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2010'06.27 (Sun)

ミュシャ展@三鷹

行ってきましたよ、ミュシャ生誕150周年記念展。
大阪にやってくるのは来年。それまで待てるか!ってなもんで、東京へ遠征。
規模の大きめのミュシャ展は過去に何度か行ってて、常設の堺は数年前までは年に2~3回行ってた気がするけど最近は年に1回行くかどうか…という感じにミュシャ展は行きまくってる私なので、今回も大概は見たことのある作品…なわけですが。今回、たぶん「生涯と芸術」展以来かな?という作品に出会えてとてもよかった。
会場の入り口付近に飾ってあった比較的初期の横長作品(ネロがなんちゃら~)、これって初公開?こういうの見てるとミュシャは初期から晩年まで基本的な部分は変わってないなーと思う。何がどうって説明はできないけど、感覚的に。
数年前に京都の伊勢丹で見た、ミュシャの修行時代の絵(ついたて)がまたあった!あのとき日本初公開とか言ってた気がするけどまた来たのかよ…と思ってしまったのは秘密。いや、あれはあれでいいんだけどね。
中盤は人も多いし見慣れてる絵だし、ってことで軽く流した。下絵、習作だけはしっかり見ておいたけど。その中ではJOBの初期バージョンがよかったな。これって前にも見たことあったかなあ。完成品リトグラフとしては、黄道十二宮のカレンダーバージョン!これはよかった。何が違うって言われると困るけど、いろいろあるヴァリアントの中ではコレが一番好き。下はカレンダーでなきゃ!
後半、チェコ時代が意外と充実してた。チェコの女性を描いた一連の油彩がよかったなー。「チェコの心」かわいー。あと何枚か同系統の作品が。本で見たことあるのは確実なんだけど、実物って見たことあったっけ。本を買い込みすぎて記憶がごっちゃになってる。
プラハ市民会館の天井や柱画の下絵!これ、たぶん「生涯と芸術」展で見てるんだけど、あのときは意味も分からず見てたんだよなー。今も大してわかってないけど、多少はチェコの知識も増えてるので(せっかく本を読んだのにだいぶ忘れてるけど)チェコの偉人たちなんだよねーと思いつつ鑑賞。スラヴの連帯(円形の絵)も超縮小サイズでは何度も見てるけど、それなりの大きさで見るといいねー。ぐるぐると色んな角度から眺めてしまった。「自力」というタイトルがついたもの、全体的に画面は暗いんだけど稲妻なのかな?青白く光る表現がすごくよかった。
ステンドグラスの下絵も実物を見るのは初めて?これも本とかで見てるから記憶が…。この段階ではかなりシンプルだよなー。最終的にはもっと人が増えるんだよね。
会場は美術館じゃなくて、三鷹市美術ギャラリーという名前でデパート内の美術館みたいな感じで、商業ビルのワンフロアになってる。人出はオルセーに比べたら全然だけど、会場が展示ボリュームに対してちょっと手狭かなーという感じで、そこそこ人口密度は高かった。途中に休憩スペースがないのが辛いかも。あればもう少しゆっくりできたのになあ。グッズ売り場も人がたかるとあっという間に見えなくなるくらいの狭さ。可愛いグッズはたくさんあったけどね。
駅に降り立ってもミュシャ展やってる雰囲気があまりなくて、宣伝あんまりしてないのかなーと思っちゃった。まあ、あのキャパでは過去の大展覧会並みの宣伝をしちゃうと入りきらないだろうからちょうどいいくらいだとは思ったけど(財団秘蔵展のときはえらいことになってたっけ…)。でも地味にいい作品も来てたし、もっといろんな人に見て欲しいなー。巡回先の会場を見てみても微妙に地味だよね。
とりあえずグッズはブックカバーと眼鏡ふきと油とり紙とクリアファイル(チケット入れ)と図録をお買い上げ。ストラップはちゃっちいのでやめ。他にスタンプとかしおりとか定規とかノートとかレターセットとかいろいろあったなー。全部、堺(ドイ)コレクションをもとにしたグッズのようで、展覧会特製グッズというわけではないのかな?一筆箋とかシールとかマグネットは堺で見たような。堺には今年に入ってからは行ってないけどグッズ増えてるのかなー。
図録は思ったより分厚かった。中身は全300点!そりゃ多いわ。ただし三鷹に展示されていたのは150点ほど。1年以上各地を巡回するということもあってか、リトグラフで同一作品が複数枚あるものは2箇所以上から借りておいて入れ替えて展示するということもやってるらしい(重複分は総数にカウントしない)。
今回展示されてなかった作品の中で、おそらく生で見たことがないものがいくつかあって、それが大阪会場で展示されるといいなーと期待。
そういえば堺ではミュシャ作品の多くが出張中のためか、ミュシャ館初?のミュシャがメインじゃない展覧会をやるみたい。以前、ミュシャがメインだけれどもミュシャ以外の作品を展示していたことはあったけど(「ポスターの巨匠たち」というシリーズ物のリトグラフ)あれ以外にも持ってるんだろうか?
http://www.sakai-bunshin.com/mucha.php

