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2006'09.01 (Fri)

ミュシャ展@京都へ行ってきた

平日だけど仕事休んで京都までひとっとびしてきました。(どうせ有休余らせてるんで)
憧れのパリと祖国モラヴィア展。
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/20060901_141907.html

最初はあんまり期待してなかったけど、むちゃくちゃ楽しかったです。
というわけで思いつくまま感想など。
まずひとつめの目玉は超初期の油彩画(ついたて)でしょう。これは絵として見たときに優れてるのかどうかはよくわかりません。まあ普通にうまい絵って感じなのか?資料的価値があるってところなのかしら…。
次の目玉は四季の1896年の下絵。これは完成品とは全然違う絵で、冬と思われる絵には羽根の生えたおねえさんが描かれてます。ミュシャのドローイングが大好きなのでこれを見た瞬間めちゃ嬉しそうな顔してたと思います。
1896の四季の完成版は財団秘蔵展のときとは違ってでっかいバージョンが来てました。やっぱりこのサイズでないと。
そういえば今回は額装がちょっと変わってて、全部ではないんだけど、一部の絵はつや消し気味の透明シートで覆われてました。一見絵が丸裸っぽく見えて(額には入ってるけどガラスまたはアクリル板で覆われていないように見える)、でも斜めから見ると光沢があるので、なんだこれ?と思ってて、よくよく見たらそういうことになってた。(こんな書き方で意味通じる?)
絵の状態はピンキリで、傷みの激しいものも結構あったけど、綺麗なものもそれなりにありました。
ムーズ河ビールの文字なしバージョンと鉛筆の素描が並んでるのが面白かった。完成品と同サイズの素描を書いてたんだーというところが注目点かしらね。私は下絵でミュシャが描く目が好きです。
それから、これも鉛筆の素描でマギーというスープの宣伝?表は本の表紙みたいになってて、裏側は12ヶ月分の縦長の絵が並んでるというもの。サイズは小さいし筆致もさらっと軽く書いてみた程度なのだけど、こういうの大好きなので、喜んでじっくり見てしまいました。
そして、完成品ではJOBが綺麗だった!左斜め下から見ると金髪部分が綺麗に光るんですよー。色んな方向から眺め回してたので監視員の人はきっと怪しい奴だと思ってたでしょう。図録では一番光らせた状態で載ってますが、うーん、これはどうなんだろう。
あと、あんまりミュシャらしくないモノクロのポスターとか、「Wiener Chic(おしゃれなウィーン紙)」も面白かったな。アカデミーコラロッシのミュシャ教室のポスターも。装飾資料集が結構たくさん出てたんだけど、特に習作が面白かったです。時計のデザイン綺麗だったー。アクセサリーのデザインは何故か上下逆に展示されてました。見ながらこれって方向おかしくない?と思ってたら、図録見たらやっぱり反対でした。
チェコ時代ではまずクリノゲン!特に好きな絵ってわけじゃないんだけど、これが展示されてるとは。ちなみに養毛剤の広告です。
農産業・民族博覧会(ヴィシュコフ)が可愛い!本では見たことあったけど、実物見るとものすごくポップに感じる。
スラヴィア銀行も意外とカラフルでかわいいねー。結局油彩画のスラヴィアは来てなかったけど、こっちでもいいや。あとで売店でポスター買っちゃいました。
あと、奥さんのマルシュカとの共作である「山上の垂訓」(以前は真福八端とかって呼ばれてなかったっけ?)も原画が来ていて綺麗でした。共作といっても一枚の紙の上に一緒に描いたわけじゃないのね、別々の紙に書いて真ん中をくりぬいて重ねてありました。(分かる人は分かる説明?)これもクリアファイルがあったので買っといた。
そして、最後に!イヴァンチッツェの思い出が!これ大好きなのよー。ツバメがこまかーく描かれてるのに感激した。これだけでも来てよかったと思いました。
見終わった時点では大喜びで来て良かったと思ってたわけですが、売店に入ったとたんにショックな事実が判明してしまいました。図録置き場の上に紙が貼ってあって、作品番号○、○、…は会場の広さの都合で展示されてません、ってどういうこと?係りの人に確認したところ、展示替の予定はないので、この会場では展示されませんと。そんなー。めちゃショックです。しかもそれが32点もあるんだよ。ここで初めて知ったんですが、この展覧会はこの後、他の地域に巡回するそうです。その別会場ってのは、以下の通り。
東京:日本橋高島屋:2007年1月2日~23日
福岡:福岡アジア美術館:2007年4月21日~5月29日
釧路:北海道立釧路芸術館:2007年6月9日~8月26日
この中で全作品を展示できる広さの会場ってどこなのかしら。東京だったらなんとか日帰りで行けるけど、高島屋でしょ?京都と同じでデパート併設の美術館なら広さは期待できなさそうな気がするわ。福岡・釧路なら全作品展示できる可能性は高そうだけど、遠いもんなあ。おとなしく図録だけで我慢しとくか。でも京都で非展示の作品でまだ生では見たことないものがあるから本当は見たいんだよー。
さて、気を取り直して、お土産ショップですが、今回もミュシャ財団秘蔵展に負けないくらい充実してました。つーか、グッズ多すぎ。ストラップから携帯に貼り付けるシールから携帯ケースやら、お菓子の缶(ちゃっちい)とか、スカーフとか、Tシャツとか、マウスパッド、カレンダー、コースター、クリアファイル、一筆箋、ステッカー、油とり紙、ポスター、ポストカード、しおり、ミラー、エプロン、紙袋、マグネット、キーホルダー、エコバッグ、まだあったかもしれないけど、思い出しただけでもこんなにある。割と織り目の粗い布にプリントしたやつがあったけど細かいところが見えないから意味ないなーと思った記憶があるんだけど、あれ財布みたいなものだったっけ。
会場の外の廊下?でも色々売ってて、高級複製画とか、よくわかんないアクセサリーとか、本もいろいろあったかな。今回はあんまりめぼしい本はなかったなあ。
私のツボはビスケットの箱と見せかけて実はポストカードBOXというもの。正直、中身のポストカードはどうでもよくて箱欲しさに買いました。てゆーか、ポストカードの内訳もまだ見てないし。何枚入ってるかも確認してなかったけど30枚入。これってばら売りしてたのと同じものなのかしら。それすらも確認してないや。これで3200円なので、ポストカード1枚100円として箱代は200円くらい?と思えば安いのか…。


