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2007'04.02 (Mon)

アールヌーヴォー・リバイバル

先日神戸へ行ったときに元町のランダムウォークという洋書店でこんな本を発見。
1560256303The Art Of The Fillmore: 1966-1971 (The Poster)
Gayle Lemke Jacaeber Kastor
Thunder's Mouth Pr 2005-06-30

by G-Tools

本棚に背表紙が見えてアールヌーヴォーっぽいフォントだったから何だろ?と手に取ってみると、1960年代後半のロックコンサートのポスターを集めた本らしい。中にはアールヌーヴォーに影響受けてるだろお前ってな感じのポスターがいっぱい。なんとなくミュシャっぽいのかな?というものからビアズリーに近いかなあ、宇野亜喜良ちっくなのもあるなあとか見てて楽しいんだけどその後に別の予定も入ってたし大型本で重そうだったのでひとまず購入は保留。
タイトルにあるフィルモアってのはサンフランシスコにあったライブ会場の名前らしい。表紙にビル・グラハムという名前があって、調べてみたら伝説的なロック・プロモーターって書いてあった。あんまりこの時代のロックには詳しくないんだけど名前くらいは知ってるジミヘンとかツェッペリンとかジェフ・ベックとかがそこで演奏してたらしい。最近すっかり落ち着いてるロッド・スチュアートもジェフ・ベック・グループの一員として参加してたんだって。若い頃のロッドの歌はある程度CDで聞いたことはあるけど過去にそういう時代があったのねという認識だけで終わってるなあ。正直1960年代とか70年代のノリってちょっと引いた目線でしか見れないんだよね。ちょっと距離がある印象。ヒッピーとかサイケとかフラワームーブメントとかさ、理想はわかるけどさー、私には到底ついていけないよー。ただの自堕落に見えてしまう。きっと時代背景とかの要因があってのことだとは思うけど。頭が固くてすいません。まあそういう感情を持ちつつもかっこいい音楽は好きなのでその時代の音楽も嫌いではないです。
音楽の話はさておき、ミュシャが再評価され始めたのは1960年代のことだと聞いています。上記フィルモアは1960年代後半から1970年ごろまで続いたらしい(その後何度か復活してるみたいだけど、とりあえず第一期ということで)。順番は定かではないけどだいたいそのくらいの時代にヒッピー文化とかフラワームーブメントとかいって若者たちが麻薬やったりフリーセックスだの何だのといわゆる過去の因習にとらわれない生活をしようとしてたようなことを中途半端な知識ですが聞いています。ウッドストックとかも多分その時代なのかな。
それとミュシャの再評価との繋がりって何かあるのかなあと。ミュシャだけじゃなくてアールヌーヴォーのデザイン全般もね。前に某図書館にあったアールヌーヴォーについて取り上げた本でリバイバルとしてちょうどその辺の時代が取り上げられてるのをチラ見したんだけど時間がなくて詳しく読めなかったので気になってます。
若者文化から再評価が進んだのかアカデミックな方向から再評価が進んだのか。1960年代には美術館でアールヌーヴォーの展覧会が開かれたくらいなのでアカデミックな分野でも認められつつはあったんだろうけど、どっちが火をつけたのかなあと。若者たちはミュシャやアールヌーヴォーから何を感じたんだろう。今日本で流行ってるみたいな綺麗可愛いという感想とはきっと違うんだろうな。だってあのサイケっぷりだもの。完全にポップアートになってるような。
それらは主にアメリカやイギリスでの話ですが他の国はどうなんだろ。フランスではミュシャって何となく単独での評価ではなくアールヌーヴォーの担い手が大勢いる中の一人という扱いっぽいような気がする。そんなにフランスのことに詳しいわけじゃないので勝手なイメージだけどあそこってやっぱり自国の文化に誇りを持ってそうだから自国人じゃない上にせいぜい10年くらい活躍しただけで後半生は祖国へ帰ってしまったミュシャはその他大勢のうちの一人でしかないんじゃないかなあと。ミュシャって活躍したのがフランスだから作風もフランスっぽいと思われがちだけど実際は異国風なところが受けたって話です。フランス文学とかフランス映画とか見てると確かにミュシャはフランスっぽくはないのかなーと思う。
と好き勝手に適当なこと書いてますが、みんな憶測なので気になる人は調べてみたり、いや違うぞという人は突っ込んでください。
そういう小難しい話はさておき、この手のポスターは見てると面白いですよ~。怪しい雰囲気むんむん。元ネタを想像するのも楽しい。
アマゾンでこういうのも見つけた。
1560252421The Art of the Fillmore: The Poster Series 1966-1971
Gayle Lemke Bill Graham Jacaeber Kastor
Thunder's Mouth Pr 1999-09

by G-Tools

たぶん上と同じものなのかな。古い版ってことだろうか。こっちの表紙の方が内容がわかりやすいかも。あんまりアールヌーヴォーっぽさは感じられないかもしれないけど。
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テーマ : 雑記 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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