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2005'10.11 (Tue)

つたえる美術~ポスター・写真・マンガのはじめて物語~

アールヌーヴォー・アールデコの旅その1

まずは今回一番の目的地、川崎市民ミュージアムへ向かいました。事前情報でかなり展示数が多いらしいことを聞いていたので、一番最初に行くことにしました。
開館時間が9:30ということで、それに間に合うように家を朝6時に出発。武蔵小杉駅9:10発のバスに乗ったら早く着きすぎて、ドアが開くまでぼーっとしてました。
展示内容の説明は貰ってきたチラシを引用します。
「わたしたちの生活で身近にある、ポスター、写真、マンガが、今のようにたくさんに作られるようになったのはいつからでしょう?はじまりのころ、これらはどうやって作られていて、どんなすがたをしていたのでしょうか?
「つたえる美術」の最初の展示室((1)はじめて物語)では、そのころの作品をみることができます。
つづく展示室((2)~(5))では、ポスター、写真、マンガのその後の展開を紹介しています。それぞれのやくわりや性質を作品でたしかめてみましょう。」

とまあこんな感じで、「伝える」ことに焦点を当てた企画展示でした。
この展示で驚いたのは、順路が複雑なこと(笑)とにかく、部屋が細かく仕切られていて、限られたスペースにたくさんの作品が展示されていて、順路を書いた紙を片手に現在地はどこ?と都度確かめながら回りました。順路なんか無視しても楽しめる展覧会もあるけど、これは順路通りに回ったほうがより理解が深まっていいなと思いました。
最初に本で見たことのある絵が展示されていて、あ、あの本に載ってたやつだ!と無意味に感動したり。シェレの初期の作品とか、少し前に買った「グラフィックデザインの歴史」という本で見たものとか、実物は始めて見るけど本で見たことがあるものが幾つもあって、なんか不思議な気分でした。ちなみにミュシャは、ジスモンダとムーズ河ビールと金髪JOBがありました。ポスターにはよく女性が登場するけれど、男性の目を引くための女性と、女性が憧れる女性と、2種類あるという説明に、なるほどね~と思ったり。あと、サヴィニャックがたくさんありました。以前行ったサヴィニャック展で見たものもあったけど、そうでないものもあって、相変わらず楽しいポスターでした。ロートレックも代表作が出てました。ポスターはアールヌーヴォーの時代からアールデコの時代や、もっと先の時代まであって、これまた最近行ったアールデコ展で見たもの(カッサンドルとか)もちらほら。写真とマンガは割とどうでもいいかなと思ってたけど、それなりに面白かったです。巨人の星とかアタックNo1の原画とかありました。
この展覧会は常設展示室の方でやっていて、企画展示室では浮世絵の展示会をやってました。同じチケットで入れるのでせっかくだから見ていきたかったけど、私には時間がない…!ということで、ものすごく急ぎ足で一回りしてきました。鯉の滝登りがダイナミックだった。浮世絵の実演もしてたけど、これも時間がなくて断念。11時を回った頃に、次の目的地、九段下へ向かいました。

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