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2008'11.23 (Sun)

ネオ・トロピカリア

東京都現代美術館で開催中のネオ・トロピカリア展へ行ってきた。
所要で東京へでかけたついでに寄ってみたんだけど、なかなか楽しい美術館でした。
08-11-22_15-16.jpg
トロピカリアというのはブラジルの前衛的な芸術運動。1960年代にさかんだったらしいけど、その現代版がネオ・トロピカリアということらしい。
トロピカリアという言葉を知ったのはつい最近のこと。これまたしょーもないきっかけだったりするんですが。
最初はこのアルバムのジャケットが目に付いた。(当時の記事
B000P7V4K8Caetano Veloso
Caetano Veloso
Lilith 2007-06-18

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タワレコで見かけたはいいけどちゃんと名前を覚えてなかったので、思い出すためにあれこれサーチしてるうちにカエターノ・ヴェローゾという名前だけじゃなくてその裏にある社会的な事情なんかも耳に入ってきてトロピカリアという言葉もそこで目にした。上記CDを買うかどうか迷ってるうちにこんなCDを見つけた。(当時の記事
B0001LJC6GA Foreign Sound
Caetano Veloso
Nonesuch 2004-04-06

by G-Tools

これならとっつきやすそうだと買ってみた。聴いてみたらなかなか素敵で気に入った。
という経緯があって、東京へ行くついでに寄るならどこがいいかな?と調べていたらこの「ネオ・トロピカリア」という言葉が目に留まりまして。それなら行ってみようと思ったわけです。
東京では同時期に他に世間の耳目を集めている展覧会があることは知ってたんだけど(フェルメールとかフジタとか。ハンマースホイってのも通好みらしい)どうせ大混雑だろうから敬遠した。
さて、前衛的ってことでなんだかよくわからない作品も多かったんだけど、おおおむね楽しめました。体験型っていうのかなあ。絵画や彫刻なんてもう古いとかいって(記憶が曖昧なのでもっと違う表現だったと思う)、音楽と踊りとそのときに身に着ける衣装とが組み合わさってできる芸術みたいなのをやってたり、謎の小部屋みたいなのがあったり、社会活動みたいなものがあったり、アートって何?ということを考えさせられるような内容だった。
難しいことはさておき、前述のカエターノもばっちり展示に登場していて驚いた。ネオだから元祖トロピカリアまでは期待してなかったから。そもそもポスターに使われてる写真からしてカエターノさんだったとは。
08-11-22_15-15.jpg
つい彼の写真が使われたクリアーファイルを買っちゃったよ。ついでにユリイカのカエターノ特集号まで置いてあったから買っちゃったよ。
4791700996ユリイカ―詩と批評 (第35巻第2号)
青土社 2003-01

by G-Tools

他に面白かったのはエルネスト・ネトという人の作品。これが展示できるスペースがあるという時点でよくやった!東京都現代美術館!って感じ。
絵画というか平面的な作品に面白いのは少なかったけど、スパンコールとかLEDとかできらきらなやつとか、お菓子の包み紙を使った絵(?)とかが面白かったな。さっきカエターノが出てきたと書いたところでは身にまとう布みたいなものが展示されてたんだけど、ヘッドホンが置いてあって、布を身に付けて踊って!と書いてあった。いや、さすがに一人で来てる自分には無理だわ…と思ったけど、連れがいる人は何人か試してた。でもヘッドホンだと周りの人には音が聞こえないから本気のダンスは無理だよなあ。かといってスピーカーを設置しちゃうとそれはそれで他の展示の邪魔になるし…。難しいね。あと、なんと説明していいかわからない展示物の最後にブラジルのマンゴージュース(だったと思う)を飲ませてもらった。あの展示は正直意味はわかんなかったけど、おもしろかったな。あと、長細いスカーフみたいなのに服の絵が描いてあって、頭つきのハンガーみたいなのにぶら下げてあるのがかわいかった。
せっかくだから同時開催の企画展示「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展」というのも見てきた。もうひとつの企画展示とは一応ブラジルつながり。
日本の写真家がブラジルで写真を撮り、ブラジルの写真家が日本で写真を撮り、それぞれを同じスペースで展示するというもの。ブラジルの写真は街角のスナップがずらっと並んでるだけで、いいのか悪いのかなんともいえない感じ。日本の写真はちょっとびっくりだったかなあ。「外人が見た日本」といってしまうとなんだか陳腐だけど、捉え方次第でこんな風にも見えるのかと不思議な感じ。
最後に写真を撮っているところをビデオに収めたものが上映されてた。これはこれで面白かったな。でもだいぶお疲れ気味だったので少しだけ見て出ちゃったけど。
ついでに展示スペースの間の通り道にはイッセイミヤケが関わったプロジェクトの展示も。藤原大という人と一緒になってやったものらしいけど、自然界の色を色見本と照合してる写真を見て楽しくなってしまった。
もうひとつ同じところでカンパナブラザーズというブラジルの家具デザイナーのユニットが手がけた家具の展示も。最初に説明を見ずに展示物を見たときは実用性あるんかいな?と思ったけど、ちゃんと使えるものってことなのかなあ。あのいすに座ってみたかった。
さらに常設展示も見てきた。いい加減、疲れて気力も減退気味だったけど、ここはここで面白かったな。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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