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2005'01.19 (Wed)

Les Maitres de l'Afficheについて

昨日は手抜きだったので、改めまして、真面目に解説。

"Les Maitres de l'Affiche"はフランス語で、英訳すると"The Masters of the Poster"です。
"Affiche"がポスター、"Maitres"がマスター、つまり巨匠とかそんな感じ?
「ポスターの巨匠たち」といった訳を見たことがあります。
前回、雑誌の付録って書いたけど、勘違いだったみたいです。
どんな内容だったかについて、詳しく書かれた英文を見つけたので
適当にかいつまんで訳してみました。
(斜め読みなので間違いもあるかも)
http://www.yaneff.com/html/history/maitre.html
http://www.wetcanvas.com/Museum/Posters/Maitres_de_laffiche/index.html

1895年の12月から1900年の11月までの5年間、60ヶ月に渡り発行。全256枚。
"Les Maitres de l'Affiche"は、ポスターのコレクター向けの通信販売みたいなもので、
予約すると毎月4枚のリトグラフ(シート)が送られてくる仕組みだったようです。
すべてのリトグラフはもともとポスターとして街角を飾ったもので、
それをA3くらいのサイズに縮小して複製したものでした。
年の終わりには12ヶ月分をセットできるバインダーみたいなのも販売されたらしい。
4枚60ヶ月だと240枚なんだけど、他にボーナスプレートってのが16枚あって、
毎年12月と6月に、最後の3年は3月と9月にも発行されたそうです。
このスペシャル版はポスターではなくこの"Les Maitres de l'Affiche"のために制作された
オリジナルリトグラフだったようです。
大判のポスターよりもいい紙を使っていて、印刷も普通のポスターよりもいいらしく、
オリジナルポスターと同じような値段でもしっかり売れていたようです。
シートの左下隅にはエンボスのスタンプが押されています。(Maitre Stamp)

裏話として、このシリーズにシェレの作品がやたらと多くて、
同じくらい才能があるはずのロートレックやスタンランがほとんどない理由は、
このシリーズの発行にシェレが関わっていて、シェレの意向が働いたからだと書かれていました。
勿論そんなことがなくてもシェレは偉大なポスター作家ですから
彼の作品が数多く使われていてもおかしくはありませんけどね。
(この話に関しては原文のニュアンスがうまく再現できてないので、私の訳を鵜呑みにしないで下さい)

ところでこのシリーズの作品を日本では「マイトレ版」と呼んでいる人がいるようです。
(私もその昔、そういう風に聞いたことがある)
でも"Maitres"の発音は「メトル」の筈なんですよね~。(これも誰かが言ってた)
まあ、そういう例は他にもあるとは思いますが。

そんなことを調べていたら、こんなものを発見。
"Les Maitres De L'affiche"のCD-ROM版です。
収録されているのは全256枚中120枚だけみたいですが。
120 Classic Posters From Les Maitres De L'affiche (CD ROM & BOOK)
Dover

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