2010年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit |  --:-- |  スポンサー広告   このページの上へ

2010'10.30 (Sat)

京都日本画の誕生

実は3~4週間前にマンレイ展に行ってきたんだけど、あまりに時間がなくて展示をざーっと眺めて終わってしまったのでろくな感想が書けそうになくて放置してました(余裕のあるときに行かない自分が悪い)。もういいや、諦める。
で、これも1週間くらい前の話になるけど、小雨の降る中、京都へお出かけ。京都市美術館の展覧会みっつと美術館えきKYOTOの展覧会を見てきた。
まずは「京都日本画の誕生-巨匠たちの挑戦」から。京都市立芸術大学創立130周年記念展らしい。展示されてたのは江戸末期から昭和初期くらいまでかな?あまり予備知識もなく行ってきたんだけど、なかなか豪勢だった。丸山応挙!竹内栖鳳!って感じで色々と楽しいものが。この辺のものを見るのは久々かなー。今年の夏場は展覧会めぐりサボってたし…。やはり大正時代の日本画はいいと再認識したり。
入江波光の「降魔」を見て、西洋絵画でも似たようなモチーフあるよなあと思った。このあと見に行ったブリューゲルにもあったけど(聖アントニウスの誘惑)、たとえばミュシャの「主の祈り」にも化け物うようよな絵があったし。ちなみに「降魔」は仏教系のモチーフ。バックストーリーは全然違うのかも知れないけどどこか似ているところが面白い。
甲斐庄も久しぶりに見たけど今回は意外と普通に綺麗に見えたな。おとなしめの作品だったから?どろどろ系といえば岡本神草も。京都国立近美でおなじみの3人の舞妓さんのアレとか。口紅塗ってるやつも前に見たことあったっけな?梶原緋佐子もあった。
豹とか虎とかライオンとかを見るとつい猫を見る目線に…。小動物もいいよね。画面の隅に見つけて喜ぶ私。まんなかにどーんといてもいいよ。漢字が読めない鳥の絵(習作っぽかった)の羽根の一枚一枚まできっちり描いてるところがすごいなーと思った。
美人画もいいよね。どの絵だっけか、絞りの模様がちょっとエンボスっぽく塗ってあって面白いと思った(高島屋展の方だったかも)。ピアノはいつ見てもかわいい。ベッドに横たわる女性(タイトルが読めない漢字だった)を見て、ふと別の絵のことを思い出した。たしか大正期の絵の展覧会(ハワイの美術館所蔵品展だったような)で見たやつだと思うんだけど、あれは綺麗だったなー。あっちはソファーだっけ?忘れた。上村松園は虹を見る様子がかわいかった。
村上華岳は兵庫県美でよく見るのでなんとなく親近感が…。菊池契月は以前大阪で見た絵がよかったなー。心斎橋の大阪市立近代美術館(仮称)準備室で。一本の線の裏にある試行錯誤に想いを馳せる。土田麦僊のチラシの表にも使われてた絵はかわいかったけど、この人の名前を見るとつい甲斐庄との確執を思い出してしまってダメだ。
一応昭和の日本画もあったけど、手術室だっけ?忘れたけど場面が現代風(あくまでその時代にとっては)だったりすると、なんだか妙な感じ。日本画はどうあるべきかって難しいけど、時代の風俗を映すものであれば現代的なモチーフを採用することになるんだろうなあ。風景画ならありなのかなーと思うけど。あとイラストレーションとの違いが感じにくくなってくるのも現代の問題かも。現代アートまで行っちゃうと日本画なのか何なのかわかんないし、そもそも現代における日本画って何なんだろう…。私がよく知らないだけかもしれないけど。でも、日本画、特に人物画を見ていていいなーと思うのは着物の華やかさだったりするし、洋服でも昔の(今で言う)レトロモダンな感じはいいけれど、現代の服装が日本画になるところは想像できない。もともと日本の美術ってものがそうなんだと思うけど工芸との違いがわかりにくかったりするし、職人芸とアーティスティックな表現って?とか、考え始めるときりがないなあ。
個別の絵の感想とは別に博覧会が果たした役割とか、美術学校のこととか、周辺知識も多少は意識しないと。博覧会って万博については何度か関連する展覧会を見たけど、国内向けの博覧会(今回紹介されてたのは確かそうだったかと)のことはあまり知らないかも。私の趣味って西洋と日本との関わりみたいなところに偏りがちだからなあ。
そもそも日本画という概念ができたのも洋画なるものが外からやってきたからだし(ものすごく大雑把に書いてます)、日本における洋画と日本画の交差した部分にはかなり興味がある。以前お向かいの京都国立近美で「揺らぐ近代」がどうのってテーマの展覧会があって、そこでは日本画の技法で洋風な題材を扱ったり、洋画の技法で日本画的な表現をしてみたり、というのを見せていた。既にそういった交差が100年近く前に起こっていて、今更日本画と洋画を分けるのもナンセンスなのかもーと思ったり。
そういう意味で、今回の展覧会で「京都日本画」ってぶち上げたけど、それはあくまで過去のものでしかないのかなーと思ったり。技法的に受け継いでいれば日本画ってことになるんだろうか?図録も買わなかったので主催者の意図は知らない。現代の「京都日本画」とやらについては勉強不足なのでよくわからないけど、現在にどう繋がってるかは少し気になるかも。
まとまらないままにぐだぐだと感想を書いてみたけど、展覧会の意図とかはさておき、展示作品はじゅうぶん楽しめた。
そういえば美術館に入る前にバス停のところに人力車がいて、中に謎の着ぐるみ人形みたいなのがいて手を振ってたのを見たんだけど、あれって「口紅ちゃん」っていうキャラだったんだ。そんなのがいたのね。知らんかった…。だったら写真くらい撮っとけばよかったかな。(当日の様子がブログに…
思い出しついでに、お向かいの京都国立近美では「上村松園展」が始まるんだ。いいなー、でも来月京都まで行く暇あるかしら。文化博物館のカンテポンディとかなんとかいうやつも気になるけど、うーん、余裕があったらってことで。
長くなったので同じ日に見た他の展覧会の感想は別記事にします。
スポンサーサイト