【More・・・】

図録にはいろんな人が原稿を寄せてたけど、その中にユリイカで例の???な文章を書いてた人もいた。スラヴ叙事詩がプラハに移設される話をここにも書いてる。実際はそう単純なものじゃないみたいなんだけどねー。
この展覧会にミュシャの子孫も関わってるみたいだけど…。このヤルミラって人はジリの娘?ジョンとの関係は?サークルファインアートってリクリのアレだよね(どれやねん!)。リクリは財団がらみだったような…。でも今回の展覧会に財団は絡んでない?この辺の人間関係は謎だわ。(そんなこと知ってどうする)
この娘さんはジリからなにやら権利を相続してサークルファインアートがどうたらでミュシャのデザインをどうこうしたアートグッズを作ってるとかなんとか書いてあった。(どんだけ適当な説明だ)
ただ、現在進行形で財団のジョンさんとプラハ市の間で裁判がどうのって話が出てるのに、片やこちらでは無邪気にプラハ行きを歓迎してるってのも妙な構図だなあと。まあ寄稿してる人とヤルミラさんとの意思が統一されてるとは限らないので、ヤルミラさんがプラハ移設問題に対してどう考えてるかはわからないわけですが。
そういえばグッズショップの横っちょに複製リトグラフコーナーがあったなあ。めんどくさいんで近寄りもしなかったけど、遠目から見た感じだとリクリのポストカードっぽかったかな。リクリが何かってのは聞かないで!説明するのが難しいので…。(わかる人向けに私のリクリに対する考えを書いておくと、存在自体はまあいいんじゃない?売り方次第かな、ってスタンス。今でもやってるのか知らないけどキャッチまがいのアレさえやめてくれれば…おかげで変なイメージがついて困る)
あと、図録の最後に過去の展覧会履歴とか参考文献リストが載ってたんだけど、個人的に黒歴史だと思ってるものが載ってて微妙な気分に。まあそういう展覧会があった事実は事実だしいいっちゃーいいんだけど。
文献マニアとしては、自分の持ってる資料にチェックを入れたい気分(笑)持ってるだけで読んでないので意味がないんだけど。ちゃんと読まないとなー。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  23:25 |  ミュシャ一般  |  TB(0)  |  CM(2)   このページの上へ

Comment

●お疲れ様

いかれたのですね
残念ながら私はいけません。
パソコンも不調で、これも携帯です。
情報がありましたら報告しますね♪
KH生 | 2010年07月07日(水) 23:59 | URL | コメント編集

●Re: お疲れ様

>KH生さん
あら、パソコンの調子が悪いんですか。それは不便ですね~。
今回のミュシャ展はなかなかいいので、どこか1箇所でも行けるといいですね!
Ira | 2010年07月09日(金) 00:04 | URL | コメント編集

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