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2006'01.22 (Sun)

深入りは禁物?

昨年末以来、ガーシュインの周辺人物にはまってあれこれ見たり調べたりしてたんですが、初心に帰ってガーシュインの伝記本を読み返そうと思ってまずこれを読みました。
ガーシュインガーシュイン
ハンスペーター クレルマン Hanspeter Krellmann 渋谷 和邦

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そしたら、最近よく目にしてた人の名前やら場所の名前やら色々出てきて、あ、これはあのエピソードだ、あ、これはあそこで見たやつだ、あ、こんな人がこんなところに、と見知った話題がたくさんで、ついつい夜更かしして読んでしまいました。何年か前に一度読んでるんですけどね。そのときは知らなかったことも今読むと理解できて、楽しさ倍増でした。
で、次にこれも読もうとひっぱりだしてきたんですが…。
もうひとつのラプソディ―ガーシュインの光と影もうひとつのラプソディ―ガーシュインの光と影
ジョーン ペイザー Joan Peyser 小藤 隆志

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こちらは今まであまり公になっていなかったガーシュインの裏の顔を暴く!みたいな本(そこまで露骨な暴露本じゃありませんけど)。出たのは10年くらい前なのですが、当時途中まで読んでほったらかしだったので改めて読んでみました。
私は、ガーシュインの人間性についてはそれほど期待してなかったので、ガーシュインについて悪い面を聞いても別になんとも思わないんだけれど、周囲の人たちについてもかなり辛らつなことが書いてあってそちらにプチショックを受けてたり(笑)。アイラ・ガーシュインのイメージが…、アーヴィング・バーリンのイメージが…みたいな。
こういう本はちょっとした事柄が誇張されて書かれてるのかも知れないし、誰しもいい面ばかりじゃないこともわかってるし、どこまで真に受けていいものかわかんないけど、音楽を好きになったからって人間性まで期待しちゃ駄目よねーと肝に銘じときます。
でも、それだけじゃなくて、語り口が冷酷なんですよね。似たようなエピソードでも別の本ではユーモア交じりに紹介されてたりするのに、この本で読むと物凄く悪意に満ちた出来事に思えたり。読んでるうちに鬱になってきます…。
*ただし、否定的なことばかり書かれてるわけじゃないということも補足しておきます。

ところでこの本、文章はまあまあ読みやすいんだけど、ところどころいかにも直訳な部分があって、日本語としては意味不明な部分が出てきます。私がよく英語の文章を読むときはまず頭の中で直訳して、そこから多分こういうことが言いたいんだろうなと想像するんですが、その作業を途中までしかやってないだろお前!という感じ。
あと、曲名とか舞台や映画のタイトルとか本の題名まで無理やり日本語に訳されてて、それも一般的に通用するはずの邦題じゃなくて直訳風に書かれてるところが違和感ありあり。それが何を指してるのか日本語から英語を想像して特定しなきゃいけないという無駄な作業が必要になってしまいます。あとがきで訳者が直訳にした方がわかりやすいからと書いてるけど、逆に理解を妨げてるってば、絶対。せめて巻末にでも直訳と原題の対応表をつけて欲しかったなあ。
それから、この訳者は音大卒らしいけど、ショービズ界についての知識が少なそう。「アデーレとフレッドのアステア夫妻」って何よ。この二人は姉と弟だってば。そのくせトロイメライをトラウマリーとしてるのも謎。わけわからん。
と、ついつい翻訳者への文句たらたらになってしまいました。訳者に知識がないなら編集者が補佐してあげないと。
まだ3分の1くらいしか読んでないんだけど、上に書いたような理由で読んでる最中に考え込んでしまうことが多くて、進みが遅いです。気分転換しながら読まないと変に落ち込みそうになるし(影響されすぎ?)。そこまでして読むなよーと思いつつ、でも知らなかった出来事とか書いてあるとつい読みたくなっちゃうのよねー。

そんな鬱な気分から逃れるために聴いてるBGMはこれ。
Such Sweet SorrowSuch Sweet Sorrow
Michael Feinstein

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何年前だろう、身内の人にクリスマス・プレゼント何がいい?と聞かれて、マイケル・ファインスタインのCDを希望したらこれを貰いました。ロマンチックなラブ・ソングにうっとり。
タイトルの"Such Sweet Sorrow"はシェイクスピアからの引用らしい。ロミオとジュリエットの中に出てくるらしい。作曲はミシェル・ルグランで、綺麗なメロディです。歌詞が知りたくてネットで調べたけど出てこないです。うーん、そんなに有名な曲じゃないのかな。他の曲もなかなかよくて、最近のヘビー・ローテーションなんだけど、もう廃盤なんですかね。アマゾンではマーケットプレイスにしか出てないです。

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Comment

こんばんは~。「もうひとつのラプソディ」、以前に読みました。たしかに暴露本ではないけど、結構引いてしまう事も書いてましたね。
私もジョージよりも、アイラや奥さんについての記述の方がショックでした。まぁこの本だけで判断するのも早計かもですが。
生存者の証言も、どこまで真に受けてよいのかと思うし(自分の都合のいいように言う人もいるだろうし)、ガッカリしたからファンやめるなんて事もないですが(笑)、読後感はあまりよくなかったです。
翻訳のことまでは覚えてないのですが、アステア夫妻て…調べればすぐに分かる事なのに。トロイメライ→トラウマリーに至っては、ほんとに音大卒かよて思いますね!(-.-;
gungnir25 | 2006年01月24日(火) 21:57 | URL | コメント編集

●>gungnir25さん

こんばんは。
こんな愚痴に反応ありがとうございます (^^;)
そうそう、アイラやその奥さん、そして母親や父親まで、みな何かしら問題のある人物のように書かれているんですよね。
私もこれでファンやめるとかそういうことはないです。やっぱり彼らの音楽や詞の世界は好きですから。ただ、最近ドキュメンタリーやら何やらで彼らに親近感を抱いてただけにちょっとショックを受けてしまったんですよね。まあ、そういう面もあったのかもね、程度に受け止めるのがいいのかなと今は思っています。
アステア夫妻とトラウマリーについてはホントにしっかりしてよーって感じです。私が持ってるのは初版なのでもし増刷されてるなら修正されてて欲しいものです。
Ira | 2006年01月26日(木) 01:03 | URL | コメント編集

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