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  20:16 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2010'10.10 (Sun)

2011年用のミュシャカレンダー

*この記事は2011年1月~12月に飾るカレンダーについての内容です。2012年用のカレンダーの情報はこちらの記事を参照してください。

(10/25、日本製カレンダー情報追加)
今年もカレンダーの季節がやって参りました。8月に美術館に行ったときにミュージアムショップに来年のカレンダーが置いてあるのを見て、もうそんな季節か…と。毎年ブログで特集してるから今年もやるかなーと思って、どんなのがあるか調べてみました。9月のうちにアップするつもりが、気がついたら10月に。
いつものようにアマゾンで扱っているものを中心にざざっとご紹介。通販以外の実店舗は、大型書店、ハンズ、ロフト等の雑貨系の大きなお店、画材屋さん、美術館の売店などで扱ってることが多い。
例によってタイトルは適当。(作品タイトルはどこかに権威がいて決めてるというわけでもないので、日本語の本を幾つか見てもばらばらだったりする)
とりあえずは日本製のものから。こちら、ハゴロモが毎年出しているもの。
アルフォンス・ミュシャ 2011年 カレンダー
B003Z9KS64

例年通りのスペックなら、2ヶ月ごとに1枚めくる(切り離す)壁掛けタイプになってます。中身は不明。とりあえず絵画(四芸術)が表紙。例年通りなら絵柄は6種類。(表紙含めて7枚)

~ここから追記~
ハゴロモの詳細わかりました。

内容:絵画(四芸術)、ダンス、桜草、夏(1897四季/ショコラマッソン~)、秋(1897四季)、夢想

こちらはゼンキョウというところから出ているもの。私は紀伊国屋書店で実物を見た。7枚つづり。

内容:桜草、エリカ(浜薊)、モエエシャンドン(ピンク)、椿姫、百合、夕べの夢想

さらにドイ文化事業室からも。これは堺の美術館でも売ってるかも?

