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2006'12.16 (Sat)

オルセーとエコールドパリ

ルミナリエに行ってきました。昼間に。


白いアーチがさみしげ。
オルセー美術館展をやっている神戸市立博物館はルミナリエ会場のすぐ近くなんですね。すっかり忘れてました。朝の10時では電気もついてないし、人も少ないです。
オルセー美術館展は、数年前にも同じ会場で開催されていて、これで3回目らしい。もちろん内容は毎回違ってますが。私はそのうち2回に行ってます。今回のと前回のと。前回はミュシャ目当てでした。(この画集紹介ページの下の方に書いてあります)
今回は特定の作家や作品に期待して行ったわけではなくて、19世紀のパリへの興味がメインでした。毎度おなじみ印象派の絵画が多くて、それほど期待してなかったんですが、なかなか面白かったです。
今回はミュシャは出てなかったものの、解説の中にミュシャの名前が出てきました。
その絵を見た瞬間、スラヴ叙事詩?と思ってしまった絵。ヴィテスラフ・カレル・マチェックの「預言者リブザ」。勘のいい人ならお気づきのように、チェコ出身の画家です。
全体的に青い画面に佇む女性。ポーズもスラヴ叙事詩の中の女神に似てるかも。点描的な手法はスーラに影響を受け、衣装の装飾的な部分はミュシャに影響を受けているのでは、というような解説でした。(追記:Googleのイメージ検索結果で概略はわかりますが、実物見ないと凄さはわかりにくいかも)
マチェックはミュシャより5つ年下で、この絵の制作年は1893年頃。うーん、どっちがどっちに影響を受けてるんだ?という疑問もありますが、同郷ということを考えるとスラヴの血が成せる技なのかも知れないですねえ。この絵だけのために図録を買ってしまいました。
(追記:この絵についての後日譚あり。大した内容じゃないですが)
他にはルドンが何枚かあったのとモローがあったのが嬉しかったな。オディロン・ルドンの弟の絵もありました。バーン・ジョーンズの素描も綺麗だったなあ。カリエールもよかった。あと、写真もそこそこ展示されていて、その中にブルターニュの女性の後姿を写したものがあって、ミュシャのヒースとおんなじ衣装だ!とどうでもいいことに反応したり。ミュシャが自分のあの絵をラ・ブルトンヌ(「ブルターニュのお嬢さん」みたいなニュアンス)と呼んでたとかいう逸話があったような。ミュシャ中毒ってのはこうして何でもミュシャを連想してしまうのです。
ゴッホの黄色い部屋(アルルのゴッホの寝室)の前には小学生くらいの集団と先生なのかな?解説してる大人の人がいて人だかりができててちょっと邪魔でした。解説を横から聞いてたら面白かったし絵は子供の頭越しに余裕で見れたからいいんだけど、すぐ横にあったセザンヌのサントヴィクトワール山が見にくくて不満。
言葉で説明するのは難しいけど角の左側の壁にセザンヌ、正面の壁にゴッホという状態で、みんな正面を見て話を聞いてて、人だかりは横に広がってるので、左側の壁を人の頭越しに見るには距離が離れすぎてるという状態。でも視線の方向を考えればこっそり人ごみに紛れて(左側の端に入り込んで)セザンヌを見ることもできなくはなかったです。時間があれば話が終わるのを待ってもよかったけど、そこまで余裕がなかったので入り込みましたさ。一応ゴッホの話を聴いてる人の視線はさえぎらないように気を使いましたけど、こういうときのマナーってどっちが優先なんでしょうね。
あとは写真や工芸品も面白かったです。数は少なかったけど。
せっかく図録を買ったのであとでちゃんと解説も読まないとな。

エコールドパリ展は期待してたほど面白くはなかったかな。
モディリアーニを真面目にちゃんと見れたのがよかったかなあというくらい。
エコールドパリってキーワードには興味があるけど、どうもキュビズムとかプリミティヴィズムとかを楽しんで見れないんだよなあ。ルソーは好きだし、モディリアーニもよかったし、ゴーギャンも興味はあるし、キスリングもよかったけど。当時の写真も面白かったし、時代として興味はあるんだけどなあ。
エコールドパリの芸術家というのは、オルセー美術館展に展示してあったような印象派やセザンヌの影響から脱却すべく新しい方向性を模索していた若者たち、という構図で合ってるんだろうか。
図録の解説文は面白そうだったけど、図版にあんまり欲しいと思わせるものがなかったし、オルセーの図録や他の荷物もあって重かったので、買わずに会場内の休憩スペースで斜め読みしてきました。時間と気力が足りなくて全部は読めませんでしたが。
会場の外でドキュメンタリー映像も上映してたみたいだけど、長すぎるのでやめた。
それにしても兵庫県立美術館って遠いわー。今回はまだ足の痛みが完全にはひいてないので、オルセーのあと三宮からバスで行けば美術館の近くに停まるからいいかなと思ったんだけど、バスの時間が30分おきしかなくて、バス乗り場を探してるうちに時間が過ぎてしまって、次のバスを待つには長すぎるので、結局電車で移動。駅から徒歩10分って書いてあるけど、もっと遠い印象がある。坂道だからだろうか。
見終わってから、その後の予定をこなすために大阪に移動。ついでに郵便局に寄ったり薬局に寄ったりあちこちで用事を済ませて、自宅に荷物が届く予定があったのでその時間までには帰らなきゃいけないし、ばたばたしまくって疲れました。明日ちゃんと起きれるかなー。ってブログ書いてる暇あったらさっさと寝ろって感じですが。

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