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2012'03.19 (Mon)

感じる服 考える服:東京ファッションの現在形

神戸ファッション美術館で開催中の「感じる服 考える服」展に行ってきた。
東京でも開催された展覧会の巡回なんだけど、展示内容は少し異なるらしいと聞いていて、東京のは見てないけど、多分この辺は独自の構成なんだろうなーと思う部分は確かにあった。
体験型の展覧会なので、もし万が一、ネタを先に知って面白みが半減するとよろしくないので、これから行くつもりの人は、続きを読むかどうか、考えてから次に進んでください。
(フライヤーに載ってる写真は東京会場のものか、イメージ写真のようで、実際の神戸の展示とは多少異なる。公式ブログではチラ見せ写真やこんなのあるよ!的な紹介をしてたりするけど、流し読みしていた私は新鮮な気持ちで見れた。)

【More・・・】

というわけで、エントランスホールから既に展示は始まっております。順路的には最後に見ても構わなさそうかな。参加アーティストのダイジェストみたいなものだろうか。私は建物の中に入ってすぐチケット買って場内に入っちゃったので、最後に見た。
最初のコーナーは試着室?足元に砂利みたいなのが敷き詰めてあって、よく見るとウッドチップだった(木じゃないかもしれないけど、そんな感じの何かを固めたチップ)。苔が鎮座している間があって、次の部屋が試着室になってた。苔のような質感のジャケット、玉虫色。不思議なローブのようなコート?せっかくなので羽織ってみた。
実は順路的にはその前にもうひとつあって、古着のレザーを使って作られたオブジェみたいなものが展示されてた。いつもならライブラリコーナーっていうのかな?端末が置いてあって資料を見たりするような場所だったような(普段あまり入らないのでうろ覚え)。それは後で見ました。
そして、いつもならここからが本格的な展示室である場所に入った。
いきなり妙に縦長の服が吊るされている。長いなーと思いながらよく見ると、そのブース内のすべてのものが縦長になっていた。服についてるタグも、レジスターも、机の上に置かれたお花や靴も。
ふーんと思いながら次へ進もうとすると、今度はすべてが横長な小部屋が。さっきの部屋とまったく同じものが全部横長になってる?前の部屋と何度か行き来して見比べてみた。
チケットを買ったときに貰ったガイドパンフを見ると哲学的なことが書いてあったけど、単純に面白かったね。
次はゴスコーナー。舞台衣装みたいな実用的とは程遠い服がいっぱい。素材とか柄とかを見るのが楽しい。
その次は近未来っぽい衣装?近未来といいつつ甲冑みたいだったりするのだけれど。黒と白の対比みたいなところもあったり。レースみたいなのがきれいだったな。
ニットやレースでできた四畳半の和室なんてのもあった。ファッション…まあそうといえばそうなんだけど、なんでもありだねー。
同じ人の展示で、変な居酒屋みたいな看板を置いて、漫画みたいなのが展示されてたり。ちょっとサブカルっぽい?若い子向け?写真とか映像とかが流れてたりした。
次に体験型コーナーが。ショップ型のブースの中に入って、ディスプレイされている洋服や小物のタグをバーコードリーダーで読むと短いメロディーが流れる。解説に書かれたとおりのことを実感できたかどうかはさておき、いろいろ触れるのは楽しいね。
次のコーナー(ミントデザインズ)のコンセプトはよくわからなかったけど、模様やロゴがかわいかった。
ミナペルホネンって名前は聞いたことあるけどよく知らない。観光地の写真撮影コーナーみたいな、顔の部分に穴の開いた板絵があって、そこから顔を出すと鏡に自分が映るというのがおもろかった。階段を上れるようになってて、その上から覗くとどうなるんだろう?と思って上ってみたけど、そっちは鏡はなかった。ただ、展示室内を上から見下ろせるのは面白かったな。
そして、ホラーなコーナーが登場!くらーい細道を歩いていくと、突然電気がついて、マネキンが外を覗いている。きゃー!このマネキンさんたちが見ている「外」は、次のコーナーでもあるわけで、外に出てからその視線に気づくとさらに怖いです(笑)
お次のコーナーは同じアーティストによるもので、裸の王様がテーマらしい。ビデオが流れてたんだけど長くて、だいぶ長居したつもりだけど最後まで見てない、たぶん。
これはフィナーレ?常連さんにはおなじみの衣装を身に着けたマネキンちゃんたちが大集合!謎の仮面(蟹が世界各国のお札をはさみで掴んで掲げてる)をつけた姿で裸の王様を見上げておりました。その手前には、見覚えのあるあの子も…。
裸の王様はビデオに登場してたキャラらしく、そのビデオに出てくるキャラが濃い。幼稚園でお遊戯の発表会みたいな形式でファッションショーみたいなのをやってる映像だったけど、着ぐるみだったらあんなのでも幼稚園児に見せていいのかー。(私自身はお堅いことは気にしないタイプだけど、世間的に、ね)
その横に、鳥の巣みたいな木箱の中にファッションショーらしきことをしてる映像が流れてたけど、あれも同じ展示の一環だったのかな?
その辺りから常設展示のような感じになってて、いつもの色んな時代、色んな国、民族の衣装の展示になっていた。
常設と言いつつたまに違うものが紛れ込んでたりしたけど。
ところで今回初めて気づいたんだけど、マネキンの顔の部分ってお面みたいになってるんだ…!常設展示の部分を見てるときに、ふと、マネキンの顔に目鼻口がしっかり描き込まれているのに気づいて、前からこんなんだっけなあ?と首を傾げつつまじまじと眺めてたら、顔の側面(あの辺りをなんと呼ぶのだろう)に境界線が見えて、ああそうか、と理解した。前回行ったときにつけぼくろにまつわる解説を読んだ記憶があるけど、あのときマネキンの顔はあれだったんだろうか…。
展示室を出てから、まだ見てなかったコーナーも見て、鑑賞終了。とっても楽しい展覧会でした。
せっかくなので隣接の「神戸ゆかりの美術館」にも寄ってくかなーと思ってエントランスホールを横切ろうとしたら、きれいな夕日が!エントランスはガラスの自動ドアになってて外が見えるんだけど、ちょうどいい位置に夕日が落ちてきていた。携帯のカメラを構えてみたけど、そんなカメラじゃ全然きれいに撮れないので撮らなかった。
神戸ゆかりの美術館では地元で美術教師をしながら木版画制作をしていた突々和夫という人の作品を中心に展示。他に、神戸・北野White Houseコレクションというのが来ていて、川西英とか祐三郎の版画もたくさん見れたし、楽しかったです。この美術館単体だったらほとんど来ることもなかったと思うけど、ファッション美術館のついでとか、小磯良平記念美術館のついでとかに寄ってるうちに、気がついたらすっかりおなじみの美術館になってしまった。
大掛かりな企画展もいいけど、こういうこじんまりとした、でも一貫したテーマを扱ってる美術館もいいものです。(とか言いつつ何かのついでじゃないと来ないんだけど…)

