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2007'07.03 (Tue)

描かれたことば、オールドノリタケ

京都国立近代美術館へ行ったあとは、京都市美術館のコレクション展と細見美術館のオールドノリタケ展を見てきた。「舞台芸術の世界」のチケットを持ってたらどちらの美術館も入場料が割引になったのでラッキー。
京都市美術館では「描かれたことば」というテーマで美術館のコレクションを90点弱展示してました。絵の中に色んなシチュエーションで文字が描かれることがあるんだけど、それを幾つかのパターンに分けて紹介。すべて日本人作家で、近代以降の作品がほとんど。絵の中に描かれたモチーフの中に現れる文字、表現様式としての文字、署名をいかに絵に紛れ込ませるか、書画、物語を描いた絵画、会話が聞こえてきそうな絵、というようなテーマに分かれていて、そういう見方もあるのかーとなかなか面白かったです。北野恒富の「いとさんこいさん」がかわいかったー。竹内栖鳳の「酔興」とか「うな辺」もかわいい。美人画や動物画はなごむわー。
オールドノリタケは二人の女性コレクターが集めた作品を展示してました。陶器とか磁器の世界はそんなに詳しくないのでもともとそういうデザインが多いのかコレクターの趣味が出てるのかわからないけど、レースみたいな模様が入ってたりピンクの花柄だったり、かわいいお姫様気分なものが多かったような。色んな技法があるんだなあとか、当時の裏話が面白いなあとか(輸出用に化粧小物とかコーヒーカップとかの日本ではあまりなじみがなくて使われ方がよくわからないものを作るのは大変だったらしい)ガレっぽいのとかウェッジウッド風とか異国風デザインとか顧客の好みをリサーチして色々やってたんだなあとか、いわゆる「芸術」とは違う工芸の世界って面白いよねーと思いつつ見てました。
その後、四条河原町まで行く途中に紀伊国屋書店があったので入ってみた。美術書コーナーに面白そうな本があって買いそうになって踏みとどまった。日本のアンティーク絵葉書の本で、最近人気らしい小林かいちが表紙。中身は絵葉書作家の人たちを簡単に紹介するもの。少し前に小林かいちの画集を見かけていいなーと思ってたんだけど、こういう本も面白そうだな。いつか買ってしまいそう。
4863060181アンティーク絵はがきの誘惑
山田俊幸
産経新聞出版 2007-06-27

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4336048509小林かいちの世界―まぼろしの京都アール・デコ
小林 かいち 山田 俊幸 永山 多貴子
国書刊行会 2007-06

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それから、東京美術の「もっと知りたい」シリーズという本があってガレとかクリムトとかあるからどんなだろうと手に取ってみたらカバーの折り返し部分に今後の刊行予定があって、そこにミュシャの名前が!出版社のサイトには何も情報がないので時期も詳細も不明だけど、予告どおり出るといいな。
おまけで、ミュシャに似た名前の化粧品メーカーが韓国にあるらしいと以前から風の噂で聞いてたんですが、京都でお店を発見!三条河原町付近だったかな。MISSHAと書いてミシャと読むらしい。漢字だと美思?
http://www.misshajp.com/
http://www.missha.co.jp/
これがそうか!とようやく判明したわけですが。小さなお店だったし買う気もないので中には入らず。名前が似てるってだけでミュシャと関係があるわけでもないし。
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