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2009'12.28 (Mon)

2009年を振り返る

毎年やってるので今年も一応。
去年以来このブログもすっかりペースダウンしてしまったけど、それでもなんとか月一くらいのペースで展覧会には足を運ぶ日々を送ってます。展覧会は相変わらず19世紀~20世紀の辺りに偏ってるけど、今年は日本の文学との繋がりに焦点をあてた展覧会が結構面白かったかな。現代美術系もちょろっと。アートに対する興味が減退してるわけじゃないんだけど、このところすっかり出不精になってるもので。めっぽう朝には弱くなってしまったし。朝に弱いのは前からだけどここ最近は特に。それでも最低限行きたい展覧会は一応クリアしたつもり。遠出したいなーと思ったものは大概パスしちゃったけど。
今年のミュシャ的トピックスというと関連図書がちまちまと出たことかなあ。国内では薄手の冊子だけど週刊なんちゃらシリーズが幾つかあったしユリイカもあったし、洋書では海外の展覧会の図録があった。新しいミュシャの本が出るのは嬉しい。没後70年という関係もあるのかな。堺でも記念展が開かれたし。
今年のショックはサントリーミュージアム天保山休館のニュース。不景気の影響はこんなところにも…。たぶん見えないところでも色々あるんだろうけど。
音楽については去年以来CD買いまくり生活が続いていて、サイケだのアシッドフォークだの英国ロックだのにはまる日々。ジャケ買いに拍車がかかってタワレコ店内徘徊が週末のお楽しみとして定着しつつある。ラテン系とかカントリー系のギターに興味を持ってみたりソウル系も少し攻めてみたり。あとはこっそり始めた音楽系の習い事。それを始めたことでいろいろと音楽に対する見方も変わってきたかな。言うは易し行うは難し、だよね。
タワレコとともに梅田の紀伊国屋書店も通ってるなあ。本を買う量はそれほど増えてないけど。読書はちまちまとはしてるけどなかなか進まなくて、結局今年読めた本って何冊なんだろ?
ここ2~3年、英語力がどうのって書いてる気がするけど、最近すっかり英語系ニュース(主に音楽関係)を読むのが習慣になってる。ウェブ翻訳とか辞書サイトのおかげで難しい単語も調べるのが楽だしね。あと、BSとかテレビで海外ニュースをやってるときも英語に耳をすませてみたり。実用的な目的というよりは趣味の面で英語が分かると幅が広がるからね。誰かが日本語化してくれるのを待つんじゃなく自力で情報に接することができるって大きいよ。ネットが普及したおかげもあるんだろうけど、昔はテレビや雑誌に取り上げられないと知ることができなかった色んな人の活動が追いかけられるんだもんね。もちろんネットは万能ではないけど、選択肢が増えるのはいいことだ。そして馴染みのない言語をウェブ翻訳すると和訳だとめちゃくちゃになるのが英訳だったらまだ読めるってことがときどきあることを最近認識した。
しかし、ウェブばっかり見てるせいで紙の文書を読む機会が減って、今年も積読が増える一方…。来年こそは読書机&椅子を導入したいな。そのためには部屋の片付けor模様替えが必要なんだけど、それがなかなか…。パソコンを置いてなおかつスペースに余裕がある状態にできたら理想的なんだけどなあ。それとは別にくつろぎスペースも確保したいし。整理整頓したらもっと広く部屋を使えると思うんだけど、それができないのが現実…。今年、少しだけ片づけが進んだのと、整理整頓グッズを色々と揃えてるので、来年も引き続き片付け続行して理想の環境に近づくぞ!
あと、今年始めたこととしてはtwitterだろうか。存在だけは以前から知ってたけど、海外で有名人がやってたり、ニュース配信に使ってたりするのを見て、登録し始めたらはまった。とはいえ主に見る専門で自分から発信することは稀なんだけど。このブログ用に作ったアカウントは告知用なのでフォローしたりされたりという使い方はほとんど想定してないけど、それ以外に趣味情報収集用のアカウントを持ってて、そこでは200人くらいフォローしてる。ほとんど英語だしフォローした人たちの発言に目を通すのが精一杯なので、それを使って積極的に誰かとやり取りをしようという気にはならないんだけどね。コミュニケーション用途に使いたいなら情報収集用アカウントとは別アカウントにした方がいいかも…。
ってな感じで、来年の抱負は整理整頓して積読を減らすということで。あれ?去年と同じ目標かも…。あとはなー、そうだなー、今年は少し出不精になってしまったのでもう少し積極的に出歩きたいかな。休みの日でも朝からちゃんと起きて、夜更かしは控えめに。
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2009'12.20 (Sun)

