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2008'03.11 (Tue)

憧れのヨーロッパ陶磁

京都国立博物館で開催していた「憧れのヨーロッパ陶磁」展の最終日に行ってきた。
陶磁器はそんなに詳しくないんだけど、アールヌーヴォーの時代も含まれるらしいし、ミュシャもあるらしいし(ミュシャ目当てで行くほどではない)、京都行くついでに行きますかーと、ドイツポスター展の後に行ってみた。
鎖国前にヨーロッパから渡ってきた陶磁器や、鎖国中にオランダから入ってきたもの、開国後のいろいろ、という感じで大雑把に分けると時代は3つくらいに区切れるのかな。ヨーロッパだけじゃなくて中国や日本のものもあった。
ジャポニズム、シノワズリーというのは19世紀末によく関連付けられてるけど、実際はそれ以前からもお互いに西洋と東洋で影響を与え合っていたようで、日本における和洋折衷の西洋版みたいなのがごろごろとあって面白かった。たとえばお皿のふちの文様は東洋風なのに真ん中の絵が西洋風なモチーフだったり。西洋人が描いた東洋風の絵も微妙でおもろい。
基本的に平坦な地に絵付けをしたものが多いんだけど、立体的な文様も面白いねー。マイセンだっけな?花や植物の立体的なのもすごかったけど、ドルトンだったと思うけど細かいぶつぶつがいっぱいついたのが面白いなあと思った。
ミュシャは「ジャポニズムからアールヌーヴォーへ」というコーナーの最後に装飾資料集があった。京都工芸繊維大学の所蔵品。当時、資料として持ち込まれて実際に参考にされてたみたい。前に別の展覧会でウジェーヌグラッセだったか誰かの作った装飾見本帳みたいなが展示されてたのも見たことがあるけど、そっちは模写があったり本に書き込みもあったりして本当に使われてたんだなーと感慨深いものがあったっけ。そうそう、このコーナーには浅井忠デザインの壷(花瓶だったかも)もあったよ。このコーナーはちょっと前衛的?と思えるようなものもあったりして、他とはちょっと雰囲気が違ったかも。
「伯爵様からの贈り物」というコーナーで、日本にしばらく滞在してドイツに帰った伯爵様からマイセン他ドイツの陶磁器やガラスの逸品をたくさん寄贈してもらったというコレクションが展示されてた。その中にガレもどきなガラス器があって、これってどうなのと思ったり。ここの作品解説がちょっと面白かった。寄贈は2回にわたって行われたそうで、その中に猿の楽団の陶器人形があったんだけど、1回目に送ったのが壊れてたので2回目にわざわざ同じものを送りなおしてくれたらしい、1回目の寄贈に対して日本から送ったお礼状に壊れてたことを書いていたらしい、というようなことが書いてあって、最後に「親切な人だ」とか書いてある。作品の横にある小さい解説パネルにしてはなんだか妙な書き方だなと思いつつ先へ進むと、このコーナーの最後に当時の書簡が展示されてるところの説明パネルに、この寄贈はどうやら伯爵様が自発的に行ったわけではなく日本からねだったらしいというような記述の後に「本当に親切な人だ」とか書いてあって大ウケ。この解説を書いた人は、よっぽどその経緯に突っ込み入れたかったんだなー。
ミュシャは装飾資料集1点のみで、それも開いてあったのは植物の模様のページだったので名前を見ないと気付かない人も多そうだなあと思ったのに、売店にはしっかりミュシャグッズが。一筆箋とか置いてあった。グッズは売れるとみたのか。
展示を見終わってから、平常展示館(常設展)の方も見に行ったんだけど、だいぶ足が疲れてたのでざっと見て回っただけ。前に来たときに見たのと多少は変わってるんだろうけど、各室の展示テーマはずっと同じなのかな、基本的な部分は変わってないみたいだ。雛人形を含む人形の特集があって、やたらでっかい雛人形に驚いた。小特集で「応挙、芦雪、呉春の世界」というのがあって、芦雪の大胆な襖絵に笑った。あんな空間の使い方があるのか。応挙の鹿がかわいかった。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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