そうそう、チケットは結局JRの窓口で前売りを買ったんだけど、予想通り文字を印刷しただけの面白くないチケットでがっかり。もしもう一度行くことがあれば美術館の入り口で買おうっと。
人の入りは初日で平日としてはまずますなんじゃないでしょうか。とりあえず順番に見てから、空いてるところに戻ったりしつつ見てたら、ゆっくりじっくり見るだけの余裕はありました。じっくり見すぎてちょっと目が疲れた…。結構話題になってるみたいだし、週末は混むかもなー。売店なんて狭いからどうなることやら。
帰りに電車の中で図録をちょっと読んでみたけど、解説もなかなか面白いです。一枚一枚の絵の説明も書いてあるし。サイズが小さいのが難点だけど、資料としては結構使えるかも。
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Edit |  21:36 |  ミュシャ一般  |  TB(2)  |  CM(10)   このページの上へ

Comment

●あたいも行ってきました。

私もあまり期待してなかったけど、すごくよかったです。
全部見るなら福岡か釧路の美術館かなあと思います。
「山上の垂訓」は見たの初めてかな。それぞれに付いてるタイトルがいいですね。
ほんとは一日に行くつもりだったけど、二日に行ってきました。混み具合はまあまあかな。
夜勤明けでしんどくて初日に行けなかった。orz
liki | 2006年09月03日(日) 20:57 | URL | コメント編集

>likiさん
こんにちは、likiさんもさっそく行ってこられましたか。
ほんとに今回の展示はよかったですよね~。
「山上の垂訓」はもっと小さなサイズでリトグラフだかオフセットだかで印刷されたものは
堺かどこかで見たことあるんですが、原画は大きかったんだなあと新たな発見でした。
Ira | 2006年09月04日(月) 20:38 | URL | コメント編集

●京都展

はじめまして。
ミュシャ展に行くのは初めてだったので、普通に期待して行って、「ああ いってよかったなぁ」という感じです。2日目の開場時に行きましたが、そんなに混んでいたという印象はないです。先日「北斎と広重展」(一応版画仲間ということで)の激混みを体験したからというのもあるでしょうが...
グッズはサラ・ベルナールポスターの一筆箋だけ買いました。CDは曲が「わが祖国」で、ジャケットがプラハ関係のがあったら買ったなぁ、と思ってます。
大阪(堺)にある常設美術館は、これと比べたらどんな感じなんでしょうか?
rt | 2006年09月05日(火) 00:44 | URL | コメント編集

