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2011'01.17 (Mon)

ウッドワン美術館所蔵 近代日本絵画のあゆみ

神戸大丸で開催中の「ウッドワン美術館所蔵 近代日本絵画のあゆみ」展に行ってきた。
ウッドワン美術館というところは知らなかったんだけど広島にあるウッドワンという会社(昔は住建という名前だったらしい)が運営している美術館。
コレクションは日本の近代絵画がメイン?あとマイセンとかアールヌーヴォーのガラスとか。西洋絵画も少し持ってるみたい。
で、今回は日本の近代絵画が100点ほど来ていた模様。コレクションのポリシーがよくわからないんだけど、日本の近代絵画をまんべなく集めてるって感じなんだろうか。いい作品もあるけど、特にどういう系統に強いみたいな特徴はよくわからなかった。敢えて言うなら「絵画」ってことなのかな。
去年あたりに岸田劉生展を見て以来、麗子ちゃんに親近感がわいちゃってます。それはさておき、ここの麗子像は普通に綺麗だなーと思った。
微妙に目立たない壁に浅井忠と金山平三が。浅井の絵は正月休みに実家で浅井展の図録を読んで人となりを知ってから見ると、なるほど、いい絵だなと思えた。浅井の絵って地味に感じるんだけど、落ち着いてていいよね。(この図録の話は別途書こうかと思ってます)
金山と言えば兵庫県立美術館にたんまりあって何度も見てるけど、イマイチぴんときてないです。この人のことももっと知れば好きになるのかなー。わかんない。地元繋がりで小磯良平も1枚あったけど、小磯こそ兵庫県美や小磯記念館に名品があるからなー。今回出ていたお人形の絵も可愛かったけど、比べちゃうと物足りない。
展示の順番として、ある程度は時代順になってたけど、高橋由一の絵があの位置ってのが…。麗子がどーん、青木繁がどーん、黒田清輝、藤島武二ときて、山本芳翠、高橋由一って順番はどうなんだろうと思った。
青木繁は晩年に近い時代(といっても若死にしてるからまだ20代の作品だけど)だったせいか、インパクトは少なめ。大きい方の絵はよかったけど。黒田清輝は幻の名作だっけ?今回は紫に注目してみました。なるほど。武二の女性の顔は武二らしいタッチだけど、やっぱり武二の中では普通レベルかなーと思った。でも武二ファンなので武二の絵ならなんでも見れて嬉しい。山本芳翠はとりあえず彼の絵ってだけでレアなので有難く鑑賞。あー、いつか岐阜県美で裸婦像を見ないとなあ。由一の絵もレアといえばレアだけど、彼の絵は静物画とか肖像画がいいな。
明治の洋画といえば今、伊丹に山岡コレクションが来てるんだよね。私は前に別のところで見てるから行く予定はないけど、あれは見る価値あるね。(過去ログ漁ったら2007年だった。思ったより昔だったな。記事1記事2
あと洋画で目立ってたのは藤田嗣治。4点くらいあった。壁画と言っていいのか?背景を知らないのでわからないけど、パノラマな大型作品があった。でも一番小さいイヴというのが可愛かったな。猫が見てる食材の絵もかわいい。占い中の絵もかわいい。
ともかくいろんな人の作品が並んでたので1人辺り1枚か2枚ってのが多くて、時代も幅広いので、ちょっと散漫な印象が。一応絵の横に略歴はあったし、自分もここ数年の経験で名前と作風が一致する人がそれなりにいたので、なんとかついていけたって感じだった。有名な人でもその人の特徴がよく出た作品ならいいけど、過渡的な作品とか代表作とは言いがたいような作品だと、こういう総覧的な展示の中ではちょっと物足りないんだよなあ。小品でもその人の画歴の中での位置づけとかがわかると楽しめるんだけど、単体でぽんと目の前に出されてもどう受け止めていいのかわからないことが多い。横の繋がりが強調された展示というわけでもなかったし。その辺は見る人の姿勢次第な気もするので、ここで見た作品が今後の鑑賞に繋がればいいかなーとも思う。
とりあえず今回は麗子ちゃんだけでも見る価値はあったので、よしとする。
日本画は洋画より素直に楽しめたかな。竹内栖鳳はいいなあ。晩年の鮮やかな作品が素敵。久々に川端龍子を見た。川合玉堂好きだ。上村松園かわいい。清方や深水の美人画もいい。
一応、日本画、洋画という区別になってたけど、最後の方はどっちともいえないようなタイプの現代に近い時代の絵が並んでた気がする。加山又造の猫の毛並みがかわいかった。
売店でこの展覧会の図録ではないけどそれに相当するものとして、ウッドワン所蔵品カタログがあった。買おうか迷ったけどやめた。麗子の肩掛けが売っていた。誰が着るんだ…。子供に着せるのか?
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2011'01.10 (Mon)

