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2009'09.23 (Wed)

週刊歴史のミステリーと週刊世界の美術館

掲示板で週刊歴史のミステリー86号(2009/9/15発売)にミュシャのジスモンダについての逸話が載っていると教えてもらって本屋にチェックに行きました。
ジスモンダといえば1894年のクリスマスに休暇も取らず印刷所で働いていた当時無名のミュシャのもとに、急な依頼として舞い込んだサラ・ベルナールのポスターですよ。(日本語がおかしい?)
伝説的な出来事としてミュシャについて語るときに取り沙汰される定番話だけど、この本では実際はどうだったの?というところを各種文献を引用して紹介してる。3ページほどの特集。
内容的には特に新しいこともなくて、それなりにミュシャの最新の文献(というほど大したものじゃなくても、普通に刊行されてる書籍で十分)を読んでたら知ってることなんだけどね。
それはいいんだけど、文章の書き方というか引用の仕方というか、その辺にうさんくささを感じてしまうのは偏見だろうか。うまく説明できないんだけど、「○○という文献に『~(引用文)』とあるように、~であった。」みたいに引用してるくせにその後に続く文章がまるで見てきたかのように書いてあるのに違和感があった。あと、話の締めくくりとして晩年のミュシャの写真が掲載されてるんだけど、これ、どう見ても別人なんですけど…。写真や図版の参照元もなんだかよくわからないところだしなあ。上記肖像はゲッティイメージズって書いてあったけどそれってインターネット上で有名人のプレス写真とかがあるところだよね?ジスモンダの図版ももっと綺麗な絵が用意できなかったのかなあ。
とまあ、細かい不満はありつつも、どんな場面であろうともミュシャのことを取り上げてくれたら嬉しいわ。大きな間違いはないわけだし。
で、本の内容をチェックし終わった後にふと近所の棚の中を見ると、「週刊世界の美術館 プラハ美術館」というのが目に入った。そういえばそんなシリーズも刊行されてたっけなあと思いつつ棚から抜き出してみると…
090923_220600.jpg
スラヴィアだ!ミュシャだ!この表紙だけで即買い決定。ついでに歴史のミステリーの方もまとめてレジに持ってっちゃいました。勢いってこわい。
本のテーマは「プラハ国立美術館」なのでミュシャのことばかり書いてあるわけじゃないけど、それでもボリュームは十分。表紙に引き続いてのスラヴィアに関する解説が4ページほど。文章量こそ多くないけどコンパクトに説明されていてぱっと見てわかりやすい。スラヴィアの図版も大きく綺麗に掲載されてるし、この絵だけでも買う価値あり。580円で十分おつりが来るわ(個人的には)。
もちろんミュシャ以外の絵についても載っていて、あの絵はプラハ国立美術館にあったのかという発見もあったり。プラハとあんまり関係なさそうな絵から、プラハだからこそな絵まで、バランスよく紹介されてるかな。
そして巻末にさらにミュシャの生涯が5ページにわたって紹介されてます。これまた見やすくてわかりやすいなあ。ジスモンダの逸話に関しては従来から言われてる説を採用してるけど(おそらく間違っているであろう内容)、そこの正確性は問わなくてもいいでしょと自分は思ってるので気にしない。
パリとプラハのミュシャゆかりの地紹介もあったり、ミュシャファンとしても楽しめる内容になってます。
「歴史のミステリ」ーはともかく、「世界の美術館」はオススメ!
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テーマ : 雑記 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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