クリムト、シーレ ウィーン世紀末展

サントリーミュージアム天保山で開催中のウィーン世紀末展に行ってきた。
事前情報でクリムト、シーレ率が低いと聞いていたのでさほど期待せずに行ったので、それなりに楽しめた。
世紀末のウィーンってどんなところだったんだろ?というのが理解できればいいなーと思ったんだけど。うーん、展示作品の内容というよりは解説が物足りない感じで、どういう意図でこれが展示されているんだろうというのがいまひとつわかりにくかった。
展示リストが置いてなかったのでうろ覚えだけど、大きく5つくらいパートに分かれていて、最初がアカデミックだったり保守的だったりする絵画がどーんと。これがワンフロア占めていて、その次にクリムトコーナー、シーレコーナーがあって、ついでにココシュカなんかもまとめてあって、その後にポスターとかウィーン工房とかの工芸系があって、最後に表現主義があるという感じだったかな。
最初のコーナーはもう少し解説が欲しかったなあ…。女流画家が多かった気がするのは何か意図があったんだろうか。
クリムトは前評判どおり、え、こんだけなの?ってくらい少ない印象。点数でいうと多分シーレと似たようなものだったと思うけど、クリムトの方が食い足りない印象なのは、展示されてた作品がアカデミック寄りなのが多かったからかな。ポスターにも使われてたパラス・アテナくらいじゃないだろうか?本領発揮してるものって。シーレは一貫してシーレなので「シーレを見た」という実感があった分だけ少なく感じなかったのかも。
ウィーン工房のところもこれぞウィーン工房!って作品がないのがな…。モーザーのポスターがないなんて!後の方で油彩画はいくつかあったけど…。絵だけで工芸品が全然ないのも物足りない。スペースの都合もあるのかもしれないし、今回作品を提供してるウィーンミュージアムとやらがそこまでカバーしてないのかもしれないけど。建築系も少なかったし。
表現主義ももっと濃いのはなかったんだろうか。ドイツ表現主義の印象が強いけどウィーンの表現主義ってそれほど濃くないんだろうか。
てな感じで、なんだか物足りない展覧会でした。もう少し展示の意図が理解できたら楽しめたのかなあ。ウィーンの世紀末がどんな雰囲気だったのか知りたいのに、よくわからずに終わった。ただ、今まで世紀末ウィーンというと特定作家以外はなんとなくしか知らなくて絵画作品もあんまり数は見たことなかったので、いろんな作品に触れることができたのはよかったかな。これをきっかけにできればいいかなと。
解説が充実してるなら図録買うのもありかなあと思ったけど、売店に行ったら別のウィーン世紀末を解説してる本があったからそれにした。こっちの方が手軽だし。
4808708663もっと知りたい 世紀末ウィーンの美術―クリムト、シーレらが活躍した黄金と退廃の帝都 (アート・ビギナーズ・コレクション)
東京美術 2009-08

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ミュージアム最後の1年の予定表があったのでもらってきた。次のマンガ系の展覧会はどうでもいいけど(入場制限とか厳しそうなんだもん。そのめんどくささを乗り越えるだけの気力はない)、それ以外は全部行ってもいいくらいだ。現代アートと、印象派と20世紀美術と、ポーランドと。あれ、デザイン系の展覧会はないんだ…。そして最後の最後の展覧会は…グランヴィルコレクション!そうでなくっちゃ!もう展示できるだけ展示しちゃって!

