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2010'01.07 (Thu)

ベルギー近代絵画のあゆみ

正月休みで帰省中に名古屋松坂屋で開催していたベルギー近代絵画のあゆみ展に行ってきた。ベルギーには結構好きな作家が多いので楽しかった。
ベルギー王立美術館コレクションによる展覧会で、主にベルギーの作家の作品が展示されてた。フランスの作家もちょろっと。
近代絵画ということで19世紀後半から20世紀前半にかけてのベルギー絵画の流れが紹介されてた。印象派の少し前、フランスのバルビゾン派から影響を受けたテルビューレン派や、クールベに影響を受けたレアリスム、印象派だけどフランスとは少し違う傾向の作品、新印象派もあって、リュミニスムというのがあって、最後にフォーヴィズムで終わり、という構成。象徴主義はまとめて取り上げる形ではなかったけどクノップフがあった。一応○○派とかいう括りもあったけど必ずしもそういうカテゴライズでまとめてあったわけじゃなくて、主に時代順に並んでて、その中に大きな傾向として○○派みたいなのがあったという紹介の仕方だったのかな?
個人的によかったのはリュミニスムかなー。初めて聞いた。光を表現した絵画ということになるんだろうか。たぶんエミール・クラウスという人の作品で運河に浮かぶ船とかを描いたものがあって、その光の表現の仕方がおもしろかった。
あとは象徴主義とはちょっと違うのかもしれないけどちょっと神秘的な雰囲気が漂うアンリ・ル・シダネルの「黄昏の白い庭」という作品。ただ庭を描いただけの風景画なんだけど、静かで不思議な雰囲気が漂ってた。
あと、印象派はフランスでは光に偏りすぎて輪郭がなくなってしまったけど、ベルギーではあくまで輪郭は保持し続けたという違いが面白かったかな。
カテゴリはさておき、以前から好きだった作家さんたちがちらほらあって喜んでた。ベルギーといえばクノップフでしょ!小さな少女の肖像画、ただの肖像画のはずなのにあの不思議な感じはなんなのだろう…。林を描いた風景画も一味違う。アンソールもベルギーだっけ?有名な人の顔がいっぱいな絵とは違う静物画だったけど。アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデは点描画があった。ボナールの絵はチラシにも使われてた「逆光の中の裸婦」もいいけどミシアとナタンソンの絵に興味が…。
あと、どの絵だったか忘れちゃったんだけど、ふと藤島武二の絵を思い出したものがあった。絵の具はかなり厚めに塗ってあるんだけど重く感じない絵。武二の絵のタイトルは忘れちゃった。
途中でフランドルがどうのこうのという解説があったんだけど、そうか、ベルギーってフランドルなのか…。これを書きながら、2~3年前に見に行ったベルギー関連の展覧会があったっけと思い出して、そのときの図録を引っ張り出してみた。あれもベルギー王立美術館の作品展だったんだ。思いっきりフランドルって出てるじゃん。物覚え悪すぎ。そのときは中世から近代までざっくり紹介してたけど今回はフランスの近代絵画の流れとの比較に焦点が当てられてて、それはそれで面白かったけど、なんだか物足りないなーと思ったのは幻想系がばっさりカットされてたせいかもと、後で思い当たった。違う角度からベルギー絵画を眺める機会になったと前向きに捉えておこう。リュミニスムを知っただけでも収穫だ。
気に入った絵もあったけど、なんとなく図録を買う気にはなれず。だから展示品リストを眺めながら思い出して書いたけどだいぶ忘れてるかも。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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