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2008'03.23 (Sun)

マリー・ローランサン展

サントリーミュージアム天保山で開催中のマリー・ローランサン展に行ってきた。土曜日の夕方に行ったら空いてた。もうちょっと人いるかと思ったのに。
生誕125周年とかでそれなりに大きい回顧展なのかなと思ったら、キャパの割に少なめな展示作品数だったかも。会場も持て余し気味?特に5階は広々してた。久しぶりにギャラリーの中から夕日が拝めた。
マリー・ローランサン美術館からたくさん借りてきてるということは小耳に挟んでたけど、その美術館って日本にあるんだ。てっきりフランスかと思ってた。初期から晩年まで揃ってたけど、晩年は手薄?展示構成のせいかもしれないけど。
章立ては大きく分けると4つの時代。第1次世界大戦前のピカソやアポリネールと親しくしてた頃、ドイツ人と結婚してスペイン逃亡中の時期、戦後フランスに戻ってきた1920年代、1930年代以降から晩年まで。
好みは1920年代かな。版画作品もそこそこあったので、版画好きとしては嬉しい。これも1920年代と1930年代以降に分かれてて、1920年代がよかった。配色も好みだし、女の子もかわいい。しかし、ディアギレフの舞台装置のデザインをした話は知ってたけど、それに関わった人たちが揃ってディアギレフのライバルの舞台にも協力してディアギレフが怒ってたってエピソードには笑った。
初期はキュビズムの影響を受けてたりするちょっと線が強い感じ。色使いもちょっと暗め。スペイン時代も少し暗い。1920年代が一番華やかかな。1930年代も色使いは明るいけど比較的くっきりめ。後半で額縁がちょっと変わってるのが目に付いた。鏡みたいな反射する素材が使われてたり、手作りっぽい手描きのお花がついたやつとか。
展示は1時間足らずで見終わっちゃったけど最後に30分のビデオが流れてたので見てきた。なるほどねー、マリーさんは良くも悪くも一生「女の子」だったってことなのかなあ。
売店で見つけた本。
4334784984[伝説]になった女たち (知恵の森文庫)
山崎 洋子
光文社 2008-01-10

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ローランサンを含む歴史に名を残す女性を取り上げた本。主に近代以降の人。取り上げられてる人物が面白そうだったので買ってみたけど、口調が女性向けっぽいなあ。最近は美術評論とか評伝とかそんなんをよく読むので、慣れない文体は居心地が悪いわ。気軽にさっと読めるという意味では読みやすくていいんだけど。あと、エッセイという体裁だからなのか、参考文献が載ってない。情報源はどこなのー?と気になってしまうのは悪い癖だ。とか文句を言いつつも、知ってる内容については斜めに見てしまうけど、知らない話題については面白く読めたからいい本なのかも。一人あたりに割いてるページ数は少ないので、知らない人について概略を知って興味を持つきっかけになる本って感じかな。
ちなみにローランサン以外では、サラ・ベルナールと与謝野晶子がいるあたりがツボ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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Comment

こんにちは。マリー・ローランサン展行って来られたんですね。
結構大規模な回顧展かと思ってたんですが、それ程でもないんですか~。
サントリーミュージアムのHPの写真でも、絵の間隔が広々としてますし(笑)

以前に何かの本で、「ローランサンの絵はアポリネールとつき合ってた頃から20年代が最盛期で、晩年の作風は甘くなり過ぎて悪くいえばマンネリ」と評されてたんですが、どうなんでしょうか…。
でも彼女の絵の色使いや題材を見ても、心はずっと「夢見がちな女の子」のままだった人なのかなと思わされますね。
影千代 | 2008年03月24日(月) 18:57 | URL | コメント編集

>影千代さん
展示数は約90点ということで、しかも版画の小ぶりな作品がけっこう多いので、
会場はだいぶスペースが余ってる感じでしたね(笑)
ローランサンって漠然とこういう感じの絵を描く人というイメージはあるけど、
代表作は何かというとよくわからないので(私が知らないだけかも)
見とくべき展覧会なのかどうかってのはよくわかりませんが、
私は今まで断片的にしか知らなかったので、行ってよかったなと思ってます。
晩年の作品が「甘い」のかどうかはよくわかりませんが、
確かに1920年代とかそれ以前の方が少し冷めた感触があるかも。(と今思いました ^^;)
Ira | 2008年03月24日(月) 22:35 | URL | コメント編集

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