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2009'12.15 (Tue)

ミュシャもどきなグラマラスの表紙

グラマラスという雑誌のグラビアでミュシャもどきなアムロナミエが見れるらしいという情報をネットで発見。さっそく本屋にチェックしに行ってきました。
B002XNUJDAGLAMOROUS (グラマラス) 2010年 01月号 [雑誌]
講談社 2009-12-07

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表紙もよく見るとなんとなくミュシャっぽい?かなーり意識して見ないとそうは感じられないけど、お花と身に着けた装身具あたりがちょっとそんな雰囲気。
そして、肝心の中身は…
どーん。
091213_211643.jpg
091213_211706.jpg
おー、紛れもないミュシャもどきだ。
一応肖像権とかの問題があるといけないのでぼかしをいれておく。構図やふち飾りは元ネタありのものなので、オリジナリティは主張できないと思うから載せちゃえ。スキャンじゃなくてデジカメ写真なのはスキャナを出すのがめんどくさいから。
さて、それぞれの絵について、ぱっと見て思いついた元ネタを書いてみる。
表紙はさっきも書いたように装飾枠がないのでわかりにくいけど、イメージとしては花の連作みたいに植物の茎が人物を囲んでるような感じだろうか。
本編グラビア1枚目は横長だけど背景に散らばる星は椿姫かなあ。外枠はロレンザッチオだ。ポーズは直接繋がるものは思い浮かばないけど、両手を前に出して身を引き気味にしてるところは四芸術の絵画を思い出すかな。花やかごを持ってる構図はたとえば「花と果物」の連作だったり、モエエシャンドンだったり。あと、下絵だけが残ってる作品で似たような雰囲気のがあったことを思い出した。
2枚目右の装飾枠と人物の後ろに隠れるようにして見える装飾模様の形はLUのビスケットのポスターだ。ポーズはよくわかんないけど大輪の百合(カサブランカ?)を頭につけてるところはサラベルナールを思い出す。
2枚目左はケルトっぽい装飾をハムレットから持ってきてる。背中に見えるのは羽根だろうか?なんとなくジスモンダの棕櫚の葉を思い出した。
ところでアムロナミエって生々しさがあんまりないところがミュシャの絵のイメージには合ってるよなーと思った。あくまで私が知ってる範囲での限られたイメージなので、他の人がどういう印象を抱いているかは知らない。たとえば同時代のロートレックだとかシェレなんかと比較してミュシャの絵に出てくる女性というのはどこか浮世離れした存在だというようなことが最近読んだ本(ユリイカ)に書いてあって、それをふと思い出した。

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2009'12.14 (Mon)

今年のクリスマスは厳粛だったり鬱だったり

毎年というわけではないけどよくクリスマスアルバムを買うクリスマスソング大好き人間だけど、今年は10月頃から早くもクリスマスモードに突入。気が付いたら何枚買ってるんだって感じにたくさん買ってしまった。
最初に手を出したのはスティング。
B002KU6BSSウィンターズ・ナイト(限定盤)(DVD付)
スティング
ユニバーサル ミュージック クラシック 2009-10-21

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これは真正面からクリスマスをテーマにしたアルバムではないんだけど、冬の歌を集めていてその中にはクリスマスソングもあって、ということで一応クリスマスアルバム扱いでもいいのかなーと。シーズンものってことには変わりない。
ドイツグラモフォンレーベルから出ていてちょっとクラシックっぽい雰囲気。前作(ラビリンス)も同レーベルから出ていて、今回もコンセプトは近いのかな。イギリスやヨーロッパの古い歌曲を集めているらしい。前作よりはアレンジも多彩でそれほどクラシック臭は強くないけど。人によってはとっつきにくいと感じてたりするみたいだけど、私は結構聴きやすいと思ったかな。スティングのことは上記2作品以外はベスト盤を持ってるくらいでさほど詳しいわけじゃないんだけど、特に違和感はなかった。普段から節操なく色んなジャンルの音楽を聴いてるせいもあるんだろうか。(ちょっと脱線するけど、ヴァン・モリソンのアストラルウィークスも、世間の評判では難解らしいけど全然そうは感じなかったし…普通にかっこいいじゃん)スティングの声の響きが好き。
ちなみに私は輸入盤のDVD付きエディションを買った。ブック形式の装丁がよかったので。国内盤のプラケースは味気ない…。
お次は正統派。
B002MS1SHWクリスマス・フロム・ザ・ハート
デヴィッド・アーチュレッタ
BMG JAPAN Inc. 2009-11-11

