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2008'01.20 (Sun)

V&Aの浮世絵と清方と美の壷

天気予報は雪だったけど実際に降ったのは雨だった。それがよかったのかどうか、微妙だなあと思いつつ、神戸市立博物館で開催中のヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)所蔵浮世絵名品展へ行ってきました。
正月にボストンの浮世絵見たばっかりなので、今回は流し見で~と軽い気持ちで行きました。どうせ混んでるだろうしなあ…という予想は大当たりで、朝の早めの時間に行ったのにけっこう人が多くて前半は人の頭越しにかっ飛ばし気味でした。やっぱり浮世絵は作品サイズが小さいし書き込みが細かいし接近してじっくり見たくなる気持ちはわかるんだけど、今日は並んでまで見る気力がなかったので…。
最近見た展覧会との比較でいうと、ギメボストンでは錦絵以前の作品もあって、時系列で浮世絵の発展を見ていくというような趣向があったけど、今回のV&Aは最初から錦絵。
前半は美人画から名所絵まで有名どころがいっぱい。個人的には河鍋暁斎に注目。今までに見たことあるのが明治の作品ばっかりだったから、この人も浮世絵扱いなのか~とちょっと不思議な気分だけど、ちょっと雰囲気が違う美人画が綺麗だった。春に京都で回顧展やるんだよね。見に行きたいなあ。
後半は版下絵や団扇や扇子の絵、絵本みたいなやつとか玩具みたいなやつとか色々面白いものがあって、ここが一番楽しかったな。前半に比べるとまだ人が少なかったし。
最後に神戸市立博物館のコレクションも少々。
その後、京都の伊勢丹の中にある美術館えきKYOTOで開催中の「鏑木清方の芸術展」へ。清方は美人画で有名だし、海野弘の「日本のアールヌーヴォー」という本で取り上げられてたからちょっと見てみたくて。それに「妖魚」が来てるみたいだったからそれ見たさに。明治、大正の美人画はファッションも面白いんだよね。着物が多いんだけど髪形やアクセサリーが洋風だったりしてかわいい。
小説の挿絵がたくさん展示されてたんだけど、額縁に入ってるガラス板(アクリル?)が反射防止なのか微妙にすりガラスみたいになってて、絵がものすごい見難かった。同じようなのを過去に同じ会場でやったミュシャ展でも見たことあるんだけど、あれは苦手だ。今後主流にならないといいんだけどなあ。目が疲れた。
(追記*覚え書きキーワード:卓上芸術、鰭崎英朋はライバル、伊藤深水の師匠)
ところで今回の展覧会は鎌倉にある鏑木清方美術館を中心とした展示だったんだけど、福富太郎コレクションというのも出てまして。最初に名前を挙げた妖魚がそうなんだけど、この名前どっかで見たことあるような…と思ったら、ちょっと前に古本屋で買った本で見たんだ、ということを思い出した。昭和52年刊行のグラフ社マイライフシリーズというムック本みたいなので「美人画百年~わが家の美術館・福富太郎」という本。日本画や洋画の美女から版画や挿絵まで、日本の美人画ならなんでもあり?な感性がいいなあと思ってつい買ってしまった本なんだけど、この人のコレクション展とかあったら絶対行く!とか思っちゃうな。
最後は京都高島屋でやってるNHK美の壷展。NHKで「美の壷」っていう番組をやってるんだけど、番組で紹介した色んな「美」を展示する展覧会。この番組は数えるほどしか見たことないんだけど、アールヌーヴォーのガラスが見れるみたいだからという理由で行ってみた。ガレやドームがきれいだったー。他はほとんど日本の工芸品の展示で、着物とか根付とか櫛とかが面白かった。猫を寄せ集めて猫の顔になってる根付(名前忘れた)がかわいかった。やっぱり「工芸」寄りの世界が好きだなあ。魯山人は「民芸」とも繋がる人なんだよなあ。織部とか唐津とかも。あの世界はまだまだ理解できないけど…。
思いがけず北野恒富や橋口五葉のポスターがあって大喜び。かわいー。解説文が姫路の美術館の人で、前に講演聞いた人だーと思い出してみたり。
出口の外の特設コーナーで本をいろいろ売ってたんだけど、そこにミュシャのポストカードブックが売ってたので捕獲。
4861521343アルフォンス・ミュシャ
青幻舎 2007-12

by G-Tools

ドイコレクションをもとにしたポストカードが32枚。落ち着いた色合いが素敵です。お気に入りの「バンケットメニュー(宴会用メニュー)」が綺麗なカラーで載ってて嬉しいな。
あと、神戸から京都へ向かう前に立ち寄った古書店で「絵画のアールヌーボー」展の図録を購入。前から気になってたんだけど古い本(昭和55)なので図版のモノクロ率が高くて手を出しかねてたんだけど、改めて見てみると気になる作家さんが多いので買っとくかーと。安かったしね。やっぱり明治大正の美人画はいいなあ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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