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2006'06.25 (Sun)

古本屋で世紀末めぐり

なんとなく思い立って大阪某所の古書店街へ行ってきました。
特に何を探しにって目的はなかったんだけど、ついつい散財しちゃいました。


どれも年季ものです。ほとんど書かれたのは生まれる前だよ。お値段は全部で5千円くらいかな?安くもないけど高くもない、妥当なところかな。ほとんど(全部?)絶版だけどプレミアつくほどの本でもないし、まあこんなもんでしょう。
左から順に、紹介していきます。
魅惑の世紀末(海野弘):1986年発行の初版。
これは割と新しい本。といっても20年前か…。ミュシャのスラヴィアが表紙。この表紙、どこかで見たことあるような気がするんだけど、単にスラヴィアだからそんな気がするだけなのか、本当に以前どこかで遭遇してるのか、不明です。見たことあるとしたらむかーしむかし図書館あたりで見てそうな感じ。ここ数年じゃなくて、小さい頃だろうな。
中身は最近すっかりおなじみになった海野弘です。内容は各種機関紙や展覧会カタログなどに掲載されたエッセイを1冊にまとめたもの。まだ読んでないけど早く読みたいなーと思わせる本です。ちなみにこの本の続刊的な作品も持ってます(「世紀末のスタイル」)。この本を買ってからなんとなくその本をひっぱり出してみたらあとがきにそんなことが書いてあったので、あらまあと思った。
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世紀末芸術(高階秀爾):1972年発行の第8刷(初版は1963年)
この人の名前も世紀末関係でよく見ます。1963年という時代に書かれた世紀末美術に関する本というのに興味を惹かれて買ってみた。あとで別のお店でこの本の再版本(1980年代に出たハードカバー本)も見かけました。でもそっちは割高だったような。こちらは年季の入り方がさすがという感じ。紀伊国屋新書ってそんなレーベルあったんだ。知らなかったよー。傷みの激しさを考えると再版本を買えばよかったような気がするけど、まあいいか。
アール・ヌーヴォー(マリオ・アマヤ):1984年発行の第6刷(初版は1976年)
ブラッドレーが表紙。裏表紙がロートレック。同じ本の版違い(微妙に装丁が違う)が同じ値段で並んでたので新しい方を購入。PARCO出版ってそんなのあったなあ。今でもあるのかしら。アールヌーヴォーについては本で読んだりネットで調べたりしても、いまだに「こういうもの」と決め付けられないものを感じていて、こういう本を見つけるとつい欲しくなってしまいます。
Art Nouveau(Paul Hamlyn):1969年版(初版は1966年)
最後はこの中で一番高かった本。1969年という年代の割に写真も綺麗だし、表紙が傷んでしまってるのを除けば、なかなかいい本です。古い本って部分的に写真がモノクロになってることが多いんだけど、これはオールカラーなんですよね。それだけでも得した気分。実は表紙がミュシャらしいんだけど、本当かなあと疑ってかかってる私。だって顔がミュシャっぽくないんだもん。英語の本だから文章までちゃんと読むかどうかは未定。とりあえず写真と目立つ単語だけ拾い読みして分かった気になる予定。
ちなみにこれを見つけたお店でミュシャのあんな本とかこんな本とか置いてあるのを見つけちゃったよ。こんなところにあるなんて、うわー、という感じ。私は持ってるから買わなくてもいいんだけど。ひとつは上の方の棚にあったので取り出して値段を確認することができず。いくらするんだろう。背表紙を見た感じでは状態はよさそう。もうひとつはソフトカバーのは持ってるけどハードカバーのは持ってないので一瞬心が揺らいだけど、どうせ内容は変わらないはずなんだからやめとけと自分に言い聞かせました。お値段はあんなもん?ちょっと高めかしら。と誰にもわからない話を繰り広げてみる。
他にも、「アールデコの時代」(海野弘)や「アールヌーボーの世界」(海野弘)のハードカバー版(どちらも現在は文庫化されてます)とか、「世紀末のイラストレーターたち」(海野弘)、「世紀末の夢」(フィリップ・ジュリアン、前に見たのと表紙が違った)や、デカダンがどうのとかいう本や、ビアズリーの本とかガレの本とかも目に付いたけど、とりあえずこんなもんにしときました。そうそう、今年の春先に行った大阪国立国際美術館に置いてあった「絵画のアールヌーヴォー」もあったわ。
こういう本ってネットで探すのも楽でいいけど、実際に本屋にあるのを見るとつい嬉しくなっちゃって、買わなくていいものまで買っちゃってる気がする。ネットでも衝動買いはあるけどね。

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