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デヴィッド・アーチュレッタは1年ほど前にデビューした人。まだ10代の若手。デビューアルバムはポップで個人的に好みのサウンドじゃなかったので買わなかったけど、いい声してるしクリスマスアルバムなら外れはないでしょと思って購入。ポップで楽しいという雰囲気ではなくちょっとマジメっぽさがあるけど、まっすぐにクリスマス!な感じが気に入ってます。
クリスマス以外の彼の音楽については、もう少し歳を取って渋みが出てきたらいい感じになるんじゃないかなー。ってその頃に自分がどうなってるかわかんないけど。本人のやりたい音楽とかレコード会社が求めるものとかその他ファンが求めるものとかがどうかは知らないけど個人的には緊張感のあるサウンドにこの声が乗ったら似合うと思うんだけどなー。
次のはクリスマスアルバムの名盤を並べたときに必ずと言っていいほど上位にくるもの。
B001HXY90Gクリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(紙ジャケット仕様)
USMジャパン 2008-12-03

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存在だけはずーっと前から知ってたけど紙ジャケを見つけたので購入。一度は聴いておきたい作品ではあったけど、うーん、やっぱりこの時代のこの手の音ってよくわからない…。ウォールオブサウンドってやつはどの辺に注目して聴いたらいいんだろ。楽しいことは楽しいんだけど、60年代くらいのポップスって曲がよかったり歌手がよかったりという理由でなら好きなものもあるんだけど、スタジオサウンドとしてはぴんとこないことが多いんだよなー。古い音だからダメってわけじゃなくて、たとえば1910年代の録音でも好きなものはあるし、最近の録音でも苦手な音はあるし、単に好みの問題ってことなんだろうか。絶賛する人が多いだけに残念。そのうち楽しめる日が来るだろうか。
これは最初は買うつもりなかったんだけど、試聴機に入ってたから聴いてみたら意外とよかったので買ってしまったもの。
B002QD2PV6クリスマス・イン・ザ・ハート
ボブ・ディラン
SMJ 2009-11-25

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初ボブ・ディランがこれってどうなんだ…。ディランといえば歌唱力よりは曲作りの才能に定評がある人なのにトラディショナルとかクリスマススタンダードを歌ってるんだもん。全曲じっくり確認したわけじゃないけど、細かいところでメロディや歌詞を変えてるなーという部分があったりして、そういうところでディランらしさを出してるんでしょうか。(適当に書いてます)
ファンの間でも賛否両論らしいこの作品。正直なところ、これをマジメに受け取っていいのかネタとして扱っていいのか悩む。歌いっぷりがパンクっぽいなんて感じてしまったり。カバーデザインとかを見るにネタっぽさも感じるんだけど、収益はどこぞの慈善活動に寄付されるらしいしマジメな作品なのかなあ。Must Be Santaのビデオを見てやっぱりネタっぽいのかなーと感じたり。まあどっちでもいいか。クリスマスソングには好きな曲がいっぱいあるけど今年は特にHave Yourself A Merry Little Christmasに反応してしまう。ディランの歌うバージョンもいいよ。
それ以上買うつもりはなかったんだけど、12月に入って偶然聴いた曲がよかったので買ってしまったのがこれ。
B001LDRP5IA Snowflake Fell (And It Felt Like a Kiss)
Glasvegas
Columbia Europe 2008-12-09

