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2009'12.20 (Sun)

クリムト、シーレ ウィーン世紀末展

サントリーミュージアム天保山で開催中のウィーン世紀末展に行ってきた。
事前情報でクリムト、シーレ率が低いと聞いていたのでさほど期待せずに行ったので、それなりに楽しめた。
世紀末のウィーンってどんなところだったんだろ?というのが理解できればいいなーと思ったんだけど。うーん、展示作品の内容というよりは解説が物足りない感じで、どういう意図でこれが展示されているんだろうというのがいまひとつわかりにくかった。
展示リストが置いてなかったのでうろ覚えだけど、大きく5つくらいパートに分かれていて、最初がアカデミックだったり保守的だったりする絵画がどーんと。これがワンフロア占めていて、その次にクリムトコーナー、シーレコーナーがあって、ついでにココシュカなんかもまとめてあって、その後にポスターとかウィーン工房とかの工芸系があって、最後に表現主義があるという感じだったかな。
最初のコーナーはもう少し解説が欲しかったなあ…。女流画家が多かった気がするのは何か意図があったんだろうか。
クリムトは前評判どおり、え、こんだけなの?ってくらい少ない印象。点数でいうと多分シーレと似たようなものだったと思うけど、クリムトの方が食い足りない印象なのは、展示されてた作品がアカデミック寄りなのが多かったからかな。ポスターにも使われてたパラス・アテナくらいじゃないだろうか?本領発揮してるものって。シーレは一貫してシーレなので「シーレを見た」という実感があった分だけ少なく感じなかったのかも。
ウィーン工房のところもこれぞウィーン工房!って作品がないのがな…。モーザーのポスターがないなんて!後の方で油彩画はいくつかあったけど…。絵だけで工芸品が全然ないのも物足りない。スペースの都合もあるのかもしれないし、今回作品を提供してるウィーンミュージアムとやらがそこまでカバーしてないのかもしれないけど。建築系も少なかったし。
表現主義ももっと濃いのはなかったんだろうか。ドイツ表現主義の印象が強いけどウィーンの表現主義ってそれほど濃くないんだろうか。
てな感じで、なんだか物足りない展覧会でした。もう少し展示の意図が理解できたら楽しめたのかなあ。ウィーンの世紀末がどんな雰囲気だったのか知りたいのに、よくわからずに終わった。ただ、今まで世紀末ウィーンというと特定作家以外はなんとなくしか知らなくて絵画作品もあんまり数は見たことなかったので、いろんな作品に触れることができたのはよかったかな。これをきっかけにできればいいかなと。
解説が充実してるなら図録買うのもありかなあと思ったけど、売店に行ったら別のウィーン世紀末を解説してる本があったからそれにした。こっちの方が手軽だし。
4808708663もっと知りたい 世紀末ウィーンの美術―クリムト、シーレらが活躍した黄金と退廃の帝都 (アート・ビギナーズ・コレクション)
東京美術 2009-08

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ミュージアム最後の1年の予定表があったのでもらってきた。次のマンガ系の展覧会はどうでもいいけど(入場制限とか厳しそうなんだもん。そのめんどくささを乗り越えるだけの気力はない)、それ以外は全部行ってもいいくらいだ。現代アートと、印象派と20世紀美術と、ポーランドと。あれ、デザイン系の展覧会はないんだ…。そして最後の最後の展覧会は…グランヴィルコレクション!そうでなくっちゃ!もう展示できるだけ展示しちゃって!
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