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2010'02.09 (Tue)

アールヌーヴォーのリバイバル

先日アールヌーヴォーリバイバル展についてちょこっと書いたけど、よく考えたら具体的な内容に言及してなかった。私も見に行ったわけじゃないので全貌を把握してるわけじゃないけど、私の中でアールヌーヴォーリバイバルというと1960年代のサイケ、ポップアートとの関連が思い浮かぶ。
以前から「ミュシャもどき」に惹かれて雑貨屋とかで怪しいグッズを手にしてきた私ですが、音楽の世界で1960年代後半あたりにミュシャもどきが量産されていたことを知って、ここ数年は怪しいレコードジャケット目当てにCDをあれこれと買ってます。最初はミュシャっぽいもの、アールヌーヴォーっぽいものに限定していたけど、聴いてみると意外と音楽も自分の趣味に合うことがわかって、最近ではアールヌーヴォーっぽくなくても面白そうなデザインのジャケを見かけると買ってしまっているという体たらく。楽しいからいいんだけどね。
アールヌーヴォーリバイバルという言葉を知ったのはいつだっけなあ。以前美術館付属の図書館で読んだアールヌーヴォー関係の本で言及されてたけど、それ以前から共通性は感じていた。1960年代にアールヌーヴォーが再評価されたという意味でのリバイバルはある程度アールヌーヴォーに興味がある人なら知ってることだと思うけど、それが実際にアートの世界に展開されてたという点はあまり一般的には知られていないというか、美術史的に深く突っ込んだ考察ってあまりないんじゃないかなあ。アールヌーヴォーといったらとりあえず19世紀末~20世紀初頭の話で終わっちゃってるような。そうじゃなくて、リバイバルした時代に実際にどう反映されたかが知りたいのよー!
でもあれか、私が読んでる文献が古いものが多いからいけないのだろうか。最新のアールヌーヴォー論みたいなのってないのかな?それともアールヌーヴォーという切り口じゃなくて、1960年代に関する資料をあたってみるべきなのか。でもどこから手をつけていいのかわからない…。誰かー、面白い文献があったら教えて!
さておき、ポップアートにしても最初から特定の制作意図を持って作られたものがアートであって、ロックフェスのポスターとかレコードデザインとかのかなり商業寄りの世界までカバーしてることはほとんどないような気がする。たぶん趣味の世界でコレクターはいるんだろうけど、芸術と商業の間に立ちはだかる壁は高いと言いますか。19世紀末のアールヌーヴォーこそ数十年という歳月の後、芸術の一端として認められるようになったけど(それでもポスターとか商業的な部分は下に見られがち)1960年代の商業アートはまだまだ…ってことなんだろうか。なんていうかな、ひとつひとつが作品として価値があるかというとそうでもないのかも知れないけど、ある時代のある分野を切り取ったときに見えてくるものがあると思うし、そこに興味を覚える。でもこういうのって美術の範疇じゃないのかなあ。社会学とか?
ふと思い出したけどこんな本を買ってたんだっけ。60年代カウンターカルチャーの本。表紙こそアールヌーヴォーっぽいけど中身はどうなんでしょ。音楽中心の内容っぽいけどまだ読んでない。
4944124376アナキストに煙草を (Garageland Jam Books)
メディア総合研究所 2009-11-05

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私はアールヌーヴォーに対しても、1点1点を切り離して見るんじゃなくて、あの時代に同時多発的に世界各国で発生していたどこか共通点のある事象というところに関心があるので、1960年代末の事象についても時代背景も含めて知りたいなと思う。今はたまたまアメリカやイギリス中心でしか見てないけど、他の地域ではどうだったんだろう?日本では?
日本についてはアールヌーヴォーとはまったく切り離した形で少しその時代に触れたことはあるけど(渋澤龍彦とか横尾忠則とか細江英公とか、あの辺の人が若かった時代…?)どっちかというとシュールだったりアングラだったりってイメージであんまりアールヌーヴォーとの繋がりを感じたことがなかったけど、60年代アメリカやイギリスを知るにつれ、なんとなく底に流れているものは似通っているかも…と感じるようになってきた。デザイン的な観点に関わらずその時代のアートについてももう少し積極的に触れるようにしていきたいな。
偉そうなことを書いてるけど、じゃあ今現在リアルタイムで何が起こっているのか?それを正当に評価できるのか?と言われるとまったく自信がない。アールヌーヴォーのテイストって実際、今でもゲームやらアニメやら漫画といったところにも展開してるけど、それって時代の反映なわけ?どうなんだろうねー。あとなぜかデスメタルの世界でも(笑)

なんだかまとまりのない文章だなー。で、この文章を書き始めたきっかけはジャケ買い成果紹介のためだったんだけど、長くなったのでそれは後日ってことで。
追記:ふと過去ログを見てたらこんな文章を発見。約3年前か…、随分とその時代に否定的だなあ。
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テーマ : 雑記 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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