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Glasvegasって初めて聞く名前だったんだけどイギリスでは有名なのかな?グラスゴー出身だからGlas~って名前らしい。わかりやすっ。グラスゴーといえばマッキントッシュ(装飾家)とかドノヴァンとかの出身地だ!デビューしたのは2年くらい前?その頃にどこぞのメディアに絶賛されたとかなんとか。ジーザス&メリーチェインの再来とか言われてたらしいけど、そのバンドは名前くらいしか知らない。
私が買ったのはデビュー作とクリスマスEPがセットになったデラックス版。アマゾンで探しても出てこなかったのでヨーロッパで出たらしいEPのみの商品をとりあえず貼っておく。デビューアルバム単体でボーナストラックつきのが売ってたけど、これはボーナスなし。ちょっと残念だけど一番の目的はクリスマスEPだしまあいいか。EPと書いてるけどこれは一応アルバム扱いなのかなあ、でも曲数も尺もアルバムというには物足りない感じなのでEPということにしておく。
A Snowflake Fell (And It Felt Like A Kiss)というタイトルはロマンチックだけどめっちゃ鬱な展開。このEPはクリスマスをテーマにしてるらしいけど見事なまでに鬱な内容で、F**k You, It's Over(一応伏字にしておく・笑)なんて曲も入ってておいおいって感じなんだけど、最後にタイトル曲がきてSilent Nightで締めくくる流れにやられた。全ての曲のストーリーに繋がりがあるのかどうかはよくわからないけど(歌詞を見ると曲ごとに設定は異なるっぽい)流れとしては繋がってるのかな。最後には希望がある。なんでもこのEPは教会で録音したとかで、音の響きがちょっと変わってる。ちなみに最後のSilent Nightを除いて全曲オリジナル。
デビューアルバムの方はざっとしか聴いてないので感想は省略。ただ訛りがすごいなーと。誰かが東北弁みたいと書いてて笑った。輸入盤だけど歌詞カードつきだったので歌詞も含めてじっくり聴こう。でもクリスマスEPの鬱っぷりを考えると、歌詞を見ない方がよかったりして…
レビューとかを読んでるとフィルスペクターを意識してる?というような言及があるんだけど、そうなのか…。さっきフィルスペクターの良さがわからないと書いたばっかりなのに。エコーのかかり方とかが確かにちょっと昔風ではあるのかな。そこにフィルスペクターらしさがあるの?

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2009'12.13 (Sun)

桜島と鹿児島ゆかりの画家たち展

尼崎市総合文化センターで開催していた「桜島と鹿児島ゆかりの画家たち展」に行ってきた。最近よくやる会期末ぎりぎりに駆け込みというのをまたやってしまった…
鹿児島といえば藤島武二よね!というそれだけの理由でいそいそと尼崎まで行ったわけですが、2点展示されてました。どっちもたぶん見たことないやつかなあ。代表作というには微妙な作品だけど、決して悪い作品じゃないし、風景画の方は綺麗だった。
展示のメインは桜島!ただただひたすら桜島!どんだけあんねんってくらい桜島だらけだった。鹿児島の人にとって桜島ってどんな存在なんだろうなあ。
黒田清輝が桜島の大噴火を目撃して記録がてらに描いた作品は、おもしろかったけど額縁がやたら豪華すぎてなんだかアンバランスだなーと思った。もっとシンプルな額縁でいいんじゃないだろうか…。
桜島だらけだったのでどれが誰の作品だったのかリストを見てもわけがわからないんだけど、加山又造のはよかったなあ。あと、抽象画で大沢昌助って人だったかな?それがおもしろかったのと、高島屋でデザインの仕事をしていたとかいう人のがよかった。月明かりの桜島もよかったな。
桜島とは関係なく、鹿児島ゆかりの画家たちの作品も展示されてた。そこに藤島武二があったわけですが、「少女」と「鳥羽の日の出」。どっちも比較的晩年に近い作品。少女は武二らしい雰囲気のある絵だった。日の出の絵はいいねー。昔は武二の風景画にはあんまり興味がなかったけど、最近はこの辺の絵も好き。
武二以外は…西郷隆盛の肖像画が目玉なのか?これを目当てに来たらしいおばちゃんが絵の前でなにやら熱心に話しておられました。橋口五葉の油彩がおもしろかったな。この人の絵ってそういえば版画以外よく知らないかも。
ここの展示ホールは2フロアあるんだけど、今回は1フロアのみ使用だったので割とこじんまりとした展示だったかも。売店で過去の図録とかが売ってたんだけど、幕末・明治の変な写真のカタログがおもしろかったのでつい買ってしまった。本展に関連するものとして、鹿児島市立美術館作成のブックレットで黒田と武二と和田英作についてまとめたものがあったので購入。内容的には特に新しいものがあるわけじゃないけど、今回展示されてた作品の図版も載ってるし、武二ファンとしては買っとかないとね。

