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2009'11.04 (Wed)

ザ・モダニズム ―個人コレクションによる美人画名品展―

11/1~3の3日間限定で京都美術倶楽部で開催されていたモダニズムな美人画展に行ってきた。
主催者(思文閣)公式サイトのトップに出ていた絵がかわいくて、是非行きたいわ!と思ったんだけど、今はもうデザイン変わっちゃってる…。
思文閣ってのは美術館をやっていたり本の出版もしてたり古美術販売もしてるらしいけど、関連イベントに行ったのは初めて。時間があったら古書市とか美術館にも行きたかったなあ。でも家を出るのが遅くて会場にたどり着いたのが4時半過ぎくらいだったので無理だろうと思って諦めた。結局古書市って何時までやってたんだろ?
さて、本題の展覧会ですが、大正から昭和初期の美人画を中心に約50点展示。個人蔵の作品を中心に、培広庵コレクションとか中右瑛コレクションとか大関(酒造)の所蔵品とかがあった。見たことあるなと思ったのが幾つかあってキャプションを見たらほとんどは培広庵コレクションだった。そういえば前に培広庵コレクションをもとにした美人画展を見に行ったっけ。
展示室は3つに分かれていて、最初の展示室は大型の屏風絵が並んでた。源氏物語とか伊勢物語とかを題材にした伝統的なイメージに近い屏風絵もあって綺麗だったけど、いちばんすげーと思ったのが女性ダンサー(女優)をモデルにした踊りの図。蝶々と蜻蛉の扮装で踊ってるんだけど、モダニズム~って感じ?これが会場にたどり着く前に道端で見たポスターに使われてて楽しみにしてたんだけど、実物を見ると変な感じ。正統派?の作品では着物の絵柄が素敵なのがたくさんあった。着物は美人画の楽しみのひとつでもあるよね。
個人蔵だからなのか、ここが正式な美術館じゃないからなのか、制作年代がはっきりしないものが多かったんだけど(キャプションにもほとんど書いてなかった)画題とか作風からだいたいの時期はわかるのかな?最後の方に寺島紫明が数枚並んでて、昭和30年とか40年ごろの新しめの作品が幾つかあって、やっぱり筆致とかがなんとなく他とは違うなーと感じた。
美人画でも色んなタイプがあって、大正時代のちょっとダークな雰囲気の絵も好きなんだけど、今回も幾つかあって喜んでた。中村大三郎の大正時代に書かれたらしいおどろおどろしい系の美人画があってびっくり。この人の絵というとピアノってのが確か京都市美にあったような気がするんだけどああいうイメージだったので。寺島紫明の爪切り中の女の人もいいよねー(これは前にどこかで見た)。甲斐庄楠音もあるということで楽しみにしてたんだけど思ったより薄味だったかな。岡本神草もあった。でも1枚はダーク系だったけどもう1枚はさわやか系で、こういう絵も描くんだー。増原宗一という人の刺青をした女の人がお風呂に入ってる絵?もなかなか。
きれい系では木谷千種がいいよね!この人好きだわー。あと、池田蕉園も好き。今回初めて名前を知った浅見松江もよかった。これはどっち系に入るのかわからないけど、鏑木清方がお気に入りだったという寺島紫明のナイフ投げの人の絵もよかったな。木谷千種の浅間嶽の構図を見てふとミュシャを思い出してしまった。女の人の視線とその先にあるなにか(炭?灰?)という見る人の視線移動を促す構図というのか。
ちょっと異色系?では高畠華宵と竹久夢二。夢二はイマイチ好みじゃないんだけど(ファンの人すいません)華宵は好き。華宵の日本画は今まで見たことあったっけ?今まで見てきたイラストに比べると目力が足りない気がする…。きれいだったし華宵らしい顔つきはしてたんだけど。制作時期がよくわからないんだけどイラストレーターとして活躍してた時期と重なってるんだろうか?
そんな感じでなかなか楽しい展覧会でした。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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