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2007'11.12 (Mon)

天体と宇宙の美学

滋賀県立近代美術館に行ってきました。
今日は不安定な天気で、出かける前に大粒の雨。大丈夫かなーと思ってたら出かける頃にはやんでたのでよかった。
瀬田(滋賀県大津市)って京都からすぐかと思ったら意外と遠いのね。JR高いよ…。
とまあ、思ったより長時間かけて美術館に到着。たしか数年前に一度来たことあるはずなんだけど、全然憶えてないな。あのときはどうやって行ったんだっけなあ。
さて、「天体と宇宙の美学」という展覧会。天体好きだし~、宇宙工学とか興味あったし~、ドレとかグランヴィルとかあるらしいし~、ということで、楽しみにしてたんだけど、思ったより関係ない絵が多かったような。いや、天体や宇宙がらみの絵ばっかりというのは間違いないんだけど、なんだろう、後半は妙に宗教がかってないか?と思わせられちゃうような絵が多いように感じた。まあね、昔から天文学ってのは宗教や政治と密接な関わりがあったわけだし、当然っちゃー当然なのかもしれないけど。
展示は前半の方が面白かったなー。入ってすぐにあったデューラー、グランヴィルがまずかわいい。その後ドレの木口木版に惚れ惚れして、バーンジョーンズだーと喜んで。でも飛びついたのはそこまで。後はときどき出てくるお気に入り作家さんを見つけて喜んでたけど、大半は知らない人だったし、その中からこれぞという人はあんまりいなかったかなあ。版画作品が多めだったので質感を楽しんだりはしてた。作家名を見て所蔵先を見てなるほどね、と思うのも楽しい。今回はじめて横尾忠則が面白いと思った。ジョゼフ・コーネルの箱はいいなー。似たようなことやってる日本人作家もいたけどそれもなかなかかわいかった。
基本的に月とか星とか惑星とか好きなので、全体的には面白かったんだけど、特に後半で微妙にニューエイジ臭を感じる作品が多かったような気がするのは偏見なのかなあ。
図録がなかなかかわいい。一見、真っ黒な表紙に星が散りばめられてるだけなのかなと思いきや、よく見ると特殊印刷(と言うんだろうか)で出展作家の名前やデューラーの絵が。どうも今日は調子が悪いのか展示を落ち着いて見れなかったので見返す用に買ってみた。解説が結構親切そうだったし。
売店にあった「天体の図像学」という本が気になる。ぱらぱらっと中身をめくった感じだと近代以降の話題が少なめだったので今回は保留にしたんだけど、図版も多いし(その分お高いけど)機会があったら読んでみたいな。
4896948653天体の図像学―西洋美術に描かれた宇宙
藤田 治彦
八坂書房 2006-01

by G-Tools

ついでに常設展示も見てきたけど、うーん、ちょっと物足りない。現代美術はそこそこ著名どころが並んでたけど。郷土作家の作品もちょっといいかなと思えるものが何点かあったけど。今日の自分があんまり色々受け取れるモードじゃなかったのかな。なんとなく不完全燃焼な感じです。
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Comment

●はじめまして

Ira様、はじめまして。
最近ブログを始めて昨日人気ブログランキングに登録した者です。
ミュシャが好きでこちらまで跳んで参りました。応援させて頂きます、ぽちっ。
僕のミュシャ好きは全然浅いので、こちらのブログはとても勉強になります。美術館に行くのも好きですが、アートよりデザイン寄りだったのでその辺りも勉強させていただきました。
僕は関東のほうの人間ですが、芸術に関しては関西のほうが質が高いような印象をもっているので、情報の交流が出来れば嬉しいなと思っています。
今後もちょこちょこ寄らせて頂きますので、よろしくお願いします。
アポロとダフネ | 2007年11月14日(水) 14:01 | URL | コメント編集

●ありがとうございます

>アポロとダフネさん
はじめまして。応援ありがとうございます(^^)
私もデザイン系の展覧会は好きですよ。
関東と関西の質の差はよくわかりませんが、
それぞれ得意分野が違うだけなんじゃないですかねえ。
漠然とですけど、京都や大阪の文化と、東京の文化と、やっぱり違うなあと感じることはあるので。
Ira | 2007年11月16日(金) 00:49 | URL | コメント編集

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