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2010'12.16 (Thu)

コレクション・ヴィンタートゥール展

兵庫県立美術館で開催中のヴィンタートゥール展に行ってきた。
この展覧会の私にとっての目玉は、ナビ派、スイスの近代美術、表現主義あたりでした。印象派も興味がないわけじゃないけど、それだけだったら行かなかったかも。
とりあえず最初の方に印象派がどーんと。コローは好き。でもこの人って印象派?ピサロとかシスレーも割と好き。ルノワールは初期のが好き。ドーミエの銅像があった!
次がポスト印象派というか、印象派以後。このコーナーを通り過ぎた後、会場の中盤くらいでふと館内にあった図録見本を見たらゴーギャンの絵があって、あれ?こんなの見たっけ?と引き返した。ゴーギャンが画家生活に入ってすぐくらいの作品らしくぱっと見あんまりゴーギャンらしくない絵。ここにルドンがあった!色がある作品ばかり3点。ひとつは割と初期の風景画。ぱっと見はルドンっぽくないけどよく見るとやっぱりルドン。あとロダンとかマイヨールとか彫刻が幾つか。彫刻を見るときはつい後ろを見てしまう。彫刻は背中やお尻がいいのよー。後頭部もいいよ。空洞になってるのも面白い。
次にドイツとスイスの近代絵画。せっかくスイスの美術館なんだし、スイス出身の人を紹介してくれるのは嬉しい。ドイツはお隣だから?アンカーって名前は聞いたことある気がするけど作風と名前が一致しない…。その人の絵がなかなか綺麗だった。あとはホードラーという人の絵がなかなか面白かった。山!他にもたぶんこの辺だったと思うけど色合いが面白い絵が並んでた。彫刻家ジャコメッティの父の絵もあった。ちょっと表現主義に近いのかなあ?表現主義のコーナーは別にあったけど。
そしてお目当てのナビ派。ドニ、ヴュイヤール、ボナールの並びは楽しかった。好きに理由はない。ただ好き。同じコーナーにユトリロ。こういうとりとめのなさがコレクション展ならではか。さらに一緒にヴラマンクまで。点描?というのか、この人のこういうタッチの絵は初めて見るなー。雪景色ばっかり見慣れてたからちょっと新鮮。マルケって人の絵も綺麗だったな。
次にヴァロットンとスイスの具象絵画コーナー。ヴァロットンよかった。ちょっとシュールっぽい冷めた感じの絵。ヴァロットンって名前は記憶にある、でもどこで見たんだっけ?しばらく悩んで思い出した!オルセー美術館展だ。神戸市博でやってたボールを追っかけてる少女の絵。あの人ってこんな絵を描くのか。
次に表現主義。重苦しいときもあるけど、力強くて好き。背景には色々あったんだろうけど、見てるこっちは気楽なもんだ。クレーとかカンディンスキーは自分でも好きなのか嫌いなのかよくわからない。今度青騎士展来るんだよねー。見に行かなくっちゃ。
そして20世紀へ。まずはキュビズム~抽象。ピカソはまあピカソねーって感じ。昔は苦手だったけど最近は比較的穏やかに見れる。今回のもあんまり難しく考えずさらっと見たらかわいい。レジェは何故か好き。ル・コルビジェって名前はよく聞くけどイマイチどういう人なのかわからない。この辺は考え込むと嫌になることがあるので感覚的に見ちゃうことが多かったかな。
最後にちょっと時代が戻ったりそうでもなかったりなコーナー。素朴派とリアリズム?ルソーは、なんというか笑っちゃう。悪い意味じゃないよ。やけにたくましい赤子…(笑)どこまで真面目でどこまでお遊びなんだろうなあ。ボーシャンも同じく見ると笑ってしまう。こっちはルソーほど狙ってるとは思わないけど(ルソーが本当に狙ってたかどうかは知らない)。素朴派とかプリミティヴィズムとかって文明人の驕りっぽく感じて苦手なんだよなー。その辺の素人画家をピックアップして名画家に仕立て上げちゃうことだって可能なんじゃないかと思ってしまったり。画家本人ではなくそれらを取り巻く環境に対する拒否反応みたいな。原始文明的なところにインスピレーションを受けるくらいならいいんだけど、下手っぴ礼賛みたいなのは…。ニーストレの「湿原のアカアシシギ」は日本画っぽい?面白かったな。時代が少し新しくなってマグリットとか、ジャコメッティとか。モランディってよくわからない。
そういえば今回は日本初公開作品がいっぱい!という謳い文句だったけど、知ってる作家が多いせいか、特に有名作家についてはそこまで新鮮な感じはなかったかなー。でもあまり知らない作家と出会えたのは楽しかった。
その後、余った時間でコレクション展を。
まず2Fから。時間がなかったのでいつもの小磯良平と金山平三部屋は駆け足で。奥に森村~のミニ特集展示が。予備知識なしで行ったんだけど、いわゆる美術品的なもの以外の「その他」を展示してたのかな?これまた時間がなくてひとつひとつじっくりは見れなかったんだけど、小さい写真とかカセットテープと何か小物的なものとのセット?とかカレンダーとか雑誌とか、そんなのが展示されてた。ビデオとか音声作品もあったけど時間がないのでパス。次の企画展が森村~だから、もしそれを見に行ったらそのときにもう一回このコーナーも見てみようかな。
1Fの所蔵品展示は描かれた人々、女と男。人物をメインモチーフにした絵がずらり。ときどき小磯や金山の絵が紛れてて、上の部屋で見るのとは違った新鮮な視点で見ることができた。ここの所蔵品展示はよく見てるからお馴染みの絵も多かったけど、テーマがつくことで違った見方ができて楽しい。たしか1930年代くらいの日本画で子供を描いてる絵があったんだけど服装が今その辺にいてもおかしくない格好で、へーと思った。最後の方にあった彫刻とデッサンコーナーが面白かったな。こういう彫刻を作る人が紙の上にはこういう線を描くというのが興味深い。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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