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2008'04.27 (Sun)

微妙な記事

だいぶ前に堺市のミュシャ館が移転するらしいという計画を発見したんだけど、それについてなにやら物申している記事を発見。(MSN産経ニュース
どうもこれがあんまり好意的でないような雰囲気で。
この記者がどういう立場の人かよくわからないんだけど、大阪特派員とあるから大阪の人ではあるんでしょう。堺市に住んでる人なのか?
3ページに分かれている記事で、最初の方は特にどっちとも言えない口調なんだけど(それでもあんまり好意的には見えない)3ページ目、締めの言葉がこれなんだよねえ。正直何が言いたいのかよくわからない。

君雄氏の死から18年、この間、ドイも経営破綻(はたん)した。これは想像だが、ミュシャは堺市には招かれざる客だったのかもしれない。美術館の成功は、故人と遺族の思いの結実だ。世界的な芸術家とその作品に敬意を表すことにもなる。ミュシャと晶子の別居、いや、「同居の発展的な解消」に幸多かれ、と祈らずにいられない。(小林毅)


私もドイコレクションが堺市に寄贈されることになった経緯はあんまりよく知らないんだけど、ミュシャ人気の割にいつ行っても人が少ないのは残念だなーと思ってる。
こんなブログをやってる割に関西在住のくせにミュシャ館へはそれほど頻繁には足を運んでないので偉そうなことは言えないんだけど。
ところで私は最初の頃こそ与謝野晶子に全然興味がなくて、ミュシャ館へ行っても与謝野晶子の展示はスルーしてたことが多かったけど、最近ちょっとその時代の日本に関心を持つようになって与謝野晶子にも興味を持ち始めたところだったので、こういう風に言われるのは寂しいなあ。
堺市の問題はやっぱりPR不足だと思う。私はこんなブログをやってるくらいで日々ネットでミュシャに対する言及記事をチェックしてるんだけど、ミュシャが好きって人は多いよー。あと、「常設展示」ってのが地味に感じられるのかもなあ。私もそうだけど大きな美術館での期間限定の企画展を優先してしまうから。2~3年前に全国を巡回していたミュシャ展なんてとんでもない人出だったじゃん。なんでみんな堺へは行かないんだよ。いつでも見られると思ってると痛い目を見る可能性もあるし、好きならサポートしなくっちゃね。ということで今年も最低でも1回は堺へ行くぞ(志が低すぎる?)。
でも今のミュシャ館はどうも市のやる気のなさから微妙な感じになっちゃってるのが残念だ。企画力って大事だからね。展覧会だけじゃなくて市民が参加できるイベントもやらないとね。市立の小さな美術館だって色んな市民が参加できる企画をやって地域に根ざした運営をがんばっているんだから。最近出来た北野田フェスティバルの方がなんとなくそういう方向性を担ってるのかな?と思うけど、そうなると堺市文化館(ミュシャ館があるところ)の立場が…(北野田のあそこはただの展示室でコレクションがあるわけでもなさそうだけど)
ミュシャ専門美術館ってところも弱いのかもなあ。ミュシャだけをたっぷり見られるのはいいんだけど、どうしても広がりがないというか。そういえばドイコレクションってミュシャだけじゃないはずだけど堺市に寄贈されたのはどこまでなんだろう。前にマイトレ版(ポスターの巨匠たち)でミュシャ以外のが展示されてるのを見たけど。そういうのも利用して、もし可能ならよそからコレクション借りてきて、もっと多面的な見方をできるような展覧会があったらいいのになあ。
単独作家の美術館で成功してるところってどこがあるんだろう。私が割と気に入ってるところというと小磯良平の記念館だけど、あそこも年に1~2回は外部のコレクションを使って特別展をやってるよね。だいたい地元作家をサポートしようという気概で持ってるところが多そうだな。あとは観光地か。
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テーマ : 雑記 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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Comment

