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2013'11.11 (Mon)

画業40年記念「黒井健 絵本原画の世界」展~物語との出会い~

9月末の話。
阪急うめだのギャラリーでやっていた黒井健展を見た。(阪急百貨店の告知 その1その2
昔、「詩とメルヘン」とか「MOE」とかの雑誌をよく見てた頃に、この人の絵も目にしてたんじゃないかな。それで何となく名前は憶えてた。あとはまあ、会場が行きやすい場所にあって遅い時間でも開いてるからという理由で、通りすがりにふらっと寄ってみた。
代表作は「ごんぎつね」や「手ぶくろを買いに」なのかな?ころわんとかいうシリーズもあるらしいけどよく知らない。絵本以外に大人向けの挿絵なんかも描いているらしい。
ごんぎつねも手ぶくろ~もお話は知ってるけど、この人の絵本で読んだことがあるかどうかは不明。教科書に出てきた記憶はあるので、絵本では読んでないのかも?
絵の横に制作秘話的なコメントが書いてあって、そこで、当たり前なのかもしれないけど、ちゃんと取材して描いてるんだなーというところにへえとなった。確かに文章で情景を説明するのと違って、絵は誤魔化しがきかないからね。「手ぶくろを買いに」では昭和の町並みを表現するのに苦労したとか。原作ではっきり時代が限定されてたのかわからないけど、原作が書かれた時代を意識したってことなのかな?
絵本の内容と制作技法が合わなくて何年も棚上げにしてた作品があったとか、絵本を作るのにも色んな苦労があるんだなあと思った。
技法は色鉛筆がメインなのかな?他にオイルパステルを使ってるとか、布でぼかしてるとか、そんな説明があったような。なんとなく水彩とかパステルで描いているのかなと安直に考えてたけど、試行錯誤の上の技法なんだなあ。
若い頃、数だけこなしてたときは、必死で仕事してたのに、ふと気がつくとそれらの本は全然お店に並んでなかったとかいうエピソードも。じっくり作品に取り組むようになってからは、構想から完成まで何年もかかるものもあったりするらしい。
絵以外に、絵を元にした人形とかの小物が展示されてた。作ったのは多分他の人。
新美南吉の自筆原稿が展示されててびびった。
インタビュー映像とかも流れてたけど時間がなかったのであまり見ていない。会場に入ったのは閉場まで1時間もないくらいの時間だったかな?会場に入るときに係員の人に、DVDが○分くらいあるので興味があれば先にご覧になるとよいですよ、みたいに言ってくれたんだけど、絵と解説をじっくり見る方を優先したので…
グッズ売り場には複製画も売られていた。ジークレーだったかな?こういうのを見るとついお値段をチェックしてしまう…。サイズが大きくなると急に値段が上がるなあとか。
参考リンク:
http://www.kenoffice.jp/
http://mi-te.jp/contents/cafe/1-1-130/
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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2013'11.10 (Sun)

