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2012'06.25 (Mon)

美術を見る8つのポイント

兵庫県立美術館で開催中のピサロ展でも見に行こうかと思いながら、諸事情により時間が取れそうになかったので、とりあえず6/24までの開催となっていたコレクション展だけ見てきた。
兵庫県美の常設展示は企画展とは別料金なので、昔はそこまでして見に行くこともないよな、と思ってたのに、最近では企画展より楽しみにしてるかも。少なくとも私にとっては。だいたい会場スペースの広さからして気合の入り方が違う。コレクション展の予定にあわせて企画展示を見に行く日を決めたりしてるもんな。企画展とコレクション展の会期はぴったり一致してるところが多いように思うけど、ここは違う。だから同じ企画展開催中でも時期によってはコレクション展の内容が変わったり、展示替えの時期にかぶると見れなかったりもする。(ただし、毎回欠かさず見てるわけじゃなく、前回のコレクション展は見てない。やっぱりそれだけ単独で見に行くには自分の腰は重すぎる。)
今回もどちらかというとピサロ展の方がついでみたいな感じで、結局ピサロ展は見れなかったんで、もうこのまま見ないで済ますというのも考えたけど、印象派の中ではピサロは好きなほうの人なので、やっぱり見にこようかなと思ってる。チケットも買っちゃった。秋にやるバーン=ジョーンズ展とのセット券がお得だったので。
印象派が特別好きというわけではないので、激しく混雑しそうなものは避けちゃうんだけど、ミュシャがパリで活躍したのと同時期の美術の世界を理解したくて、その辺の時代であればなるべく見るようにしてた時期があった。最近は内容次第で行ったり行かなかったり。兵庫県美は広いから、混雑しててもなんとかなるかなーと楽観視してるけど、どうだろう。
というゴタクはさておき、今回のコレクション展は「美術を見る8つのポイント」という内容でした。ものすごく大雑把にまとめると、「リアルとは何か」「イズム」「出来事の記録」「動き」「モダニズム」「思想」「イメージ」「切り取る」という8つのポイント。それぞれの展示室に架けられた作品を眺めつつ、あれこれ考えるのが楽しかった。
コレクション展は、何度も通ってるとよく見かける作品も増えてくるし、名のある作品は他館の企画展等に貸し出されることもあるし、版画や写真作品なんかだと複数存在するから他館も持ってたりするし、初めての出会いというよりは、おなじみの顔にまた会った、という感覚になることが多い。だから、個別の作品の感想よりは、そういったテーマの楽しみ方が面白い企画でした。
何度目になるのか、何度もと言ってもたぶん片手で足りるかどうかくらいの回数しか見てないけど、好きな作品を目にするとちょっと嬉しい気持ちになる。重いテーマを持った作品もあるけど、見るたびにその思いを感じる。
8ポイントめの展示室は、日本画が展示されてたんだけど、前期後期で作品入替があったのか、と展示リストを見て今気づいた。あら、残念…。好きな作家さんが前期にいたのに。後期のラインナップもよかったけどね。
特に好きなジャンルに絞って企画展を見に行ってるとなかなか触れる機会が少ない系統の作品にも親しめることが、こういったコレクション展のいいところかな。同じ美術館のコレクションだとどうしても偏ってしまうところはあるけど。もっと各地の美術館めぐりをすると色んな出会いがあるんだろうけどなー。たまには遠出もするけど頻繁ではないからな。ペースは遅いけど少しずつ色々見ていけるといいな。

少し時間が余ったので、ミュージアムショップで何か面白いグッズでもないかと見ていたら、ミュシャグッズを幾つか発見。以前から見たことのあるものとして、ハンカチとかポーチとかポストカードとかがあったけど、今回ちょっと新しいかも?と思ったのはこれ。(楽天にあったので写真を紹介がてら、リンクを貼っときます。)

四季の4種類とも揃ってたかどうかは覚えてないけど、秋と冬はあった気がする。色合いはちょっと濃いめ。電子レンジ対応と書いてあったけど、ふちの金彩は大丈夫なんだろうか?ちょっといいかもと思ったけど、マグカップは家に有り余ってるしな…ということでやめといた。
他に、LEDライトつきルーペがあって、絵柄はミュシャの他複数作家のものがあって、ミュシャは「真福八端」の「幸福なるかな、心の清き者」だった。ちょっと珍しい?展覧会で見て気に入ったという人は見かけたことあるけど、マイナーだよね。これも買いそうになったけど、使うんかいなと自問自答してやめといた。
(追記:こんなの→http://museum-shop.jp/?mode=cate&cbid=80715&csid=12
そして買ったものは、これ。(リンク先は名古屋市美術館のブログ)
http://blog.ncam.shop-pro.jp/?eid=745566
この3種類とも置いてあって、私が選んだのも黒猫。シャノワールの看板猫です。キーカバーというものも普段使ってないんだけど、この可愛さにやられました。鍵をつけなくてもキーホルダーとして使えそうだし…。かさばるものじゃないから使わなくても邪魔にはならないし…。要は私がスタンランのあの猫が好きってだけです、はい。
一応元ネタを紹介しておくと、この絵です。ちなみにこのポスターの構図はミュシャのパロディだと聞いたことがある。美術館の解説だったから間違ってないと思うけど、私の記憶以外に確たる証拠がないので、自信を持って主張はできない。
余談だけど、猫グッズって多いよね。このショップにも猫ポストカードがたくさんあったり、無駄に猫グッズがたくさん…。そんな私も喜んでそういうのを求める人なんだけど。
あと、またしても積読に1冊仲間入り。「戦時下の美術書」ってところに興味を惹かれて。前書きを読むと散文集みたいなものらしいけど、本好きとしても面白そうかな?と思うので、あまり暖めすぎずに早めに読みたいものだ。
4582833365書痴、戦時下の美術書を読む
青木 茂
平凡社 2006-08-04

