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2006'06.12 (Mon)

ミュシャ展の不思議

一昨年末から今年初頭にかけて全国を巡回していたミュシャ展について、色んなサイトで感想が述べられているのを見てきました。
その中で目立った意見が、華やかなポスター以外のミュシャを知ってびっくりしたというもの。それ自体は別に珍しくもない意見なんですが、その中で、今まで見てきたミュシャ展でもこんな視点はなかった、というのがちょっとひっかかった。
その人の見てきたミュシャ展って一体どういうものを指しているのかしら?と。
私が始めて「ミュシャ展」というものを見に行ったのは約10年前。「生涯と芸術」展と銘打ち、全国数箇所を巡回したものです。
それ以来、ミュシャに関する情報を収集するようになったんですが、私の認識では日本で開かれた展覧会で「ミュシャ展」と呼べるものは、1978年の比較的小規模なもの、1983年に開かれたドイコレクションを中心としたかなりの規模のもの、1989年に開催された没後50周年の大規模なもの、先ほど述べた「生涯と芸術展」、そして今回の「財団秘蔵」と銘打った展覧会しかありません。
そして、手に入れた図録を見る限り、83年の展覧会でも後期油彩画は多く出ていますし、没後50周年展でも生涯と芸術展でもあの巨大なスラヴ叙事詩が展示されたり、生涯と芸術展ではチェコ市庁舎の壁画をひっぺがしてきて展示してたり(訂正:ひっぺがしてません。下絵です。)、かなり早い段階から後半生の活動についてもしっかり紹介されています。
つまり、これが初めてってわけじゃなくて、もう20年も前から紹介はされてるわけで、それを知らないことを責めるつもりはないけど、それならいったいその人の言ってる「ミュシャ展」って何のことなんだろうと思ったわけです。(単純に、自分の知らない展覧会があったなら知りたいだけ。)
美術館に行き慣れてない人、まだ若い人なら、某販社の展示即売会とか画廊主催の小さな展覧会などのことを言ってるのかなーとか思ったりするんだけど、それなりに美術館にも通ってて歳もそれなりに上の人っぽいのにそんな風に感じてるってことは、それだけミュシャの展覧会って認知度が低かったってことなのかなあ。単にその人のこれまでのミュシャへの関心度が比較的低かっただけ?(私みたいにマニアックに追求するほどではない)
あ、今思い出したけど、ポスター中心の比較的小規模な展覧会はあったか。イヴァン・レンドル・コレクションの展覧会とか、パリ国立図書館所蔵品の展覧会とか。それのことなのかな?このふたつの展覧会は規模のせいなのか、展覧会履歴に載っていなかったりわかりにくい書き方をされてたりします。このふたつはポスターや装飾パネル中心だったらしい。
他にも私の知らない展覧会があったのかしら。私が参考にしているのは、今手元にある図録の巻末にある参考文献一覧とか展覧会履歴などですが、それらの記録はすべてを網羅してるわけじゃないってことなのかな。
あ、もしかして、堺のミュシャ館での展覧会のことを言ってるとか?
書いてるうちにだんだん不思議じゃなくなってきたなあ。まあいいや。
ちなみに私が蒐集した過去の展覧会図録はこちらにまとめています。
そんなことをつらつらと考えていて、何気なくパリ国立図書館所蔵ミュシャ展(1991年に東京、大阪、名古屋の松坂屋にて開催)の図録を読んでみたら、なかなか面白いことが書いてありました。ミュシャがパリで成功してからパリを離れるまでの気持ちの移り変わりがちょっと理解できたような気がする。その内容を簡潔にまとめて紹介できたらいいんだけどそんな文才はないので、面白かったとだけ書いて終わります。中途半端だなー。
ついでに78年の図録や83年の図録も読んでみた。続けて89年(これは現在「ミュシャ作品集」として刊行されている)やその後の図録も読みたかったけど、時間切れ。

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Edit |  01:37 |  ミュシャ雑談  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

Comment

 ミュシャのイメージが余りに缶コーヒーの絵のイメージが大きいからではないでしょうか?
 
 「良く知らないけど見たことある」と言った感じで・・・私は島根であった展覧会に行ってきたのですが、そこでもポスター以外の作品を初めて目にし、新しいミュシャの一面を発見したのを覚えています。
 なにはともあれミュシャの描く絵は「男の持つ女性の理想像」的な部分が好きです。中でも「ボヘミアの唄」が一番のお気に入りです。
 またミュシャの話楽しみにしています。
funkyson | 2006年06月14日(水) 15:09 | URL | コメント編集

>funkysonさん
コメントありがとうございます。
よっぽどミュシャに関心があったり、過去の大規模回顧展などに行ってない限りは、
やっぱり缶コーヒーのイラストみたいなイメージしかないんでしょうね。
私も最初はそうでしたし。
この記事は書いているうちに何が言いたいんだかわからなくなってしまったんですが (^^;)
ミュシャが日本に紹介され始めた当初からそういう面も取り上げられていたのに、
何年も前からミュシャに関心があるという人でも
意外と知らないものなんだなあと感じたので、
自分の認識がちょっとずれてたのかな?と思ったわけです。
好きといっても専門誌とか昔の展覧会カタログまで追っかけるようなマニアックな人は少数で、
普通に気にしてる程度だとそこまで目に入らなくても当然なのかもしれないですね。
うーん、これでまとまったかな?
こんな感じでまとまらないままの文章をアップすることもありますが、
楽しんでいただけたら嬉しいです。
Ira | 2006年06月15日(木) 01:12 | URL | コメント編集

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