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2007'08.29 (Wed)

マイケル・ファインスタインと私

昨日おとといと引っ張っておいてようやく本題です。
といいつつ明日の公演が終わる時間まで具体的なライブの内容には触れない方がいいかなということで、今日は私とファインスタインの出会いとか、当日の与太話とかを書いてみる。
私が彼の名前を知ったのはガーシュインがきっかけでした。
かれこれ十何年か前、ガーシュインのミュージカル音楽に魅了された私はガーシュイン歌曲集(要はソングブックとかコンピレーションとか)を聴き漁る日々を過ごしていまして。図書館で伝記本を見つけて読んだりもしてました。(今でも好きだけど当時の勢いは凄かった)
4794951981アメリカン・ラプソディ―ガーシュインの生涯
ポール クレシュ 鈴木 晶
晶文社 1989-12

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その本の巻末にレコードガイドが載っていて、そこにファインスタインの名前があったわけです。「Pure Gershwin」というアルバムが出ていると。さっそくメモって探索開始。当時はまだ今みたいにネットも普及してないので地道にCDショップ巡りをして探して、ついに発見しました。まだ初々しい顔面アップ写真のジャケットを。正直この頃のルックスはまだ野暮ったいなあと思っちゃったりしてたんだけど、数年後にはすっかり洗練されて素敵になったよねー。
B000002H4WPure Gershwin
Michael Feinstein George Gershwin
Asylum 1990-10-25

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それはさておき、さっそく聴いてみるとソフトな歌声にシンプルな伴奏でなかなかいいじゃない。それからは気が向けばショップで彼の名前をチェックする程度には好きになりました。ただ、当時はガーシュイン以外は眼中になかったので他のCDを買うには至らなかったけど。その後、「Nice Work If You Can Get It」「Michael & George」と立て続けにガーシュインアルバムを発表したのでそれは迷わず買った。「Nice~」は気に入ったけど「Michael~」はイマイチだと思った。ライナーにアイラ・ガーシュインの助手をやってたとか書いてあってへえと思ったけどその時点ではそれ以上突っ込んだことは知らなかったし調べもしなかった。
B000002J6ZNice Work If You Can Get It: Songs by the Gershwins
Michael Feinstein
Atlantic 1996-02-13

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B00000BII9Michael & George (Feinstein Sings Gershwin)
Michael Feinstein
Concord Jazz 1998-09-15

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それが2000年頃までの話だっけ?その後もなんとなく気にはしていて、「Such Sweet Sorrow」をプレゼントされたり、アイラ・ガーシュイン・メドレー目当てで「Live at the Algonquin」を買ったりしてた。でもCDプレイヤーの調子が悪くなったり他のことで忙しかったりしてしばらく音楽自体から遠ざかってた時期があってファインスタインのことも特にどう思うこともなく過ぎていった。
転機は2005年の夏。PCを新調してDVDが見れるようになってから。最初に買うならやっぱりガーシュインでしょ!と「喝采」を買って(なんか間違ってるような)、PCにCDを取り込んで音楽を聴くことを覚えて、たまたま行った展覧会でガーシュイン熱が再発して、ミュージカル映画をたくさん見るようになってミュージカル歌手に惹かれて、他のソングライターに触れる機会が増えてお気に入りの曲も増えて、とやってるうちにファインスタインが浮上するわけです。(そこらへんの話は当ブログの2005年10月~2006年1月くらいのログを見てもらうとよくわかるかと)
手持ちのCDを発掘して聞いてみて、特にアルゴンキンライブがいいなーとなって。その辺りでふとファインスタインのプロフィールを調べてみて、えーこの人そういう人だったんだ!と一気に傾倒していって。そのまま勢いで自伝まで買っちゃうわけです。自伝を買った理由は主にガーシュインのエピソードが読みたかったからなんだけど、読んでみたらご本人の趣味嗜好に親近感わきまくりでいいなーと。
傾倒したといいつつ相変わらずCDはほとんど買ってないんだけど。偶然安売りしてるのを見かけて買ったバートンレインソングブックくらい。自伝も買ってから拾い読みしただけで放置してたしな。一応気にはかけていて長い休みのときとかに少し読んだりはしてたよ。CD買おうかなーと思ったこともあるけど決め手がなくて。それに2005年末はアステア、2006年いっぱいはビングにどっぷりでよそ見してる暇はなかったし、2007年に入ってからは美術館通いに忙しかったし。
そんな感じでまた1年2年と過ぎて、今回の来日が判明するわけです。
最初はただただびっくり。だっていくらアメリカで成功していても日本での知名度が低いのはCDショップの棚を眺めれば歴然なわけで。それに勝手なイメージで高級なお店で演奏してそうだから日本でのライブってのが想像つかなくて。ブルーノートでやるといわれても行ったこともないし自分が行けるような店なんだろうかと悩んで。
ここまでの流れでわかるかもしれないけど、私にとってファインスタインは、スターに対するファン心理とはちょっと違う、親近感と憧れが入り混じったような感覚を抱いている人で、生で見たいとか同じ空間を共有したいとかいうよりも、私もあなたが好きな世界が大好きなんです!とアピールしたいような(恐れ多くも)気持ちがあるわけです。だから心からファンです!と主張できない後ろめたさがある。
んで、自分は今までいくらファンでも有名アーティストのライブに行きたいなと思ったことがあんまりなくて、それはコンサートの規模が大きいと生で見るありがたみがなさそうだなーという気持ちがあったり、チケット争奪戦に参加する気力もないし、高いチケットで遠い席は嫌だし(ワガママ)別に録音・録画されたもので十分じゃないと。かといって小規模のライブやる人で見てみたいと思った人がいなかったりもして。だから付き合いでとかアマチュアの演奏会とか無料イベントとかそういうのくらいしか行ったことがなかった。
今回もすぐに行こうと決断したわけじゃなかったけど、それでも今までの行動原理からすると珍しくかなり行く気に心が傾いてて、場所や時間や値段を調べたり会場の雰囲気とか心構えとか調べたりしてどうしようかなーと悩む日々。悩みつつどんどん気持ちは行く方向に流れていって、当日の行動をシミュレーションしたりして。昔のライブDVDを買って予習してみたり。
B000A4T8RMMichael Feinstein
Michael Feinstein
2005-08-30

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そうさせた原動力はなんなんだろうなー。ファインスタインだけが特別好きってわけでもないと思うんだけど。敢えて言うならファインスタインを取り巻く諸々の事象が好きってことかなー。彼の自伝にあったみたいにそれこそスピリット(精霊)みたいなもの。彼の周囲にはそういうものが漂ってそうな気がする。彼の精神の中に息づいてるというか。とても手の届くはずのない遠い存在である過去の名ソングライターたち、そういう人たちを直接または間接的に知っている人が目の前にいる、その空気に触れてみたい、それがライブに行きたいと思った理由かも。
さて、こんなところで前置きは終わり。長くなったので当日の話はまた明日。
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テーマ : JAZZ - ジャンル : 音楽

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