正時代のこと理解できるかな。分厚いけどがんばって読もう。(図録と同内容の書籍が一般書店でも販売されてるのを先月見たけど、アマゾンだと中古のみなのね。他のウェブショップは知らない。一般書籍としての定価は4500円+税だけど、展覧会図録としては2500円だった。もしかしたら装丁等に多少違いがあるのかもしれないけど、かなりお得です)
4808708744躍動する魂のきらめき―日本の表現主義
森 仁史
東京美術 2009-05-14

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この展覧会全体から感じたのは、感情があふれてるなーということ。それが表現主義ってものなんだろうけど。構図がどうのとか色彩の表現がとかそういうのよりももっとどろどろした何か、生々しい何か。ときにはおどろおどろしくもあり。大正といえばモガとかモボとか言ってた時代のはずなのに、いろんな面があるんだなあ。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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2009'07.18 (Sat)

歴史秘話ヒストリアで外骨

ちょっと前の話になるけど、このブログで宮武外骨を取り上げた記事へのアクセスが増えてて(うちのブログ全体のアクセス数は微々たるものなので増えても大した数じゃないんだけど)なんだろうと思ったら、NHKの「歴史秘話ヒストリア」という番組で宮武外骨を取り上げてたことを知った。再放送があったので録画して見た。
あ、赤瀬川源平さんだ!外骨の甥っ子さんも出てた。
伊丹の美術館で見た展覧会が激しく充実してたので、そのときの楽しさに比べるとインパクトは弱いけど、知らないこと(または忘れちゃった?)も幾つかあったし、楽しめた。古い資料映像が興味深かった。
展覧会では滑稽新聞とかのわかりやすい部分を大いに楽しんで後期の活動はさらっと流してきたので、よく知らなかった部分(大逆事件で死刑になった人と親しかったとか)を知るにつれ外骨が長生きできたのってかなり運がよかったとしか思えないなあと感じた。
無邪気に楽しむだけじゃなくて、第一次世界大戦から第二次世界大戦の頃ってそういう時代だっだんだよなあ…ということを忘れないようにしないと。特にその時代の美術を好んで楽しんでる自分としては、その裏側にはそういう時代背景があったってことは心しておきたい。
今って幸せだよね。ちょっとやそっとの言論じゃ逮捕されたり死刑にされたりしないもん。もちろん全くどこでも自由に言論できるかっていうとそういうわけでもないんだろうけど。
展覧会ではもう少し美術的な視点から外骨の功績を見るような内容だったけど、NHKの番組は歴史の中で外骨が果たした役割のようなものにより重点を置いてる感じだったかな。知ってる人は当たり前のように知ってることなのかもしれないけど、大逆事件すらまともに知らなかった私としては勉強になったわ。(言い訳するなら高校では世界史選択だったんだもん!その世界史も成績は最悪だったけど…)
美術の世界のことは、当たり前だけどその時代の文脈の中で捉えないとわからないこともたくさんあるわけで、こうやってブログがきっかけで知る機会を得ることができたのはありがたいことだ。そして、そんな時代の記録を後世に残そうとして活動した外骨にも感謝。

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2009'07.09 (Thu)

声とギター

Antonio Carlos Jobimと並んでボサノバの創始者と言われる凄い人なのに最近までまともに聴いたことがなかったJoao Gilbertoですが、Caetano Velosoのおかげで興味を持ってしまった。きっかけはCaetano目当てで買ったトロピカリアの本。
4903267210トロピカリア
Carlos Calado 前田 和子
プチグラパブリッシング 2006-02

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まだ最初の方しか読んでないけど、序盤はCaetanoやトロピカリア運動に関わった人たちのプチ伝記みたいな感じ。CaetanoとGilberto Gilがトロピカリア運動によって軍に拘束されて亡命するまでと、幼少時に遡ってのあれこれが書かれてる部分まで読んだ。そこで2人ともJoao Gilbertoに随分と影響されてるようなことが書かれてた。
それでどんな人なんだろうと気になってタワレコでJoao Gilbertoの棚をチェックしてみて、「声とギター」というタイトルが目に入ったので手に取ってみたらCetanoがプロデュースしてるとあった。先日書いたようにSammy David Jr. & Laurindo Almeidaの声とギターのみのアルバムに入れ込んでることもあったから、タイムリー!と感じて買っちゃった。
B0000AFOFIジョアン 声とギター
ジョアン・ジルベルト
ユニバーサル ミュージック クラシック 2003-09-03

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なるほどー、しかし何かちょっと物足りないような。こんな大御所に何を言うかと怒られそうだけど、受け止める側の問題かも?ポルトガル語もわかんないし、ボサノバ経験も浅いしねー。もっと古い録音も聴いてみたいなーということで、名盤といわれる「三月の水」を買ってみることに。
B000VZE0F0三月の水
ソニー・カー
ユニバーサル ミュージック クラシック 2007-11-21

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1973年の作品ということで「声とギター」とは30年近い隔たりがある。でも意外と声の印象が変わってないのに驚いた。少し低くなってるかな?というくらい。これもほぼギター伴奏のみのシンプルな作り。かすかにパーカッションらしき音が聞こえる。
「三月の水」の方が乾いた印象というか、軽やかというのか、これが若さなのかなー、いかにも若々しいという感じではないけど、鋭さみたいなものを感じる。「声とギター」より「三月の水」の方が好きかも。
そんなことを思いつつ、またタワレコでブラジルコーナーをうろついてたら、Gilberto Gilのところに「声とギター」というタイトルを発見。なにこれ?と思って手に取ったら帯にCaetanoのコメントが。おいおい、こんなところにもCaetanoかよ…と思いつつ、ここまで来たらGilも聴いといて損はないだろうと買うことに。
B000JLPKS2声とギター ジル・ルミノーゾ
ジルベルト・ジル
インディーズ・メーカー 2006-11-22