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2012'06.24 (Sun)

唐代の詩と多重都市の協演~高山辰雄・西村元三朗展

BBプラザ美術館で開催中の「新収蔵品展 唐代の詩と多重都市の協演 高山辰雄・西村元三朗」に行って来た。
BBプラザ美術館は、兵庫県立美術館に行くときに、駅からの道沿いにあるので前から気になってて、でもなかなか時間がなくて寄ることができずにいた。
今回は、兵庫県美に行くついでに、時間が取れそうだったので寄ってみた。チラシに出ていた西村元三朗の絵にも興味があったので。
会場の規模がよくわからなかったので、どれくらいの時間を見込んでいいかわからなかったけど、今回の内容ならそれほど時間もかからないかなーということもあったし。
ということで、まずは会場の広さからコメントすると、あんまり広くない。ちょっと広めのワンホールって感じかなあ。(説明になってない)
西村元三朗の作品が目当てだったわけですが、大型のキャンバスが数点ってところ。面白かったけど、これだけを見にここまで来るのは微妙…という感じ。まあ他に目当てがあったからよかったけど(兵庫県美)。でも面白かったです。同時開催の小企画展もあったし。具体美術協会関連の作品が10数点くらいかな?あと、作品というか資料的なものが幾つかあった。
「具体」とか、あの時代の「前衛」って、理解できる部分とできない部分があるけど、わりと好きな作品が多い。思想とか時代背景とか色々あるんだろうけど、単純にインパクトがあって面白いものが多い。「具体」を大々的に取り上げた展覧会は見てなくても、どこかの美術館の常設展とか、小企画とか、何かのついでで見る機会が多いせいか、気がつくと親近感がわいている、というのが実際のところなわけですが。結局好き嫌いなんてそんなもんなのかも…。
で、西村元三朗は、名前をしっかり覚えてるほど知ってたわけじゃないんだけど、この展覧会のチラシにある、なんとなくSFっぽいような、不思議な世界観が気になって、見てみたいなあと思ったわけです。会場内にあった年表によると小磯良平に師事したとか。そうなのか…全然作風は違うけど。謎の構造物みたいな絵もいいけど、初期のシュールな雰囲気も捨てがたいなあ。
会場の出入り口付近に、関連書籍やグッズ売り場があって、そこに、西村の作品集みたいなのがあって、表紙が色あせてたりするからという理由で安く売っていたので買ってしまった。中身を見たら同じような絵がずーっと並んでてなんだか可笑しかったから、というのも理由のひとつ。もちろんちゃんと見たらそれぞれ違うんだけど、これだけ同じようなものに拘り続けたのも凄いなと。この人は何を追及していたんだろう?そしてそれは見つかったのだろうか。この人の目には世界はどんな風に見えていたんだろう。そんなことを感じながら作品集を眺めている。
もう一人、展覧会のメインである高山辰雄という人のことは全然知らない。名前くらいは聞いたことあるかなあ。日本画の人らしいんだけど、今回展示されてたのはリトグラフ。複製ってわけじゃなくて、最初からリトグラフを使って表現することを意図して作られたものらしい。あんまり得意分野じゃないので絵の感想はさておき、漢詩が面白かった。絵と詩のセットで鑑賞するものらしく、漢詩も書みたいな感じで作品として仕立てられてるんだけど、作品の横に解説として、書き下し文っていうんだっけ?漢詩を日本語風に読んだものと、さらに詳しく内容を解説したものがついてた。自分は漢詩をそのまま読めるほどの読解力は持ってないけど、それでもある程度漢字から読み取れることはあるわけで、それをそのまま読んだほうが、リズム感が感じられて、余韻も感じられて、いいなーと思った。詳細な解説は想像の余地をなくすというか、ちょっと説明しすぎなきらいがあるなと。ちょっと親切すぎる解説になってました。
(23:00追記 高山辰雄を良く知らないと言ったけど、画像検索してみたら、一応知ってた。目にしたことがある程度で、実物は見たことあったとしても数は少ないかなー。日本画の、特に現代寄りの人はまだまだ疎いです。近代くらいまでいくと多少はわかるんだけど。)

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