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2007'05.26 (Sat)

20世紀の夢~モダン・デザイン再訪

大阪コレクションズの締めくくり、サントリーミュージアム天保山の「20世紀の夢~モダン・デザイン再訪」を見てきました。
今日は5時半から大阪市立近代美術館建設準備室の主任学芸員さんの講演会があったんだけど、昼間は別の用事があって会場に到着したのが5時半ちょっとすぎ。もう講演会が始まってる時間。閉館が7時半なので、講演会聞いてると見る時間が減っちゃうなあと思いつつ、せっかくなので聞いてきました。
モリスに始まりモリスに終わる、そういうお話でした。展示の方はモリス関係は最初にちょろっとある程度だけど、モリスが描いた夢がアールヌーヴォーを経てバウハウスへと引き継がれ、現在は北欧でその思想が生き続けていると。バウハウスも初期はモリス的な思想に立脚してたんだけど、第二次世界大戦の影響で多くがアメリカに流れた後、大量生産志向へ進んでしまったり、ロシアンアヴァンギャルドやらイタリアの未来派やらは機械こそ美しいという価値観を持ったり、モリスとは対極の世界になろうとしていたようで。
だいぶ前にモリスの展覧会に行ったとき、モリスの理想はわからんでもないけど現実的には難しいよなあと思った。作り手も使う側も幸せになれる社会を目指したのがモリスだったわけだけど、その夢は現在もまだ夢のままなのかなあ。最近北欧デザインが流行ってる(もしかしたら一部の世界でかもしれない)けどそれが当然になってない世界だからこそ憧れる部分があるのかも。
この手のデザイン運動を見てると社会主義とか政治的な思想とかそういうものと直結した運動だったんだなあと思う。政治体制が抽象的なものを求めてそういうデザインがさかんに作られたり、逆に具象こそ素晴しいとなって抽象が排斥されたり。前衛的だからという理由でバウハウスが当時のドイツ当局から目をつけられたり。日本でも確か戦争中か戦後か忘れたけど前衛芸術は反社会的だとかいわれてなかったっけ。今はデザインってものにそこまでの思想はあるんだろうか。よいデザインがよい社会を作るのか、よい社会にこそよいデザインが生まれるのか、みたいな話もあってどっちなんだろうねーと思った。
デザイン運動の流れとかはあんまり詳しくないのでイマイチまとまってない感想ですが、展示品そのものへの感想よりも思想的な部分に関心が行ってしまいました。展示品の方は見てて楽しいのは前半だな~。やっぱりアールヌーヴォーのデザインが好き。時間がないせいもあってあんまりじっくり見ずに、講演会の内容を振り返りつつポイントだけ見てきたって感じかな。
出品リストを見ていると、大阪市立~準備室のものが多いんですね。まだ建設もされてない美術館だというのに…。なんだかなあと思いつつ、こうやってまとめて展示される機会ができてよかったねーと思ってみたり。あと、前にも見たような…と思ったら別の大阪コレクションズで展示されてたものもあった。夢の美術館@大阪国立国際美術館に出てたカンディンスキーの絵とかナギって人の写真。
今回は売店が上の階にはなくて、通常のミュージアムショップで関連図書が売ってるくらい。インテリア中心だからグッズ作りにくかったのかなあ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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