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Gilberto GilはCaetanoと一緒にトロピカリア運動の主要メンバーだった人なので名前は知ってるけどどんなアーティストなのかはまったく知らず。ブラジル人だけど黒人でもあって、ブラジル音楽のルーツとともに黒人音楽のルーツにも目を向けてる人みたい。CaetanoやJoaoとはまた違った音楽性で、面白いね。ブラジル音楽っていうとボサノバかサンバかってくらいしかイメージがないけど、いろいろあるんだよね。

そういえば先日取り上げたKenny Rankinのことを調べてたら、この人もJoao Gilbertoに影響を受けてたと知った。へー、おもしろいつながりだ。この人も声とギターだけのアルバムとかあるのかな。
Kenny Rankinのことはこないだまでまったく名前も知らなくて、世間的な位置付けが全然わかってないんだけど、いわゆるメインストリームのチャートで目立ったヒット曲があるのだろうか。アルバムは70年代にそこそこヒットしてるみたいだけど、その時代をよく知らないので知名度もよくわからない。訃報のニュースを見たらボブ・ディランのアルバムにギタリストとして参加したことで有名とかいうひどい説明だったけど、その程度の認識なのだろうか…。
タワレコではROCK & POPS(洋楽の一般的なカテゴリ)の棚に置いてあったけど、Wikipediaにはポップ&ジャズとある。ネットでレビュー的な文章を見るとAORとかそういう部類っぽいし、カバーを歌う率が高かったみたいだし、ロックというよりはポップスに近そうなのかなと思ったり(このカテゴライズもよくわかんないけど)。70年代以降はオリジナル志向が強まってカバーは低く見られがちな風潮があるから評価されにくかったりするんだろうか。

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2009'07.05 (Sun)

Sammy Davis Jr.とLaurindo Almeida

最近このアルバムがお気に入り。しばらく癖になってこればっかり聴いてた。
B00069I700Sammy Davis, Jr. Sings and Laurindo Almeida Plays
Jr. Sammy Davis
Collectors' Choice Music 2005-03-08

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Sammy Davis Jr.が好きな人に薦めてもらって、スタンダードソングでも古いものが好きな私には比較的新しめな曲が多いから微妙かなーと思ったんだけど(制作は1960年代中ごろ)、お値段も安かったし、聴いてみることにした。
すごーく丁寧に音を拾ってるなーというのが第一印象。演奏は非常にシンプルでAlmeidaのギターとSammyの声のみ。アマゾンでレビューを書いている人によると音が悪い!らしいけど、うちの全然高級じゃない再生環境ではこれでも十分いい音だ。これを聴いたら他のCDがなかなか聴けない…という状態にしばらく陥ってた。
米アマゾンのレビューには「これ以上lonesomeなアルバムがあるだろうか」と書いてあった。孤独といっても決して暗いわけではなくて悪い意味じゃないよーと断ってあったけど、確かにその通りで、みんなでわいわい言いながら聴く音楽ではなくて、ひとり静かに耳を傾けるのが合うという意味なんだろうな。
Sammyの深みのある声が最高に心地いいんだけど、ギターにもすっかり魅了されてしまった。Laurindoさんはブラジル出身のギタリスト。ジャズミュージシャンと一緒に演奏することもあるけど、クラシックギターの素養もある人らしい。だからなのかな、このアルバムもあんまりジャズって感じはないかも。スイングしたりとか即興かましたりとかそういうの。
そこからの連想で買ったのがこれ。
B000065EECブラジリアン・ソウル (紙ジャケット仕様)
ローリンド・アルメイダ&チャーリー・バード ボブ・マグヌッセン ミルト・ホランド
ビクターエンタテインメント 2002-06-21

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デパートの中古レコード市(文字通りLPレコードがいっぱい売ってた)で紙ジャケCDがたくさんあったのでチェックしてたらAlmeidaさんの名前を発見。面白そうだったので買ってみた。Charlie Byrdとのギターデュエットが素敵。Brazilian Soulということでブラジル音楽らしいんだけど、いわゆるボサノバとはちょっと違うらしい。ほとんどの曲はボサノバが生まれるよりも前に作られた曲なんだとか。ボサノバの定義がよくわかってないんだけど、このアルバムで取り上げられてるのはショーロという形式?らしい。難しいことはさておき、いいアルバムです。Charlieさん自身もお気に入りらしいよ。
ついでにその中古レコード市でJack Teagardenのアルバムも購入。
B00005NDDXジス・イズ・ジャック・ティーガーデン
ハリー・ゲラーズ楽団
EMIミュージック・ジャパン 2001-09-27

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この人のことはBing Crosby経由で知ったんだけど、いい味出してるよね。トロンボーン奏者で歌も歌っちゃう。Bing Crosbyのラジオ番組によくゲスト出演してたみたいで、その番組の一部がCDになってるので聴いたことがある。昔はPaul Whiteman楽団にいたらしいけど、個人名義のアルバムも出してたんだね。トロンボーンがリードを取るというのもちょっと珍しいかも?このアルバムの日本語解説を書いてる人はJackさんのトロンボーンの腕は認めても歌の方はちょっと…という意見らしい。

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