内容:黄道十二宮(表紙)、モエエシャンドン・ドライアンペリアル、椿姫、トラピスティーヌ酒、桜草、カーネーション、羽、サマリアの女、昼の輝き、月、モエエシャンドン・シャンパンホワイトスター、トパーズ、イリュストラシオン誌クリスマス号
~追記ここまで~

輸入ものの定番はこれかな。teNeues。ミュージアムショップでよく扱ってるのもこれ。大型書店で輸入カレンダー特集やってるところにもよく置いてある。
38327416312011 Mucha Grid Calendar (Square Wall Cal)
Alphonse Mucha
teNeues Verlag GmbH + Co KG 2010-07

by G-Tools

LPレコードくらいのサイズで、絵柄は12種類。サイズ違いで3種類ある。上記はミドルサイズ。サイズによって表紙が違うけど中に使われている絵柄は全種類同一だったはず。ミニサイズは縦横15cmくらいかな?一番大きいのは本当にでかいです。一度巨大サイズを買ってみたいなーと思いつつ…。中身は、秋(1896年四季)、絵画(四芸術)、ビザンチン風の頭部ブロンド、リュイナールシャンパン、ヒヤシンス姫、ルビー、詩(四芸術)、月桂樹、JOB(ブルネット)、ヒース、サロンデサン(裸)、ハムレット。

たぶんこれが上記カレンダーのビッグサイズ。使用絵柄は上記と同一です。
38327412912011 Mucha Poster Calendar
Alphonse Mucha
teNeues Verlag GmbH + Co KG 2010-07

by G-Tools


こちらもわりとよく見かける輸入もの。Pomegranateさん。teNeuesと似たようなスペックだけど微妙にサイズは違ってた。
0764952668Alphonse Mucha 2011 Calendar
Pomegranate
Pomegranate (Cal) 2010-07

by G-Tools

あ、ぱちもんゾディアックがあるわー。ゾディは人気の絵柄だったのでヴァリアントがたくさんあって、そのうちのひとつであって偽者ではないんだけど、本来のデザインからかなりトリミングされてるので個人的にはイマイチ。ネタとして持っておくのは悪くないかと。内容は、トパーズ&アメジスト、リジー、名称不定(香水だっけ?)、1900年万博(オーストリア館)、椿姫、ルビー&エメラルド、トラピスティーヌ酒、詩(四芸術)、黄道十二宮(別バージョン)、夢想、JOB(ブルネット)、冬(1896年四季)。

上記2社に比べるとマイナーだけどたまに見かけるAckermann。とりあえずAmazonには2種類あるようで。
まずは縦長バージョン。カレンダー部分はおまけみたい。
3838461479Alfons Mucha 2011
Alfons Mucha
Ackermann Kunstverlag 2010-07

by G-Tools

内容は、リュイナールシャンペン、宵の明星、冬(1896四季)、ダンス(四芸術)、ロレンザッチオ、アイリス、ヒヤシンス姫、トパーズ、JOB(ブルネット)、夏(1896四季)、メディア、朝の目覚め(4つの時間)。

こちらはスクエアバージョン。
3838451430Mucha 2011 Art12 Collection
Alphonse Mucha
Ackermann Kunstverlag 2010-04

by G-Tools

中身は、フォックスランドジャマイカラム、ムーズ河ビール、トスカ、音楽(四芸術)、椿姫、ビスケットLU、ショコライデアル、通り過ぎる風が若さを奪い取る、ウェストエンドレビュー、絵画(四芸術)、詩(四芸術)、ルビー。

これは初めて見たかも。Finkってところ。リング製本で12ページ?サイズは割と小さいみたい。25cm×19cmくらい。
3771712335Alphonse Mucha 2011. Kunstkarten-Einsteckkalender
Alphonse Mucha
Fink Emil 2010-08

by G-Tools

中身は調べきれてません。とりあえず表紙は夢想。

これまたよく知らないメーカー。
3782752600Alfons Mucha 2011. Kunst Gallery
Korsch Adolf Verlag Gmbh 2010-04

by G-Tools

表紙は黄道十二宮、サンプル画像に使われているのは夢想とウェストエンドレビュー。

まったく謎のスペイン産カレンダー。
8478087168CALENDARIO 2011 ALFONS MARIA MUCHA


by G-Tools

たぶんこれと同じものかな?夢想が表紙。
http://www.editorialsirio.com/index.php?mod=colecciones&id=100&cat=8&tip=2&idm=