>rtさん
はじめまして(^^)
まだそれほど混んでいないのですね。
今年の初めにあったサントリーミュージアム天保山でのミュシャ展は、
会期末に行ったところ、それはもう大変な混雑でした。入場制限するくらいです。
今回のも一応JRやNHKが絡んでるからそれなりに知れ渡ってると思ってたんですが、
会場が伊勢丹ってところで軽く見られてるんですかねー。
CDありましたねえ。ちらっと曲名を見ただけでよく憶えてませんが(^^;)
それだけインパクトがなかったということでしょう。
やっぱり、スラヴ叙事詩+我が祖国、みたいなツボを突かないとダメですよねえ。
堺についてですが、広さは「えき」と似たり寄ったりでしょうか。
ビルの中にあるという点でも構造的な雰囲気は似てるかもしれません。
ただ美術館のあるJR堺市駅付近はちょっと市の中心部からは離れているようで、
そういう意味での雰囲気はだいぶ違います(ちょっと寂れてるというか…近所の人、すいません)。
展示数も同じくらいかと思います。
グッズ売り場はこじんまりとしてます。
所蔵品は油絵からリトグラフから小物までいろいろありますが、
全部で500点くらいあるうちから100点余りを入れ替え展示しているとのことなので、
そのときのテーマによって見られるものは変わってくるようです。
なので簡単には比較できないのですが、
堺にしかないものも結構あるので、十分楽しめると思いますよ。
できればそのときのテーマをチェックしてから行く方が当てが外れる確率も下がります。
(この秋は与謝野晶子文芸館(併設)とのコラボ企画をやるみたいですね)
Ira | 2006年09月06日(水) 00:19 | URL | コメント編集

>Iraさん
ご親切にどうもです。
サントリーミュージアム天保山は海遊館が近いですから、ついでに行く人も多いのでしょうね。会場に行ったことすらないですが、カップル率高いと見ました。
私は京都人ですが、ミュシャ展のポスターは街中では余り見かけません。駅とか、それ系の喫茶店とかくらいです。逆に、今やってるルーブル展とかのポスターは相当見かけます。
そういえば会場の外で与謝野晶子とのコラボ本が売ってましたねぇ。堺の企画が先なのか、コラボ本が先なのかは知りませんが。堺は、それだけ見にいくのはちょっとなんですので、近辺で良いスポットが他にもあれば、抱き合わせで見にいこうと思います。
話は変わりますが、「スラブ叙事詩(すべて)」と「ミュシャがサラをはじめてかいたクレオパトラ」が載っている画集はないでしょうか。英語ならば洋書も可です。
rt | 2006年09月06日(水) 23:10 | URL | コメント編集

>rtさん
天保山は確かにその通りです(鋭い)。
堺へはまたミュシャへの興味が増してきたらぜひ行ってみてくださいね。
スラヴ叙事詩については「ミュシャ作品集」(三省堂)に小さいですが一応全部カラーで載ってます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4924820776/
こちらの本(洋書)にも載ってますので一応紹介しておきます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0300074190/
クレオパトラは残念ながら入手困難な本にしか載っていないようです。
こちらの本なんですが(青い表紙の方)、フランスでのミュシャ展の図録らしいです。
http://ira.blog2.fc2.com/blog-entry-96.html
(展覧会の図録ということでISBNもなくて、どの程度出回ってるのかも不明)
フランス語なのであまりよく理解できていないのですが、1890年制作と書いてあるみたいなので、
たぶんここに載ってるのがミュシャが最初に描いたサラの絵なんだと思います。
他にも載ってる本があるとよいのですが、今のところこれしか確認できませんでした。
Ira | 2006年09月07日(木) 01:06 | URL | コメント編集

こんばんは。ミュシャ展@京都伊勢丹、早速行って来られたんですね。
私も「百貨店内の美術館だし、たいした規模じゃ無さそう」
と、あまり期待してなかったんですがw、作品数もそれなりのようですし
なかなかいい感じですね!
画像のグッズもかわいくて、購入するのが楽しみです♪
ただ、京都では展示されない作品もあるのは残念ですね…。
会場の規模が足りないのなら、独立した美術館でやって欲しかったですが
スケジュールが空いている館がなかったのかなー?
影千代 | 2006年09月10日(日) 23:25 | URL | コメント編集

>影千代さん
こんにちは。
今回のミュシャ展は何を期待して見に行くかにもよるんですが、
なかなか見ごたえのある展示だと思いました。
これで全作品展示されてたら言うことなかったんですけどねー。
グッズはほんとにたくさんありますから、ショップで目移りすること間違いなしです(笑)
Ira | 2006年09月11日(月) 00:33 | URL | コメント編集

はじめまして!
ミュシャ展がまたあるのですね。
実家が関東なんですけど、福岡の方に行ったほうがよさそうですね↓
巡回はまだまだ先ですが、グッズいっぱいありそうで楽しみです♪
トコ | 2006年09月11日(月) 22:26 | URL | コメント編集

>トコさん
はじめまして。
そうですねえ、福岡の方に行けるのであればその方がよさそうな感じですね。
待つのも楽しみのうちということで…
Ira | 2006年09月11日(月) 23:41 | URL | コメント編集

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