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2009'12.06 (Sun)

こ、これはもしや…(ウィーンのミュシャ展図録の後日談)

アマゾン検索中に発見。もしかして、こないだ買った本の英語版?解説を読む限り一緒っぽい。執筆者も同じだし。
3791343564Alphonse Mucha
Agnes Husslein-Arco
Prestel Pub 2009-07

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ついでにこんなのも。これはドイツ語版らしい。私が持ってるフランス語版と表紙は一緒。
377747035XAlfons Mucha
J.l. Gaillemin
Hirmer Verlag 2009-04-15

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なんだよー、書店で偶然見つけて喜んでたのに、アマゾンではとっくの昔に扱ってたのか(言語違いだけど)。チェックが甘かった。(でもスペインのやつは扱ってないみたいだから、そこだけは勝った!←勝ち負けなのか?)
うー、英語版欲しい……解説が読みたい。巻末に書簡らしきものが載ってて内容が気になるし。でもただでさえ分厚い本を2冊も所蔵するのはなあ。とか言いつつ他にも同じ本の版違いを持ってるやつがあったりするわけですが。だってー、改訂版が出たらどう違うか確かめたいし外国語の本を持ってて日本語版が出たら読みたいから欲しくなるし。余ったやつは古本屋に売ればいいんだろうけど面倒くさくて。(そんなこと言ってるからモノが溜まる)フランス語が読めればあえて手を出さなくたっていいんだよな。ああ、語学力アップしたい。
ひとつ気になるのは総ページ数。私が持ってるのって372ページあるんだよね。英語版とドイツ語版は356ページと書いてある。何が違うんだろ?フランス語になると文字数が増えてページも増えるなんてことあるんだろうか…
そういえば、ユリイカを読んでたらスラヴ叙事詩はついにモラフスキークルムロフから出て行ったらしいけど、今やってるこの展覧会(年明けまで続く)で展示してるんだろうか。図録に載ってるんだよね。巨大な絵だから下絵だけかな?と思ったけど、本物も展示してるのかな。ヨーロッパの美術館は日本とは比較にならないデカさだからなー、それくらいの展示スペースはあるのかも。
そして、この展覧会が終わったらプラハに向かうのだろうか。いずれプラハ市内に展示される計画になっているという話を聞いてから随分経つけどようやく実現するのかな。ユリイカにはそのためにモラフスキー~から出て行ったと書いてあるんだけど。最近その手のニュースをチェックしてないから、プラハ市内にできる予定の展示スペースについてどうなってるかわかんないや。新しく建つ施設の中に入るとかなんとか言ってたけど、議論もいろいろあって当初の計画より遅れてるっぽいということくらいしか把握してない。
4791701976ユリイカ2009年9月号 特集=アルフォンス・ミュシャ 没後七〇年記念特集
青土社 2009-08-27

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2009'12.01 (Tue)