会場の雰囲気をちらちらと紹介している公式ブログ記事をメモがてら記載。
http://fashionmuseum-blog.com/%e5%b1%95%e7%a4%ba%e6%9b%bf%e3%81%88%e9%80%b2%e8%a1%8c%e4%b8%ad-3
http://fashionmuseum-blog.com/%e3%81%88%e3%82%8a
http://fashionmuseum-blog.com/20120124
http://fashionmuseum-blog.com/%e9%91%91%e8%b3%9e%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89%e3%80%81%e9%96%8b%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%82%8b%e3%81%a8%e3%80%82
http://fashionmuseum-blog.com/%e5%b1%95%e7%a4%ba%e5%a0%b4%e3%82%8f%e3%81%8d%e8%a6%8b%e3%82%b9%e3%83%8a%e3%83%83%e3%83%97
http://fashionmuseum-blog.com/%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%8a%e3%83%bc%e3%82%ba%e3%83%88%e3%83%bc%e3%82%af%e8%bf%ab%e3%82%8b
http://fashionmuseum-blog.com/%e5%ba%8a
http://fashionmuseum-blog.com/%e3%83%88%e3%83%83%e3%83%97%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%81%ae%e3%81%b2%e3%81%bf%e3%81%a4
http://fashionmuseum-blog.com/%e5%af%92%e3%81%84%e6%97%a5%e3%81%8c%e7%b6%9a%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%99%e3%81%ad
http://fashionmuseum-blog.com/%e5%89%8d%e3%81%b8%ef%bc%81%e5%85%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%80%81%e9%80%b2%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%bf%e3%81%be%e3%81%9b%e3%82%93%e3%81%8b%e3%80%82
http://fashionmuseum-blog.com/%e9%96%8b%e5%82%ac%e6%97%a5%e3%81%82%e3%81%a8%ef%bc%92%e6%97%a5
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