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2011'07.10 (Sun)

青木繁展の2回目

京都で今日まで開催していた青木繁展・後期展示を見に行ってきた。
前期後期でかなり作品の入れ替えがあったので、それを見るためと、前期を見に行ったときに見損ねた、コレクション展でやっていた森村泰昌の映像作品「海の幸・戦場の頂上の旗」を見るために。
ところで、前期展示を見た後に、本屋でこんな雑誌を見つけたので買った。
B0053SEFBY芸術新潮 2011年 07月号 [雑誌]
新潮社 2011-06-25

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前回ちょっと気になっていた青木の息子・幸彦の話が載っていてなかなか面白かった。親に負けず強烈な人だったのね…。今までに青木評伝みたいな本はたくさん出てるようなので、そういうのを読めば載ってる話なのかもしれないけど、あまり知らない自分にとってはなるほどーと興味深い話が色々と書いてあって、読みやすい文章だったし、なかなかよかった。
話を元に戻すと、毎度のことなんだけど、家を出るのが遅くて見る時間はかなりタイト。森村の映像作品に30分近くかかることはわかってて、出かける前に上映開始時間を調べておいて、15:30の回に間に合えば効率よく見れそうだけど、どうかなーと思ってたら、なんとか15:30の開始に間に合った。
森村の作品はどこがどう海の幸と関係があるのか、なかなかわからなかくて、暗くて時計を見れなかったので感覚的にだけど、半分くらい過ぎてようやくこれか?と思える場面が出てきた。青木繁展の関連展示というには微妙?たまには映像作品もいいかな、とは思うけど。
その他のコレクション展示は一度見てるのでいいかな?と思いつつ、一応会場をぐるっと回ってから出た。
この時点で16:00。閉館は17:00です。あと1時間!
音声ガイドを借りることはほとんどないんだけど、今回はちょっと興味があったので借りてみた。時間がないのに…と思いつつ、2回目だから見たことあるのはさらっと流しつつ、音声ガイドは今見てる絵とは関係ないのを流しながら、ざっと見て回ってちょうどいい時間配分だったかな。
音声ガイドを聞いていて笑っちゃったのが、青木が故郷に戻った後、知り合いのつて等で色んなところに泊めてもらいながら絵を描くんだけど、その家の板戸とかふすまとかに勝手に絵を描いて家主の顰蹙を買っていたという話。その頃の絵で、アールヌーヴォー風の春と秋のパネルみたいなのがあるんだけど、ミュシャっぽくてかわいいなーと思ってたら、実はよそ様の家が新調したばかりの襖に勝手に描いちゃったらしい。すぐに追い出されて他の季節の絵を完成する暇はなかった、みたいなナレーションについ笑ってしまった。これは前期展示になかったので見たかったんだけど、やっぱり好きだな。
他に前期展示になくてぜひ見たかったのは「黄泉比良坂」。隣にあった「輪転」と似た雰囲気なので、前期でも見たような気がしてたけど、見てなかった(前期には黄泉~の習作が出てた)。あの輪郭がぼんやりしてる絵はちょっと象徴主義っぽい?音声ガイドを聞いて、上にいるのが地上に戻れたイザナギらしいことがわかった。
展示前半のデッサンとか中盤のスケッチ類も前期と後期でがらっと入れ替えになってた。落書きっぽいスケッチまで並んでるのでこの辺はさらっと流してしまった。
前回は書簡類を念入りに眺めてたけど、今回はほとんどさっさと通り過ぎた。
残り5分くらいで売店をうろうろ。こんな本を発見。
494405548X文学の視座からの青木繁における美的仮象の創造―明治期のロマン主義受容の射程 (Doctoral Dissertation Series INITIA)
中野 久美子
松本工房 2010-10

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博士論文を書籍化したものらしいけど、文学との繋がりというのは興味のあるところなので、買ってみた。その場で見本をぱらぱら眺めただけで、まだちゃんと読んでない。
ところで会場の入り口手前にこんなジオラマ?があった。(ちなみにこの写真は前回行ったときに撮ったもの)
110612_165750.jpg
ちょっと斜めから見ると立体感がわかるかな?
110612_165801.jpg
ほぼ真横から見るとこんな感じ。
110612_165810.jpg

その後、駅までの道すがらに何軒かの古書店にふらっと入って、浅井忠関連の本とかちまちまとお買い物。至文堂の日本の美術シリーズと、近代の美術シリーズで、過去に藤島武二のとか青木繁とか日本近代洋画のとかを持っていてなかなか面白かったもの。特にこれを探してたわけじゃないんだけど、浅井忠の何かいい本はないかと探しててこれが目に入って、気がついたら3軒寄って合計4冊も買ってしまった…。今回買ったのは浅井忠、日本の水彩画、初期洋風版画、洋風版画。浅井忠展の図録もあったけど、今回はパス。そのうち買っちゃおうかなあ。浅井忠と言えば2~3週間前にこんなのも買ったっけ。浅井忠に特化した内容ではないけど表紙と裏表紙が浅井忠!
4925185446美術フォーラム21〈第23号〉特集 日本におけるフランス―創造的受容
美術フォーラム21刊行会
美術フォーラム21刊行会 2011-05-30

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浅井忠は最近にわかにファンになったものの、人気で言うと青木繁には負けるんだろうなあ。工芸分野は前から好きだったけど、洋画や水彩画もいいなと最近目覚めた。
工芸分野の本ならこんなのが最近出た。内容は値段の割には微妙だけど、巻末の解説文が個人的には面白かった。
4753802515浅井忠の図案―工芸デザインの革新 (近代図案コレクション)
浅井 忠
芸艸堂 2011-06

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以前どこかでやったらしい浅井忠の図案に特化した展覧会図録が欲しいんだけどなー。前にどこかの古書店で見かけたけどいいお値段してたので躊躇して今に至る…。
青木繁から脱線しすぎ。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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