女神たちの肖像

神戸ファッション美術館で今日まで開催の「ファッション写真展 女神(ミューズ)たちの肖像 モードと女性美の軌跡」に行ってきた。
ファッション写真100年の歴史を振り返るような内容で、19世紀末の黎明期から、黄金期、そして円熟期と、時代順に色んなファッションに関わる写真が並んでた。ファッション美術館らしく、関連するドレス類も並んでて楽しい。図録も展示品リストもなかったので具体的に誰のなんて作品があったかはあまり記憶に残ってないけど、なかなか楽しい展示でした。
アートとファッションの境目ってあるのかなーと、マンレイの写真を見つめながら考えたり。アヴェドンの写真を見るとアステア&ヘップバーンの「パリの恋人」を思い出すなあ。あの写真撮影シーンはアヴェドンなんだよね?1900年ごろのファッション写真も面白いし、現代の写真も面白いし、基本的な洋服のラインってかなり昔に完成しちゃってるんだなーと思ったり、より現代に近いものは観念的なものが多い?とか思ったり。最後の方にあった額縁の形と中身をシンクロさせたものが面白かった。
網羅的な分、作家ごとの作品数は少ないので、この人の写真をもっと見たいのに!と思うとちょっと物足りなかったりする。写真家の写真集ってあるにはあるけど、絵画等の芸術系作品集に比べると探しにくい印象があって、特定の人を追いかけたくても難しい気がする(以前いいなーと思ったウィン・バロックという人の本は昔出てたのがあるみたいだけど今は入手困難みたいだし)。肖像写真とか広告写真とかだと権利関係もややこしそうだし、写真家に焦点を当てるんでなく被写体だったりテーマ中心の写真集の方が多そうだし、個人の作品集じゃないものだとどれに誰が入ってるかよくわかんないし(単に知識が足りないだけかも)、ってことで、こういう展覧会で見て楽しむ以上に発展しにくい。それに写真といえどもオリジナルプリントと本などの印刷物では違うなーと思うこともあるしね。
なかなか写真メインで大掛かりな展覧会を見る機会は少ないけど、今後も意識して見に行けたらいいなーと思う。
同時開催の「ベルナール・フォコンの見た夢 ノスタルジーを超えて」は不思議な内容だった…。シュール。マネキンフェチ?

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2011'01.04 (Tue)

アールヌーヴォーの手帳とミュシャの手帳

年始に紀伊国屋書店へ行ったら、カレンダーや手帳がさっそくセールになってました。
もうカレンダーは買っちゃったからいいよねーと思いつつも通りすがりにミュシャのカレンダーのミニサイズが目に入って、なんとなく手を伸ばしてみたら、その近辺に輸入手帳が置いてあった。アールヌーヴォーっぽいフォントが目に入ったので手に取ってみたらミュシャのラメ手帳だった。
ミュシャのラメ手帳と言えば何年か前に買ったはいいけどラメが落ちまくるので使えずに終わってしまったっけ…と思い出したりしつつ、今年のはラメがしっかり固定されてて触っても手につかないようになってたので、半額セール中だし買っちゃおうかなーと気持ちが揺れる…
迷いつつ他に面白い手帳はないだろうかと見てたら、アールヌーヴォーの手帳を発見。中をぱらぱらとめくると気になる絵があったので、これは買っちゃおうと決断。ただしこの手帳は重くて持ち運びには向かないので、ミュシャのを持ち歩き用にしてこっちはコレクション用にしてもいいかな、どっちも半額だし、ということで、2冊とも買っちゃいました。正月だから気が大きくなってます。
この写真ではわかりにくいけど桜草の方の表紙にはラメがべったりと塗りつけられてます。
110104_231552.jpg
アールヌーヴォー手帳の中身はこんな感じ。だいたい1ヶ月の区切りに1ページ両面カラーでアールヌーヴォーのポスターが挿入されてます。けっこうしっかりした紙なので重たい。
110104_231640.jpg
この絵はフェルディナンド・ホドラー。ホードラーってこないだヴィンタートゥール展に出てた人かな?絵の下の説明にスイスって書いてあるし。これはポスターじゃなくて水彩画みたい。ちょっとおどろおどろしいようななんともいえない雰囲気に惹かれた。他にミュシャとかロートレックとかシェレとか定番ポスターやちょっとマイナーめの作品なんかが使われてます。
ミュシャ手帳はこんな感じ。こちらは上のより紙が薄くて軽い。1ヶ月おきどころか2週間おきくらいにイラストページが出てくるのでかなり贅沢な印象。
110104_231846.jpg
絵は大胆にトリミングされてて、クローズアップだったり上の写真みたいにくりぬかれちゃったり、全体像が見えないものばかり。私はミュシャの絵に関しては既に本もたくさん持ってて今更全体像が見えないと困る!ということもないので、こういうデザインもありかなーと思う。
さて、こんなのを買っておきながらここ数年はまったく手帳は使わない生活なので、今年も結局使わずに終わる可能性もあるけど、ミュシャの手帳はかわいいから是非使いたいなーと思う。3日坊主にならないように頑張ろう。

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Edit |  23:57 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ
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