●同感です

いつも拝読させていただいています。
ミュシャ館、この春に行こうと思ったのですが、情報不足で断念しました。
ミュシャ館自体、ほとんどガイドブックにも載っていませんし、
場所が堺市の繁華街から外れているらしく、
堺市が載っていても、ミュシャ館は載っていません。
宿泊施設も繁華街に多く、
そこからミュシャ館への交通(バスなど)の情報も
まったく入手できませんでした。
堺市はミュシャ館などどうでもいいのだなぁという印象です。
堺市自体が、ミュシャのことをわかっていないように思います。
せっかく世界に誇れるコレクションなのですし、
仰言るようにネット上にはミュシャファンが多いのですから、
もっと大々的に宣伝すべきですよね。
ちゃんと管理できないなら、責任を持ってくれる所に委託して欲しいです。
小霞 | 2008年04月28日(月) 13:36 | URL | コメント編集

>小霞さん
こんにちは。
遠方の方からすると情報が少ないのは厳しいですね。
せっかく行こうとしても行けなかったなんて本当に残念です。
もともと堺市のあたりって交通網がちょっと特殊というかややこしいというか、
私もミュシャ以外の用事で行ったことがないので今ひとつどんなところなのかわかりません。
一応古墳があったり公園があったり観光的な面も力を入れてると思うんですけど、
ミュシャを上手く利用する方向に使えばいいのに、と思いますね。
本当に、ずっとこんな状況ならいっそ、もっと理解して有効活用できるところに…
というのはありかもしれませんね。
Ira | 2008年04月29日(火) 00:18 | URL | コメント編集

こんにちは。引用されてる記事から判断すると、ミュシャ館の移転計画は
まだあまり進んでないっぽいですね…。
ミュシャ館については、明らかに宣伝不足だと私も思います。
地元ですら認知度低いようですし、ミュシャファンでもこの美術館のことを
知らない人も結構多いんじゃないでしょうか。
たとえばチラシを作って、ミュシャの回顧展の会場や大阪近辺の他の美術館に
置かせてもらえば、多少は関心を持つ人がいそうなのに。

学芸員さんは熱心だと思いますが、市がやる気ない(ように見える)のが本当に残念ですよね。
影千代 | 2008年05月01日(木) 19:43 | URL | コメント編集

>影千代さん
宣伝不足ですよねえ。毎回とは言いませんが年に1回くらいは
ちょっと大きめの展覧会をやって大々的に宣伝するとかやればいいのに…
関西にも小さい美術館はたくさんありますけど、他所の美術館に行ったときに
チラシが置いてあってこんなところがあるのかーと気付くこともありますしね。
ちょっと前に長く務めていた学芸員さんから新しい人に代わったそうですが、
それ以来、企画内容だけ見ると面白そうかな?と思うようになったけど、
行った人の感想を聞くと学芸員さんの質も落ちているようで…
頑張って欲しいものです。
Ira | 2008年05月03日(土) 08:46 | URL | コメント編集

●問題山積だと思いますよ

コメントが遅くてすみません。
移転計画、私は早晩白紙撤回だろうと思っています。話題になっている大阪府の抜本的改革のため、今後は採算の取れない公立施設は存続が難しいのが現実です。府からの補助金をあてこんだ新施設なんてもってのほかでしょう。
それにしても、私は、ドイ・コレクションが堺市に寄贈されていたとは知りませんでした。実はこれが一番怖い事だと思っています。今の状況では、堺市の資産として転売されてしまう可能性が低くないからです。土居氏と違って、堺市の役人も大阪の政治家も『ハーモニー』が持つ意味も、日本にある理由も知らないだろうと思います。
暗い話になってしまい、申し訳ありません。
ミュシャ館は大好きだし、あれだけのコレクションとアールヌーボーの旗手としてだけでないミュシャを展示している美術館が日本にあるのを誇らしく思っています。なので、何とか残して欲しいと思いますが…。
kodaki | 2008年05月19日(月) 23:48 | URL | コメント編集

>kodakiさん
悲観的な意見なんですね。
私も正直、堺市の上の方の人がミュシャのことを評価しているとは思えないです。
でも世の中にはちゃんとミュシャを理解している人たちがたくさんいるはずなので、
そういう人たちの力でドイコレクションを守っていけることを願っています。
万が一売却となっても、決して散逸させることだけは避けてほしいです。
大阪府の財政は大変そうなので予算が割けないのは仕方ないですけど、
それだったらもっとミュシャを利用して飯の種にすればいいのにと思いますね。
(あんまり変なイメージがつくような利用のされ方は嫌ですけど、背に腹は変えられない…)
Ira | 2008年05月24日(土) 22:02 | URL | コメント編集

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