オルセー美術館展~パリのアールヌーヴォー

世田谷美術館で開催していたオルセー美術館展へ行ってきた。(感想を書くのに時間をかけすぎて終わっちゃったよ…)
前日のBunkamuraに引き続き世田谷美術館へ行くのは初めて。最寄の用賀駅からはちょっと歩くらしくどうしようかなーと思ってたらバスの臨時直行便が出てた。美術館前までノンストップだから楽ちん。
オルセー美術館展といえば過去に神戸でやってたのに2回ほど行ったことがあるんだけど、今回はアールヌーヴォーに特化した展示。規模は神戸で見たのに比べたら全然小さいけど、展示品も大物は来てなかったかも知れないけど、ほどよくまとまってたんじゃないでしょうか。
ロートレックやらアールヌーヴォーの展覧会なんて今更…という気持ちもなくはなかったし、他にも見といても損はないかなと思う展覧会はあったし、一度は行ってみたい美術館とかもあったけど、そこまで引きが強いものがなかったんだよなあ。森美術館の展覧会が面白そうだったけどまだ始まってなかったし…。いまだに六本木のミッドタウンは行ったことがない。サントリー美術館も一度行ってみたいんだけどな。(天保山の恨みもあるし・笑)あくまで他の用事のついでなので時期は選べなかったからこの日程で行ける範囲で選んだ結果がこれ。でも行って満足。
入口の主催者挨拶とかが書いてあるところにフィリップ・ティエボーさんの名前があった。ガレの本を書いてた人だ!というだけで妙な親近感がある。
展示の最初の方に室内装飾の様子を映したビデオが2本。オルセー美術館の中に再現されている昔のおうちらしい。ビデオは参考にはなるけどイマイチ印象に残らないなあ。
グラッセの壁画があるって話は聞いてたんだけど、あんな最初の方に展示されてるとは。いろんな表情の女の子がたくさんいてかわいい。一番右端の太鼓を持った子がいいな。真ん中のこっちを向いてる子もいい。ドニとかボナールの絵もかわいかったなあ。
ラリックのアクセサリーがきれい。芥子の花の形そのままのピンが裏面から見るとまたきれいで…。ダイヤもキラキラ。むかしラリック展に行ったときはもっと大型の宝石を使ったやつも展示されてたんだけどなー。今回は宝石が目立つものは少なかった。ラリックのデザイン画も素敵だった。
さくらんぼのボンボンケースがかわいかった。後で入ったライブラリーで読んだ本には桜桃なんとか器って和名で書いてあって、その方が趣があって好きだわと思ったり。虹色に輝く孔雀の扇子もすごかったなー。サラ・ベルナールの椅子は、あれに実際に座ってたのかと思ったら…すごいなあ。
チラシにも使われてたシャンデリアは思ったより小さかったけど綺麗。でも写真と色が違いすぎる…。他にも照明器具があったけど、外から光を当てるんじゃなくて実際に照明として使われてる状態を見てみたかった。
書斎という存在の発展の仕方みたいなのの説明が面白かったな。ビューローって言葉の意味の変化がおもしろい。女性の果たした役割というところはへーという感じだったけど、フェミニストとかが見たら怒りそう?(笑)
楽しみにしてたサラ・ベルナールは最後の部屋に。ミュシャやグラッセもいいけど、ポール・ベルトンが!なんであれだけ間近に寄れないところに飾るんだよ。もっと近くでじっくり眺めたかったのに。
出口のそばでサラ・ベルナールの映画のひとこまが上映されてたけどものすごく短くて、え?こんだけなの…って感じ。でも動いてるサラだということで一応感激。撮影されたのって1910年代だっけ?かなりいい歳になってるはずだよね。モノクロ映画だし画質も今みたいにクリアハイビジョンとかじゃないので多少はごまかせるけど、やっぱり歳は感じる。サイレント映画の時代なので場面の前に簡単な説明が。英語だったので何度か繰り返し見て内容を確認したんだけど、物語のラストで病のマルグリットがアルマンの腕の中で息絶えるシーンでした。あらすじを知ってれば説明を読まなくたって見りゃわかる話なんだけど。熱い抱擁を交わす二人とそれを見守る従者(執事と看護婦?)、でもマルグリットの様子がおかしい…アルマンの腕から落ちそうになって慌てて支えるアルマン、という一連の動きが面白かった。当たり前だけどサラは100年前には生きていてあんな風に動いてたんだよなあ。これで声が聞けたら最高だったのに。たしかエジソンのところで録音したのが残ってるって話を聞いたことあるけど、いつか聞けるといいな。
