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2007'01.14 (Sun)

シナトラの50年代

去年の夏にシナトラを聞いてみようと思って、40年代のベスト盤を買いました。そのときはぴんとこなくてシナトラの評価は保留してたんですが、先日タワレコのワゴンで4枚組みで二千円弱のCDを見つけて買ってみました。
パッケージの外側を見ただけではいつ頃の録音なのかわからなかったんですが、収録曲からの推測で40年代よりは後っぽい?もし50年代の録音を集めたものだったらいいなとほとんどあてずっぽうで。キャピトルとかリプリーズとかレーベルの名前が書いてあれば少なくとも50年代以降なんだろうとわかるんだけど、出してるのはドイツの会社らしく正規レーベルじゃないから権利の切れた古い曲の可能性もあるのかなという疑いも捨てきれず。でも値段が安い割にパッケージはしっかりしてるので買っても損はないかなーと買ってしまいました。
ちなみに曲目から判断した根拠というのは映画「夜の豹(PAL JOEY)」で使われた曲があったから。曲自体はもっと前に作曲されたもののはずだけどシナトラがあの映画に出たのは50年代だから。「キスミーケイト」の曲もあったしな。これも映画は50年代でしょ。舞台の方はもう少し前だろうから(正確な年代は知らない)根拠としては弱いけど。
そして家に帰って開封してみるとばっちり。見事に50年代の録音を集めたものでした。すごいぞ自分の勘。権利関係はよくわかんないけどドイツだとこのくらいの時代の録音はOKなのかな?
というわけでさっそく聞いてるわけですが、うん、つかみはOK。40年代よりはいいな。
ブックレットを見るとネルソン・リドルのオケをバックに歌ってるのが多いので、40年代に比べるとより現代的。ただし私の場合、基準が古すぎるので、どこが現代的なんだという突っ込みはナシね。でも実際は古い曲の方がむしろ古臭さを感じずに聞くことができるので、現代的だからいいというわけではないんですが。なぜビングの40年代はいいのにシナトラの40年代がダメなのはよくわかりません。
50年代の録音がまとまっているといっても1952年から1956年までなので実質5年間。Wikipediaによると1950年代後半がシナトラ最盛期だったようですが、そうなると時期的に微妙なところだけど、とりあえず40年代とはだいぶ違う感じがするな。
このCDはお気に入りの曲が多いので聞きやすいです。どうでもいいことだけどシナトラってコール・ポーターの不敵な感じの曲が合うよね。ロジャース&ハートもまあまあ合ってる。ロマンチックな曲は私好みではない。ガーシュインの曲も似合わない。これは自分がガーシュインの曲に愛着がありすぎるからかもしれないなあ。聞いてるとところどころであれ?とひっかかってしまう部分があるんです。
以前からケチばかりつけてるような気がするけど(ファンの人すいません)だんだんいいところもわかってきたような気がします。何のためにシナトラを聞こうとしてるのか、自分でもよくわかりませんが、少なくとも自分の好きなジャンルで成功していて、好きな人も評価していたんだから、触れてみたいなというのが一番の動機かな。それにビングを聞くうちに周辺人物の中からいいなと思う人が現れてるのに、何故もっとも世間で評価されてる筈の人にそれほど関心を抱けないのか、自分なりに分析してみたいというか。ただの趣味にそこまですることないんだけど、自分がすっきりしたいので。でも考えてみたらビングが頂点にいたときに、それとは違う面を押し出して成功した人(たぶん)なんだからビング好きな自分に合わないのはしょうがないのかもしれないなあとも思います。
ちなみにどんなCDかというと、製造元のサイト(Grosser + Stein GmbH)で「sinatra」で検索して出てくる縦長で白っぽいパッケージのやつです。検索は左上の「Produkt Suche」ってところね。ドイツ語読めなくても勘でいけ!
ブックレットは30ページ以上あって分厚いけど、中身は英独仏西伊5ヶ国語で書かれているので実質5分の1ってことですね。簡単なバイオグラフィーが書かれている。写真はそれほど豊富ってわけでもないけどちょこちょこあって、40年代のアイドル時代に比べるとちょっとしわが増えた感じです。廉価盤にしてはしっかりしたクレジット付きなのは嬉しい。といってもバックのオケと録音年が書いてあるだけですけど。
なんだかんだいって実は私ってシナトラ気にいってるんじゃない?という気がしてきた。だんだん親近感がわきつつあるのは事実です。
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