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2013'01.13 (Sun)

ホキ美術館名品展@阪急うめだギャラリー

新年一発目の記事は去年の出来事です。
昨年末にオープンした阪急梅田のギャラリーで12月の末まで開催していた「ホキ美術館名品展」に行ってきた。
ホキ美術館という存在は知ってたけど特に興味はなかった。「写実」に拘った美術館らしいけど、いわゆる「写真みたい」な絵に興味もないし。ただ、そんな風にケチつける前に実物を見ておくのもいいかな、場所的にも行きやすいところだし、せっかく関西まで出張してきてくれてるんだし、ということで行ってみた。
簡単な感想をひとことで言うと、案外よかった。
「リアルな絵」というと、明治の洋画にも似たようなところあるよなーとか、そんなことを思ったり。特にロブスターの絵は近いものがあったな。横長だったし。
「写実」が売りっていうから、相当丹念にリアルに描こうとしてる絵ばかりなのかな?と思ったけど、自分が思ってるよりかは筆触がわかる感じの絵もあったかな。
美術館のサイトにも書いてあるようなことが前書きとして展示室の入り口付近に掲示されてたんだけど、写実的に書く=時間がかかっている=価値がある、みたいな論調に見えたのがちょっと…。そんな意図はないのかもしれないけど。それに、私も丁寧に書き込まれた絵は好きだしね。関心の対象が写実的な絵画ではなく線画の細密さだったりして、ちょっと方向性が違うだけの話で。
女性画を見ていてふと小磯良平を思い浮かべたんだけど、小磯の絵ってそこまで密に書き込んではいないけど、質感とかリアルだと思うし、書き込めばいいってわけでもないと思うんだよね。まあこれは個人コレクションなので他人がケチをつける筋合いもないんだけど。
写実はひとつのテクニックであって、それを使って何を表現するか、見る側はそれをどう受け止めるか、ただそれだけだよね。
と、文句はその辺にしといて、見た作品の感想に戻る。
礒江毅が一枚だけあって、ちょっと気になってた名前だったので見れて良かった。鳥が壁からぶら下がってる絵。ちょっと騙し絵っぽくもあり、その雰囲気がいいなと思った。以前、奈良だか和歌山だかで回顧展やってたのに行けばよかったかなあ。
ホキさん一押しらしい森本草介はチラシとかで見てもふーんだったけど実物見たらなるほどな感じ。綺麗、リアル、だけじゃなくて、つい見入ってしまう何かがあった。質感とか柔らかそう。アングルのオダリスクみたいな寝そべった女性の後姿を見つつ、これってやっぱり理想化されてるのかなあと思ったり。実際にスタイルのいいモデルを探して描いてるんだろうか?
人物画では他に、中国っぽい名前の人の絵もまあまあよかった気がする。あと、部屋を真上から見たような構図で女性が丸くなって寝てるやつもよかったな。それから、背景を絵の具を削って模様みたいにしてる人もちょっと面白いと思った。
「肖像画」というわけでもない女性を描いた作品も多かったけど、何かを表現しているつもりなんだろうけど、イマイチよくわからんというか、どう見ていいのかわからないものが多い。綺麗なおねーさんがまどろんでるのを見ておっさんは喜ぶのかもしれんが…みたいなことを思うのは意地悪か。この辺は時代の感覚とかもあるしねえ。古典とか近代絵画の人物画はよくて、現代人の絵に違和感を感じるのは、こっちの感性の問題なのかもなあとか思ったりもする。
静物画では、ガラスが上手い人とかパンとか果物とかが得意らしい人とかも気に入った。前者はたぶん青木敏郎って人かな?後者は五味文彦って人。こういうのも写真じゃダメなのかという突っ込みを自分自身に入れつつも、でもいいと思うんだもん、ということにしておく。
風景画もあったけど、あまり記憶に残っていない。ひとつおぼえてるのは猫がたくさんいる絵。下にはみ出したみたいに犬がいたのはどういう意味だったんだろう。あと、静物画でいいなと思った人の風景画はよかった。
絵の感想とは違うけど、虫眼鏡片手に鑑賞してる人がいて、面白かった。そうか、そういう鑑賞方法もありなのね。

別の階の美術画廊で、この展覧会に出てた人たち(それ以外もいたかも)の作品を展示していて、そちらは値札つきの催しでした。帰りにちらっと覗いてみたんだけど、なるほど…なお値段でした。何がなるほどなのかはさておき。売約済みもあった。あんまり時間もなかったのでさらっと見ただけで、特に感想もないんだけど。絵の値段って、作家さんの生活の糧になるのなら、作家さんを応援したい立場であれば、幾らくらいなら妥当なのかとか考えようもあるけど、一旦作家の手を離れた後につく値段については、何が妥当なのかよくわからんよなあと思う。
と、特にオチも何もない話題で終わる。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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