出口にはおなじみグッズ売り場が。読売がスポンサーなんだ…。そのよみうりが仕入れたアンティーク版画とジュエリーが売ってたので売り場のおねーさんとあれこれ話してきた。こういうところで売ってるものって専門店と比べてどうなんだろうなあ。私もわざわざお店に足を運ぶほどの客じゃないし、デパートとか美術館とか書店とかの出張展示に何度か行って質問しまくったりモノを見せてもらったりするくらいなんで、信頼性とかお得度とかはよくわらかない。どっちみち買っても数万円とかなので上得意客にはなれそうにないしあんまり関係ない話かな。私が喋ってる間にミュシャの絵が売れてた。Maitres版でもシェレは安いんだなー。
アンティークじゃないアンティーク風アクセサリーとかも売ってた。展覧会グッズもいろいろあったけどこれっていうのがなかったなあ。グラッセの壁画のグッズがあったら欲しかったんだけどポストカードしかなくて、絵がちっちゃいんじゃ面白くないので買わず。とりあえず目に留まったアクセサリーがお手ごろだったので買って、図録も購入して、お買い物は終了。ロートレックコネクションの図録は買わなかったのにオルセーは買うのか…。だって解説をじっくり読みたかったんだもん。ただ、後でざっと眺めてみて、写真の内容に一部不満が…。立体ものはどうしても一方向からの写真しかなかったり光の加減とかで実際に見た印象と違ったりすることは多いんだけど、アクセサリーがメインの飾り部分のクローズアップだけで櫛の先の方が切れてたりするのがなあ。文章はまだ読んでない。せめて読み応えがあるといいんだけど。
企画展のチケットで所蔵品展も見られるということで、せっかくなので見ていくことに。ローカルな美術館の楽しみといったら地元作家の作品を見ることだね。ここは工芸系に力を入れているんだろうか?山田貢という人間国宝な友禅作家の特集をやってた。派手さはないけど面白い図案とかがあった。友禅のあとは壷とか皿とか。魯山人って世田谷の人?日本画では高山辰雄とか。屏風がきれいだったな。
ミニ企画で駒井哲郎特集があって嬉しかった。駒井哲郎の作品と駒井哲郎のコレクションを並べて展示していて、「銅版画のマチエール」も紹介されてた。この本読んでみたいんだよなー。メリヨンとか長谷川とかブレスダンとかもあった。銅版画は楽しい。
所蔵品展示室を見た後にライブラリーがあったので中に入ってみたら、展覧会関連書籍が目立つところに置いてあった。NHKのムックでオルセー美術館紹介本があって、5~6巻セットの中のアールヌーヴォー特集号が置いてあったので読んでみた。なんだか見たことある作品がいっぱいだー。これって神戸で見たよなあとか、今回展示されてたよなあとか。そこを読んでいてへえと思ったのが、オルセーがアールヌーヴォー関連のコレクションを始めたのはかなり遅くて、標準的なものは一通り揃えてはいるみたいだけどこれだ!という目玉作品がないということ。そういうものは既に他に取られちゃってたり値段が高騰してたりという理由かららしい。そういえば以前ガレの本で、ガレは近年フランスで再評価されるよりも先に日本で人気が出たから日本にいいものが揃ってるみたいなことを読んだっけ。アールヌーヴォーが再評価され始めるのが1950年代に入ってからで、60年代あたりには世界各地で展覧会が開かれたりポップアートの世界でリバイバルの動きが起こってたりするんだけど、オルセーはそれより遅れてコレクションを始めたみたいなことが書いてあった。正確な時期は忘れちゃった。今回の図録に書いてあるかな?その本が書かれた時期が1990年ごろと少し古いので、今は多少事情が変わってる可能性もあるのだろうか。これも後になって気づいたことだけど、今回の展覧会にオルセー以外の国内の美術館の所蔵品がちらほらと使われてたんだよね(版画作品はほとんどそうみたい)。オルセー美術館展なのに!看板に偽りありかよ!みたいな。でもそういう事情があるならオルセー美術館の所蔵品のみで大々的なアールヌーヴォー展というのは難しいってことなんだろうか。今回の展示も楽しかったけど小粒感は否めない。その昔V&A主催のアールヌーヴォー展が日本にも巡回してきてたけどあれは凄かったもんなあ。
ミュシャの本も入り口すぐ近くに置いてあったよ。学研のレア本だ!(なぜかうちにもある)
そんな感じで結構長居してしまった。とっくにお昼は回ってて、夜に大阪で用事があるから夕方前には東京を出ないといけないし、もう1軒行くには中途半端な時間なのでとりあえず東京駅に移動してお昼ご飯を食べることに。そして新幹線までの時間つぶしに丸善に寄ったら、ミュシャの本を見つけてしまったわけです。前にも書いたけど、時間が余ったからとか目の前にあったからという理由で入った本屋でミュシャの珍しい本を見つけてしまう自分の引きの強さには感心する。この調子でレア本よ、寄って来い!(笑)

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