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2013'02.17 (Sun)

画家と自画像と山下摩起

小磯記念美術館で開催中の「自らを見つめる 画家と自画像」展に行ってきた。
六甲アイランドに来たなら、一緒にファッション美術館と神戸ゆかりの美術館も行こうと思ってたんだけど、家を出るのが遅くなったのでここだけで済ませた。(いつものこと…)
そもそも、最初は神戸ゆかりの美術館でやってるBLUEという展覧会が面白そうで、ついでに小磯美術館では何やってるのかな?と調べたときに自画像展の情報を見て、藤島武二の絵があるらしいからついでに行ってみようと思っただけなのに。さすがにそれだけじゃもったいないので、元町でやってる山下摩起展にも行ったんだけど、それはまた後の話。
で、自画像展ですが、笠間日動美術館のコレクションからの展示らしい。
自画像といえば、ちょっと毛色は違うけど、ウフィツィ美術館所蔵の自画像展も見てる。自画像というのはそれだけ興味深いテーマらしい。
さて、お目当ての藤島武二は、鉛筆画でした。薄い…。最初からそうなのか、経年変化でそうなったのか、非常にぼんやりとした絵でして。たぶん机の上に本が積み重なってるのかな?その横に顔の半分が陰になったような描かれ方。制作年代が書かれていなかったんだけど、たぶんまだ若い頃かなあ?なにせ顔がはっきり見えないので判断が難しいけど、ちょっと幻想的にも見える雰囲気が1900年頃の空気を感じる。
昔行った展覧会の図録を見てたらこの自画像が載ってたので、実は前にも見たことあったのかな?たくさんある中の一枚だと記憶に残りにくい…。
他にもいろんな人の自画像が並んでたわけですが、笠間日動美術館が近代洋画コレクションの美術館だからか、洋画家が多いのかな。名前だけ見ても誰だっけ?という人が多い。おっさんの絵ばかりでは華がないし、作風が思い浮かばないと結構辛いかも…。一応解説はついてるんだけど、作品名だけで絵まで思い出せないし、参考図版でもあるとわかりやすいのに。
ある程度知ってる人もそこそこいたので、それは楽しめた。あの人ってこんな顔してたのか、とか。いつものタッチで描いてるなあ、とか。その人らしさが十分に出てるなあと思いながら眺められる。まったく知らない人の場合でも、それ自体が面白いと思えれば逆に作品に興味を持てるんだけど、残念ながらそこまで思えない人もいたりする。
写実的な油彩画の自画像が多いけど、ときどき鉛筆画だったり、ペン画だったり、版画だったり、表現主義っぽかったり、というのを見ると新鮮。
描かれた年代もさまざまなので、若い頃の自画像もあれば、壮年、晩年の自画像もあり、同じ人の自画像が複数展示されてることもあった。フジタの自画像は石膏像もあった。鴨居玲は4枚もあった。
外国作家として、シャガールとキスリングの自画像もあった。シャガールの自画像はしかめっ面で、なんだか妙に印象に残った。シャガールって典型的なカラフルで幻想的なイメージしかないけど、こんな自画像を描くのかー。
展示室から展示室へ移動する途中、通路の壁に解説がいろいろあって、高村光太郎と言葉とかが書かれているところに、鏡が設置してあった。粋な計らい。
解説も読みながら見てたら1時間くらいしっかりかかってしまい、閉館の5時ギリギリまでいた。そして、6時までやってる元町の山下摩起展へ移動。間に合うかなーと思いつつ、5時半ちょうどくらいに到着。
「アートホール開廊27周年記念 没後40年記念 日本画家 山下摩起展」というお題目で、会場はアートホール神戸というところ。ときどき面白そうな展示をやってるようだから一度行ってみたかった。場所は把握したけど、こじんまりしたところでした。
内容はこんな感じ。
http://www.kouseikai.or.jp/public/fukushi/event/minnade/yamasitamaki.html
http://www.www8.kobe-np.co.jp/blog/town-report/2013/01/post-398.html
展示数が少ないので30分でも十分だったけど、山下摩起初心者としては十分堪能できた。
山下摩起は、兵庫県美のコレクション展で何度か見たことがあって、面白い絵だったので名前を覚えた。見れる機会があるならもっと見たいなと思ってたので、いい機会だった。有馬出身なのねー。
兵庫県美で見たのはたしか正方形に近い形で、花が一面に描かれてたんじゃなかったかな…。好きと言いつつ曖昧なのは、なんとも形容しがたい絵だったから。
今回もそんな不思議な絵が展示されていた。コラージュみたいに紙を重ねていたり、水墨画みたいなのに線が白抜きになっていたり。
チラシにもなってた絵は、金箔を貼り重ねたようで、不思議な絵だった。顔の部分ははっきり描いていないのか、よく見えないだけなのか、どうなってるのかなあ。
普通に可愛い雀の絵とか、椿の絵とかもあった。
白抜きの技法は明礬を使ってるとか説明があったけど、具体的にはどうやるんだろ?先に描いておいて上から塗ったらその部分が白抜きになる?そうだとしたら、明礬で描いている間はその線が見えにくくないんだろうか?
ふと思ったんだけど、型紙と似てる?先に染めたくない部分に糊を塗っておいて、地塗りをしてから洗い流す、あれ。最近、型紙ブームだからか、つい連想してしまった。こんな本も出てたし。
4756243304日本の型紙 ISE KATAGAMI
高岡一弥 生田ゆき
パイインターナショナル 2013-01-22

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本屋で見かけて手にとってみたけど、文章が少なそうだった。本自体は分厚いんだけど、紙媒体で型紙を満喫するにはちょっと物足りない感じで、データで楽しめってことなのかなあ。脱線おわり。
話を戻して、今回展示されてる山下摩起のコレクションは、薄口醤油な東丸記念財団の所蔵らしい。たつの市に記念館があるらしい。一応公共交通機関で行けそうな感じだけど、ちょっと遠そうかな。電車の本数も少ないし…
姫路といえば、レーピン展を見に行くかどうか考え中なんだけど、ついでに行くというのもありか?でも岡山も行きたいしなー。思い立ったが吉日とはいうものの、また行く機会はあるかもしれないし、急がなくてもいいか。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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