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2010'07.21 (Wed)

レンピッカと麗子といつものあれ

兵庫県立美術館にて開催中の「美しき挑発 レンピッカ展 -本能に生きた伝説の画家」展、「麗子登場!-名画100年・美の競演 神奈川県立近代美術館×兵庫県立美術館」展(7/19で終了)、コレクション展IIを見てきた。3本立てで展覧会やるのって珍しいんじゃないだろうか?それぞれ別料金だったので高かったけど楽しかったのでいいか。
とりあえずレンピッカから見ようと思ったけど、どこでやってるのか最初はよくわからず困った。駅からデッキ沿いに歩いて2階の入り口から入ったので中のチケット売り場でチケットを買ったんだけど、いつもの3階ギャラリーは麗子~展で、1階と2階は常設展。矢印を追っていったら1階入り口の外側にチケット売り場を発見。こんなところでも売ってたのかと思いつつ人がたくさん並んでるのを横目に展覧会会場を探すもすぐにはわからず。よく見るとそのチケット売り場の横にエレベーターがあってそこから上がるらしい。別棟の3階会場なんだとか。でも混雑してるから並ぶのやだなーと思って係員の人に他のルートを聞いてみたら外の階段を使っても行けると教えてくれた。階段で上まで行ったら思ったほど混んでなかったのでやれやれという感じで入場した。思ったより混んでないといっても人は多いわけで、接近して見ようとするとちょっと大変かなーという程度には混んでたけど。
レンピッカについて大雑把な予備知識はあったんだけど、その上で見た感想は、全盛期と言われる1930年代までで十分かなーということ。あの絵のモデルは娘だったのかとか、ご本人は美人だったのねー、もしかしてナルシスト?とか、そんな発見はありつつも、低迷していた時期はそれなりに……な感じだし、やっぱりアールデコの時期が頂点なんだろうなーと。1970年ごろに再評価されたという辺り、アールヌーヴォーの再評価と時期が近いんだなあと思ってちょっと興味深かった。会場に入ってすぐのところにあったドレスは意味わかんなかったけど。何のコラボ?

麗子!展は最初あんまり興味なかったんだけど、レンピッカ展について調べようと美術館のサイトを見たら日本の近代美術に関する展覧会らしいとわかって面白そうだなーということで行くことに。
日本初の公立の近代美術館という神奈川県立近代美術館(一度行ってみたい場所のひとつだけどいつか機会があるといいな)と2番手の兵庫県立美術館(前身が近代美術館だったけど今の名前からは近代が取り除かれている)のコラボ企画!なんだそうで。
だいたい時代順に並んでて、それぞれの時代はダイジェストって感じかなー。その点はちょっと物足りなさも残ったし、兵庫県美に何度も来てる身からすると見たことある絵が多かったけど、神奈川近美のコレクションにも素敵な絵があったし、ボリューム満点で楽しかった。基本は洋画だったけど日本画も少々。加山又造いいよね!フジタはあんまり好きじゃないんだけどあの線はやっぱりすごいなーと思う。線を引くときは一気だったんだろうか。見たことある絵が多くても、何度も見るうちに名前を覚えたりすることもあるし。

常設展示は毎年おなじみ「手で見る造形」目当てで。この展示は11月までやってるので次の企画展と抱き合わせもあり?と思ったけど、次に行きたいのは秋のヴィンタートゥール展で一応会期は被ってるんだけど、更に次の常設展が面白そうだからそっちと抱き合わせでと思ったら今行くしかない!ということで、ちょっと疲れてたけど3展一気見しちゃいました。
常設展示は幾つかのコーナーに分かれてる。まずは新収蔵品特集で、現代美術寄りの作品とか、ブラジル移民や2世等の日系ブラジル人の作品特集とか。大々的なテーマはなくてもこういうところで少しずつ作家を覚えていくこともあって楽しい。
「手で見る造形」シリーズはここ何年か続けて行ってる企画で、普通だったら触れない作品が触れちゃう!だいたい出るものは決まってるみたいなんだけどね。現代美術の人がこれ用に用意した作品と、そこそこクラシックなブロンズ像で触っても壊れなさそうなもの。ロダンはほぼ毎年の常連かも。ここを出た後に普通の展示コーナーに行くとつい触りたくなってしまって危険だったりする(笑)
あとはいつものように並んでる見慣れた彫刻群(いちいち確認してないけど並んでる面子はほぼ固定されてるような…)と、小磯部屋と金山部屋と、ちょっとした映像作品を見た。束芋とかいう人の映像作品だったんだけど、なんだかよくわかんないわー。かゆかゆ。

図書コーナーを見て行きたかったんだけど意外とボリュームたっぷりで時間がなくなってしまったので少しだけ眺めてすぐに出ちゃった。そこで他の美術館のポスターをチェックするのが恒例になってるんだけど、北九州のミュシャ展のポスターがあったよ!ジスモンダだったよ。あとは、小磯美術館で岸田劉生展やってるんだ、行かなくちゃ!大阪国立国際美術館の横尾忠則展も行かなくちゃ!暑いけどがんばろー。
そうそう、お土産ショップはレンピッカにちなんで?なんとなーくお耽美ムード。クリムト、マンレイ、ミュシャなどのグッズが並んでた。(よく考えたら共通点なさげな気もするけどファン層は近い?)
そこで初めて見るミュシャグッズが!写真撮ってみたけど暗かったのでぼけてる…。
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商品名はリフティングイメージとか書いてあった。1896年の四季シリーズの立体像(フィギュア)とフォトフレームが置いてあった。わかりにくいけどフレームも立体的。お値段がフィギュアの方で7000円~くらいだったかな?意外と安いなーと思ったのは、昔これよりもうちょい大きくて顔つきが微妙に怖かった立体像があったけど(ブロンズか何か金属製だったような)それはもっといいお値段してたからそのせいか。持ち上げてみたら意外と軽かったけど素材はよくわかんない。どっかに書いてあったのかなあ。たぶん高さが15cmくらいで、色合いも顔立ちも可愛らしい感じでよかったけど、あまり衝動に駆られなかったので買うことはなかった。
昔サントリーミュージアム天保山で売ってた椿姫の陶器の置物を持ってるんだけど、あれに比べたら出来はいいかな?でもねー、なんだろう、あれは陶器ならではの可愛らしさがあってそれなりに気に入ってる(けどしまいこんでる)けど、これは下手に細かいところまで再現しようとしてごつごつしちゃってるような、そんな印象を受けてしまう。海洋堂のミュシャフィギュアもそうだったなー。
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