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2007'05.15 (Tue)

スラヴ叙事詩を知るために

チェコの歴史のお勉強ということで「プラハ歴史散策」を読み終わった後、現在は「チェコとスロヴァキア」を読んでます。
4309760872図説 チェコとスロヴァキア
薩摩 秀登
河出書房新社 2006-11-18

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プラハからチェコ及びスロヴァキアへと範囲を広げたはいいが、スラヴ世界ってそれだけじゃないみたいで。それがわかってくると今読んでる本へのモチベーションが下がっちゃって途中から進まなくなってしまいました。どうしたものかとネットでキーワードだけ拾い読みで色々調べてました。やっぱりもっと広い範囲をカバーした資料が欲しいなあ、落ち着いて読むにはやっぱり本がいいなあ、と思うんだけど普通の本屋だとうまく探せなくて、ネットで調べてもなかなか的を絞りきれなくて、先日堂島のジュンク堂(やたらめったら広い本屋)に行って専門書コーナーを物色してみました。
単行本じゃなくて何かのテキストみたいな小冊子(世界史リブレットというシリーズ)に「東欧世界の成立」というのがあって、5~6世紀から16世紀くらいまでの東欧全体の動きが説明されていてスラヴ人の歴史の概略を掴むにはよさそうかなーと思って買ってみた。
4634342200東欧世界の成立
細川 滋
山川出版社 1997-03

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最後の方にビザンツ帝国についても触れたかったみたいなことが書いてあって、そういえばミュシャもビザンチンな絵を描いていたよなあと思ってビザンチン関係の資料も探してみたらこんな本を見つけた。
4634633108ビザンティン
益田 朋幸
山川出版社 2004-01

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旅行書みたいな本で、ここにブルガリアのことも少し書いてあるし聖山アトスのことも書いてあるし写真も多くてとっつきやすそうなので買ってみた。一行くらいだけどミュシャの名前も出てきたし。考えることは一緒なのか。
ついでに世界史リブレットシリーズで「世紀末とベル・エポックの文化」というのもあって、東欧とは関係ないけど世紀末芸術~20世紀絵画に触れられてるところが面白そうなので買ってみた。こちらもミュシャの名前が出てきます。
4634344602世紀末とベル・エポックの文化
福井 憲彦
山川出版社 1999-12

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さらに、ヴラスタ・チハーコヴァー女史のプラハ本を見つけて、もうプラハはいいだろうと思ってたんだけど衝動を抑えきれずに買ってしまった。
4880081876新版 プラハ幻景―東欧古都物語
ヴラスタ チハーコヴァー Vlasta Cihakova
新宿書房 1993-06

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彼女は昔のミュシャ展の図録にも寄稿してるし、たしかその昔の展覧会時のテレビ特番にも出てたんじゃないかなあ。プラハ出身だけど日本在住歴もあって日本語が堪能。その番組で日本語を喋ってるところを見たような記憶が。だからこの本も翻訳なしでご本人が日本語で書いてるんだと思います(もしかしたら多少の校正は入ってるのかもしれないけど)。ミュシャの名前も出てくるし絵も少し載ってるし面白そう。
よし、これでまだ読み終わってない「チェコとスロヴァキア」を片付けるモチベーションが上がったわ。なんとなくスラヴ叙事詩からずれてってる気がしないでもないけど。
ところで、これと平行して読んでる「20世紀美術」という本。
448008055420世紀美術
高階 秀爾
筑摩書房 1993-04

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ミュシャとは全然関係ないんだけど去年の終わりごろから、近代から現代への美術の流れに興味を持って、ダリ展へ行ったときにミュージアムショップで見つけて買ってみた。その前にもモダンアートの見かたの本を少し読んだんだけどいまいちで、やっぱり向いてないのかもと思ったんだけど、この本は読みやすいしわかりやすい。多少は基礎知識がないと(作家の名前や作風をある程度知ってないと)わかりにくい部分もあるけど、現代美術のあり方とかなんでそんな方向に流れていったのかがようやく納得できるようになってきた。印象派から既に現代美術の流れが始まっていたということに目からうろこ。他にも自分が今まで考えてたのと違うものの見方が書かれていて面白いです。ミュシャもその時代を生きたはずなんだけど何が袂を分かったのか。そういう比較対照論として無理やりこじつけることもできるかも。なかなか一気に読めなくて、休日のお出かけのお供にして少しずつ読み進めてます。
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