2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Edit |  --:-- |  スポンサー広告   このページの上へ

2007'07.02 (Mon)

軽めの展覧会散策@京都岡崎

少し前に京都へ「舞台芸術の世界」展を見に行きました。そのチケットにはシビル・ハイネンの「Look!」展の入場券も付いていたんだけど、その日はまだ開催前で見れませんでした。そのときに7/1にロシア・アヴァンギャルドの講演会があるって書いてあったので、せっかくだしまた行こうかなと思って、日曜日に行ってきた。
「Look!」はテキスタイルアートというらしい。うーん、よくわかんなかったけど、なんでも体験してみないとね。会場はちょっと変わってて、白い人工芝みたいなカーペットがひいてあるところに靴を脱いで(スリッパ履いて)上がるようになってた。展示されてるのは黒いゴムシートみたいなもので作られたオブジェ。それに金箔みたいなのがはってあったり穴が開いてたりひねってあったり、あと牛か何かの毛皮みたいなのもあった。そういうものが壁に釘で打ちつけてあったり天井からぶら下がってたり床に転がしてあったり。思わず触りたくなるような展示だったんだけど、しっかり「Look!」のあとに「not touch」と書いてあって触れなかった。つまんないの。
講演会はロシア演劇を研究してるらしい大阪の大学の先生が講師だった。バレエとか演劇に詳しくないとディアギレフたちの何がどう凄かったのかわかんないんだけど、それ以前のバレエとはかなり違うことをやってのけてたらしいです。私の理解がどこまで正しいかは怪しいのでこれ以降の話はまともに受け取らないでね!
まず19世紀の演劇界というのは総合芸術というものには至ってなくて、あくまで俳優が主役、舞台装置はある程度パターンが決まっていてその使いまわしだった。名場面をいいとこ取りで演じるようなことも多かった。舞台を額縁のように見立てたものもあった(活人画ってやつと似たようなイメージ?)。バレエリュスに代表されるロシアのバレエが初めて画家と密接に繋がりを持って、その舞台だけのために舞台デザインをさせるようになったところが画期的だったのかな。「芸術世界派」と呼ばれる人たちがそういうことをやってて、それに対して未来派ってのが出てきたり、構成主義が出てきたりした。最初は絵画的な舞台だったのが、次第に建築的な舞台になっていった。とかなんとか。あとは民族的な問題とかの話もあったけど、そこまで頭がついていかなかったのでパス。
ロシアについては東欧世界の勉強をしてくうちにまたぶち当たることもあるだろうから(スラヴ叙事詩のお勉強は亀の歩みだけど)、少しずつ近づいていければいいなと思ってます。
んで、売店でなぜか「揺らぐ近代」展の図録を買ってしまった。今のところマイブームが日本の近代洋画でして、最近は高階秀爾氏の「日本近代美術史論」を読んでるんだけど、ふと売店で高橋由一と狩野芳崖の本を見つけて手に取ってみたら先の本の内容について触れてる部分があって、これは!と思ったんだけど購入には至らず。その後この図録を見つけて読んでたらさっきの本と同じ人が書いてるみたいで、なんでかこっちをレジに持っていってしまった。この展覧会を見た時点ではまだまだ知らない名前が多くてぴんとこなかったところが少しわかるようになってるのが嬉しくて。
機会があればこの本も読んでみたいな。
4623045617狩野芳崖・高橋由一―日本画も西洋画も帰する処は同一の処
古田 亮
ミネルヴァ書房 2006-02

by G-Tools

こっちの本は40年も前に書かれた本だけど結構面白い。
4480089896日本近代美術史論
高階 秀爾
筑摩書房 2006-06

by G-Tools

その後、京都市美術館のコレクション展と、細見美術館のオールドノリタケ展を見てきた。
つづく。
関連記事

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  23:14 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

Comment

コメントを投稿する


管理者だけに表示

このページの上へ

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
アクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。