アマゾンのマケプレ経由でこんなのも。
B0041Q18OQ『アルフォンス・ミュシャ/Alfons Mucha』輸入2011年カレンダー☆平成23年暦通販☆【アート/風景】
トライエックス
トライエックス 2010-09-18

by G-Tools

同じものが別業者からも。
輸入 ミュシャ  2011年カレンダー輸入 ミュシャ  2011年カレンダー

by G-Tools

ミュシャ2011年カレンダーミュシャ2011年カレンダー

by G-Tools

どうやらこれはFlame Treeってところから出てるやつらしい。たぶん1月1枚。ここのはラメラメでトリミングが激しいので好き嫌いは分かれるかも。コントラスト強めな印象。
(以下はアマゾン以外のリンク紹介になります)
Flame Treeのは3種類発見。
桜草が表紙のスクエアタイプ。35cm四方くらい。内容はトリミングが激しいので羅列する気力もない…。これはこれで面白いとは思うんだけど、あくまで飾りとして楽しむものかなー。
http://www.calendars.com/Assorted-Fine-Art/Mucha-2011-Wall-Calendar/prod201100006459/?categoryId=cat00016
ミニロングタイプ。これは割と好き。夏(1900四季)が表紙。内容はリンク先を参照のこと。
http://www.calendars.com/Assorted-Fine-Art/Mucha-2011-Vertical-Wall-Calendar/prod201100000160/?categoryId=cat00016
モナコが表紙のは詳細が発見できず。これはミニサイズなのだろうか。
http://www.flametreepublishing.com/ProductDetails.asp?id=2318

いろいろ調べてるうちにドイツのアマゾンに迷い込んだ。ここにもミュシャカレンダーがいっぱい!気力がある人はここから買うのもありかも?(米アマゾンは利用したことあるけどドイツはないわ…)ここから突っ込んだ調査は気力がないので省略。
http://www.amazon.de/Alfonz-Mucha-Brosch%C3%BCrenkalender-2011-Alfons/dp/3840711304/
パーフェクタ自転車、民衆美術協会、JOB(ブルネット)、サロンデサン(裸)、モラヴィア教師合唱団、JOB(金髪)、カルチェラタン、サロンデサン(少女)、ロド香水、ウェイバリー自転車、ウェストエンドレビュー、ショコライデアル。
http://www.amazon.de/Alfonz-Mucha-63-31-2011/dp/3840713331/
桜草(表紙)+1900年四季シリーズ、宝石シリーズ、4つの時間シリーズ。
http://www.amazon.de/Alfonz-Mucha-Kalender-2011-Alpha/dp/3840714133/
夢想が表紙。なんだか色合いが濃いような。四芸術シリーズ、LU、ムーズ河ビール、夢想、LUサラ、モナコ、カルチェラタン、黄道十二宮、ヒヤシンス姫。
http://www.amazon.de/Alfons-Mucha-Kalender-2011-Kunst-Kalender/dp/B003YMAN2G/
桜草が表紙。詳細不明。
http://www.amazon.de/Mucha-Kalender-2011-Kunst-Kalender-Helma/dp/B003YMAVQO/
紫のJOB(金髪)。詩(四芸術)、パーフェクタ自転車、モラヴィア教師合唱団。

ここで紹介したカレンダーは日本で手に入るかどうかは謎だけど、書店や雑貨屋やミュージアムショップ等に行くと珍しい輸入カレンダーが置いてあった!みたいなことはあるので、どこかで偶然目にすることもあるかも。
私が毎年カレンダー特集をやるのは、世の中にどんなカレンダーが出回ってるのか、どんな絵柄が使われてるのかを見て、勝手に楽しんでるだけ。絵を見ただけでタイトルがちゃんと浮かぶかどうかの記憶力チェックも兼ねてます(笑)
あと、書籍ではどうしても小さくしか掲載されてないことが多いから、大きいサイズで欲しい絵柄があって、でも単品ポスターとして売っているところを見つけられない!ってなときに、カレンダーは非常にありがたい存在。2011年の我が家を飾るカレンダーは何にしようかなーと考えるひとときも楽しい。

テーマ : アート・デザイン - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  19:01 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ
 | HOME | 
アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。