2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2010'08.27 (Fri)

横尾忠則全ポスター展

大阪国立国際美術館で開催中の横尾忠則全ポスター展へ行ってきた。(8/22)
「全ポスター」というくらいなので本当にポスターだらけ!約800点展示されていたみたい。多すぎてわけわかんねー。展示品リストも壁のキャプションもあえてそうしてるのかかなり簡略化されてた。かなり凝った展示の仕方もあったりして、一点一点をじっくり眺めるというタイプの展覧会ではなかったけど(そもそもじっくり見ようにも無理な位置に展示されたりする)かたまりとして眺めてみるのもある意味おもしろいかも。
展示風景が横尾忠則公式サイトにあった。
http://www.tadanoriyokoo.com/photo/osaka1.html
私はリアルタイムで横尾のグラフィックデザイナーとしての全盛期を知ってるわけではないので、実際にポスターとして色んなところに貼り出されていたのはほとんど見てないんだけど、怪しくていい時代だったのねーと思ったり。
あれ?でも80年代に芸術家宣言してからもなんだかんだでポスターの仕事はやってたんだよね。そのポスターが実際に今回展示されてたわけだから。どこかで目にしてるんだろうか。割と最近の仕事の中には自身の展覧会のポスターもあって、さすがにそれは見たことあった。(冒険王・横尾忠則展)
なんとなく作風はずっと変わってないのかなーと感じたけど、最後に高校時代の作品が展示されていて、急に地味に感じてしまった。もちろんデザインは洗練されてるけど原色系のイメージが強いもので…。入り口からすぐ派手だったしなー、たしか時代順に並んでたよな、どこで変わったんだろ?と思いつつ展示室を逆戻りしてみると、だいたい時代順に並んでたけど例外もあって、入り口すぐのところに派手なのがあった後に少しだけ時代が遡って比較的地味めな作品もあって、あらためて時代順に眺めてみると、ちゃんと徐々に変化していってるんだなーということがわかった。
初期の50年代から60年代にかけては時代もあるだろうし題材とかクライアントによるものもあるんだろうけど、派手さはなくてすっきりまとまってる感じ。
派手になってくるのは60年代後半くらいから?70年代のサイケ、ヒッピーなノリは楽しいよね。この辺の時代は和田誠とか宇野アキラ(漢字がとっさに出てこない)とかも一緒に見たいなー。その昔はこの時代のアングラな雰囲気が苦手だったのに今はこうやって好き好んで展覧会に足を運んでるなんて、好みって変わるのね。
暗幕で覆われたコーナーに音楽関係のポスター(と思われるけど違うものも混じってたかも?)が天井からつるされる形で並んでたのが面白かった。ここはちょっと異世界風のポスターが多くて、サンタナ(アミーゴとロータス持ってるよ)とかアースウィンド&ファイアーがあったり。キャットスティーブンスに反応した。かっこいー。
ビートルズの出てくるポスターも幾つかあったなあ。キャプションがないので何のポスターだったのかよくわからなかった(作品リストと壁のナンバリングを細かくチェックすればわかったんだけどそこまでする気力がなかった)。そこら辺の文化からの影響でインド系スピリチュアルな作品もたくさん。私は精神世界系はうさんくさいと思ってる人なんだけど、単純にグラフィックデザインとして見たときは怪しくて好きだわー。たぶんカレンダーだったのかな?ちょっとタロットカード風にも見える一連の作品が面白かった。
80年代には芸術家宣言をして今までとは作風をかなり変えてくるんだけど、キャンバスに描いた絵をそのままポスターにしていたということで、原画とポスターを並べてみたり。キャンバスもむきだしに展示されてたけどあれって本当に本物?こうやって並べてみると、ポスターって面白いなと思う。キャンバスの上に骨をいっぱい貼り付けた超立体的な原画でもポスターになれば平面になっちゃう。でもそこに面白さを感じる。私は生絵(こんな表現が正しいのかわからないけど)至上主義じゃないので、印刷された結果が最終形なのであればそこで魅力を発揮することが一番だと思ってる。
90年代、2000年代と、相変わらず派手なポスターが続いてました。ユーミンのアレも横尾だったのか。タカラヅカのポスターもやってたのは知らなかった。阪急電車に乗ってるとタカラヅカのポスターはよく見るんだけどあんなの貼られてたっけ。おぼえてなーい。横尾忠則を意識するようになったのがここ2~3年のことなので、それ以前は目に入ってても気にしてなかったってことかなあ。
そういえば、途中でデパートのポスターが展示されてたあたりでふと、むかーしのパルコを思い出した。私が知ってるパルコというのは、だいたい80年代後半から90年代前半くらい?東京じゃなくて地方のパルコだけど。
図録というのか、全ポスターが載った本が売ってたけど、1まん2せんえんは高い…。カラーで800点以上掲載してたら高くなるのは仕方ないってわかってるけどさー。分厚いから重いし。持って帰る気力はなかった。
同じチケットで束芋の展示も見れたんだけど時間切れ。この人の映像作品は少し前に兵庫県美で見たからまあいいかー。
アイデアという雑誌が横尾のグラフィックデザイン特集なんだ。欲しいなー。
http://www.tadanoriyokoo.com/shop/g2/yb035.html
関連記事

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

Edit |  01:28 |  アート  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

Comment

コメントを投稿する


管理者だけに表示

このページの上へ

Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | HOME | 
アクセス解析