2017年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit |  --:-- |  スポンサー広告   このページの上へ

2007'02.12 (Mon)

ヘミングウェイと京都御所の障壁画

日曜日は京都の伊勢丹と国立博物館に行ってきました。お目当ては「ヘミングウェイの愛した街~1920年代巴里の画家たち展」。ついでに、あちこちでポスターやチラシで見かけて目に付いていた「京都御所障壁画展」が京都駅から割と近いようだったので行ってきました。
今回は大山崎(山崎)で阪急からJRに乗り換えるという経路で行ってみました。山崎といえばアサヒビール大山崎山荘美術館があるんですが、今回は余裕がないのでパス。でも駅前からシャトルバスが出てるし結構行きやすそうなのでそのうち一回行ってみたいな。
ヘミングウェイ~はまだ始まったばかりの展覧会でしたが、まずまずの人の入り。大混雑ってほどでもなくて、じっくり見られる程度に余裕はありました。
最初にヘミングウェイゆかりの場所がパリの街の地図とともに紹介されていて、関連人物表みたいなものも貼ってありました。ヘミングウェイは読んだことないし、「老人と海」の映画を見たくらいの知識しかありません。でも今回の展覧会で顔はばっちり憶えました。肖像画とか彫刻とかたくさん出てたので。
その後、エコールドパリの画家たちが順次紹介されてました。展覧会のタイトルには「1920年代巴里」なんてあるけど、制作年代は1910年代のもあり、1930年代以降のもあり、という感じで必ずしも1920年代だけを取り上げた展示じゃなかったです。
最初の方にシャガール、パスキン、キスリングあたりが数点ずつ並んでて、次のコーナーでフジタが数点、ユトリロ周辺が数点(シュザンヌ・ヴァラドンの絵はカーテンの柄が…)、モディリアーニは地味なのが1点(まだスタイルを確立する前っぽい)。あと名前忘れたけど多めに展示されてる人がいた。デュフィは1点しかなかったし、前にも見たことがあるような…。大丸でやってたデュフィ展でかな。ヴラマンクはチラシに載ってるやつじゃない冬の雪道を描いた作品が印象に残った。後半にローランサンがまとまってあったっけ。ピカソとかブラックもあったけどいわゆるわかりやすいキュビズムのやつではなかった。でもブラックのは一応キュビズムに入るのかな?セザンヌもあったなあ。最後の方に少しだけどバレエ・リュス関連のものがあって、今年の夏に京都国立近代美術館でやる展覧会(見に行くつもり)の予習みたいだわと思いつつ見てきました。衣装や舞台のデザイン画が十数点かな。ローランサン、ミロ、レジェなど。
全体の感想は、それなりに面白かったんだけど、なぜかインパクトに欠けるような。去年から続けて見てるから飽きてきたのだろうか。今回の展示はヘミングウェイとの関連を軸に展開されてるので、ヘミングウェイのファンなら楽しめるんだろうか。
そんなわけで図録はパス。展示作品リストみたいな紙も置いてなかったので全部記憶で書いてます。こういうときにリストがあると便利なのになー。
出口にいつものようにグッズショップがあるんですが、図録が置いてあるところに、京都では40点くらい展示されてない作品があるよと注意書きが。またかよ!ミュシャ展のときと同じだー。ショップにポストカードが置いてある中にマン・レイの作品がたくさんあって、こんなの展示されてなかったよなーと思ってたら、そういうことだったのか。図録と注意書きを見比べると写真作品はほとんどカットされちゃったらしい。写真以外ではモディリアーニやパスキン、シャガール、キスリング、ピカソなどの作品も展示されなかったものがあって、それ見たかったのにーというのが幾つも。
この展覧会は今後、広島(ひろしま美術館)と東京(高島屋)と金沢(21世紀美術館)へ巡回するようです。きっと他所では全作品展示されるんでしょう。
そんなこんなで消化不良な気分のまま伊勢丹を出ました。
障壁画展は京都国立博物館というところでやってるんですが、初めて行く場所でどうやって行くか決めてませんでした。下調べしたところ電車だと遠回り。バスがあるけどバス停は激混み。三十三間堂の前ってこともあって観光客が多いのかな。徒歩だとちょっと時間かかるけど、なんだか気分がモヤモヤしてたので、こういうときは歩くに限る!ということで歩いてみました(たまに歩きたい気分になることがあるんです)。京都はそんなに歩き慣れてるわけじゃないけど、道がわかりやすいからねー。迷わず辿り着けました。
障壁画展はあちこちで宣伝されてるせいか混んでました。でも展示作品が多くて会場も広いのでみんな疲れちゃうのか後半は比較的隙間があって見やすかったです。休憩用の椅子で寝てる人もいた。
障壁画ってのはつまり襖に描かれた絵で、京都御所の中はこんな襖に囲まれた部屋だらけってことなんですね。実際の部屋の様子を撮った写真もあったけど、一方向から見た写真だけなので、中に入って四方囲まれた状態を実感できないです。
照明の関係で、チラシに載ってるほど金ぴかな雰囲気は感じられなかったです。でもほとんど(全部かな?)の襖に金彩が施されてるので光のあて具合ではすごいことになるんだろうなあ。うまく想像できないけど…。
チラシやチケットに使われてる鳳凰の絵はさすがに綺麗でした。他に印象に残ったのが虎の絵。動きが猫みたいだなーと。同じネコ科だけど、それにしても猫っぽい。
あと面白いなーと思ったのが板の戸に描かれた絵。杉の板らしいんだけど、こげ茶色の木目をそのまま背景に利用してました。雪景色を描いたのが特に綺麗だったな。
せっかくなので常設展(平常展示館)も覗いてきました。これがかなり広くて一周するのも大変でした。でも頑張って途中休憩を入れつつ全部見てきました。
新春特集陳列ということで、神像と蒔絵&螺鈿が特集されてました。
神像ってのは仏像みたいなものなんだけど、時代によって色々違うみたいで、詳しくないのでコメントは控えますが、一番でっかいやつが印象に残ってる。
蒔絵と螺鈿は綺麗だったー。アールヌーヴォーだーとか思ってみたり。螺鈿細工はどちらかといえばアールデコに近いかな。こちらは日本向けじゃなくて南蛮向けの輸出品だったらしいんですが、幾何学模様がなんともモダン。
他にも小特集が色々あって、その中では中国の近代絵画が面白かったな。小さな部屋に十数点程度だったけど、印象派風あり、ゴッホ風ありで、中国にもそういう流れがあったのかと新たな発見。いや、あって当たり前なのかもしれないけど、なかなか見聞きする機会がないから知らなかったです。
あとは巨大な龍の絵が大迫力。涅槃図も面白かったなあ。
とにかく広くてたくさん展示されてるから、なんとなく全部見たってだけで全然消化しきれてないけど、まあそれはそれで。
常設だけなら500円で見れるらしい。しかも月に何度か無料開放もしてるらしい。私は特別展のチケットだったから1000円(前売り)だったけど、これだけ見れたら十分お得だよなーと思いました。
帰りは河原町阪急まで歩いて、まっすぐ帰宅。さすがにこれだけ歩いたら疲れたので寄り道はなしで。
関連記事
Edit |  17:17 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

Comment

コメントを投稿する


管理者だけに表示

このページの上へ

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。