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2007'05.27 (Sun)

六甲アイランドで過ごす一日

小磯記念美術館へ「日本近代洋画への道」を見に行ってきました。
山岡コレクションを中心に、ということですがこの山岡さんってのはヤンマーの昔の社長らしい。現在は笠間日動美術館の所蔵になってるそうです。
目玉になる作品は少ないのかなーという感じだけど、日本洋画の黎明期の作品を揃えていて(年代不明なものを除くと1860年代から1910年ごろまで)なかなか面白かったです。
油絵で日本髪の女性ってのはいい加減見慣れてたけどちょんまげ姿の男性の肖像ってのは新鮮だったわ。高橋由一って武家の人だったのか。ちょんまげ姿で油絵描いてたのかなあ。高橋由一のことは鮭と花魁くらいしか知らなかったけど猫の絵がかわいかった。油彩じゃなくて水彩だったけど制作年は不詳。油絵始める前なのかしら。日本にいて日本人に油彩を教えた外国人ってのも何人か紹介されてたけどその中に風刺画とか漫画を描いてた人がけっこういて面白いなあと思ったり。徳川慶喜(将軍様だよ!)の絵があってびっくりしたり。川村清雄のベニス風景が綺麗だったなあ。小山正太郎の山村嫁女(A)という絵がモンティセリぽいなあと思ったり。洋装少年がいやに美少年だったり。
図録を買おうかなーと思ったんだけど解説が物足りなくてやめてしまった。長らく個人コレクションとしてあまり公開されてなかったらしく、そのせいなのかあまり研究が進んでないのかしら?制作年不明の作品も多かった。解説によると研究者にとっては垂涎モノのコレクションだったらしいんだけど、これから色々と解明されてくんでしょうかね。
図書コーナーでその辺りの時代のことが載ってる本があったので少し読んできたけど、高橋由一ってホントに独学で油絵始めたんだね。川上冬崖って人がそれより少し前に油彩画を研究はしてたみたいだけど実践には至らなかったようで。とりあえず川上冬崖に師事した後は自分で日本に来てる外人のところへ押しかけて教えを請ったりしてたらしい。すごい執念だ。あとは初期の油彩画ってのはとにかく写実的に!写真みたいに!というところを目指していたようで。記録としての絵画っていうのかな。その後に山本芳翠なんかが続いたけど、国粋主義の盛り上がりと共に洋画が排斥されるという受難の時代があって黒田清輝が出てきて復権して、みたいな話があるわけだけどそれが画家たちの間での対立とか切磋琢磨だったらいいんだけど、なんだか政治的な色合いが濃くてうーんという感じ。
小磯良平作品展(常設)も勿論やってたので見てきたけど、前にもあったなーというのが何点かあったし特別展の方を熱心に見てたから印象が…。
せっかく六甲アイランドに来たんだからということで、ファッション美術館で開催中の「ウォルトから森英恵、そしてデュフィ」も見てきた。六甲ライナーで一駅離れてるんだけど歩いてすぐだった。シャネルやらポール・ポワレやらクリスチャン・ディオール、ジヴァンシィ、イヴ・サンローラン、ヴィヴィアン・ウェストウッド、マドレーヌ・ヴィオネなどなど色んなデザイナーの手によるドレスが展示されてました。ヴィオネが綺麗だった~。ドレスにもよるんだけどスタイルよくないと着こなせないよなー。
デュフィのテキスタイルデザインも楽しかった。一枚だけ実際にドレスになってるのが展示されててなるほど服になるとこうなるのかーとわかって面白い。テキスタイルデザインってどういうものが優れているのか一枚布の状態ではよくわかんないんだよなー。分かる人には分かるのかもしれないけど。
もう出口かな?と思ったら最後にファッションプレートも展示されてました。ガゼット・デュ・ボントン(たぶん)という雑誌からいろいろと。バルビエとかルパープとかマルティとかアールデコなイラストがかわいいです。以前アールデコジュエリー展で見たものも幾つかあったなあ。傘のイラストとか帽子のイラストとかクッションに囲まれてるやつとかかわいい!どの人だったか忘れちゃったけどちょっとキュビズムに近いような感じのがあって面白かった(ネットで調べたらどうもThayahtって人らしいけど何て読むんだこれ)。画像がこの辺で見れます。
今回の展覧会は島根県立石見美術館というところの所蔵品らしい。宣伝も兼ねてるのかビデオが流れてたりチラシが置いてあったりした。
ベーシック展示は前にも見てるし同じかなーと思ったら微妙に変わってた。18世紀から現代までの靴が展示してあって、基本的な部分は300年前から変わってないんだーと驚いた。
その後、隣接の(というか同じ建物内にある)神戸ゆかりの美術館を見てきた(ファッション美術館のチケットを買うとゆかり~にも入れる。ゆかり~のみのチケットもある。ファッション美術館単体のチケットはないらしい)。内容はまあまあ面白かったけど、動線が悪すぎる!無駄に会場内を移動したような気がするよ。神戸にゆかりのある人たちの作品を集めてるってだけで統一感がないっちゃーないんだけどまあ幅広く洋画の黎明期から現代まで色んな人が出てました。所蔵先が美術館じゃなくて公共の施設だったりするところが面白い。そういえば洋画ばっかりだったな。日本画はないんだろうか。今回のテーマ外?この美術館は今後どうなるんでしょうねえ。神戸ネタだけでもつんだろうか。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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