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2007'05.14 (Mon)

ベルギー王立美術館展

大阪国立国際美術館へ行ってきました。
ベルギー美術は19世紀末の象徴派とか20世紀のシュールレアリスムとかの割と最近の時代しか知らなかったんだけど、それ以外の時代も面白かった。
ちょうど半分くらい見終わったところで突然額縁にガラスが入るようになって、その後全部ガラス入りだった。なんで?前半はガラスなしだったのに。その分近寄って見れるのはいいんだけど黒っぽい色彩の絵は反射して見難かった。後で図録で見た方がよく見えるし。
その辺りでふいに絵のタッチが変わったのに気付いて、制作年を見てみると1860年代だった。印象派が出てきた時代だね。輪郭がぼやけてきて、筆触分割が出てきて、点描画も出てきた。その後フォーヴな絵とか幻想的な絵が出てきて最後がマグリットとかデルヴォーとかのシュールレアリスムで締めだった。
フェリシアン・ロップスの絵が面白かったな。ポスターみたいな演劇的な描写。クノップフはラファエル前派みたいな感じの顔した女性がよかった。子供の絵も可愛かった。アンソールの油彩画は初めて見たかも。あの漫画みたいな群衆の絵もあった。この人ってユニークだよねえ。デルヴィルのトリスタンとイゾルデが綺麗だったな。ヴァンドヴェルドの点描画も面白かった。中世の時代だと花に囲まれた祭壇みたいな絵とか静物画が面白かったな。猿の風刺画も面白かった。
行った時間が遅かったのであんまり時間がなかったんだけど、展示数が100点もないくらいなのでそんなに急がなくても大丈夫でした。
図録が面白そうだったので買ったんだけど、買ってから気付いたこと。何で表紙が厚紙なんだろ?ページ開きにくいよ!見本はこんなんじゃなかったような気がするんだけど。図録にあって展示されてないものもあったらしい。紙にインクで描かれた風景画が20点くらい載ってて、ドローイング好きとしては見たかったなあ。
その後、閉館まであと30分くらいだったので駆け足でコレクション展も見てきた。今回は数が少なめだったなあ。最初に流し見たときは意味がわかんなくて、ミニパンフレットを見つけてその短い解説を読みながら見たらなるほどという感じでけっこう面白かった。新規収蔵品の展示で日本の写真家の人の作品をまとめて展示してて、会場を広く使って面白い展示だなあと思った。数式を立体化したもの(蝋で作ってるとか書いてあったような)を撮影した写真と、教会とか聖堂をわざとピントを外して撮影した写真。モノクロで不思議な雰囲気だったな。そうすることで物事の本質を捉えようとしているとか何とか解説に書いてあったような。
最後にミュージアムショップで何か面白いものないかなーと思って見てたらアルチンボルドの絵が目に入って、何かと思えば澁澤龍彦の本でした。面白そうだなと思って購入。
4309406459幻想の画廊から―渋澤龍彦コレクション   河出文庫
渋澤 龍彦
河出書房新社 2001-12

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そういえば今、埼玉で澁澤龍彦の没後20年記念展をやってるんだよね。巡回予定を見ると西日本には来てくれなさそうで残念。面白そうなんだけどなあ。でももしかしたら行けるかもしれないアテがあるので期待してます。
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