六甲アイランドで関学とキモノ、そして神戸

9月後半の話。
小磯記念美術館で開催していた特別展「関西学院の美術家~知られざる神戸モダニズム~」を見た。
展覧会の中では洋画もよかったけど、版画!木版画!北村今三と春村ただを!これがよかったなあ。
特に春村ただをのスケートする男性の絵が素敵すぎた。この絵は知ってたんだけど、実物を見たことあったっけなあ?本で読んだだけ?ちょっと記憶が怪しいけど、今回あらためて見てみると、いい。
神原浩の銅版画もよかったな。
関西学院って芸術系の学校じゃないはずなのに、結構画家を輩出したりしているらしい。学内に芸術同好会的なものがあって(絵画部弦月会)、そこでの活動を通してのことらしい。商学部とか経済学部とかがあって(現在のことは知らない)そこに入学はしたけど勉強はそっちのけで絵を描いていた人もいたとか?(先生の方が、勉強はいいから、いくらでも絵を描いてていいから、是非おいでと誘ったとかなんとか…)
吉原治良は実業家と芸術家の二足のわらじを履いてた人だけど、こういう大学だったからこそな部分もあるんだろうか?
昔、関学のキャンパスがあった原田の森ってどこだろう?と思ったら王子公園駅の近くか…。いつか行こうと思いつつ先延ばしにしてる横尾忠則の美術館ができたとこだ。そろそろいい加減に行かないとなー。
関学グッズが売っていたのにはどうしたらいいのか悩んだ(笑)だって別に関学関係者でもないし、関学に憧れる身でもなし。関西出身じゃないからあんまり親近感もないんだよな。阪急今津線に乗ることは多いので、身近といえば身近なんだけど。大学受験の頃は京都は射程内だったけど、大阪、神戸はあんまり考えてなかったしなあ。(今思うと大差ないんだけど。)
このブログを書くために参照ページとか調べてたらこんな文章(http://www.kwansei.ac.jp/gakuinshi/37NK.pdf)を発見。この展覧会に至る過程が書かれていて興味深い。ちょっと前までは生没年も不詳だったり遺族も不明だったりわかんないことだらけだったんだなあ。それが少しずつ紐解かれていく様子にわくわくする。
そういえば展示では京都国立近美の所蔵品が目に付くと思ったけど、そうか、例の川西英コレクションか。
この辺の事情をよく知らず、神戸ファッション美術館へ行くついでくらいの気持ちで寄ってみただけだったんだけど(一応吉原治良とかお目当てはあった)、これまでの鑑賞経験と結びつくような体験ができてよかった。こういうことがあるから美術館通いはやめられないんだよなー。
版画目当てでカタログ欲しい気分になったけど、西村元三朗展のカタログを見つけてそっちに飛びついてしまった。だって初期作品が結構載っているんだもん。(関連記事その1その2

で、当初の目的、神戸ファッション美術館で「涼をよぶロマンキモノ展―夏の愉しみ―」展を見た。
時間と体力に余裕があれば歩いていける距離なんだけど、今回は電車で移動…。
昭和初期くらいの時代がメインなのかな?まだまだ着物を着ている人も多かった時代、夏の着物は他の季節に比べると商品展開が多彩だったようで、技術の発達で様々なデザインの着物が作られたとか。素材も涼しげだったり。
見るからに涼しげなのもあるし、秋のモチーフを用いることで涼しさを演出したりも。
抒情画を再現するマネキンが面白かった。端的に言うと、着物だけを展示するよりもわかりやすいってことなんだけど、色々と苦労もあるようで。しかし、この美術館に通ってるとマネキンにも愛着がわいてしまう。だんだんアブナイ人になっていきそう(^^;)
参考にされてたのは高畠華宵がほとんど。中原淳一が少し。他の画家もあった。すべて原画とか当時の印刷物そのものではなく、複製写真パネルだった。(そのこと自体はどうでもいい。)
絵をそのまま再現ではなく、恐らく手に入る素材の中から近いものを選んでたのかな?髪型の解説もあったり、想定される年齢も書いてあったり。20代半ばくらいの若奥様が多かったような…。
花火大会だか夏祭りだか、見るためよりも見られるために装っていたみたいな解説もあったような…。
着物の柄を見るのも楽しかったし、解説を読むのも楽しかった。図録というほどでもない薄い小冊子が売られていたので買った。
ミニ企画でビーズバッグコレクションも展示されていた。
簡単な分類だけで詳しい解説もなかったのでさらっと眺めてきたけど、まとめて見ることで、持つ人の年代によって色使いとか違うんだなーというのがわかったりして面白かった。

ついでに神戸ゆかりの美術館にも入ってみた。
特集展示「没後10年・生誕90年 西村 功と神戸 哀歓とユーモア」。
この人は耳が聞こえなくて東京芸大へ入学できず、誰かの尽力でムサビへ入ったとか?そんな制約があるのか…。絵を描くのに関係ないように思うのに。
私は神戸育ちではないのであまりよく知らないんだけど、タウン誌みたいなもの(ペーパー?)の表紙イラストを描いていたらしく、その原画と現物が展示されていた。地元の人には懐かしい感じがする作家さんなのかな?

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