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2011'02.28 (Mon)

日本近代洋画への道

伊丹市立美術館で開催していた「日本近代洋画への道」へ行ってきた。
山岡コレクションによる、日本の近代洋画のあゆみを追う展覧会。以前、神戸で同じ内容を見たんだけど、今回は展示作品数がかなり増えていて、ちょっと気になったので行ってみることに。(前回80点くらいで今回は170点くらい)
前回の感想と同じく、今回も年代不明の作品がたくさんあってちょい不満。元々個人蔵のものだったから研究が足りてないのは仕方ないのかなーとは思うけど、明治でも初期と末期ではだいぶ違うし、画歴が長いと明治から昭和まで可能性がある人もいるし、わからないなりに大雑把な時期を推測でいいから書いておいてくれるといいのになあと。というのも、彭城貞徳の絵が2枚あって、1枚はいかにも洋画の初期段階っぽいんだけど、もう1枚が結構新しそうにも見えて実は古いのかも知れず、いつのなんだろうなあと気になって。
前回との違いは、油絵以前の洋風表現が充実してたのと、ワーグマンやビゴーの絵がたくさんあったこと。自分の観点が前回と違ってて記憶に残ってないだけかもしれないけど…。でも前回より倍増してるから、確実に見たことない作品がたくさんあったことになる。
雑多な感想として、ガラス絵がおもしろかった。作者不詳とか、泥絵とか、西洋風…なのかな?という絵とか、名前を見るだけで喜んじゃう司馬江漢とか亜欧堂田善とか、最初の方がとにかく楽しい。伝なんちゃらっていうのはそう伝えられてるけど明確ではないってことかな。
高橋由一もたくさんあった。前にも見たけど、ねこかわいい。
山本芳翠がたくさん。たぶん前もそこそこあったと思うけど、今回は10枚。全部小品なんだけどね。横笛吹いてる女性の絵、後ろの方に小さく見えたのは男?女?戯画は楽しい。
後半は見たことある絵が多い。一応目玉っぽい青木繁、黒田清輝あたりはちょい地味かなー。藤島武二もかなり小品で武二を見た!という満足度が低かった。
図録は日動美術館だったかが作ったもので、後半に追加収録としてモノクロページがあった。これってつまり、どこかの段階までは前半に載ってる分を持って回ってたってことだろうか。私が前回神戸で見たのは2007年。この図録の奥付は忘れちゃったけど、ネットでこの展覧会の巡業先を見ると結構古い段階のものでも170点くらい展示してるのがあるし、よくわからない。
以前神戸で見たときは美術館が独自に作った図録だった気がするけど自信はない。岐阜県美術館でも独自の図録を作っていて、それは持ってるんだけど、久々に読んでみたらやっぱり面白い。でも今回大量に追加されてた前半部分はあまり載っていない。モノクロでもいいから沢山載った図録を手に入れるべきか否か悩むなあ。また次に伊丹市美に来たときに売ってるかもしれないし(過去の図録を結構置いてる)また見たときに考えよう。
次回の企画展(間に伊丹市芸術家協会展を挟むのでちょっと先になる)が面白そうだった。シャノワール!楽しみだなあ。(あ、ひろしま美術館のロートレックも来るのか)
そして秋には駒井哲郎展もあるのか…。いいなあ。これも行きたい。
http://www.artmuseum-itami.jp/schedule/tenran_23.html
あと、チラシ置き場で見たんだけど、三鷹市美術ギャラリーで4月から「ドーミエとグランヴィル」展をやるんだって。いいなー。当然伊丹市美も協力してる模様。あれ、もしかして三鷹市ってグランヴィルたくさん持ってるの?
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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